2024年4月9日火曜日

fx-CG50のOSアプデに期待したい

 以前に、n602💉x5 様 (@n602_NA) が Graph MATH+ のリンクをご紹介されておりました。

ref. https://twitter.com/n602_NA/status/1768053761455612237

n602💉x5 様 @n602_NA の X post

Graph Math+ とか FX-CP400+E とかちょっと欲しくなってしまうのよ
ref. おフランス CASIO の グラフ電卓一覧ページ
https://www.casio-education.fr/produits/?v=gammes

Graph MATH+ と Graph 90+E (fx-CG50 のおフランス版 ? という位置づけで良いのだと思う) が仲良く並んでおります。
今は Graph MATH+ は発売されていない様子ですが、既に「ACHETER」(購入ボタン)があるので、販売が間近と思われます (ガッコ向けには売っておるんか ?) 。90+E と並んでいる所をみると、MATH+, 90+E は併売の可能性があるのではないか ?

一方、90+E の所には「MISE À JOUR」(UPDATING) の印があり、OSのアプデが提供されるらしい。主な内容としては、CALCULメニューの追加となっている。
CALCULメニューでは、おフランスの高校生が履修する80の機能を選択的に使用するための計算機メニューらしい。従来のRUN-Matrix メニューでは330の機能を十全に使用できたようですが、その中から80を選択して、簡便に利用できる様にメニューI/Fを導入した、という感触。
従来のRUN-Matrixメニューはpythonメニューの後ろに配置される、と述べられていて、廃止とはならないらしく、CALCULメニューは、おフランスのEXAMEN対応の機能なのか、と思われますネ。
他には「おフランス語フル対応」みたいな感じで示されております。

Graph MATH+ では、upython にrealtime key detectionの機能が追加されるという話がありましたが、90+E 向けのアプデでも追加される事を期待したいものです。

その「MISE À JOUR」ですが、どうも 2024年4月 ("Disponible depuis le mois d’avril 2023")には提供される感じらしい。

ref. https://www.casio-education.fr/actualites/nouvelle-mise-a-jour-sur-les-graph-35e-ii-et-graph-90e/

日本の fx-CG50 の OS アップデートの提供が、2023年4月23日のことでした。
ほぼ1年という時期だけに、fx-CG50 のOSアップデートも期待したい所ではあります。


2024年4月5日金曜日

もうすぐ新しい日本銀行券が発行になるんだとか

 2024-04-04のTVニュースで、新しい日本銀行券が発行されるのにちなみ、埼玉県で新しい日本銀行券の券面に描かれる人物の足跡を辿る研修を県の職員が行っていたとか。

で、新しい日本銀行券は、2024-07-03に市中に流通するそうで、2024-04-04は、あと90日なんだそうだ。
そこで、fx-CG50で、簡単に計算してみましたヨ。

Finance メニューから行うのがラクですが、説明が面倒です。そこで、BASIC APIとして提供されている Days_Prd() を使いますと、こんな具合。Run-Matrix メニューで実行できます。

Days_Prd(04,04,2024,07,03,2024)
90

同様の機能は、他の高機能電卓でも利用できるものがあります。

簡単な操作で答が得られるのですが、機能が増えてくると、所望の機能を探し出すのも一苦労ではあります。
スマートフォン一辺倒ちうのもワカランでもありません。Hey Siri, OK Google ...

他方、今時はリアル紙幣、硬貨も結構なれど、スマートフォン決済が推奨されつつあるらしい。
新・日本銀行券には、様々な偽造防止の機能を盛り付けているそうですが、この日本銀行券、最後のリアル紙幣になったりしないのか ? などと余計な心配をする、凶この頃ではあります。

マイッタなァ。

2024年3月11日月曜日

〽 誠に遺憾に存じます ...

 やる事がないので、他人のつぶやきを肴に。

ref. https://twitter.com/hal_note/status/1766472321592942614

 飲酒漢 @hal_note
【悲報】Boost Your Curiosityされfx-CG50購入。「%」の入力さえできず詰む。

そういや、%キー、久しく使っておりませんでした。
当方の場合、「÷ 100」で計算しているので使った事がなかったのですが、言われてみれば電卓ですから、%キーの有効活用はあっても不思議ではありませんネ。
fx-CG50では、optionキーから使うん ? 機能が増えてくると、キーを探し出す手間が掛かるという、高機能電卓に遍在する問題ではあります。

ref. https://twitter.com/teteten/status/1766685105937056042
【bot】てててn ™ @teteten
iPhone/iPadと同様、NUMWORKSから公式アプリ出てるので、昔のポケコンに思い入れのない新しい人&TI/HPなんかの高機能関数電卓系が好きな人はこっちでイイと思う。
なかなか含蓄のあるご意見であります。
当方は「古い人間」で、ポケコンとかから来ているのですが、今はスマートフォン全盛のご時世であり「昔のポケコンに思い入れのない新しい人&TI/HPなんかの高機能関数電卓系が好きな人」って、どれくらいいるのかが気になる所でありますネ。

ref. https://twitter.com/Tossy99077342/status/1763891787989668093

Tossy @Tossy99077342
CASIOのfx-5800Pやfx-CG50が欲しいが
製品ライフサイクル的にもう終わりだろうし
後継機種を待つか

これ、当方も少し気になっておりました。
そこで、検索しておりましたら、最新情報がやす親分の所で、様々でておりますのヨ。

ref. fx-JP900 と fx-5800P 後継機への期待 - e-Gadget - プログラム関数電卓
https://egadget.blog.fc2.com/?no=214

ここのcomment 欄にて、CalcLoverHK 様が能くポストされておりますが、おフランスでは、Graph Light , Graph Math+ が計画されているらしい。2024年度中の発売と目されております。

問題は、世界的に展開されるのか ? という点です。
TI-84 plus CE python ed. が、最初おフランスで発表され、遅れてから世界展開という経緯がありました。
CASIOも同様の展開となるのかが、今後の注目となりそうです。

fx-CG50 のsuccessor としては Graph Math+ が相当するそうですが、今の所、つぎの噂が出ております。

  • メニュー項目が整理されており、Appsが一部削除されている
  • これに伴い、CASIO BASIC が見当たらない
  • upython の機能が拡充され、editor が見やすくなって、realtime key scan としての getkey() 追加

があります。実際の登場は未だ先の事であり、世界展開の行方も気になる所であります。


2024年2月13日火曜日

令和「ポケコン」の夢

 最近は、電卓ですらボタンを押さずの日々で、何か、もう少しやらんとアカンなぁ、と思うこと頻りなのであります。

電卓で計算のネタをもう少し考えないとならんのですが、同時に、電卓やポケコンに対する「ロマン」を思い返す事ばかりが多くなって来ました。ポンコツの繰り言であります。

そういや昔は、Sharpのポケコン・PC-1250/1251 が大変眩しかったなぁ、などと思い返します。当時は、CASIO PB-100を購入し、何処へでも持っていったものでした。
一方で、級友の中には、Sharp PC-1250/1251を持っている人がいたりなどで、この界隈では密かなPB-100 と PC-1251 の領土争いのような事が起こっていた。
その後、サイズ的に近しかった、HP15Cをニコニコしながら購入し、ポツポツとボタンを押して、複素数の計算などを勉強したのでした。

なかなか思い入れのある所なので、このあたりの話を色々と書くことは容易いのですが、本題からそれそうなので、其の内にでもと思います。

で、ポケコンやプロ電で、キーボード部分の大きさはあまり小さく出来ない、それに見合うLCDは1行程度の表示しかなかったのですが、このあたりの制約で、PC-1250/1251 はそれこそ「ワイシャツのポケットに忍ばせる」という感じでウケたのだろうか、などと。

時代が下ると、HPLXシリーズが登場し、当時はいつでも身につけている事から「電脳パンツ」などと言葉まで登場したそうですが、この辺りから、スマートフォンの登場により、国民聡電脳武装、の世の中になりつつあります。

こうした、ある意味ゲンナリするハナシは置いておき、今日では、過去の「ポケコン」に相当するものとして、こんなモノがあるといいます。

M5Stack Cardputerキット(M5StampS3付属)
https://www.switch-science.com/products/9277

小さいとはいえ、カラー液晶を用意したデザインなど、なかなか興味深い。
プロセッサは無線機能を持っている32bitのものらしく、microSDや各種センサーの利用も可能とかで、ポケコンに抱いていた「夢」が、これ一つで済んでしまうほど強力です。。
しかも、pythonで動くらしいのですが、残念ながら、pythonのプログラムを本体で編集できるのかはわかりません。

以前、マイクロコントローラーに液晶、簡単なTact SWをつけて動作する、手作りポケコン、のようなモノを構想したのですが、そこませずとも、安価にモノが入手できてしまう。時代の進歩には脱帽します。

しかしながら、残念な事に、本体サイズがカードサイズのfootprint にこだわったためか、たいへん小さそうです。
快適入力は難しそうですが、令和の時代の学生に向けた製品ですから、この大きさでも喜々として使うのかも知れません。

同時に危機感があるのは、こうした製品が日本で出てこない所でもあります。
それは、日本のユーザーの多くはスマートフォンで十分満足しているからなのでしょう。

「これ以上はどうなるか、子供でもわかるだろう」という田所博士(映画「日本沈没」)のセリフを思わせるものがあります。