2019年1月12日土曜日

2019 Prosit Neujahr !

新年・2019年を迎えました。遅ればせながら、謹賀新年。

2018年は、高機能電卓界隈でも動きがありました。

  1. CASIO fx-CG50で、MicroPythonが動作する様になりました

    当初、フランスの教育関係者向けに限定供給されていた、GRAPH 90+E 向けのMicroPythonがfx-CG50向けにも提供、OSのアップグレードで利用できる様になりました。

  2. HP Prime のハードウェアが更新される

    Sentaro様にお知らせ戴いたのですが、HP Primeの第二世代ハードウェアが発売されている様です。

    cf. New G2 HP Prime - MoHPC
    http://www.hpmuseum.org/forum/thread-11202.html

    どうやら、MPUのクロックが高くなり、処理速度が向上している模様。
    しかしながら、流通がこれかららしく、米国でも入手が容易ではない状況です。

    また、最新のファームで、CAS環境でMicroPythonが使えるとの事。これは新旧、両方のハードウェアで利用可能の模様。
  3. フランスNumworks社のMicroPython電卓

    既に、2016年の時点で、海外では仏Numworks社のグラフ電卓が発売されているとの事。

    cf. NumWorks - The graphing calculator that makes learning math easier
    https://www.numworks.com/

    Numworksの特徴は、MicroPythonが動作する所でしょうか。計算機能などもかなりユニークです。グラフ電卓なので、関数の2D plotや、統計グラフ機能などがあります。複素数や行列の計算も用意されております。
    電卓の機能としてはかなりのものですが、各アプリケーション間でデータの共有ができないらしく、惜しい印象です。
    一方、ハードウェアの設計、OSを含めたソフトウェアも、全て公開されているので、ユーザーが独自の拡張を行う事が、原理的には可能らしい。とても興味深い製品ではありますが、果たして(高機能)「電卓」なのか ? という疑問もあります。
    オープンソースで、サイトにはブラウザで動作するシミュレータも用意されてます。興味のある方は、お試しいただきたく。
2019年も始まったばかりで、これから何があるのか。不安でもあり、楽しみでもあります。

今年も宜しくお願い申し上げます。

2018年11月20日火曜日

pomers 10周年なのだそうです

Pomeraが10周年を迎えたそうです。

https://www.kingjim.co.jp/pomera/10th/campaign/

DM200は充電池稼働になってしまい、DM30は乾電池稼働ではあるものの、RInkで、表示が苦しい。

いまこそ、DM100の新版を投ずる時期なのではないか ?

KingJimのする事ですから、鄙びた辺りからどうこう言っても始まりません。

2018年11月15日木曜日

fx-CG50のOS更新が登場

MoHPCを見ると、こんな話題が ... !

cf. Python comes to the Casio fx-CG 50 - MoHPC
http://www.hpmuseum.org/forum/thread-11629.html

OS更新情報のページ。

https://edu.casio.com/products/graphic/fxcg50/

日本で販売されている fx-CG50-N でも適用できるのだと思いますが、日本語マニュアルはないので、今は「自己責任」にて、お試し下さい。

以上、速報でした !

2018年10月28日日曜日

Amazon JPで電卓の「ウィンドウショッピング」


懐が寒い今日この頃。今日も電卓のウィンドウショッピングを続けるのです。

Amazon JPで、CASIO fx-CG50が売られておりますが、販売店舗が1つだけ、という異常事態。どうなっておるのか !?

カシオ計算機 カシオ 電卓10桁 グラフ関数 FX-CG50-N − Amazon JP
https://www.amazon.co.jp/dp/B07628KRTR/ref=asc_df_B07628KRTR2520671?tag=kakaku-subtag-22&ascsubtag=kakakucom-pr-3rd-22_B07628KRTR_K0001007034_7aa_fbc300caf31d431cb5ec7ff419fd591a1&creative=9567&creativeASIN=B07628KRTR&linkCode=df0&me=AED21HEND7FER
と思ったら、実際には別のページがあって、こちらは十分な販売店舗がありますネ。一安心。

カシオ計算機 カシオ 電卓10桁 グラフ関数 FX-CG50-N - Amazon JP
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%82%AA%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%A9%9F-%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%82%AA-%E9%9B%BB%E5%8D%9310%E6%A1%81-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E9%96%A2%E6%95%B0-FX-CG50-N/dp/B07628KRTR/ref=pd_sbs_229_4?_encoding=UTF8&pd_rd_i=B07628KRTR&pd_rd_r=9fe17dd1-d7a9-11e8-b9de-513e4d694253&pd_rd_w=UFRMT&pd_rd_wg=meSVP&pf_rd_i=desktop-dp-sims&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_p=cda7018a-662b-401f-9c16-bd4ec317039e&pf_rd_r=Z675VFA3YD8CFRVJWJTH&pf_rd_s=desktop-dp-sims&pf_rd_t=40701&psc=1&refRID=Z675VFA3YD8CFRVJWJTH

しかし、気になるのが、fx-CG50「-N」という型番。ナニコレチン百茎 !? もしかして、いつの間にやら日本語メニュー表示になっていたのか、と思いましたが、そうではなく、単純にこうした型番で売られている様子。まあ、問題なく売られているので、よしとしましょう。

TI電卓にも触手を伸ばすと、よく見ると「正規輸入品」の文言があるページがあるじゃないの !

NAOCO INC.のストア - Amazon JP
https://www.amazon.co.jp/s?marketplaceID=A1VC38T7YXB528&me=AUGV0LKUMT9L3&merchant=AUGV0LKUMT9L3

TI電卓正規代理店のNAOCO.com様の扱いとなっております。いやぁ、驚いちゃった。
以前は、学校関係でしか購入できなかったのですが、Amazon JPにて販売されているので、誰でも気軽に買えますね。しかも、正規輸入品なので、日本語マニュアルがついております。ヨカッタ、ヨカッタ。

2018年6月23日土曜日

「CASIO社へ向けての提言」

こんな文書をCASIOに送りつけようと思ったのですが、CASIOでは「アイデアなどの提案を受け付ける事はしていない」との事で、ここで送りつけようとした文書を公開してみたいと思います。

まあ、考えてみればそうですよネ。
CASIOにもアイデアマンは多く居るので、下手にこうした提案を受け付けて「これはオレのアイデヤだ、使用料を出せ」なんてことになるのは面倒です。

ただ、消費者の一人として「こんなんあったら面白いんじゃね ?」という思いで書き連ねたもので、出来ればCASIOの電卓開発者に見て欲しいなぁ。


2018年4月8日日曜日

2018年、今年もCASIOがナニかやる ! らしい

昨年(2017)の「電卓の日」に、CASIOの博物館では[「CASIO電卓のあゆみ」という企画展示を行い、ゲーム電卓などを公開展示をおこなったそうです。
今から振り返れば、この時にゲーム電卓リバイバルがけいかくされていたのだろうか ?

CASIOのゲーム電卓がリバイバル、との事で、既に販売されておるそうですが、初回出荷分は既に売り切れだそうで、次回は8月との事。

cf.カシオのゲーム電卓SL-880を旧MG-880と比較 ゲームは忠実、メロディーモードが残念 - engadet japanese
https://japanese.engadget.com/2018/03/23/sl-880-mg-880/

読み応えのある、詳細なレビュー記事です。
初代との比較で、電卓としては性能が向上しているものの、「メロディーモードが省かれたのは残念」と述べられております。
メロディーモードは、ゲームの音のみならず、プリセットのオルゴール機能であったり、電卓のキーを叩いて演奏が出来るものです。

cf. (MG-880のキーボード画像がある、海外サイト)
http://bruprin.tistory.com/4755

1オクターブ以上の音階があるらしい。

そういや、CASIOのプロ電・fx-601/602P (だったかナ ?)では、プログラムを保存するためのCMT(カセット・マグネティック・テープ)インターフェイスを使って、プログラムによってBEEP音楽を自動演奏させる機能があった、と言います。昔のCASIO製品には、遊び心が溢れておりました。

しかし、今日の電卓製品の多くは、音を出しません。静かなオフィス環境、図書館などで音を出すのはまずかろうという配慮なのでしょう。
今回のSL-880では、ボタン電池と太陽電池の併用によるC-Powerで、長時間稼動を達成しております。
電卓の稼動電力自体は大きく省電力化が進んでいるので、太陽電池の併用で長時間稼動が達成されたのでしょうが、音出しには、やはりそれなりの電力が必要らしく (圧電素子による機械的振動で音を出すメカニズムは相変わらずなので)、今回は見送ったのでしょう。
また、音が出ないので「授業中に使ってもバレない ?」といういたずら心も見えてきますが、今時のガキは、そんな事も心配しないのかな ?

そういや、藤堂様がお知らせ戴いた、記事。

cf. カシオ、「関数電卓」普及への挑戦 - マイナビ
https://news.mynavi.jp/article/challenge-1/ 

「日本でも一部の高専や工業高校などでは活用されている」という記述がありました。

その昔と言えば、商業科はソロバン、工業科は計算尺、という具合だったそうですが、工業科では計算尺から関数電卓、そしてポケコンへ推移していったらしい。
しかし、今日ではポケコンすらも製造が終了しており、工業高校ではナニを使っているのだろうか ?
一部の高専では、PICマイコンを使ったワンボードマイコン、Arduinoなどを使うケースがある様です。

最近はIT・プログラミング教育とか言って、小中学生向けの教室が普及しつつある様子。英国では「micro:bit」の様な教材をバラ撒き、児童がプログラミングを行っているらしい。
工業高校が減っていて、ポケコンの需要も先細り、ついには製造終了ですが、一方、小中学生からプログラミング教育みたいな話が出てくると、ポケコンというのも再度、脚光を浴びてもいいのではないか ? などと思ったりしますが、まぁ、新しく教育用途向けにポケコンを開発するというのは難しいのかも知れません。

その成行き、という事なのか、フランスではfx-CG50向けのpythonが登場しようとしている模様。

cf.2018年、プログラミング機能追加の最新動向 - e-Gadget - プログラム関数電卓
http://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-661.html

pythonは、様々な分野で利用が進むスクリプト言語です。
fx-CG50に採用される言語なので、PCで動作するフルセットのpythonは期待できませんが、それでも再帰処理やオブジェクト指向などの考えを学ぶ事が出来るものとして、密かに期待しております。


2018年3月17日土曜日

円周率の近似値を求める手法

藤堂様からお知らせ戴きました、つぎのblog様に、とても興味深い情報がありました。

cf. 円周率の近似値となる分数を算出するワンライナー - すぎゃーんメモ 様
http://memo.sugyan.com/entry/20090708/1247044465

Perl言語によるone liner (1行スクリプト)で、円周率に近い分数を検索する、というものです。
ただ、当方はPerlとか正規表現とか、ちんぷんかんぷんなのですヨ。
そこで、上記blog様にある1行スクリプトを凝視するコト数時間、やっている事がおぼろげに判ってきました。
  1. 分母を1から始めて、10000などの上限に達するまで、ループで調べる
  2. 円周率に近い分数であるから、その分子は分母の円周率倍の整数であれば良かろう
  3. こうして分数をでっち上げ、正規表現による精度の確認
という感じらしい。そうか、その手があったのか !

内容としては簡単なものなのですが、それをPerlスクリプトでサラリと書いてしまう辺り、大変勉強になります。
ここでは、同等の機能をBASIC ! (AndroidのRFO BASIC)で行ってみました。電卓で実行するにしても、BASICならば書き換えやすいと思います。

件のone linerでは、円周率近似値を出力する目的を簡単に済ませるものなので、約分まではやりません。必要ならば、別のone linerにパイプするなど、ユーザーが行えば宜しい、という具合。
そこで、BASIC ! プログラムでは、互除法を用いて約分する機能も盛り付けてみました。正確には、約分出来そうな場合には、出力しない様になっております。

プログラム中の変数 d は、円周率と判断する誤差の範囲を指定するもので、これを所望の精度に合わせて変更する事で、分数の絞り込みが出来ます。
電卓で実行するとなると、上限は10000くらいが良さそうです。後は、ユーザーの責任にて実行されたし !


リスト「pseudo-pi.bas」 (Android RFO BASIC 用)


REM Start of BASIC! Program

! title : pseudo-pi.bas
! begin : 2018-03-15 18:13
! note  : 分母を1から順番に検索し、近似値分数が分数を出力する

! precision
d = 0.000001

! pi
pi = atan(1)*4

!  検索ループ
for j = 1 to 10000
  ! 近似値分数を生成
  i = int(j * pi + 0.5)
  ! 近似値分数が精度の範囲内ならば、
  if abs(i/j - pi) <= d 
    ! 互除法で通分可能か調べる
    s = i
    t = j
    while mod(s,t) <> 0
      r = mod(s, t)
      s = t
      t = r
    repeat
    ! 通分出来ない場合、出力
    if r = 1
      print i, j, i/j
!    else 
!      print "..."
    endif

  endif

next j

end