2015年1月24日土曜日

HP Primeの話題

最近、Julyさんの所でも言の葉に上らないHP Primeですが、英語版製品を購入して、Conn Kitにてファームをアップデートすると、ヘルプが日本語になっていたり、マニュアルPDFに日本語版が入って来る様で、着実に日本語対応は進んでいる模様です。

以前、sentaro 様に教えてもらったftpページですが、どうも2015/01/14から、日本語マニュアルPDFなどがダウンロード出来る様になっていました。HP Primeの購入を検討されている方は、ここからエミュレータと日本語マニュアルPDFを入手、Windowsにて試用し、検討してみては如何でしょうか。

ftp://ftp.hp.com/pub/calculators/Prime/

興味深いのは、Conn kit, Emulator に加え、Data Streamer の日本語PDFが「準備中」となっている所です。この辺りが準備出来たら、印刷物のQuick Start Guide付きHP Primeが発売されるのかなぁ ?

2015年1月12日月曜日

テンキー付きフィーチャーフォンが発売されるとか

こんな話題があるそうです。

シャープが開発中の「Android搭載ガラケー」は折りたたみ式、今月下旬にKDDIから投入 - すまほん さん
http://smhn.info/201501-android-garaho-made-in-sharp

当方としては、S社が作るケータイとかスマホなんてぇのはどうでもいいのです。
では、何でこの話題が気になったのかというと、「キーの付いているAndroid端末」というのが、大変気になった次第。そうか、Android端末にもキーボードが付いたモノが出るというのか !

Android端末は、スマートフォンばかりではなく、色々な所に顔を出しているそうです。例えば、過日、泣く泣く(なのかは不明ですが)電子辞書事業を閉めてしまったSIIは、Androidベースの電子辞書を出していたとか。
また、SONYはAndroidベースのWalkman を販売しています。

ちょっとした高機能電子機器製品のOSとしてAndroidが使われている、そのAndroidを使ったテンキー付きのフィーチャーフォンが、これから登場する、との事で、そこが興味深いのです。

ならば、Androidベースで、テンキー、関数キーを装備した「Android高機能電卓」とか出たら面白いのではないか ! と思ったのです。一部の高機能電卓には、既にARMプロセッサが採用されて久しく、更に、カラー液晶も採用されている。ならば、つぎのステージは「Multi-Task OSを実装した電卓製品」て、面白いんじゃね ? と。

ARMプロセッサ方面では、「mbed OS」というものが登場したとも言われています。mbed OS は、組込み用プラットフォーム「mbed」のOSらしい。イベントドリブンなどの軽量なメカを盛り込んでいるとかで、省電力デバイス向けのOSであり、まさに高機能電卓にはうってつけなのであります。

ARMがIoTプラットフォーム「mbed OS」で大切にする3箇条 - MONOist
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1411/04/news027.html

折しも、高機能電卓も新しいフェーズに入りそうな予感がする今年、こうした道具立てがモゾモゾとうごめいているので「何か素晴らしい事」が起こりはしないのか、と、鄙びた辺りから言の葉に寄せてみました。

My, God, It's full of Stars !

2015年1月4日日曜日

謹賀新年

あけまして御目出度う御座います ! 今年も宜しくお願い申し上げます !!

来年の事を言うと鬼がどうとか、よく言われる所ですが、新年早々、昨年の話題を言うと何が笑うのかしらん !?
迂闊にも、こんな製品が出るとは知りませんでした。

Casio fx-JP900 - eGadget 様
http://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-147.html

fx-JP500/700/900 という3つの製品が出るそうです。プレスリリースが2014/11/27になっているので、もう1月以上前の話ですが、発売は徐々に行われている様で、最上位機が登場するのは、2月の模様。

日本語メニュー表示という辺り、結構来ています。最上位機のJP900は「表計算」機能があるとの事で、「!」と思ったのですが、これは期待しすぎでした。既にfx-995ESにある「数表計算」の機能が少し良くなった、という感じらしい。
数表計算は、計算式を記憶しておき、指定した刻み幅で計算式の数表を表示する機能です。結構便利なものですが、表計算というと、今時はExcelを思い浮かべてしまい、マクロとか考えてしまいかねないので、チョット注意、ですね。

しかし、この計算機群が、それでも注目されるべきなのは、日本語メニュー表示でしょう。これは、液晶の解像度が向上した事で実現されています。この価格帯の電卓製品に載る高解像度液晶が登場したという事であります。また、日本語表示、といってもメニュー表示だけですから、フォント・パタンを一通り用意する必要はないのでしょうが、決め打ちだとしても、それなりのグラフィクス・メモリなどを持っている訳ですから、電卓ICのマスクROM容量が飛躍的に増大した、と見てよいのでしょう。
また、最上位機のJP900では、数式をQRコード変換、専用サイトにてスマートフォンでグラフなどに表示するという、面白い機能を付けたとの事。Pomera DM100の様なアプローチが、何とも興味深い。

これらは、従来の関数電卓ラインナップ「fx-995ES, fx-915ES, fx-375ES」を置換するものらしい。ホームセンターにも置かれるものなのです。関数電卓入門機の表示が日本語になり、数式表示もより高解像度で行われるという、快挙であります。流石に、従来製品に比して価格が若干上がってしまう様ですが、実売価格は従来製品に上乗せ1000円程度になる感触です。

残念ながら、JPシリーズにプログラム機能はありません。しかし、関数電卓入門機のベースがJPシリーズになった、と観れば、今後は「高解像度・日本語メニュー表示」のfx-5800P後継機種が登場する可能性が出て来た、と思えてならないのです。
fx-5800Pの後継機を仮に「fx-JP6000P」としておきましょう。こんな機能を期待したい所です。
  • 日本語表示が可能なプログラム機能
  • PCとの連携、もしくはSDカードなどの外部ストレージによるアプリケーションの供給
  • 出来れば、高解像度化に伴うグラフ表示
先日、近所の量販店に行った折にfx-5800Pを探したのですが、既に店頭にはありませんで少々寂しい思いをしたのですが、そろそろリプレースの時期になったのではないか、と。

新年早々から、こんな妄言を垂れてしまいましたが、CASIOなら結構やってくれるのではないか、と期待してしまうのです。