先日、前の記事のコメント欄にて、やす 様からCASIO fx-CP400 についてのお知らせを戴き、少し調べてみました。
既に2013年にはGood designを取得している模様で、この頃には販売されていた模様。
graphing scientific calculators [CLASSPAD FX-CP400]
https://www.g-mark.org/award/describe/40156
海外では発売されて久しい高機能電卓ですが、2016年を迎えた今日、日本での販売は行われておりません。
主に教育向けだからの模様です。
webにある情報を見た範囲で、fx-CP400とはどんなモノなのでしょうか ?
まずは、やす 様も申しております通り、タッチパネルとスタイラス、そしてキーボードもあるという興味深いデザインです。
キーボードはテンキーのみと割り切っており、関数キーなどはソフトウェアキーボードで行うという徹底ぶり。見た所、TI Nspireを意識した様なI/Fの様です。
ソフトウェア・キーボードを始め、数式を操作する事に主眼を置いている感じで、それはCASを使う事を意識しているからなのでしょう。
以下のページで、細かい紹介がされております。
Fx-cp400 - TK Notebook 様
http://www.nakamuri.info/mw/index.php/Fx-cp400
製品サイト
ClassPad II(fx-CP400)
https://edu.casio.com/products/cg/cp2/
英文マニュアルはこちら。
http://support.casio.com/en/manual/manualfile.php?cid=004010003
計算については、RealモードとComplexモードがあるらしく、ComplexモードでCASを使うと複素数根も計算してくれる模様。
また、CASIO BASICも用意されているので、プログラミングもOKです。
縦型大画面のカラー液晶の割に、単4電池で稼働するという辺りはチョット驚きです。連続稼働時間は100時間程度となっておりますが、ENELOOPも使えるらしく、経済性はかなり高め。結構ソソります。
CASを使う事を主眼にしているらしく、「計算結果をその場ですぐに欲しい」という実用性は少ない様子で、実務向けというよりは教育向けの色が濃い。
また、結構高そうな感じもします。(Amazon.com では$149の程度ではありますが)
この辺りが日本で発売されない理由の一つなのかも知れません。
惜しいナァ ... 。
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