2016年4月22日金曜日

速報・HP Prime仮想電卓の新バージョン


New Version: 2016.04.14 r10077 - MoHPC
http://www.hpmuseum.org/forum/thread-6085.html

という訳で、仮想電卓の新版も出ている様です。
しかし、仮想電卓を動かしても、アップデートされる気配がありません。ftpのファイル置き場を覗いたら、どうも新旧2つのファイルがあり、アップデータが混乱しているのか ?

ftp://ftp.hp.com/pub/calculators/Prime/

2016年4月21日木曜日

高機能電卓と電子辞書

Sharpの経営再建の成り行きがどうなるのか、未だ結果が見えてきませんが、電卓戦争の2強であるCASIO, Sharpが、同じく2強になってしまった製品分野に「電子辞書」があります。

電子辞書は、新入学などの時期に、それなりに売上を伸ばしている様で,先ずは目出度いのですが、一方,高機能電卓の方は、なかなか苦しいのか ?
近年は関数電卓も「ナントカ試験対応電卓」という「電子計算尺」ばかりであり、高機能電卓は余り出ておりません。
電子計算尺も重要ではありますが、更に、高機能電卓も充実して欲しく思うのです。

電子計算尺ならば、「ナントカ試験」にも持ち込めるというのは判ります。プログラミング機能は「あんちょく」も仕込めるので、こうした試験に持ち込みは出来ませんからネ。
スマートウォッチの登場で、試験会場に腕時計の持ち込みまで制限する大学も出現したといいます。腕時計すら持ち込めない試験会場、って、スゴイですが。
なるほど、こうした試験では、高機能電卓などは「以ての外」なのは仕方の無い所。電子辞書も「試験に持ち込み出来ませんヨ」。

それでも電子辞書はそれなりに売上を伸ばしている。
ならば、高機能電卓ももっと売れてイイ筈なのですヨ、と言いたい。
実際、CASIOも海外の教育向け市場に向けてClassPad fx-CP400の様な製品を出して居るわけです。では、何で日本で売らないのか、と。

2016年3月23日水曜日

「電卓を活用しよう」の御紹介

当方の所へ検索で訪れる方も多いと思います。
多くは高機能電卓の追っかけ情報だったりしますが、中には、電卓計算の疑問というか手順というか、電卓の活用についての疑問を探しに来られる方もおります。

特に関数電卓ではない普通の電卓でも、色々な計算が出来るのですが、当方などは高機能電卓にかまけてばかりで、電卓の威力、底力を忘れてしまったのですが、藤堂様作成のつぎの文書は、電卓に初めて触れた時の感激を思い起こさせました。

藤堂俊介 様・作「電卓を活用しよう」
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=55948675

普通の電卓でも、丁寧に作業すれば実に様々な問題を解決するための道具となります。

CASIOは以前、関数電卓の販促物として小冊子を店頭にて配布しておりましたが、内容は藤堂様の文書の方がずっと「濃い」ものです。
こうした面白い文書を無償で公開された藤堂様には改めて感謝し、心ある電卓メーカーはこの文書を買い上げ、小冊子にして店頭でバラ撒くくらいの事を期待したく、と思う所ではあります。

2016年3月16日水曜日

小数点数の2進数表現

今回も、どちらかというと中高生向けのネタです。

ここで「小数点数」と書きましたが、単純に小数点を含む数値の事です。

ex.
1.32, √2 = 1.41421356 ... , π = 3.1415926 ...

これらの数値は10進数にて書くのが当たり前でありますが、理屈の上では2進数でも書けなくはありませんよネ。
関数電卓の基数変換機能を使って、これら小数点数の基数を変えた表現がどうなるのか、チョット調べてみようと思った次第です。

関数電卓の基数変換機能ですが、通常はIntegerでしか扱えませんから、小数点数の表記を求めるには、少し工夫が必要です。
基本的な考えとしては「小数点を取り除くために基数倍する」のです。

1.32 を例に取ります。まず、基数倍、この場合では10進数表記なので10倍します。すると、1.32 * 10 = 13.2になります。更に10倍すれば 132 となって、見事、小数点を取り除くことに成功しました。

「基数が10の場合には、10倍の手続きを必要な回数繰り返す事で小数点を取り除く事が出来る」という事は、
「基数が2の場合には、2倍の手続きを必要な回数繰り返す事で小数点を取り除く事が出来そう」ですネ !
では、やってみましょう !

今度も、1.32 を例にしてみます。2進数表現でどうなるのかを調べるのですが、その為に、2倍、2倍の手続きを繰り返します。
1.      1.32 * 2 =     2.64
2.      2.64 * 2 =     5.28
3.      5.38 * 2 =    10.56
4.     10.56 * 2 =    21.12
5.     21.12 * 2 =    42.24
6.     42.24 * 2 =    84.48
7.     84.48 * 2 =   168.96
8.    168.96 * 2 =   337.92
9.    337.92 * 2 =   675.84
10.   675.84 * 2 =  1351.68
11.  1351.68 * 2 =  2703.36
12.  2703.36 * 2 =  5406.72
13.  5406.72 * 2 = 10813.44
14. 10813.44 * 2 = 21626.88
ああ、面倒くさ。「もういいでしょう」

で、こうして得られた数をどうするか。まず、小数点以下を切り捨ててしまいます (ああ、もったいない !)。
そして、関数電卓の基数変換機能で表示を変えてみるのです。

101010001111010

という表示が得られる筈です。
これは、2を14回、掛け合わせた数値であり、2進数表現において2を掛けるという事は「1桁倍した」という事でありますから、14回だけ小数点を左へずらす事で、本来の数値になる勘定です。

1.01010001111010

こうして得られた1.32の2進数表現ですが、実際には途中で切り捨てているので、正確な値ではありません。

1.32 (10) = 1.01010001111010 ... (2)

という具合です。

今の例では2倍ずつ掛けて行きましたが、実際にはオーバーフローしない範囲でまとめて桁上げしても構いません。
HP35SやFree42では、36ビットの数値をハンドル出来るので、この例では30ビット分の桁上げをしても充分です。1024を掛けると10ビット分の桁上げになりますから、1024を3回掛け合わせれば30ビット分の桁上げになります。

1.       1.32 * 1024 =       1351.68
2.    1351.68 * 1024 =    1384120.32
3. 1384120.32 * 1024 = 1417339207.68


これを2進数表示して、つぎの値を得る事が出来ます。

1.32 (10) = 1.01010001111010111000101000111 ... (2)

実際には、この値の方が正確な様です。

同様の手続きを√2や円周率に適用する事で、2進数表記を得られます。
答えを以下に示しますので、お試しを。

√2 =  1.011010100000100111100110011011 ... (2)
π  = 11.001001000011111101101010100010 ... (2)

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あれーっ、July Amazon店のHP50Gが、売り切れだって !

2016年3月9日水曜日

HP Primeによる複素数のグラフの例

最近はJulyさんのAmazon店で、HP50Gの在庫が5台と少なくなりつつありますが、HP Primeの方は在庫も潤沢な様です。
そこで、Primeの売上に貢献すべく(?)、こんな話題をお届け。
 
HP50G, HP Primeでも複素数の計算が出来ます。

ここでは、HP Primeにて等角写像の例として、Zhukovski 変換を使ったグラフィクスを描いてみましょう。
詳しい内容は、Zhukovski変換を調べてください。

先ずは、変換する前の円の中心座標を定めます。複素平面に描くため、円の中心座標も複素数として設定しますから、複素数を保持できる変数が必要です。デフォルトで利用できる複素数変数にはZ0~Z9までがあり、ここではZ0に(-0.08, 0.15)を設定してみました。
つぎに、変換する円の半径ですが、これはsqrt((1-Re(Z0))^2+(Im(Z0))^2) とします。


変換する円の式をdefineによって定義しておきます。


更に、Zhukovski変換の式もdefineで定義すると、楽に進みます。


最後は、「パラメトリック・プロット」アプリケーションを呼び出し、つぎの様にグラフの式を設定しておきます。アプリケーションの複製を作り、Zhukovskiとでも名付けてやってもいいかも知れません。


後は、Graphキーを押してやれば、変換前の円と、Zhukovski変換にて得られる「翼断面」の図が得られるはずです。






同様の事をHP50Gでも作業できますが、実行速度はHP Primeの方が断然早そうです。

2016年3月8日火曜日

fx-CP400が気になる

先日、前の記事のコメント欄にて、やす 様からCASIO fx-CP400 についてのお知らせを戴き、少し調べてみました。

既に2013年にはGood designを取得している模様で、この頃には販売されていた模様。

graphing scientific calculators [CLASSPAD FX-CP400]
https://www.g-mark.org/award/describe/40156

海外では発売されて久しい高機能電卓ですが、2016年を迎えた今日、日本での販売は行われておりません。
主に教育向けだからの模様です。

webにある情報を見た範囲で、fx-CP400とはどんなモノなのでしょうか ?

まずは、やす 様も申しております通り、タッチパネルとスタイラス、そしてキーボードもあるという興味深いデザインです。
キーボードはテンキーのみと割り切っており、関数キーなどはソフトウェアキーボードで行うという徹底ぶり。見た所、TI Nspireを意識した様なI/Fの様です。
ソフトウェア・キーボードを始め、数式を操作する事に主眼を置いている感じで、それはCASを使う事を意識しているからなのでしょう。

以下のページで、細かい紹介がされております。

Fx-cp400 - TK Notebook 様
http://www.nakamuri.info/mw/index.php/Fx-cp400

製品サイト

ClassPad II(fx-CP400) 
https://edu.casio.com/products/cg/cp2/

英文マニュアルはこちら。

http://support.casio.com/en/manual/manualfile.php?cid=004010003

計算については、RealモードとComplexモードがあるらしく、ComplexモードでCASを使うと複素数根も計算してくれる模様。
また、CASIO BASICも用意されているので、プログラミングもOKです。

縦型大画面のカラー液晶の割に、単4電池で稼働するという辺りはチョット驚きです。連続稼働時間は100時間程度となっておりますが、ENELOOPも使えるらしく、経済性はかなり高め。結構ソソります。

CASを使う事を主眼にしているらしく、「計算結果をその場ですぐに欲しい」という実用性は少ない様子で、実務向けというよりは教育向けの色が濃い。
また、結構高そうな感じもします。(Amazon.com では$149の程度ではありますが)
この辺りが日本で発売されない理由の一つなのかも知れません。

惜しいナァ ... 。

2016年2月16日火曜日

映画「ゴーストバスターズ」にまつわる話題

映画「ゴーストバスターズ」の新作の公開日が決まったそうです。

『ゴーストバスターズ』新作は8・19日本公開!女性が幽霊退治の主人公に - シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0080378

いや、新作はどうでもいい。旧作というか元祖の方です、当方の記憶に残っているのは。
(旧作の)映画「ゴーストバスターズ」には、CASIOのポケコン・PB-100が出ておるのですね。

赤松健氏・Twitter
https://twitter.com/kenakamatsu/status/123429347825688577
ゴーストバスターズのは、あれはカシオのPB-100です。FA-3(カセットインターフェースユニット)付きの。 RT @shengyan 映画ゴーストバスターズの一人が持っていたのはどれでしたっけ?

9:07 - 2011年10月10日
写真もありました。

Harold Ramis dies: Ghostbusters 3 still set to go ahead - The Independent
http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/films/news/harold-ramis-dead-ghostbusters-iii-still-set-to-go-ahead-9154213.html

PB-100をぶら下げている役者さんが亡くなったという記事なので残念ではありますが、記事の冒頭にある写真を御覧戴きたく。

で、PB-100についてはWikiPediaを参照すると、1982/08に発売されているそうで、もう33年も経っております。ウーン。

そこで、fx-5800Pの後継機と共に、PB-100から33年という事で記念碑的なポケコンとか、出してくれると面白いかなぁなんて思うのでありますが、如何でしょうか、CASIOサマ。