2017年12月29日金曜日

二〇一八年 謹シミテ新年ヲ賀グ

と、年賀状の様な表題に致しました。大方の年賀状がそうである様に、この記事も2017年中に書いております。正月に届く様、旧年の内から書き付けておきポストに投函するという、例年の習わしであります。

Prosit Neujahr ! 

(何故に独逸語 ... ?)
 
所が、近年は年賀状を出す風習も廃れて来ており、歳を重ねる毎に、売上が減じる方向。そこで、東芝から天下った故・ニシムロは、アルバイトの郵便配達夫にも年賀状販売のノルマを課しているとか。これがコイズミ改革以降の「ニッポンのうちゅくちい姿」なのでありましょうか。

閑話休題

年頭公開を意識している記事とはいえ、上記の様に2017年中に書いておりますから、2017年のしめくくり、という内容で攻めてみようと。

  • fx-CG50の国内販売
海外では先行して発売されておりました、カラー関数電卓・CASIO fx-CG50が、若干遅れたとは言え、国内でも発売されました。
海外では、fx-CG500 (だったっけ ?)という上位機種が発売されている様ですが、国内では先代のfx-CP400が発売されなかったので、望むべくもないのでしょう。国内需要が縮小しているので「ション中」なのかも知れませんが。
  •  fx-5800PとPC接続に、一定の成果
 fx-5800Pへのプログラム導入は、同じ機種間でのケーブル転送に限られておりました。
しかし、takumaro氏の成果によって、fx-5800PとPCのリンクが行われ、新しい経路が利用可能になりつつあります。
  •  C.BASIC for CGの公開
fx-CG50国内販売に合わせる形で、sentaro様による、カラー対応のC.BASIC が公開になりました。
fx-CG50はもとより、fx-CG20などでも活用できる、大変ウレシイ成果であります。



fx-CG50の国内販売は、高機能電卓の市場としては、かなり大きな話題である様に思います。
2017年は、こうした大きな話題があったので、来たる2018年は、余り大きな話題がないのかも知れません。

しかしながら、当blogとしては、少しずつでも興味深い情報を提供すべく、ネタ探しを続けていきたいと考えております。

少し早いですが、2018年も宜しくお願いします。

2017年12月22日金曜日

HP電卓のサポートについてのメモ

HP電卓の国内代理店であったJuly.co.jpがアクセスできない状態が続いております。

そこで、サポートはどうなるん ? と思っておりました。

Amazon.co.jp出店者のプロファイル:(株)ジュライ
https://www.amazon.co.jp/sp?_encoding=UTF8&asin=B000GTPRPS&isAmazonFulfilled=&isCBA=&marketplaceID=A1VC38T7YXB528&orderID=&seller=A1RXEGCA5ZKFK6&tab=home&vasStoreID=

ここによりますと、sykes.comがサポートを行う、となっております。
そこで、メールで問い合わせをしてみました。

メールアドレス
CNSHAHPCalculatorJP@sykes.com

しかし、「そんなメールボックスはないよーん」というツレない返事。残念ながら、このパスはありません。

また、青森のジュライさんの住所を調べると、「ジュライモーゲージ」という会社がある事が判ります。SBIのフランチャイジーなのか ?

どうなっちゃったんだよう ... 。

最近、HP35Sの日本語マニュアルについての検索が増えている様に思われます。
最近販売しているHP35Sには、CD-ROMで各国版のマニュアルPDFが付録しているらしいのですが、少し前に購入したものには、残念ながらCD-ROMがありません。

一頃、Julyさんで「校正用」として公開していたPDFがあります。少し古いものですが、ご参考までに。

2017年11月29日水曜日

fx-CG50が安くなってきた

やす親分から、お知らせを戴きました。sentaro様が、fx-CGシリーズ向けのカラー対応「C.BASIC for CG」を上梓されたとの事です。

http://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-630.html 

C.BASIC for CGは、高速動作のプログラム環境で、やす親分も申されておりますが、生産終了モデルのfx-CG20でも高速にプログラムが動作するとの事です。もちろん、fx-CG50では言うに及ばず。

C.BASIC for CGが公開になり、fx-CG50の活用の幅もかなり広がって来ました。 国内販売価格も20,600円程度まで下げている販社があり、ますます普及していく事でしょう。 現状は、販社も受注後発注という感じらしく、入手には日時が掛かりますから、欲しくなった時には、すぐにも発注するのが吉かも知れません。

少し早いかも知れませんが、自分への「クリスマス・プレゼント」として購入され、年末年始の余暇の活用として、趣味のプログラムに活用されるのも一興かと思います。 当方も購入を考えているのですが、お足もさる事ながら、プログラミングのネタに困っている所です。

2017年10月30日月曜日

いいぞう、fx-CG50 !

fx-CG50 が2017-10-20 に国内発売されました。流通量が充分でないためか、或いは、この手の製品は売上が芳しくないからなのか、当初は一部の量販店での扱いしか見当たりませんでした。そうした量販店では、少々お高い価格を提示しておりました。

最近になって、kakaku.comでも項目ページが設置され、web店舗では量販店よりもお値打ち価格を提示している所が見られる様になりましたが、未だ、流通量が少ないからなのか、「メーカーからの取り寄せ販売」としている所が多く、少々時間が掛かるのは惜しい所であります、

fx-CG50 - 価格.com
http://kakaku.com/item/K0001007034/

そんな中、Amazon JPでも、販売ページが登場しました。

カシオ計算機 カシオ 電卓10桁 グラフ関数 FX-CG50-N - Amazon JP
https://www.amazon.co.jp/dp/B07628KRTR/ref=asc_df_B07628KRTR2225242

既に「ねこ娘のお父さん」様によるレビューが投稿されていて「(親分様サイト)「e-Gadget」を見て欲しくなり」と書かれております ! いや、良かった、良かった。

(何だか、取り下げちゃったみたいだよ)


fx-CG50は、カラー表示で乾電池駆動の高機能電卓で、国内にも流通され、入手性も良いものとして、当方としてもオススメしたいものです。
fx-CG50については、やす親分やsentaro様を始め、多くのユーザーがおり、かなりの活用が出来ます。素晴らしいプラットフォームです。

やす親分、恐れ入ります。
CASIO BASICのプログラミングについての情報、大変痛み入ります。

Sentaro 様、お疲れさまです。
高速動作addon, C.BASICの開発、本当に有り難く思います。

藤堂 様、fx-CG50はお買い求めされましたでしょうか。
当方も、購入を前向きに検討しておりますが、なかなか、手が出せずにおります。

以前、当blogでは「それでも当方はHP Primeを支持する」という小文をポストしました。同様のタイトルでこの記事も書こうかとは思ったのですが、取り止めにしました。
HP Primeは、結構いい製品だと思うのですが、日本正規代理店をやっておりましたJuly.co.jp様が、サイトを閉じてしまい、今日ではAmazon JPに出店している並行輸入業者から入手する他ありません。残念な事です。
そんなHP Primeのタイトルと同様のものを付けると、少々引け目を感じてしまうのであります。そこで、タイトルをこんな風にしたのですが、支持という思いは同じではあります。

CASIOでは、計算作業を支援する「KEISAN」サイトを運営しております。

KEISAN - 高精度計算サイト - CASIO
http://keisan.casio.jp/

ここには数多くの計算式などが網羅されております。多くの計算作業に対する「答えイッパァーツ !」なソリューションを提供しており、更にはユーザーによる計算式もポスト出来るようになっているとか。
CASIOでは、こうしたサイトを提供しており、プログラムライブラリなどのペーパーウェアの提供は、もはや「時代遅れ」という認識なのかも知れません。
Casioのkeisanサイトもあり、「ペーパーウェアの時代は終わった」という基調認識ではありますが、それで、計算技法、プログラミングについての情報発信は無くてもいいのか ? というと、ぞうでは無いのだと思います。

しかしながら、当方の引き出しを開けて中を見るに、今は空っぽという有り様です。最近、ネタに欠くテイタラク。
今後は、高機能電卓の「いちユーザー」として情報を発信していきたいのですが、それに伴う「内実を養う時期」と思っております。
内実を養う手管の一助として、fx-CG50の活用も検討しておりますが、今のところは流通量が多くないらしく、価格もこなれておりません。

東洋経済に、こんな記事がありました。

カシオの「余り計算電卓」が品薄になったワケ
発売後2週間で欠品、急きょ増産に動いた
http://toyokeizai.net/articles/amp/194311

fx-CG50の発売に先んじて発売された「余り計算の出来る電卓」についての記事です。
思いの外引き合いが来て、急遽、増産に至ったと書かれております。
今回のfx-CG50の流通量不足も、同じなのかも知れません。
国内の流通量が十分になったら、価格も十分にこなれてくるのでしょう。当方は「内実を養う」という言い訳で、しばらく様子を横目で見ながら、少し待ってみようと思います。

fx-CG50を始め、CASIOの高機能電卓については、当方はNewbieであります。
やす親分やsentaro様のような、CASIO製品の大先達の言葉を噛み締めながら、じっくりと内実を養いつつ、情報発信していきたく思うのであります。

もちろん、HP PrimeやHP50Gなどの情報も、ですが、総じて、高機能電卓の使用法、計算技法などを紹介できればいいかな、と、ユルく考えております。

「さて、何をしたものか」

2017年10月18日水曜日

fx-CG50の国内発売を賀ぐ

既に海外では発売されていた、CASIO fx-CG50 が、2017-10-20にも国内発売されると発表されました。

http://web.casio.jp/dentaku/fxcg50/?topics

海外では先行して販売されていたため、既に先進的なユーザーは海外から購入、レビューを公開されております。

http://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-594.html

こうしたレビューを見る事で、おおよその感触が掴める事と思います。

--- >8 ---

上記のレビューによりますと、fx-CG50は処理速度が高いらしい。その一方で、単4電池稼働との事で、これはユーザーにとってとても歓迎されるものでは無いか、と。
過去、液晶表示と言いますと、モノクロ液晶はバックライトが不要(反射型)のため、電気を食わないため、バッテリー稼働の機器に広く使われておりました。乾電池稼働の高機能電卓でも使われておりました所です。
カラー液晶は、基本的にバックライトがないと表示がうまく行きません。そのため、電気を食う様になり、乾電池駆動では機器稼働時間が短くなってしまい、リチウム充電池を要求する様になってしまいました。カラーの高機能電卓でも、リチウム充電池稼働が使われるのが当たり前です。
fx-CG50では、カラー液晶なのに乾電池稼働となっております。
fx-CG20から乾電池稼働だったのですが、fx-CG50では、更に実行速度が向上しているとの事。

乾電池稼働。running costが低いのも嬉しい所ですが、他にも、電池切れの心配がない点も嬉しいものです。乾電池なら、コンビニへ駆け込めば急場もしのげますが、充電池だと、充電する道具立てが必要なので、常に持ち歩いても、電源の心配をしなくともよい所がイイです。


今回発売されるfx-CG50では、日本語表示は叶いませんでした。
一方で、QRコード援用によって、スマートフォンからマニュアルを呼び出すという機能を盛り込んだ、と言います。
何故、on deviceにしなかったのか、という所が寂しいですが、それだけ高機能になってしまった、ということでもありましょうか。
スマートフォンの普及が手伝って、on deviceヘルプが無くなってしまったのは残念でありますが、ユーザーがフィードバックを送る事で、改善の方向へ向かうといいのかも知れません。幸い、ファームウェア更新のメカが用意されております。

今時はスマートフォンでカラー表示は当たり前になっておりますが、電卓がカラー表示となって、しかも3Dのグラフ表示まで出来るのです。しかも、乾電池稼働で ! 驚いちゃいますよ。行列計算能もあり、ちょっとした連立方程式も数値解が得られる。これは、中高生、いや、おませな小学生も使ってもらいたい、そんな製品です。もちろん、大人の皆様も買ってもらいたいものですが、カラー表示は特にガキどもの目に訴えるものがあろうか、と。

CASIO BASICによる、プログラミングも楽しめます。
また、Addinの機能で、電卓の機能を絞り出す事もできます。親分、Sentaro様が開発を進めるC.BASICでは、大変高速に動作するので、カラーのゲームをはじめ、色々なプログラムも高速動作します。延長で、もしかするとムフフ(?)な事も出来そうです。

現状、発売はされておりませんが、既に量販店などでは予約を受け付けているとの事。
しかし、海外輸入との価格差が大きいのは寂しい所。

円ドルレート以上に価格が高い。目下、fx-CG50に限らず、多くの「輸入製品」がレート以上の値をつけております。
日銀のクロダが輪転機が火をあげるほど札びらを刷りまくり、それで足りずに年金までもつぎ込んで米国債を買っているとか言われております。
そうして株価を上げているのがアペノミクチュなんだそうですが、刷った金が海外へ流出し、国内を回るカネが少なく、景気後退甚だしい折でありますから、レート以上に高くなるのは仕方のない所であります。
そんな状況下でも、fx-CG50の国内販売に踏み切ったCASIOの英断を高く評価したい。
こうして国内販売をすれば、量販店の店頭にも並びます。まずは、こうした高機能電卓があるという事を周知しないとなりません。
量販店の店頭に並べば、購入する人も少しは居るでしょう。こうして、少しずつでも普及していかないと、高機能電卓は先細りになってしまう。

価格が上がってしまうのは目に見えて居るので「そこまでして国内販売をするだろうか ?」という一抹の不安がありましたが、今般、国内発売に踏み切った。これは大変嬉しいものです。

かような理由から、fc-CG50の国内販売を賀ぐものです。

私たちは高機能電卓に何を求めるのか ?

藤堂様の御意見、とてもワクワクするものです。
高機能電卓に文書処理機能を付加すれば、プログラミング学習にも供されるデバイスとして普及するだらう、という意見を戴きました。
高機能化、当方も、それは嬉しいのです。

しかし、今日はガキ共もスマートフォンを持ち歩く時代。しまいにゃ、タブレットまで持ち歩いて居やがる。
スマートフォンにBluetoothキーボードを用意してやれば文書作成も十分できそうです。
また、AndroidアプリやiOSアプリには、素晴らしい計算アプリケーションが用意されている。PCで使うMaximaの様な数式処理環境まであるとか。

藤堂様からは、こんな記事も御紹介戴きました。

https://wired.jp/2017/09/14/ditch-that-fancy-scientific-calculator/

一線の科学者の記事らしい。
スマートフォンを使い、pythonとかで計算をしている、それほどまでに計算資源が潤沢となった今日、関数電卓の需要は乏しくなった、というのが主題の記事であり、その主張は正しい、と言わざるを得ない。

所が、CASIOもそうですが、TI,HPなどは、まだまだ高機能電卓を開発しております。
CASIOも、中国など海外の教員の意見などを吸い上げ、積極的にグラフ電卓を開発しております。
(件の科学者が居ると思しき)米国では、中高生にグタフ電卓を使わせているというじゃありませんか。そこまで理工教育が進んでいるアメリカならば、計算、プログラミングのリテラシイが十分普及しているので、大学生にもなったら、高機能電卓よりもスマートフォンで結果を求める方が効率が良い、という主張は、道理ではありましょうや。

CASIOのfx-FD10の例を待つでも無く、HP電卓などは、Civil Engineeringの方面でも積極的な売り込みをしておりました。一線の科学者のみが計算を必要としているのでもないのです。
ただ、こうした需要には、高機能電卓でなくても、関数電卓であれば事足りてしまう様な所もあるので、なかなか、高機能電卓の需要に結びつかないのが惜しまれる。
ただ、こうした需要を見るに、何もスマートフォンでpythonプログラミングによってのみ、という需要以外の需要はあろうか、などと。

本邦では2020年を目処に、学校教育でプログラミングを教える、という話が出ております。

プログラミングは面白いのです。プログラミング学習こそは、形を換えた「ゆとり教育」なのか、などと少し期待したいのですが、しかし、その実態となると、実にお粗末。佐賀県のヒワタリの例を観るに、使い物にならない安物のタブレットを斡旋収賄、というスキームで、プログラミング教育が進められようとしている模様。これではアカンです。
また、未だに小中学校への無線LANの普及は進んでおりません。そんな中で安物のタブレを斡旋して、どれだけ使えるのかも心許ない。
こんなお粗末な行政で大丈夫だろうか、などと思うのであります。
また、プログラミング教育、といっても、必ずしもディジタルデバイスをあてがう必要はない、とされており、Unplugged Computing/Programming という教育もあると言われております。

こうした環境、状況で、私たちは高機能電卓をどうした用途で用いるのか、その目的が問われている様な気がしてなりません。

「シダの葉グラフィクス」

 2017-10-20 には、CASIO fx-CG50が国内発売される、との事で、カラーグラフィクスの表示できる高機能電卓向けに、「シダの葉グラフィクス」のプログラムを実行してみました。

シダの葉グラフィクスについては、つぎを御参照。

反復関数系 - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%BE%A9%E9%96%A2%E6%95%B0%E7%B3%BB


当方、未だカラーグラフィクスの高機能電卓を持っていないので、HP Primeのシミュレータで動作するコードを作成してみました。
以下の版は、モノクログラフィクスでの表示ですが、RGB()のパラメタを少し変えるだけで、カラーになります。

プログラム「draw_shida.ppl」

//  title : draw_shida.ppl
//  begin : 2017-10-03 15:18:44 
//  

//  
width  := 320;
height := 240;

//  initial ooord
x := 0;
y := 0;
//  loop counte
cnt :=  30000;
//  working
tmp := 0;

xmin := -3;
xmax :=  5;
ymin :=  0;
ymax :=  8;

//  functions

//  f1()
f1()
BEGIN
  tmp := 0;
  y := 0.16*y;
  x := tmp;
END;

//  f1()
f2()
BEGIN
  tmp := 0.2*x  - 0.26*y;
  y := 0.23*x + 0.22*y + 1.6;
  x := tmp;
END;

//  f1()
f3()
BEGIN
  tmp := -0.15*x + 0.28*y;
  y :=  0.26*x + 0.24*y + 0.44;
  x := tmp;
END;

//  f1()
f4()
BEGIN
  tmp :=  0.85*x + 0.04*y;
  y :=  -0.04*x + 0.85*y + 1.6;
  x := tmp;
END;


//  MAIN 
EXPORT DRAW_SHIDA()
BEGIN
// Clean the screen (G0):
RECT();

  LOCAL  i, r, col;
  LOCAL  xp, yp;

  FOR i FROM 1 TO cnt DO
    r := random();
    IF (r < 0.01)               THEN f1(); col := RGB(0, 0, 0); END;
    IF (r >= 0.01 AND r < 0.07) THEN f2(); col := RGB(0, 0, 0); END;
    IF (r >= 0.07 AND r < 0.15) THEN f3(); col := RGB(0, 0, 0); END;
    IF (r >= 0.15)              THEN f4(); col := RGB(0, 0, 0); END;
    xp := (x-xmin)/(xmax-xmin)*width;
    yp := (y-ymin)/(ymax-ymin)*height;
    PIXON_P(yp, xp, col);
  END;


//  key wait loop
REPEAT UNTIL GETKEY() == -1;
FREEZE;

END; 
 
小汚いコードですが、 移植は簡単だと思います。

2017年9月26日火曜日

遂にfx-CG50が国内販売へ !

先進的なユーザー (やす親分のレポート記事) は既に海外から購入、色々と評価しているfx-CG50ですが、ようやく本邦でもお披露目となります。いや、目出度い、目出度い !

http://web.casio.jp/dentaku/fxcg50/?topics

発売は10月との事で、今しばらく間があります。また、現状では価格も不明であります。
しかし、国内販売という英断を高く評価したいのであります、当方としては。

先ずは第1報という事で。

2017年9月4日月曜日

余り計算の出来る電卓が登場


こんな話題がありました。

大人になったら使わないのに、なぜ私たちは「分数」を学ぶのか (1/6) - IT media
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1707/05/news013.html

確かに、分数の計算、大人になると余り使いませんやなぁ。いや、そもそも (閣議決定されてしまった「基本的」という意味ではありません、念の為)、三角関数や対数とかの計算も含めて、計算自体をやらなくなってしまったのか ?

先日、TVを見ておりましたら、巨大建築物の技術者の方が、現場で構造計算をしないとならない場面で、図面を見ながらCANONの関数電卓を叩いているシーンがありました。CANONの関数電卓は、計算精度、桁数が15桁以上あるとかで、ある程度の需要がある様子。
関数電卓はそれなりに販売されているのですが、高機能電卓は需要がアヤシイのか、なかなか登場しません。

それはさておき、この記事に出て来る主張、それはそれで一つの見識ではあります。

永らく「電卓」というと、四則演算とパーセント計算、メモリーがあって、平方根計算があれば十分、という所でした。
事務用に使われるものでは、四捨五入などの設定が出来るものなど、少し機能が増えており、一方、関数電卓では関数計算能などが多くなっております。
そうした所で、CASIOは「余り計算の出来る電卓」を発売するというニュースがありました。

MP-12R - CASIO.jp
http://casio.jp/dentaku/products/MP-12R/

上記の記事、まさにこの電卓の登場を予期していたかの様で、乗せられた格好ではありますが、それでも、この電卓の登場は支持したい。
それは、計算に対するリテラシイを向上させるために寄与するからではあります。

一方で「日本向けには、こうした電卓だけ投入すればいいや」と思われてしまうと、CASIOは高機能電卓を日本向けに出さなくなってしまうのではないか、という懸念もあります。
CASIOは海外でfx-CG50を始めとして、高機能電卓販売が行われております。
所が、本邦ではfx-CG20がデスコンになってしまい、後継がなかなか出ない。そこを憂慮するものであります。

この7月、CASIOは2週にわたって、電卓新製品の発売を発表しました。この時、当方は「7月はCASIO電卓月間なのか !」と驚き、先日の記事をポストしたのですが、期待を違えて、7月はここで電卓製品の発表は潰えてしまいました。
そして、今月は「ニッパチ」。消費の伸び悩む月であり、先週はお盆休みでした。
アメリカ辺りは新学期前とあって、高機能電卓やPCなどの需要が亢進されるのですが、

心ある方々は、既に海外輸入でfx-CG50などを購入しております。少ないとは言え、それなりの需要があるのですが、収益体質の故なのか、日本ではなかなか登場しない。「お前の国には売らないよ」という意味の「おま国」という言葉がありますが、CASIOの高機能電卓も「おま国」となってしまっては、実に哀しいのであります。

2017年7月24日月曜日

2017/07/26に「何か」が出るのか !?

CASIOから「余り計算電卓」の発売が発表されたのが、07/12でした。その翌週には、カラーの電卓製品などが発売されると発表しております。
一方、グラフ電卓の現行製品は、販売終了となっております。

そこで、来る2017年7月26日、「何か」の発売が発表されないのか、と期待したい所ではあります。果報は寝て待て、2017/07/26 !

2017年7月2日日曜日

fx-5800PとPCの接続研究に一定の成果

sentaro 様よりお知らせ戴きましたが、AkSd様の掲示板 (http://scicalcfan.bbs.fc2.com/)で研究が進められていた、fx-5800PとPCの接続・入出力の研究について、takumaro様により、一定の成果が公開されておりました。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/1946/index.html

takumaro 様の成果は、PIC 16F1445を中心に構成されたUSBトランシーバとWindows用の通信アプリケーションより構成されております。
ブレッドボードにてハードウェアを作成して動作するとの事で、fx-5800Pユーザーの皆様、是非ともお試し戴きたい成果だと思います。

素人目には、16f1445をUSB電源(5.0 V ?)で動かし、fx-5800Pとの接続部分で電圧調整 (fx-5800Pの電圧は2.5V だそうです) をすれば良さそうと思います。

  • 電卓からPICへの信号は、PIC内部にコンパレータがありますから、基準研究圧を2.5V程度に設定すれば、電卓出力の検出は可能でしょう
  •  PICから電卓へは、1k Ohm程度の抵抗器2本を使って分圧したものを流せば良さそう ?
ただ、上記は素人考えなので、電卓に与える影響は未知数です。場合によっては電卓を壊してしまう事もあります。
takumaro様の成果では、2.6 V のレギュレータを使う事で、全体の電圧を安全に管理する事に成功しております。
同時に、 部品点数も少なく回路製作も簡便ならしめており、とても興味深いものです。

Takumaro様の所で、PICにファームウェアを導入するサービスも提供されておられるそうですが、欲を言いますと、ブレッドボードなどを一まとめにした電子工作キットとして提供されると、とてもウレシイかなぁ、なんてね。秋月電子とかであれば買う人も居るかも知れません。やす親分のfx-5800P CASIO BASIC ”Deep Manual"とか付けて売り出したら、結構ブームになりそうな ... ?

2017年6月10日土曜日

HPGCCでこんなコードを書いた 3 - WannaCry祭り

最近はコメントも少なく、fx-CG50についての話題も追いかけておらず、アクセスも激減。いい感じに「枯れて」来ました当blog。ホント、干からびてしまいました。Julyさんもおかしな事になっておる様で、HP Primeもどうにも購入できない有様。


まあ、それはさておきまして、いい感じに過疎って来ましたので、またまた、気晴らしでHPGCCの短いコードを書いてみましたヨ、どうせ誰も見ては居まいでしょうから ! こうなりゃ「孤独のコードグルメ」です。


先日、世間を騒がせたランサムウェア「wannaCry」。Twitterでは、こんなお祭りがあったそうで。

ランサムウェアの「WannaCry」。ついにコモドール64にまで感染!? ~ Twitterで各種ネタ画像が出回る - やじうまWatch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1060474.html

遅ればせながら、HP50Gでお祭りに参加しようと、 こんなコードを書いてみました。





それっぽい表示+オマケで大したものではありませんが、実行は一応(いま流行りの ?)「自己責任」という事で !

2017年4月30日日曜日

HPGCCでこんなコードを書いた 2

春が過ぎ、夏に向かいつつあります。

相変わらず短いネタばかりですが、何か書かないとと思い。
今度もHPGCCによる、HP50G向けのアニメーションプログラムです。


大したものではありませんが、一服の清涼飲料として。

当方も何か、プログラムを書こうかという意識だけはあるのですが、なかなか簡単じゃないよ。
何か、そこそこの電卓クライアントでも作ってみたいもの ... トホホ。

2017年3月12日日曜日

「チョット奥さん、3月20日は<電卓の日>ですってよ !」

という不可解なタイトルで始まりましたが、来る03/20は「電卓の日」なのだそうです。

カシオが歴代「関数電卓」「ゲーム電卓」「電子辞書」展示 約40年前の関数電卓を見てきた - IT Media
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1703/09/news129.html

君は「ゲーム電卓」を知っているか 80年代に彗星のごとく現れて消えたレトロガジェット - IT Media
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1703/09/news122.html

上記の記事中に出て来る、初代のゲーム電卓「MG-880」。級友が持っていたので、少し遊んだ事があります。その後、CASIOポケコンの名機・PB-100を手にして、このゲーム電卓のインベーダーゲームをプログラムで再現しようと、色々とやったのでした。

  • 原作のゲーム電卓では、照準キーで数字を変え、Fireボタンで迫りくる数字インベーダーを撃つ、という感じでしたが、自家製プログラム版では、直接キー入力する様にしていました
  •  代わりに、攻めてくるインベーダーを数字だけではなく、アルファベットも登場させました
結局、プログラムの実行速度を言い訳に、色々と改変してしまったのですが、それなりに遊べる物になって、学校で級友に遊んでもらいました。

細かい事を書いても面白いのですが、記憶にのみ拠っているので、詳細は誤ってしまう事もあり、これくらいで止めておくのが肝要かと。

久しぶりにこうした面白い記事をみて、大変興奮しておりました。3月20あたりから「樫尾俊雄発明記念館」で、歴代電卓、関数電卓などの展示など行うとか。気合が入っております !

で、もしかすると「電卓の日」、何かないのかなぁ。例えば、fx-CG50の国内発売とか、なんてネ。

2017年3月11日土曜日

CASIO fx-CG50 manual PDFs are available ! - fx-CG50 のマニュアルPDFがあります

何の気無しに けさんくを行うと、fx-CG50のマニュアルPDFが出て来ました !

http://support.casio.com/storage/en/manual/pdf/EN/004/fx-CG50_Soft_EN.pdf

http://support.casio.com/storage/en/manual/pdf/EN/004/fx-CG50_Hard_EN.pdf

仔細はこれから読んでみようと思います。さて、どうなっているのかな !?


2017年3月9日木曜日

fx-CG50の続報

独逸(?)の販売サイト(っぽい)では、120ユーロ(14,500円くらいらしい)程度で予約を受け付けている模様。

翻訳ページ
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=de&tl=ja&u=http%3A%2F%2Fwww.dynatech.de%2Fcasio-fx-cg-50-grafikrechner.html

5月発売予定となっており、未だ先の事ではありますが、ウキウキします。日本でも出るとイイかなぁ。

追記
ずうっとスクロールしますと「アドイン」の文字があります。期待が高まります !

2017年3月2日木曜日

世迷い言 ...

「FlashAir」では、Luaスクリプトが動いて、無線関係もプログラミング出来るとか。

SDカードが郵便を通知! 無線LAN付きSDカード「FlashAir」を使ってドアポストセンサーを作ってみた<後編> - Akiba Watch
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/electronic_iot/1046389.html

 ならば、HP50Gに使ったら面白そうだなぁ、と思ったのですが、問題が。HP50Gで、FAT32のアクセスが問題ないのか ? 
また、無線を使うと電気も食いそうで、その辺りも心配。

少々高いので、エイヤッと買っても使えないとなれば、これはカナシイ。誰か、やってみては呉れまいか ... (他人任せかよ、相変わらず)。


2017年3月1日水曜日

Julyさんのサイトにつながらない

先日来、JulyさんのAmazon店から、HP電卓の在庫が無くなっておりますが、気になって、Julyさんのサイトをアクセスしようとした所、どうにもつながらない。ウーム ?
pingを打っても反応無し。どうも、expiredになっているのか... 。

どうしちゃったのかな ?
日本の総代理店なので、早期の復旧を期待したい所です。

2017年1月19日木曜日

fx-CG50が登場するらしい

やす親分から、つぎのコメントを戴きました。親分、有難う御座居ます。

https://akatuki-724.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html?showComment=1484563211860#c6510041064411995436

 どうも、CASIOの新型グラフ電卓「fx-CG50」が、この春にも登場するらしい、との事。
詳細はやす親分の記事を御参照戴き度、思います。

で、少し検索した所、こんなモノが !

CASIO releases new graphing calculator with 3D function - CASIO Europe
https://www.casio-europe.com/euro/news/detail/2525_casio-releases-new-graphing-calculator-with-3d-function/

既に画像がありますヨ ! fx-JP700っぽいスタイルです。いやぁ、期待しますネ !
日本語表示もOK?っぽい感じで、登場が楽しみです。

取り急ぎ、投稿しますた。


2017年1月8日日曜日

たまには目先を変えて、デザイン変更

ポストするネタに事欠き、デザインのみを変更しますた。スマソ。

冬山と思しき寒々しい背景が物語る通り、閑散としております。新年早々、申し訳ない。