いえね、手持ちの電卓が3台もあって、最近はロクに使っていないのではありますが、Akiraさまの所で電卓の話題を見たら、何だか欲しくなっちゃったのよ。
かつて、CANONも電卓製品の延長として面白い製品を出していたりしたんですが、今日の電卓製品の細り方といったら、これは何なのか。御手洗氏が社長に就いてからというもの、「大企業病」という事で、リストラ、リストラ。PC部門は止め、電卓も規模を縮小してしまった。まあ、不景気が祟ってきた当時は、会社の存続が最優先課題だったので、仕方のないところだったのかも知れませんが、今は一息ついたのでしょうから、もう少し面白い製品とか出してくんないかね。いや「もう電卓はやらないんだよーん」というのであれば、期待せずに済むんですけど。
Sharpも大企業病に冒されていて、もう電卓も止めてしまうのではないか、と思っていたのですが、意外に製品をコツコツと作っていた。最近は工業高校向けのポケコンは出していない様ですが、未だに電卓部門を縮小しない所を見ると、もう少しすれば新製品も出したりするのかな、などと、少し希望を持ってしまいます。
CASIOも結構元気な様です。先日はカラーグラフ電卓も販売しましたし、Akira様購入のfx-5800Pは、プロ電だというのに、単4電池1本で動くというじゃないの。これはビックリ。実売8000円くらいで、意外に面白い製品を出していたのねぇ、と興味を持ってしまいました。
最近は量販店の店頭にも行っていないので、少し物色してこようかな、なんて「仏心」を出してしまいました。もしかすると、ひょっこり「300円関数電卓」とかあったりしてね ?
高機能電卓の情報を広く扱おうと、こんな題名にしました。 先日、手持ちの HP50G がイカれてしまい、HP電卓についての話題を追いかける事が出来なくなりました。 他社の高機能電卓も気になるので、色々とちょっかい出しますヨ。 宜しくネ。
2012年6月27日水曜日
ようやく日本も「電子書籍元年」 ?
AmazonのKindleが、日本サイトでも「Kin日発売予定」との事で、もうすぐ発売されるかも知れない、との事。しかし、テレ東に出たベゾス氏は「年内にやりたいねぇ」と、実際には数カ月先が「近日」なのか、と。
一方、楽天の方もいよいよ「電子書籍を始めるゾ」と言い出しました。
当方は、両方やってくれたら面白いかなぁ、などと傍観しておりますが、さて、どうなるのか。
Amazonの電子書籍、どうやら「クレカ払い」でしか買えないでしょう。すると、ガキはおいそれと買えない。楽天は判りませんが、もしかするとweb moneyとか使えるかも知れない。そして、大人情報も出ている日刊ゲンダイやおねーちゃんのグラビヤとかも売ってくれる、かも。すると、やはりガキ共のカネを収奪するには、楽天の方が優勢なのか、などと考えてしまうのです。
一方、電子書籍で考えると、Amazonの方が大量のコンテンツを供給できそうな様子。その辺りで、どんな戦いになるのか、電子書籍の関係者は固唾を飲んで見守っているのでしょう。しかし、最終的には両者とも市場を広げる事なく、最後はAppleのiTuneが一人勝ち、とかなったりするのではないか、などとも思えてしまうのですね。
よく「Amazonは外国企業なので、ここでものを買うと、その収益は外国へ行ってしまう。だから国内企業の楽天で買おう」という「愛国的」な言説があります。現状ではそうなのかも知れません。しかし、楽天もより大きくなるには「世界展開」、世界的企業となるため、既に社員には英語を強要しているとか。で、海外進出で多国籍企業ともなれば、その収益は多国籍企業なので、結果、海外に流出してしまう。これは避けられない事です。そもそも、世界展開を目指しているので、カナダの電子書籍企業Koboを買収して、事業を始めたのですから。
Amazonが勝とうが楽天が勝とうが、当方にとってはどうでもいいのです。だから、安くて使い良い電子書籍端末を出してくんないかな、どっちでもいいから。
追記 on 2012/06/30
ベゾスのバカタレ。結局、尼のKindleは「年内発売」だった様でした。今、尼のサイトを見ると「Kin日発売」のバナーは掻き消えております。近日ではなく「年内発売」ちう事です。 Win8よりも早いのか遅いのか、という時期の話。まあ、当てにはしておりませんが、では何でまた、この時期だったのか。それが怪しい ... 。
一方、楽天の方もいよいよ「電子書籍を始めるゾ」と言い出しました。
当方は、両方やってくれたら面白いかなぁ、などと傍観しておりますが、さて、どうなるのか。
Amazonの電子書籍、どうやら「クレカ払い」でしか買えないでしょう。すると、ガキはおいそれと買えない。楽天は判りませんが、もしかするとweb moneyとか使えるかも知れない。そして、大人情報も出ている日刊ゲンダイやおねーちゃんのグラビヤとかも売ってくれる、かも。すると、やはりガキ共のカネを収奪するには、楽天の方が優勢なのか、などと考えてしまうのです。
一方、電子書籍で考えると、Amazonの方が大量のコンテンツを供給できそうな様子。その辺りで、どんな戦いになるのか、電子書籍の関係者は固唾を飲んで見守っているのでしょう。しかし、最終的には両者とも市場を広げる事なく、最後はAppleのiTuneが一人勝ち、とかなったりするのではないか、などとも思えてしまうのですね。
よく「Amazonは外国企業なので、ここでものを買うと、その収益は外国へ行ってしまう。だから国内企業の楽天で買おう」という「愛国的」な言説があります。現状ではそうなのかも知れません。しかし、楽天もより大きくなるには「世界展開」、世界的企業となるため、既に社員には英語を強要しているとか。で、海外進出で多国籍企業ともなれば、その収益は多国籍企業なので、結果、海外に流出してしまう。これは避けられない事です。そもそも、世界展開を目指しているので、カナダの電子書籍企業Koboを買収して、事業を始めたのですから。
Amazonが勝とうが楽天が勝とうが、当方にとってはどうでもいいのです。だから、安くて使い良い電子書籍端末を出してくんないかな、どっちでもいいから。
追記 on 2012/06/30
ベゾスのバカタレ。結局、尼のKindleは「年内発売」だった様でした。今、尼のサイトを見ると「Kin日発売」のバナーは掻き消えております。近日ではなく「年内発売」ちう事です。 Win8よりも早いのか遅いのか、という時期の話。まあ、当てにはしておりませんが、では何でまた、この時期だったのか。それが怪しい ... 。
2012年6月9日土曜日
「計算遊び」から考える
中学生や小学生が見ているとは思えないのですが、もしかすると、検索で引っかかったりするかも知れません。
中学生にもなると、2乗や3乗などのべき乗の話を勉強されている事と思います。最近は苦悶式なんて学習方式もあるそうで、こうした知識はもしかすると小学生でも知っているのかも。
そうしたお子さんに「では、4の1.5乗は、いくつでしょうか」と問題を出したら面白いかな、なんて思ったのでした。
これは、100円ショップで買える程度の電卓 (もちろん、ルートは必要です)を持っていれば計算できてしまう問題です。また、知っていれば、暗算でもすぐに答えが出ます。
しかし、それを小中学生に説明するのは、少々骨が折れそうなので、ここで「試案」を出しておきます。
1) まず、4の3乗を考えてみましょう
4*4*4 = 64
2) つぎは、4の2乗
4*4 = 16
3) 4は16の「平方根」でした。平方根とは「2乗を元に戻す」、すなわち「1/2乗」の計算であると判ります
16^(1/2) = 4
4) 4^3 = 64 でしたが、64 = 2*2*2*2*2*2 = 2^6 でもあります
さらに、64 = (2*2*2) * (2*2*2) = 8*8 でもありますから、64の平方根は、8であると判ります
5) 4の3乗の平方根というのは、4の3/2乗、すなわち、4^1.5という具合です
かくして、4の1.5乗が求まりました。4^1.5 = 8 だったのです
ルートの計算を知っていれば、√(4*4*4) = 8という計算は出来ます。これで100円電卓でも4^1.5の計算は可能です。
こうした事を勉強すると「では、今度は3の3.25乗はどうなのか」などと思う、ひねくれたガキも出てくるかも知れません。これくらいならばまだ、100円電卓でも計算できます(√√(3^13))が、こういうガキが下手にルートキーなんていじってしまうと、更に「3の√3乗は ?」などという疑問に突き進んでしまうでしょう。
そうなると、関数電卓の出番です。関数電卓であれば、当面、計算については色々とやれるでしょう。
ヘンミの計算尺でも「中学生向け」というのがありました。これにはSI,TI尺、L尺があって、三角関数や対数の計算ができたものです。もちろん、本格的な計算尺に較べれば、機能は劣るものですが、それでも三角関数、対数・指数の計算は十分にこなせます。
こうしたものが、以前の日本には存在しておりました。中学生でも、三角関数や指数・対数の計算を行うかも知れない、そういう視点があったればこそ、の製品でしたが、今日では、中国のKADIOが、関数電卓で「中学生向け」を出している。しかも、海外の話とは言え、200円もしないという。
計算尺は関数電卓にその座を逐われてしまいましたが、代わりとなる関数電卓には、極端な話、ガキ向けの製品がない。いや、量販店に行けば、1000円で購入できるものがありはしますが、量販店の電卓の棚を見に行くガキなんて、そんなにいませんよ。それに、関数電卓は「プロツール」という扱いですから「ガキが使うんじゃねぇよ」というオーラがあって、なかなか、ガキでも「面白そう」と気軽に思わせる製品はないわけですね。それは、Sharpが出している「キティちゃん電卓っすよ」、「キャーッ、キャワイイーッ !」の類とは違い、機能、すなわち「何が出来るのか」を訴えて行かないとならない。ガキでも「こんな事が出来るんだ」と思えば、興味を抱く、そういうものです。それがリテラシイというものです。
一頃、CASIOは量販店の店頭で(ガキ向けの)小冊子を配布しておりました。CASIOは孤軍奮闘、リテラシイを涵養するべく、こうした事を地道に行っておりました。実に高邁な理念なのですが、ついでに「気軽に買える価格」の製品を一緒に出してくれないか、と思うので有ります。それこそ、こういう冊子を頒布し、その冊子にある問題を小遣いで買える関数電卓ですぐにでも試せる。いいじゃあないの。菓子付き玩具ならぬ「関数電卓付き小冊子」くらいのもの。
過日「100円ショップで関数電卓が売られる日」という小文を出しましたが、別に100円でなくても良いのです。しかし、近所のガキの目に触れる所に、ガキの小遣いで気軽に買える程度の価格 (200-300円程度 ?) で出してもらえないだろうか、と切に思うのです。今日ならば、そうした、ガキの小遣いでも買える程度の関数電卓が製造可能である筈です。ガキの目に触れる、という事で言えば、以前ならば、学校近くの文具店やスーパーの玩具売り場とかなのでしょうが、今日、そうした所も少なくなっていて、やはり、コンビニや100円ショップ、スーパーの文具売り場、あるいは書店とかいう事になってしまうのでしょう。そうした所に置いて、ガキの目を惹くのです ! 計算の小冊子を付けて「関数電卓付き小冊子」として !!
大して儲かるものではありませんから、メーカーとしては大変ではありますが、是非とも検討されたく。
あーあ、いつもの「電卓情報」になっちゃったよ ... 。だーれも見ていないのだろうけれども、やはり、訴えて行きたいのよ。
追記
「100の1.5乗」で検索された方が居られる様で。上記の手続きに従えば、
100^1.5 = 100^(3/2) = (√100)^3 = 10^3 = 1000
ちう事ですね、ハイ。
中学生にもなると、2乗や3乗などのべき乗の話を勉強されている事と思います。最近は苦悶式なんて学習方式もあるそうで、こうした知識はもしかすると小学生でも知っているのかも。
そうしたお子さんに「では、4の1.5乗は、いくつでしょうか」と問題を出したら面白いかな、なんて思ったのでした。
これは、100円ショップで買える程度の電卓 (もちろん、ルートは必要です)を持っていれば計算できてしまう問題です。また、知っていれば、暗算でもすぐに答えが出ます。
しかし、それを小中学生に説明するのは、少々骨が折れそうなので、ここで「試案」を出しておきます。
1) まず、4の3乗を考えてみましょう
4*4*4 = 64
2) つぎは、4の2乗
4*4 = 16
3) 4は16の「平方根」でした。平方根とは「2乗を元に戻す」、すなわち「1/2乗」の計算であると判ります
16^(1/2) = 4
4) 4^3 = 64 でしたが、64 = 2*2*2*2*2*2 = 2^6 でもあります
さらに、64 = (2*2*2) * (2*2*2) = 8*8 でもありますから、64の平方根は、8であると判ります
5) 4の3乗の平方根というのは、4の3/2乗、すなわち、4^1.5という具合です
かくして、4の1.5乗が求まりました。4^1.5 = 8 だったのです
ルートの計算を知っていれば、√(4*4*4) = 8という計算は出来ます。これで100円電卓でも4^1.5の計算は可能です。
こうした事を勉強すると「では、今度は3の3.25乗はどうなのか」などと思う、ひねくれたガキも出てくるかも知れません。これくらいならばまだ、100円電卓でも計算できます(√√(3^13))が、こういうガキが下手にルートキーなんていじってしまうと、更に「3の√3乗は ?」などという疑問に突き進んでしまうでしょう。
そうなると、関数電卓の出番です。関数電卓であれば、当面、計算については色々とやれるでしょう。
ヘンミの計算尺でも「中学生向け」というのがありました。これにはSI,TI尺、L尺があって、三角関数や対数の計算ができたものです。もちろん、本格的な計算尺に較べれば、機能は劣るものですが、それでも三角関数、対数・指数の計算は十分にこなせます。
こうしたものが、以前の日本には存在しておりました。中学生でも、三角関数や指数・対数の計算を行うかも知れない、そういう視点があったればこそ、の製品でしたが、今日では、中国のKADIOが、関数電卓で「中学生向け」を出している。しかも、海外の話とは言え、200円もしないという。
計算尺は関数電卓にその座を逐われてしまいましたが、代わりとなる関数電卓には、極端な話、ガキ向けの製品がない。いや、量販店に行けば、1000円で購入できるものがありはしますが、量販店の電卓の棚を見に行くガキなんて、そんなにいませんよ。それに、関数電卓は「プロツール」という扱いですから「ガキが使うんじゃねぇよ」というオーラがあって、なかなか、ガキでも「面白そう」と気軽に思わせる製品はないわけですね。それは、Sharpが出している「キティちゃん電卓っすよ」、「キャーッ、キャワイイーッ !」の類とは違い、機能、すなわち「何が出来るのか」を訴えて行かないとならない。ガキでも「こんな事が出来るんだ」と思えば、興味を抱く、そういうものです。それがリテラシイというものです。
一頃、CASIOは量販店の店頭で(ガキ向けの)小冊子を配布しておりました。CASIOは孤軍奮闘、リテラシイを涵養するべく、こうした事を地道に行っておりました。実に高邁な理念なのですが、ついでに「気軽に買える価格」の製品を一緒に出してくれないか、と思うので有ります。それこそ、こういう冊子を頒布し、その冊子にある問題を小遣いで買える関数電卓ですぐにでも試せる。いいじゃあないの。菓子付き玩具ならぬ「関数電卓付き小冊子」くらいのもの。
過日「100円ショップで関数電卓が売られる日」という小文を出しましたが、別に100円でなくても良いのです。しかし、近所のガキの目に触れる所に、ガキの小遣いで気軽に買える程度の価格 (200-300円程度 ?) で出してもらえないだろうか、と切に思うのです。今日ならば、そうした、ガキの小遣いでも買える程度の関数電卓が製造可能である筈です。ガキの目に触れる、という事で言えば、以前ならば、学校近くの文具店やスーパーの玩具売り場とかなのでしょうが、今日、そうした所も少なくなっていて、やはり、コンビニや100円ショップ、スーパーの文具売り場、あるいは書店とかいう事になってしまうのでしょう。そうした所に置いて、ガキの目を惹くのです ! 計算の小冊子を付けて「関数電卓付き小冊子」として !!
大して儲かるものではありませんから、メーカーとしては大変ではありますが、是非とも検討されたく。
あーあ、いつもの「電卓情報」になっちゃったよ ... 。だーれも見ていないのだろうけれども、やはり、訴えて行きたいのよ。
追記
「100の1.5乗」で検索された方が居られる様で。上記の手続きに従えば、
100^1.5 = 100^(3/2) = (√100)^3 = 10^3 = 1000
ちう事ですね、ハイ。
2012年5月27日日曜日
実は意外に使いやすかったHP50g #2
まだまだ使い切れていないHP50gの機能、今回は、Confidence Intervalについて。
Hypothesis testやConfidence Intervalの使い方や、あらましについては、はるまき様Wikiページが大変勉強になりますので、まずはそちらで使い方の基礎をおさえて戴くとしまして、この辺りを少し使うようになると、「データ列を入力して、その計算をしたい」場合が出てくるんではないか、と思うのですね。
例えば、つぎのデータ列のt区間推定(なんて恰好付けてみましたが)をやるには、どうしましょうか、という話題です。
1102 1034 1181 1087 1141 1382 1079
先ずは、[STAT]メニューを押して、[6. Conf. interval...]を選択しましょう。そして、今回のt区間推定を行うには、[5. T-INT: 1 μ..]を選択します。すると、[CONF. INT. : 1 μ, UNKNOWN σ]というタイトルのある画面になり、bar_x, Sx, n, C,と、4つのパラメタを入力できる状態になります。
HP50gの場合、これらの各種パラメタを入力してやる事で、母平均の信頼区間を計算してくれるのですが、各パラメタには数値を入れる様になっています。それをデータ列から簡単に計算して入れられたら便利です (ちなみに、TIの83+の場合、リストによって、データ列を指定して計算出来ます)。
最初は、bar_xの所が選択されていて、画面下には[EDIT][ ][HELP][ ][CANSEL][OK]とメニューが表示されています。ここで[NXT]ボタンを押して、メニューの次ページを出してみて下さい。[RESET][CALC][TYPES][ ][CANSE+][OK]という具合になります。ここで威力を発揮するのが[CALC]メニューです。[CALC]メニューボタンを押すと、bar_xの所の数値がスタックに積まれた状態になり、メニューが[STS][ ][ ][ ][CANSEL][OK]となっています。ここでは、新しいスタック状態で、計算が出来るのです。
Confidence Intervalの機能を呼び出したのに、データ入力がまだでした。そこで、今、この状態でやってしまいましょう。再び[STAT]メニューを押し、一番上の[1. Singel-var..]を選択して、1変数統計計算機能を呼び出します。[ΣDAT]の所にMatrix Writerでデータを入力しましょう。こうして入力したら、最初に欲しいのはデータの平均値だったので、[_Mean]にチェックを入れて[OK]を押します。すると、「:Mean: 1143.71429571」というタグ付き数値がスタックに積まれます。後は、タグを手で削除する手間が必要ですが、それほど面倒ではないでしょう。
そして、メニューはいぜんとして、[STS][ ][ ][ ][CANSEL][OK]となっています。これで平均値のデータは得られたので、[OK]を押します。すると、先程の[CONF. INT. : 1 μ, UNKNOWN σ]タイトルの画面に戻ります。
後、同様にSx (標準偏差。[_Std Dev]で計算)、n (データ数、ΣDATを呼び出し、SIZEでデータを調べられます)、C (信頼度。これはユーザーが必要に応じて決めるものです)をひと通り入力、[OK]を押せば、t区間推定を計算してくれる、という次第です。
なお、他のメニューを出してしまい、[STS][ ][ ][ ][CANSEL][OK]というメニューになっていなくても、[Left-Shift][ON] (=[CONT])と押せば、[STS][ ][ ][ ][CANSEL][OK]メニューに復帰します。そうしたら[OK]を押せばいいのです。
参考までに、上記データで計算させた結果を示しておきます。
bar_x: 1143.71428571
Sx: 115.006832095
n: 7
C: 0.95
----------
Critical T=±2.446912
μ Min = 1037.351
μ Max = 1250.078
上記データ列の平均は、およそこの区間に、0.95程度の確率でありそうだ、ちう具合です。
HP50gの各機能は余り高いものではなさそうですが、組み合わせる事で威力を発揮するもの、と言えそうです。少々手間は掛かりますが、なかなか、面白いでしょう。お試しあれ。
Hypothesis testやConfidence Intervalの使い方や、あらましについては、はるまき様Wikiページが大変勉強になりますので、まずはそちらで使い方の基礎をおさえて戴くとしまして、この辺りを少し使うようになると、「データ列を入力して、その計算をしたい」場合が出てくるんではないか、と思うのですね。
例えば、つぎのデータ列のt区間推定(なんて恰好付けてみましたが)をやるには、どうしましょうか、という話題です。
1102 1034 1181 1087 1141 1382 1079
先ずは、[STAT]メニューを押して、[6. Conf. interval...]を選択しましょう。そして、今回のt区間推定を行うには、[5. T-INT: 1 μ..]を選択します。すると、[CONF. INT. : 1 μ, UNKNOWN σ]というタイトルのある画面になり、bar_x, Sx, n, C,と、4つのパラメタを入力できる状態になります。
HP50gの場合、これらの各種パラメタを入力してやる事で、母平均の信頼区間を計算してくれるのですが、各パラメタには数値を入れる様になっています。それをデータ列から簡単に計算して入れられたら便利です (ちなみに、TIの83+の場合、リストによって、データ列を指定して計算出来ます)。
最初は、bar_xの所が選択されていて、画面下には[EDIT][ ][HELP][ ][CANSEL][OK]とメニューが表示されています。ここで[NXT]ボタンを押して、メニューの次ページを出してみて下さい。[RESET][CALC][TYPES][ ][CANSE+][OK]という具合になります。ここで威力を発揮するのが[CALC]メニューです。[CALC]メニューボタンを押すと、bar_xの所の数値がスタックに積まれた状態になり、メニューが[STS][ ][ ][ ][CANSEL][OK]となっています。ここでは、新しいスタック状態で、計算が出来るのです。
Confidence Intervalの機能を呼び出したのに、データ入力がまだでした。そこで、今、この状態でやってしまいましょう。再び[STAT]メニューを押し、一番上の[1. Singel-var..]を選択して、1変数統計計算機能を呼び出します。[ΣDAT]の所にMatrix Writerでデータを入力しましょう。こうして入力したら、最初に欲しいのはデータの平均値だったので、[_Mean]にチェックを入れて[OK]を押します。すると、「:Mean: 1143.71429571」というタグ付き数値がスタックに積まれます。後は、タグを手で削除する手間が必要ですが、それほど面倒ではないでしょう。
そして、メニューはいぜんとして、[STS][ ][ ][ ][CANSEL][OK]となっています。これで平均値のデータは得られたので、[OK]を押します。すると、先程の[CONF. INT. : 1 μ, UNKNOWN σ]タイトルの画面に戻ります。
後、同様にSx (標準偏差。[_Std Dev]で計算)、n (データ数、ΣDATを呼び出し、SIZEでデータを調べられます)、C (信頼度。これはユーザーが必要に応じて決めるものです)をひと通り入力、[OK]を押せば、t区間推定を計算してくれる、という次第です。
なお、他のメニューを出してしまい、[STS][ ][ ][ ][CANSEL][OK]というメニューになっていなくても、[Left-Shift][ON] (=[CONT])と押せば、[STS][ ][ ][ ][CANSEL][OK]メニューに復帰します。そうしたら[OK]を押せばいいのです。
参考までに、上記データで計算させた結果を示しておきます。
bar_x: 1143.71428571
Sx: 115.006832095
n: 7
C: 0.95
----------
Critical T=±2.446912
μ Min = 1037.351
μ Max = 1250.078
上記データ列の平均は、およそこの区間に、0.95程度の確率でありそうだ、ちう具合です。
HP50gの各機能は余り高いものではなさそうですが、組み合わせる事で威力を発揮するもの、と言えそうです。少々手間は掛かりますが、なかなか、面白いでしょう。お試しあれ。
2012年5月6日日曜日
100円ショップで関数電卓が売られる日
100円ショップには、実に様々な製品が置かれております。中には糸ノコ、カナヅチ、半田ゴテやワイヤストリッパまであります。もちろん、それらの造りは、日本製品と比すると若干、劣る部分はある様です。
しかし、そうした製品が外国で製造され、100円ショップなどで販売されている。ここに注目なのです。
PC用の製品でも、光学式マウスやUSBカードリーダーなどあり、プリンタ用インクもあります。多くの製品は中国製で、やはり造りがゾンザイ、といわれておりますが、それでも、こうした製品が製造され、日本にも輸出されている。
戦後の日本製品は、余り造りの良いものばかりではなかったそうです。しかし、メーカーは製品改良の努力を続け、今日の「日本製品」を作り上げて来た。しかし、メーカーのシャチョーは、そこにあぐらを掻いてしまったのか、製品改良の努力を行わなくなり、更にはリストラと称して、正社員を切り捨ているなどしている。それは、「実際に手を動かして開発、製造する部分はもう、そこそこで良い。販売も、今はそれなりの日本ブランドだし、海外では努力しなくても売れるから、営業職もそんなにいらないよね」という経営判断であります。
そんな日本製品には未だ、及ばないのかも知れませんが、一所懸命に海外のメーカーも製品開発を続けている。それは、かつての日本メーカーがやっていた事であり、そうした努力の積み重ねがあってこそ、今日の日本製品があるのですが、今日の日本の大企業はそうした努力を行う方向の経営をしなくなってしまった。しかし、海外のメーカーはそうした努力を始め、これからも続けて行く。
続けるということは大変な努力です。そうして「うさぎとかめ」の話よろしく、いずれは海外のメーカーでも、より良い製品を出してくる。実際、Pomeraに使われている液晶は、中国で「電子書籍ビューワー」用の安価なものだと言います。それは大量に製造されているから安価になっているのですが、大量に製造されているというのは、中国国内を始め、大量の需要があるからです。
また、Gigazineにも出ていますが、iPhone向けの液晶パネルも、中国で製造されているパーツを独自に調達して、iPhoneの修理を行っている会社があるそうです。既にマザーボードの大手・ASUSなんかも台湾社であり、PCやAndroidマシンまで繰り出していますが、中国もハイテク製品を大量に供給している。iPhoneのFoxconnの例もありました。
今や、日本以外の外国メーカーも大量のハイテク製品を製造、供給している。
今はまだ、100円ショップでは、8桁の電卓くらいしか販売されておりません。それは、8桁の電卓カーネルが安価に製造できるからなのでしょう。ワンチップで作れる。そして、需要に応じた供給となっている。
所が、「0発明の国」インドには多くの人口があり、それが工業産業に雪崩をうって参入し、中国の人民の海も参入する。これらの国々は、教育水準もより高い必要があり、様々なIT製品を開発、製造しているのです。その一端とも言えるのは、HPの39gIIと言えます。
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5154837
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5160480
何が驚くと言って、ヘルプに中国語が出るんですよ。製品の主要なソフトウェアはアメリカのHPで開発しているのでしょうが、製造はSykes有限公司(中国)で行っている。39gIIは「中国にも向けて」製造されているという事で有ります (日本語は出ない ... のか)。
今は100円8桁電卓くらいしか100円ショップにはありませんが、今後は、中国やインドなどの大量の人口に訴えかけるため、数値計算のリテラシイ教育に資するべく、「100円関数電卓」なんてものが出てくるのではないか、と。
国産の関数電卓は、確かに性能は良いのですが、1000円くらいの値段です。「電卓をそこまで安くする必要はないのではないか」という意見もあるでしょう。しかし、売れないから、元をとるための価格として、現在の1000円という状態に落ち着いている。また、売られているのは量販店の店頭とか、あまり目に触れない場所ばかり。
しかし、100円ショップで100円、いや、315円でもいい、売られているとしたら、どうでしょうか。ポイポイと買い物かごに入れて、それこそ、ほかの雑多なお菓子とか一緒に「つい安いので」お買い上げ、となりはすまいか。で、子供が100円関数電卓をいじり倒して、数値計算に興味を持つ、それこそが教育の効果であると思うのです。
そんな事を、極東の島国の一角で、ロクな考えを持たない孤老が「危惧」しておるわけです。さて、どうなるんでしょうか。出たら、面白いなぁ。
しかし、そうした製品が外国で製造され、100円ショップなどで販売されている。ここに注目なのです。
PC用の製品でも、光学式マウスやUSBカードリーダーなどあり、プリンタ用インクもあります。多くの製品は中国製で、やはり造りがゾンザイ、といわれておりますが、それでも、こうした製品が製造され、日本にも輸出されている。
戦後の日本製品は、余り造りの良いものばかりではなかったそうです。しかし、メーカーは製品改良の努力を続け、今日の「日本製品」を作り上げて来た。しかし、メーカーのシャチョーは、そこにあぐらを掻いてしまったのか、製品改良の努力を行わなくなり、更にはリストラと称して、正社員を切り捨ているなどしている。それは、「実際に手を動かして開発、製造する部分はもう、そこそこで良い。販売も、今はそれなりの日本ブランドだし、海外では努力しなくても売れるから、営業職もそんなにいらないよね」という経営判断であります。
そんな日本製品には未だ、及ばないのかも知れませんが、一所懸命に海外のメーカーも製品開発を続けている。それは、かつての日本メーカーがやっていた事であり、そうした努力の積み重ねがあってこそ、今日の日本製品があるのですが、今日の日本の大企業はそうした努力を行う方向の経営をしなくなってしまった。しかし、海外のメーカーはそうした努力を始め、これからも続けて行く。
続けるということは大変な努力です。そうして「うさぎとかめ」の話よろしく、いずれは海外のメーカーでも、より良い製品を出してくる。実際、Pomeraに使われている液晶は、中国で「電子書籍ビューワー」用の安価なものだと言います。それは大量に製造されているから安価になっているのですが、大量に製造されているというのは、中国国内を始め、大量の需要があるからです。
また、Gigazineにも出ていますが、iPhone向けの液晶パネルも、中国で製造されているパーツを独自に調達して、iPhoneの修理を行っている会社があるそうです。既にマザーボードの大手・ASUSなんかも台湾社であり、PCやAndroidマシンまで繰り出していますが、中国もハイテク製品を大量に供給している。iPhoneのFoxconnの例もありました。
今や、日本以外の外国メーカーも大量のハイテク製品を製造、供給している。
今はまだ、100円ショップでは、8桁の電卓くらいしか販売されておりません。それは、8桁の電卓カーネルが安価に製造できるからなのでしょう。ワンチップで作れる。そして、需要に応じた供給となっている。
所が、「0発明の国」インドには多くの人口があり、それが工業産業に雪崩をうって参入し、中国の人民の海も参入する。これらの国々は、教育水準もより高い必要があり、様々なIT製品を開発、製造しているのです。その一端とも言えるのは、HPの39gIIと言えます。
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5154837
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5160480
何が驚くと言って、ヘルプに中国語が出るんですよ。製品の主要なソフトウェアはアメリカのHPで開発しているのでしょうが、製造はSykes有限公司(中国)で行っている。39gIIは「中国にも向けて」製造されているという事で有ります (日本語は出ない ... のか)。
今は100円8桁電卓くらいしか100円ショップにはありませんが、今後は、中国やインドなどの大量の人口に訴えかけるため、数値計算のリテラシイ教育に資するべく、「100円関数電卓」なんてものが出てくるのではないか、と。
国産の関数電卓は、確かに性能は良いのですが、1000円くらいの値段です。「電卓をそこまで安くする必要はないのではないか」という意見もあるでしょう。しかし、売れないから、元をとるための価格として、現在の1000円という状態に落ち着いている。また、売られているのは量販店の店頭とか、あまり目に触れない場所ばかり。
しかし、100円ショップで100円、いや、315円でもいい、売られているとしたら、どうでしょうか。ポイポイと買い物かごに入れて、それこそ、ほかの雑多なお菓子とか一緒に「つい安いので」お買い上げ、となりはすまいか。で、子供が100円関数電卓をいじり倒して、数値計算に興味を持つ、それこそが教育の効果であると思うのです。
そんな事を、極東の島国の一角で、ロクな考えを持たない孤老が「危惧」しておるわけです。さて、どうなるんでしょうか。出たら、面白いなぁ。
2012年4月25日水曜日
御免 ! CASIOの新製品が出ていた ...
余り期待していなかったこともあり、ロクに調べておりませんで、気がついたら販売されておりましたネ、fx-CG20。
高精細なカラー画面を搭載したグラフ関数電卓 - CASIO.co.jp
http://www.casio.co.jp/release/2012/0209_fx-cg20/
これは、おみそれしました。流石はCASIO、世界に誇る日本企業 ! CASIO、バンザァーイッ !
で、何でこれを知ったのか、という、少々長いのですが、いきさつを。
いつもの様にMoHPCのForumを見ておりましたら、つぎのエントリが。
(new) Video Review: Casio fx-115ES PLUS (OT)
どうやら、CASIOの新しい関数電卓らしい。で、リンク先をみると、どうも「数式表示電卓」の新版らしい。前の版に較べて、3次式までの回帰分析能、正規分布、二項分布、ポアッソン分布の計算能がある様子。日本ではどうも、前の版に相当するのが「fx-993ES」らしいので、新版は未だらしい。
海外では、需要があるから、機能を付け足した機種も次々と出る、ちう事ですね。やはり、日本にはそういう需要がない、ちう事ですか。ウーン。でも、後で出てきたりするのかな ?
個人的には、複素数計算能に三角関数への対応を付け足し、更に、独自BASICによるプログラム機能なんかあるとウレシイのですが。配列変数もあつかえれば、プログラムで行列計算能も付けられるね。でも、やはり需要はないのだろうねぇ。
ともあれ、後になってしまいましたが、ようやくカラーグラフ電卓も販売された事で、先ずはおめでとうございます。ありがとうございます。これからも面白い製品を開発、販売して戴きたく。
高精細なカラー画面を搭載したグラフ関数電卓 - CASIO.co.jp
http://www.casio.co.jp/release/2012/0209_fx-cg20/
これは、おみそれしました。流石はCASIO、世界に誇る日本企業 ! CASIO、バンザァーイッ !
で、何でこれを知ったのか、という、少々長いのですが、いきさつを。
いつもの様にMoHPCのForumを見ておりましたら、つぎのエントリが。
(new) Video Review: Casio fx-115ES PLUS (OT)
どうやら、CASIOの新しい関数電卓らしい。で、リンク先をみると、どうも「数式表示電卓」の新版らしい。前の版に較べて、3次式までの回帰分析能、正規分布、二項分布、ポアッソン分布の計算能がある様子。日本ではどうも、前の版に相当するのが「fx-993ES」らしいので、新版は未だらしい。
海外では、需要があるから、機能を付け足した機種も次々と出る、ちう事ですね。やはり、日本にはそういう需要がない、ちう事ですか。ウーン。でも、後で出てきたりするのかな ?
個人的には、複素数計算能に三角関数への対応を付け足し、更に、独自BASICによるプログラム機能なんかあるとウレシイのですが。配列変数もあつかえれば、プログラムで行列計算能も付けられるね。でも、やはり需要はないのだろうねぇ。
ともあれ、後になってしまいましたが、ようやくカラーグラフ電卓も販売された事で、先ずはおめでとうございます。ありがとうございます。これからも面白い製品を開発、販売して戴きたく。
2012年4月21日土曜日
耳の痛い意見
2chから
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19 :いつでもどこでも名無しさん:2012/04/20(金) 13:58:40.81 ID:???0
>>18
>精度とかで実用は難しいと思う。
パソコンって知ってるか?
今時実用で精度が必要ならパソコンって便利なものが電卓などより普及しているんだよ。
電卓は数値が必要になったときに即手許で計算できる手軽な道具とでしか実用性は無い。
DM15CCが精度があろうが無かろうか趣味のアクセサリーだからどーでもいい事。
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確かに、以前とは違って、PCが身近な計算の道具になって、久しい。過去には計算尺が関数電卓にとって代わり、今日では関数電卓などの計算機はPCにとって代わった。関数電卓はPCの普及によって、余り積極的には製造されていない。そして、日本の電卓メーカーは電子辞書や携帯電話などを積極的に開発する事で、電卓開発の代わりとしている、そういう事なのでしょう。
電子辞書は、毎年春先になると、割合売れている様ですから、電卓開発の知的資源を電子辞書に振り向けている。なるほど、麗しい話で有ります。電子辞書は市場があるのに、では、どうしてプログラム関数電卓は止めてしまったのか。それは、「市場がないから」という事なのでしょうが、関数電卓は、色々と機能を凝らして、まだ開発している。これは、「プログラム電卓程度のものならば、より機能の高いPCを使うだろうよ」という事で、積極的に開発をしない、という事なのでしょう。
しかし、海外に目を転じると、CASIOはせっせとグラフ電卓を出しているじゃないの。Sharpはもう、ヤル気がないらしいのでどうでもいいのですが、TIやHPも出しているグラフ電卓を、CASIOは海外では率先して出している。こういう現状を鑑みるに、「グラフ電卓は国内では売れねぇよ」と考えているから、CASIOは国内向けに出してくれないのか。それで、プログラム電卓も止めてしまったのか。
昔、といっても、20年程度前の話ですが、プログラム電卓や関数電卓は、近所のホームセンターに「プロツール」として販売されておりました。それは、様々なプロフェッショナルが使う、という事で置かれておった。大工道具や電工関連の道具と同じ扱いでしたが、しかし、今日では、そういう所にも置かれていない。PCが普及したからなのか、というと、どうもそれだけではない様な気がする。恐らく、そういう計算を必要とする職種が激減しているから、なのか。計算するだけならば、プログラム電卓を待つよりも、100円ショップでも売られている、ごく普通の電卓で事足りる、そういう事なのか、と。だから、プログラム電卓やグラフ電卓は、国内では姿を消してしまったのか。
PCは高度で大量の計算をする資源として、市民生活に普及した、だから、プログラム電卓の必要はなくなり、市場から姿を消していった。そういうことなのかも知れません。
過日、量販店の店頭で、一見した所、アラブ系の人物と思しき方が、関数電卓を物色している所を見かけました。手にとっているのは、ただの関数電卓ではなく、プログラム電卓です。
そして、日本と同程度か、それよりもPCが普及している海外の市場においても、CASIOもグラフ電卓を開発、販売している。国内はダメだが、海外では未だ売れる、だから作って販売している。国内では、プログラム電卓の代わりに電子辞書を作って販売している。
これは、CASIOにも「日本国ではプログラム電卓を使う層、リテラシイがないから売れねぇよ」と見られている、そういう事なのか、と。
ヘンミ計算尺は現在、計算尺自体の売上が激減してしまった事もあって、全く別の分野の仕事をしているそうです。それでも、特殊用途の計算尺も、細々ながら製造している。CASIOのプログラム電卓もそういうフェーズなのか。これは悲しい。
アメリカでは、中高生がグラフ電卓を授業に取り入れている所がある、とは、よく聞く話ではあります。そこで、TIやHP、CASIOもそういう市場を当てにしてグラフ電卓などを開発している。それは「将来のお客さん」にもあるからで、やはり、海外ではプログラム電卓を使うというリテラシイを植えつける事に成功している。そのため、プログラム電卓も営々と作られている。
過日、プチコン・バンザーィッ、という記事を書いた所、Akira様から「今時の子供は使わないんじゃないかなぁ」という意見を賜りました。恐らく、技術の現場に立っている方の実感なのか、と。今日では、こういったプログラミングなどの計算リテラシイを要するプロフェッショナルは、PCを使えば済む、そして、多くの市民には、そういうリテラシイは不要になっている、と。
その昔、伊武雅刀氏がポケコン「PB-100」のCMに出ておりました。あれが「プログラム電卓」の最後の輝きだったのか。
スカでバカな「老人」の繰り言となってしまいました (未だ、そんなに歳をとっているわけではないのだけれど)。だから、うなずく人は少ないでしょう。それでもいいんです、繰り言だから。
で、ここからは「逆説的」な(希望の)話。
Sharpが、「液晶販売を進める」という目的だけのため、ついにFoxconnがSharpの筆頭株主となってしまいましたネ。
今後はiPhoneやiPadに、Sharpの高精度液晶がバンバンと採用される。Appleは「より安い」高精度液晶を要求してくるので、FoxconnはSharpの尻を叩き、よりよい製品を安価に製造、供給する。iPhone、iPadは更に販売を拡大し、そこに、プログラム電卓などのアプリケーションも様々開発され、盛りつけられていく。あるいは、FoxconnがSharpの液晶を使ったプログラム電卓でも独自に製造するのか。これが、これからの「プログラム電卓」像なのかも知れない。
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