2022年7月29日金曜日

緊急連絡 !? 電卓とは無関係です !!

 ここによると、2022/07/29 近傍で、大きな地震がありそうだとの推測を報告しております。

http://www.jishin-yohou.com/99_blank003006.html

もちろん、今日の地震予測は、まだ困難だと言われておりますから、占い程度の話、として受け止めてもいいのですが、
元首相が日中、暴漢により射殺されるといった凶悪な事件が起こるなど、何があるか判らない、不確実性の世の中であります。

頭の隅っこにでも入れておいたら、慌てる事もないのではないか、と。

2022年7月24日日曜日

fxーCG50の現状から考えていた

 昨今の岸田円安で、輸入品の価格が暴騰しており、高機能電卓の価格も鰻登り。猛暑の上、うなぎも食っていない内から「これはたまらん」とナケナシの財布を叩いて、海外版の fx-CG50 を緊急に購入した次第。

そんな具合で、暫くは fx-CG50 の newbie であります。HP Prime欲しかったのですが、30,000円近いので、よう手が出ません。御容赦戴きたく。

そこで、人様のTweetをネタに、色々と思う所を。まずは、以下のTweetから。

https://twitter.com/BlackcatKrnk/status/1548675041327747073

fx-CG50を買おうか迷っているけれど、OSとかのダウンロードって今から購入しても最新バージョンって入ってない…? PC環境がないから最新バージョン入れる必要あったら無理かも。あとアドイン(化学定数等)とかも初期で入ってなかったら使いたいのに使えない…

 そうでありました。海外版もファームが古い。
そして、世はまさにスマートフォン全盛、今日、PCを使う「餅ベーション」はありません。若い人はPC持っていなくとも、困ることはないのでしょう。
Officeでワープロ、表計算とか使う場面もあるでしょう。今日、MS Wordは公官庁でも広く利用されております。中には「文書改竄」の具としても。それは言いすぎかも知れませんが、そういった場面でもなければ、PCを積極的に使用しようとは思いますまい。
そんな具合で、高機能電卓のファーム更新も、できれば本体で完結できるのが望ましい。のであります。
実際、当方もWindows、暫く使っておりませんヨ、情けない。
ちなみに、当方が入手したfx-CG50には、周期律表のAddOnが準備されていて「ニホニウム」も表示できましたネ、このあたりは、そこそこ新しいみたい。
他方、高機能電卓を使いこなす、となれば、PC, Windows/Macでも持っておくのが「便利」ではあります。
ファーム更新は元より、プログラムなどを保存するのにも重宝します。更には、blogネタを書いて、公開するなど。
安っぽいもので十分です。Officeも要りません。面白いですヨ。
 

https://twitter.com/V_Mizui/status/1547190592387440640

 FX-CG50のプログラム言語が左辺値を右辺に対して代入する仕様になってるの不思議だし頻繁に間違える。

プログラミング言語、特にBASIC, pythonあたりから始めたりすると、そう思うのは当然の成り行きであります。
しかし、    fx-CG50は、出自が「電卓」なので、計算結果をメモリに保存する、というキーストロークで考えると、右辺変数に代入、という記述方式は仕方のない所ではあります。

https://twitter.com/DchzTb4WftPvlKG/status/1543007909659176960

今もってPB-100を愛用されているとは、物持ち良いなぁ、いや、そこではなかった。

PB-100とfx-CG50のLoop速度比較であります。
「35歳の年齢差を流れを考えると現行機種の負けです。」とは、カナシイ。
それだけ、当時のPB-100が「完成」された製品であった、という事を言いたかったのかも知れません。
他方、現行製品たるfx-CG50の実行速度の遅さを憂いている発言でもあるのですが、
同時に、fx-CG50のBASIC自体も大きく進歩しているので、単純な比較は出来ないものです。
Tweet主は、そこも押さえた上で上記の発言をされたのだと思うのですが、SH4という32bit processorを採用しているのであり、もっと早い実効速度を期待したい、という所でもあります。

fx-CG50は、カラー表示で、乾電池稼働する稀有の機体であります。実行速度がイマイチなのは、その辺りにも原因があるのですが、Sentaro様はSH4のClock up設定をするAdd Onを作られており、電池の消費を度外視すれば、更なる実行速度が稼げます。
更には、upythonでは、より実行速度が早いらしい。

一方で、upythonの機能は、残念ながら、BASICの様な機能を持っていない部分があります。
リアルタイム・キー入力が一つの例です。
また、複素数、統計計算などのBASICで利用可能な機能は、upython にて自前で作成しないとならない。

他のupythonグラフ電卓でも言える部分があるのですが、upython機能は、電卓のAPIを拡張する様には出来ておらず、独立したupython環境として、電卓のUser I/Fから分離する方向でインプリメントされております。
これが何を意味するのか ?

例えば、グラフ電卓では、数式を登録して、そのグラフを簡単な操作で描図出来ます。
しかし、その数式が簡単ではない場合、自前の「関数」としてプログラム作成、数式描図機能に盛り付けたい、と思うのは人情でありましょう。
upythonならば、自前の関数を定義して、グラフ描図機能で使ってみたくなりますよネ。
しかしながら、電卓環境とupython環境は別個のものなので、こうした利便は提供されておらんのであります、ハイ。

もちろん、BASICでも状況は大差ないですが、よりましなのは、グラフ描図機能を呼び出す事は可能であるのです。