2011年6月17日金曜日

「プラレール・アドバンス」

この秋に登場だそうです。

1本のレールで2台走れるコンパクトな「プラレールアドバンス」と「E5系はやぶさ」のプラレール - Gigazine
http://gigazine.net/news/20110616_plarail_itts_2011/

住宅事情を反映して開発されたのでしょう。こうした面白いおもちゃはいい ! 後は、制御機構でも入れられるのではないか、と。

モーターも割合小さいものが普及しているので、こうした製品が作れた。また、PICの様なマイコン製品もあり、チップのFETでモータの制御も比較的簡単な筈。趣味人は既に、自前で改造したりしているのでしょうが、それをメーカーがやってもいいのではないか。実際、マイクロプレーンなどでも組み込みマイコンは普及して居りますし、既製品ラジコンなんかでも実に安価に作られている。チョロQもIRでコントロール出来るのがありました。何か、良い通信方法でもあれば、面白いなぁー。

で、秋に発売なので、実は画策中とか ... ?

秋月だより

秋葉原の秋月電子では、実に色々なものが安価に販売されております。

結構安かったのが、ディジタルテスター。以下なんかは、800円です。

デジタルマルチメータ M-830B マニュアルレンジ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01287/

近場のホームセンターでも、ここまで安いものはそうそうありません。レッツゴー・秋葉原。所が、最近は近くの千石さんでも安いテスターを置く様になってきていて、恐らく同等の製品が、同じくらいの価格で置いてあります。

これはどうなのか、秋月さん ? と思っておりましたら、次の手が !

ポケット・デジタルマルチメータ[周波数+容量][オートレンジ]P-10
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00137/

これなんざ、以前は1600円とかしておった筈ですが、今回見たら、何と「1000 円」になっているじゃないの ! ビックリする値下げ。周波数と容量計機能が付いて、この値段になっちゃった ! これはマストバイ、という所ですかね、入門ユーザーなら。 Fabrique en Korea だったりしますが、安いテスターなんて入門者しか使わないのだし、精度は余り期待するものではありません。ですから、安い物で充分ですし、安いに越したことはありません。それに、Koreaですから、そんなに精度も悪いものではないのでしょう。どうしても精度などを気にする向きは、日本でも日置やサンワが頑張っておりますから、それを購入しましょう。日置やサンワは、それこそ「ブランド」になって、そのブランドを維持すべく努力しております。高度な技術者が求めるのは、そうした一流の製品でもいいのです。しかし、同時に、コモディティとしての道具は、そこまで高性能を要求するものでもありませんで、ですから、安価格帯のものがあるのですが、それが外国製品となってしまった。まあ、日置やサンワはそれほど大きい会社ではないのでしょうから、そこまで広い範囲をカバーすることも出来ないのは仕方のない所でしょう。それに、計測機なんてそれほど売れるものでもありませんから。

でも、日本の大手メーカーも「ウチはブランドになったのだから、高級品さえ作って居れば良いのだ、バカな庶民どもは有り難がって高い商品を買うわい、ウヒョウヒョヒョヒョ」として、普及価格帯の製品を開発しようともしない。そこで、外国製品も良いものが次々と流入してくる。海外の製品を買うとは何事か ! それでも愛国者なのか ! とバカな自称右翼からは言われそうですが、さにあらず。「愛国心」の涵養とは、そうしたアホウな考えに毒された国内の大手メーカーに対して「我ら国民が買いたくなる製品を出せ !」と焚き付ける事であり、それで大手メーカーも一生懸命、国内で開発、製造しようと思うものです。それこそが「オールジャパン」なのだと思うのですが ... 。

2011年6月16日木曜日

どしゃーっ、出たーっ !

いよいよ、出るのだそうです。

Acer のAndroid タブレット ICONIA Tab A500は3万9800円、7月発売 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2011/06/14/acer-android-iconia-tab-a500-3-9800-7/

ICONIA Tab A500 - Acer
http://www.welovetab.jp/a500/

これはビックリ、少々時間が掛かりましたが、いよいよ海外製Androidマシンの侵攻が始まった !

何が驚いたといって、まずはその価格。これは円高だから実現されたのかも知れませんが、それにしてもやるぅ、と思います。

また、恐らくAcerも「本気」なのか、と思わせるのが、「simeji for ICONIA TAB」の採用でしょう。普通、こうしたアプリケーションについては、アプリケーションのベンダーも色々とあるので、そうした所に頼めば済んでしまいます。そこそこのものさえ付ければ、それでお終い。NECもLifeTouchにATOKカスタム版を付けておりますが、変換候補がインラインではなく画面下に一覧されるという「謎仕様」でした(画面を指で突くのだそうですね、コレは !)。「仕様」と言ってしまえばそれまでですが、そういう奇妙な仕様を出してしまったNECも「何を考えているのか」という所はあります。それはさておき、JustSystemも忠実にそれを作ってLifeTouchに採用されましたが、Acerは敢えて(なのでしょう、これは。確信犯です)、「simeji for ICONIA TAB」というカスタムのプログラムを発注、採用しました。simejiを採用したのは、日本のAndroid事情を鑑みたためでしょう。PalmOSが日本語化するにあたって、当時、山田氏によって開発されていたJ-OSを「基準」とした、という裏話がありますが、まさに、この逸話の今日版という所でしょうか。

また、3Gを持っていないからなのでしょうが、ケータイプロバイダを介さず、直接Acerが販売する所も注目点でしょう。今は直販の受付をしているだけの状態ですが、販売が進めばAmazonあたりでも買えるんじゃないかしらん ? 気軽に買えるAndroid tab、あとはマーケット対応ですが、これも期待していいのではないか。購入者に対し「AppleSeed XIII」無料ダウンロードも行うなど、太っ腹なキャンペーンもやっております。ここまでするのはAcer、やはり本気モードなのか !?

実際のモノは7月にならないと発売されないので、製品レポートもまだですが、今出ている情報を総合するだけでは、かなり衝撃的なものとなりそうです。これを皮切りに、海外のAndroidマシンが大挙して上陸する可能性もあります。さて、日本メーカーは、どうするのか ?

2011年6月13日月曜日

なーんで、出ないかねー

本邦では、各社からAndroid「3G」携帯が色々と出ておりますが、WiFiのみのAndroid端末となると、これが数えるほどしかありません。
一方、隣国に目を向けますと、WiFiのみで3GのないAndroid端末が結構売られております。

samsung Galaxy S WiFi
http://www.samsung.com/global/microsite/galaxyswifi/

確かに、携帯の普及する本邦では「どこでもつながる」という利便から「やっぱ、3G接続っしょ」と、WiFiのみ接続の端末はあまり開発されていないのでしょう。では、何でまた、隣国ではWiFiのみの端末が、しかもSamsungという大手が開発、販売し、結構売れているのか。

Anroidをはじめとしたスマートフォンは、最近でこそ多く普及をしてきていると言われております。しかし、携帯電話全体に占める割合は、まだまだ。そこで、携帯メーカーは「フィーチャーフォンの置き換えでスマートフォン、Androidフォンが売れるゾッ、よしっ、開発しろーッ」と号令を掛けたのか、確かにAndroidフォンは多く登場しました。それはビジネスだから、結構、結構。
しかし、いずれは飽和しますよ。既にフィーチャーフォンだって飽和しているのですから。長期的には大抵の携帯はスマートフォンになっているでしょうが、それはおそらく数年先の話。であればこそ、3G携帯以外のAdnroid端末製品を出して、消費者に「こんな面白い製品がありますよ、ウヒョヒョ」とけしかけて、携帯とは別の新しい製品として販売する。それで消費拡大につながり、メーカーも製品が売れてウハウハ。少し前までは、大手と言ってもそんな商売をしていた筈なのですが、今日では何故かやらない。

そもそも、携帯が普及しているからといって、複数持っている端末ごとに回線契約する様な「切れて」いる人は、そんなに多くないでしょうに。それこそ、IT系の一部のライターとかは「仕事で必要」とかいう事もあるでしょうが、大抵はスマートフォンといえども一人1台のはず。ですから、フィーチャーフォンからスマートフォンへの乗り換えと言っても、いずれは飽和してしまうのです。
所が、家庭内にLANがあれば、そこから無線LANを設置するのは容易です。それで、WiFiのみのAndroid端末も売れるのではないか。実際、iPadにしてもWiFiのみのモデルがあって、それなりに売れております。

WiMAXもあり、携帯端末は3G/4Gでwebに接続するのが当たり前になっているかの様な本邦では「WiFiのみの端末は売れないだろうから」という思い込みから、開発しない。そういう事を考えているのかも知れませんが、一方、日本通信あたりは「まだまだ3Gが普及するに違いない」として、回線リセールで3Gの安い回線を提供しようと努力しています。今回は「放射能まみれの野菜を政府の言葉どおりに平然として売りつづけている、オカダのアニキ」の所で、980円/月のSIMカードを売り出すとか。でも、回線が細いので、売れるかどうか判らない。それでも「まだ売れるはず」として、努力している。既に、3Gはあらかた普及しているという事ですが、中にはこんな会社があって、努力している。努力したサービスを提供して利益を上げる、商売というのはこんなものです。

所が、メーカーは3GのAndroid端末ばかりを提供して、まさに携帯キャリアに「おんぶに抱っこ」。「どうせ、キャリアが売ってくれるんだから、そうした製品だけを作っていればいいや、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」だって。官直人か、オマイラは ! ワキが甘いのよ、バカタレ !! 日本よ国家タレ !! エバラよ焼肉のタレ !! ユッケは生で食え !! 企業としての努力のカケラもないのではないか。それではいずれ、売上も減ってしまうでしょう。だからこそ、WiFiのみのAndorid端末のようなものも作り、バラエティーに富んだラインナップで攻める、という事が、判らない。コンビニだって、中身は同じ商品を、パッケージや瓶を変えてラインナップを取り揃えているというのに。

3Gをめぐる端末、というのは、実の所「原発ビジネス」と同じ構図なのかも知れない(詳細は省略)。だから、国内の各メーカーからは3G端末しか出てこないのか。一部、NECはキーボード付きのWiFiのみ端末を出したりしていますが、これとてもキーボード付き端末だから「許された」のか。

所が、隣国でSamsungがWiFiのみの端末を出しているのは、単純に商売だから。売れるものを販売して、それで商売になっている。これが小気味いいのは、並行輸入的に本邦でも購入可能な所です。以下の所で扱っておりました。

雑貨屋DEBURI
http://www.deburi.com/?pid=31311727

隣国の製品であり、形式上「輸入」という手続きになっておりますが、それでも本邦に居ながら購入が出来ます。「隣国の製品だから何とか」とか言いますが、それは、国内のメーカーにこそ言いたい。こういった製品を国内で提供されたら、一も二もなく購入しますよ。既に高性能のAndroidスマートフォンを作っているのだから、何でこうした製品が出せないのか ! それがないから、こんな事を言っている。だから「なーんで、出ないかねー」と言っているのです。

毎度、支離滅裂やねぇ。

2011年6月10日金曜日

やった、SANYO「ENELOOP」 ! 他社製品をぶっとばせ !!

もうそろそろSANYOブランドが消滅しようとしておりますが、それでもSANYOの製品開発者は地道に製品を開発しておりました。

パナソニック eneloop に大容量のpro、高信頼性のplus - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2011/06/09/eneloop-pro-plus/

いや、嬉しい、嬉しい。SANYOブランドが消滅というのに、それでも製品を開発し続けている。こうした地道な努力でENELOOPは「信頼のブランド」になりましょう。接収していい気になっているP社も、これでENELOOPブランドは無視できないものとなった。早晩、エボxxとかいうブランドも無くなるのか。
しかし、近所のスーパーに行きますと、先日の電池品切れ騒動を良い事に、ENELOOPよりもエボxxの方が棚を多く占めております。Pの営業が努力したんでしょうな。でも、これからはwebショッピングも普及していきます。Amazonも送料無料でお届けですから、最寄り品もますます繁盛。いくら店頭で棚を独占してもたかだか知れております。別の近所のスーパーでは、外国製の乾電池を入れておりましたよ。店頭での販売も重要ですが、それだけに限りません。ますます、ENELOOPも売れることでしょう。
で、Pにしてみれば「ENELOOPもウチの商品だニ、売れて儲かるのはウチんところや。おかーちゃーん !」と思っておるのでしょう。しゃくに触るが事実。でも、そこはENELOOPをブランドで指名買いする事でENELOOPのブランドを「買い支える」。それが消費者の心意気というものです。すると、PのエボxxもENELOOPとラベルを貼り替えて売るようになるのかしらん。エボxxも悪い製品ではないとは思うのですが、そこは先鞭を付けたSANYOに敬意を払って、ブランドも接収してしまったのだからエボxxもENELOOPにするのは良い事だと思います。でも、それで「粗悪品」だったら、泣けてくるよねぇ。そんな事のない様に「頑張れ、ENELOOP」。

2011年6月4日土曜日

HPGCC3 がリリースされた模様

comp.sys.hp48 より

Ann: HPGCC3 released
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/95018f7d4c16c4a2#

HPGCC3 Installation Problems
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/f93eb7577f53fec3#

サイトが公開された時点では、ARMのツールチェインやEclipseなどのインストールガイドが出ているだけで、肝心の電卓向けのファイルがありませんでしたが、この度、それも公開された様です。まずはお目出度う御座居ます。

対応機種はHP50g / 49G+ の2つのみで、どうも、電卓のFlashを変更する操作が必要とあり(Flashの空きが増えるらしい)、当方の様な素人には敷居が高いかな ?
また、Eclipseとかで動く環境らしく、かなり本格的なアプリケーション開発も出来そうですが、当方みたいにIDEみたいなのに慣れていないと、そこからお勉強。しかし、これからはIDEもありふれたものになって行くので、これはこれで良い事かも知れません。

いずれにせよ、こうしたプロジェクトが立ち上がり、最新の成果が取り入れられていくのは喜ばしい事です。