近所の家電量販店で、CASIO fx-5800P が売られておりました。
その量販店は規模の割に電卓の品揃えは割合充実している様子でした。流石に fx-CG100 はありませんが、今や fx-5800P を置いている所は結構少ないので「頑張っているなァ」と感心した次第。
流石に、価格は「もう少し」の 10,800円でした。Amazon JP で 8,800円くらいですから、ネット販売に流れてしまうのも道理とは言え、CASIO サイトでは 15,800円でありましたから、それを思うと、実店舗でこの価格は、努力の跡があると思う所 (実店舗、地代が掛かりますからネ)。
さて、fx-5800P には、60進数入力のためのメカ、「° ' "」キーがあります。これは、面倒な手続きを要せず、60進数入力が簡潔に出来るという具合であります。
先日、fx-CG50 Solver で 60進数入力が出来なーいッ ! と不平をこぼしたのですが、fx-5800P ならば、おそらく「バッチリ」だと思われます。
思えば、昔の関数電卓の多くで、60進数入力のメカ、専用キーを用意していたのでありますが、時代が進む内、関数電卓がプロ電やグラフ電卓へ変貌を遂げ、機能付加の徒然に、キーボード面にも工夫が必要となって、使用頻度の少ない(と判断された)キーを、例えば Option メニューのようなところへ押しやってしまった。
ユーザーとしては、機能が付加され、充実するのは歓迎されるながらも、キーボード面に制約があるものですから、どうしても機能呼び出しの競争みたいになってしまったのだと思う所。
今日では、ClassWiz シリーズの関数電卓でも、I/F の構成を考え、Option キーを付けるなどの工夫を進めております。これも新時代のアプローチ、とでも言えましょうが、同時に、fx-5800P という選択肢を温存しているのは、やはり「プログラム関数電卓の集大成」の位置づけであるからこそ、なのかも知れません。
もう少し前だったら、6,000円で買えた時期もあったのですが、今日、物価高騰の折とあって、fx-5800P も、チョット高くなってしまいました。
当方、fx-9750GIII に手を出してしまい、今から fx-5800P を買うという程でもありませんが、「グラフや python 要らないヨ、プログラムや計算がしたい !」という気骨のある方は、fx-5800P は未だにオススメ出来る機種である様に思うのであります。
高機能電卓の情報を広く扱おうと、こんな題名にしました。 先日、手持ちの HP50G がイカれてしまい、HP電卓についての話題を追いかける事が出来なくなりました。 他社の高機能電卓も気になるので、色々とちょっかい出しますヨ。 宜しくネ。
2026年5月15日金曜日
fx-5800P が販売されていた
2026年4月21日火曜日
少し不平を言わせてもらいたく
ご無沙汰です。最近は、blog へのポストも滞っております。何と言ってもネタ枯れがキツイ。
永らくお休みしていた所で、プログラミング作業も全く行っていないのでありますが、「では、何をしていた ?」というと、電卓にある Solver 機能で、いくつかの計算式の数値を計算するなど、電卓本来の用途を"満喫"していた次第。
計算式の一つの例としては、タイマー IC 555 の無安定マルチバイブレーター動作で、発振周波数の計算をしておりました。
f = 1/(ln 2 *(R1+2*R2)*C)
これを Solver に入力しておき、R1, R2, C から 発振周波数 f を計算する、という手筈。Solver なので、逆に f を指定し、コンデンサ容量 C を逆算する、という用途にも使えます。
ちなみに、電卓の Solver では、変数の名前に使えるのは 英数字名1文字 である場合が多いので、上記の式は
f = 1/(ln 2 *(R+2*Q)*C)
の様に書き換える必要があります。
で、Solver の利便を満喫していた所で、「そうや、地球上の 2点間の距離を計算する式があったな」と思い出し、使ってみようと。
[HP200LX manual より]
Distance = 69.0466*acos( sin(LT1)*sin(LT2) + cos(LT1)*cos(LT2)*cos(LG1 - LG2) )
LG1, LT1 ; 第1 地点の経度(Longtitude), 緯度(Latitude)
LG2, LT2 ; 第2 地点の経度(Longtitude), 緯度(Latitude)
※ 東経、南緯は 負数で指定する
例 :
Pennsylvania 州 Philadelphia (北緯 40° 35' 西経 75° 10') と
Oregon 州 Corvallis (北緯 44° 35' 西経 123° 16') の間の法定マイルを求める。
答 :
計算結果は 2425.31 [法定マイル]
これを、fx-CG50 の Solver で計算しようと思ったのですが、操作を始めて、計算する所で「詰んでしまった」のです。
というのも、Solver の数値入力画面で、度分秒の入力が出来んのですヨ ! ウーン、マイッタ ... 。
「エ、ウソ !?」とお思いの方、お手元に fx-CG50 があったなら、是非ともお試しいただきたく思います。
(ぶっちゃけ、40° 35' という数値を入力するには 40+35/60 とやってやれば済むのではありますが、こうなってしまうと、度分秒の記号はいらん事になってしまう ... )
「最新の電卓製品で、此の辺りはどうなん ? 」と思ったんで、近所の家電量販店に行って、電卓をポチポチと操作してみました。操作したのは、fx-JP500CW 。
(何でコレにしたのかというと、店頭で稼働展示されている機種だからだったりします。CASIO の営業サマ、お疲れ様です)
上記の数式をすぐに思い出すほどオツムの回転が良くないので、Solver を動かして適当な式を入力し、変数入力で度分秒の数値が入力できるか、という所を確かめました。すると、そこは最新の電卓製品だけあって、入力自体はどうにか出来ますネ。
少し操作が煩雑になってしまいますが、全く入力できないよりは雲泥の差ではあります。
昔の関数電卓では、度分秒の入力補助として DMS→、→DMS といった(疑似)関数機能がありました。
度分秒の入力で、一旦度分秒を "度.分秒" として入力し、DMS→ キーを押して、度に変換するものです。
具体的には、40度35分15秒の場合、40.3515 と入力、DMS→ を押して 40.5875 と 10進数変換して計算に供するのでした。
時代が下り、今日では自然数式入力が全盛となっております。
この度分秒の入力についても「°」の区切り文字を使うことで、(便宜上)60進数の記法に沿う形で数値表現が出来る様になりましたが、電卓全体で統一されたデザインとして具現されていない様でもあり、数値入出力 I/F としては"いま一つ"(イマイチ)の状態、と言えるのかも知れません。
最新の fx-JP500CW では、数値入力時に「°」を呼び出す事が出来ましたが、計算結果を度分秒にて表示したいというニーズについては、試しておりません。
incremental な改良を経て、良くなっていくのでしょう。
そんな具合で、ここでは少しだけ不満をブータレてしまいました。ついでに言うと、手元には HP35S (新版) があり、キーボード面に →HMS, などの機能があります。こうした用途では「電卓そのものを取り替える」という手段もあるのか、などと思ってみたり。
2026年1月15日木曜日
Feynman point を求めて
タイトルにある Feynman point ちうのは、円周率の一部に 9 が連続する箇所があり、それが何故か Feynman point と呼ばれているとの話であります。
ref. ファインマン・ポイント - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88
円周率の小数点以下 762桁から "999999" が現れるとの事。
そういや、CASIO の Topics ページに、以下の記事がありました。
ref. 小学3年生の小原さん 関数電卓でPythonを動かす「シン・電卓アート」を制作 - CASIO Topics
https://www.casio.co.jp/topics/article/2024/K-055/
python で script を組んで、円周率 1000桁を憶えようとしている小学3年生の記事であります。
時代はここまで進んでおりました。マイッタ。
過去に、100円ショップの電卓をいじって興じている幼児をみて「電卓で遊ぶ幼児は理学者の夢を見るか」というネタを書いた憶えがあるのですが、現実はもっと進んでいたという次第。
25歳の頃「円周率を憶えるゾ !」と頑張ってはみたものの、16桁程度で満足してしまったバカチンの当方としては、オツムの体操と称して、円周率を求める script を使って遊んでみたのですが、その辺りの話を書いておきますヨ。
円周率を計算する upython script は以下の様であります。(実は再掲)
def machin(n):これを使うと、(原理的には)所望の桁数分、円周率を計算をしてくれるのですが、実際には丸め誤差があるので、余裕をみて計算桁を指定するのがよいです。
sm=0
term_1=10**n//5
term_2=10**n//239
flg=0
for j in range(n):
dv=1+2*j
if flg==0:
sm+=term_1//dv*4
sm-=term_2//dv
term_1=term_1//5//5
term_2=term_2//239//239
else:
sm-=term_1//dv*4
sm+=term_2//dv
term_1=term_1//5//5
term_2=term_2//239//239
flg=1-flg
return (sm*4)
例えば 500桁を計算するならば、510桁とか。
で、fx-CG50 の upython でコレを実行すると、およそ 508までは計算できました ... Feynman point の 762桁には届かない。ウーム。
800桁程度まで計算できるならば、Feynman Point の部分を取り出すため、つぎの追加をする所なのですが、
print(str(machin(800))[760:769])CASIO python では無理ゲーでした、残念。
しかし、諦めが悪いので Python Extra などで試してみましたら、ナント ! 計算できてしまいますネ ! コリャーエエ。
調子に乗って、XCAS でも試してみましたら、これでも計算できます。いや、不可解。
メモリ管理などの方法が違う、という感じなのかも知れません。
この 「Feynman point を表示する」という設問については、C.BASIC で実現できそうな気がするのですが、そのために、C.BASIC のマニュアルを眺めていたら、その機能の多さに圧倒されてしまい、勉強が進んでおりません。
折を見て、書けたらと思います。
ス・キ・魔 :
fx-9750GIII の CASIO python では、machin(254) まで計算してくれましたが、メモリの少ない 9750GIII では致し方のない所であります。
と・こ・ろ・が ! XCAS では実行できますネ。ただ、Clock UP の仕掛けがないので、40秒くらいの時間が掛かります。
str(machin(800))[760:769]
"349999998"
2025年12月18日木曜日
fx-CG100 の話題
年末も近づいたこの頃であります。
本邦でも発売されて久しい fx-CG100 についての話題がありましたので、触れておきます。
fx-CG100 開発者による UI の刷新についての解説
real time 検索をみていたら、つぎのpostがありました。
https://x.com/Tossy99077342/status/2001284830450024888
確かに、キーボード面を始め、画面I/F など、細かい所が工夫されているのは良いことではあります。
fx-CG100 のファームウェアアップデーターの提供
fx-CG100 にアップデーターが提供されておりました。
ref. ソフトウェアダウンロード - casio
https://support.casio.jp/download.php?cid=004&pid=1067
OS 2.0 → 2.1 への改変で、主に グラフアプリの強化 との事であります。
機能的には大きく変わる部分はないらしく、マニュアルの更新もない様に思われますが、fx-CG100 持っていないから、よくわかんねぇや。
2025年11月26日水曜日
ようやく、CASIO 関数電卓ページのトップ画像に fx-CG100 が登場しました
永らく、fx-CG50 が写真では上がっておりましたが、ようやく写真が更新され、fx-CG100 が登場しました。
ref. 関数電卓 - CASIO
https://www.casio.com/jp/scientific-calculators/#program
やす親分も申されておりましたが、fx-CG100 では CASIO BASIC を廃してしまったため、実用的な計算の必要な場合、upython のみという、結構キツイ状態とも言われます。
他にも Add-in が使いにくい構造になっているなど、fx-CG50 successor としては「?」な点が多いとも言われております。
そうした評価の CG100 が、遂に CASIO 関数電卓の top となった様で、CASIO の経営方針を垣間見たような感じでもあります。
CASIO 関数電卓は、学生、生徒向けの「教育型」関数電卓と、fx-5800P を筆頭とする「実用型」関数電卓の両者は、現時点で併売されております。
電卓製品では切磋していた Sharp ですが、PC の事業を切り離したらしく、今は dynabook株式会社から製品を出しているそうで、目下、技術的な成果を問うスマートフォンに経営資源を集中しているかの様でもあります。
「実用型関数電卓を必要とするならば、PCやスマートフォンを使うべし」の様な意見もあるようですから、実用型は、新機種を期待するのが難しいGenreになっているのかも知れません。
しかし、個人的には、密かに「製品が多種類、潤沢に用意されている事が"豊かさ"の指標なのではないか ?」という思いがあります。
ついでに記しておきますと、連休中、CASIO の 電卓アプデ提供ページが、止まっておりましたネ。今は復旧しております。
こんな話と関係しているのかなぁ ?
ref. クラウドフレアの大規模障害と海賊版訴訟が示す「ネットインフラの責任」
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/2065820.html
そういや、1970年11月25日は、作家の三島由紀夫氏が自衛隊有志に決起を呼びかけ、呼応した自衛官が居なかった事に絶望し、割腹自殺を図った日だそうです。
( 何か、意図があるでもありません。単なる史実を書いただけ )
今後の動向に注目したく思います。
2025年11月16日日曜日
fx-CG50 の Add-in は強力な様子
こんな post があったので、取り上げてしまいました。
ref. https://x.com/bockringElec/status/1989343294028140609
fx-CG50 で Bad Apple というアニメーション表示を行うデモを取り上げ、「fx-CG50 は非力なので、別の電卓を推奨する」としております。
確かに、TI-83+ CE では、Z80の binary が動き、海外ユーザーがゲームを作成しているそうで、うまくプログラムを組めば、同等の事が出来るかも知れません。
しかし、HP Prime は Binary プログラムを導入できるのか、まだ、よく判らない ( 昔、HP Prime のファームを根こそぎ削除して Linux を boot する、という研究があったそうですが)。
それらを以て、fx-CG50 が非力と断じるのは、ちょっと無理があるようにも思われます。
ただ、TI 電卓、HP Prime も面白い電卓でありますから、こうして取り上げるのは有り難いものではあります。
Sentaro 様は、fx-CG50 で Clock up のプログラムを作成しており、 さらに C.BASIC まで登場しております。
他にも、KhiCAS(io), Python Extra の様な Add-in も公開されてて、かなりの事が出来るのです。
Add-inの作成が出来る人ならば、fx-CG50 で、こうしたアニメーション表示をするプログラムを作成出来るかも知れません。
fx-CG50 が Dis continue 製品となって、新しいグラフ電卓 fx-CG100 は、Add-In の利用が出来ない様にしており、Add-In を使うのは容易ではありません。
それでも、海外のユーザーは活発に、fx-CG100 でも Add-in を使用できる様な Hacking を行っているそうで、既に一部の Add-in が 稼働していると言われます。
しかし、アニメーション表示、スゲェな ... 画像を圧縮しても、かなりのデータ量と思われます。デモとしては凄さが伝わってきますが、電卓に常駐させるとなると、他に何も入らないかも 。
Add-in 作成は、かなりの知識が必要でありますから、「物欲しげ」に周囲をうろつくしかありません。
2025年11月7日金曜日
χCAS(io) が見られないゾ ... (追記しました)
fx-CG50, fx-9750GIII などで動く、CAS「χCAS(io)」が、2025-11-06 現在、見られない状態になっております。
https://www-fourier.ujf-grenoble.fr/~parisse/casio/khicasioen.html
そこで、Wayback machine で検索した所、ちゃんとアーカイブがあると解りました。
https://web.archive.org/web/20250911060358/https://www-fourier.ujf-grenoble.fr/~parisse/casio/khicasioen.html
本家サイトが回復するまでは、ここでお世話になるようです。
ついでに、以前、芝村先生の記事が出ていたのですが、トピックス・ページという所に収録されております。
https://www.casio.co.jp/topics/
色々と面白い記事があるので、気になった方は是非ともご覧頂きたく思います。
2025-11-23 追記
KhiCAS(io) のアドレスを紛失してしまい、再度、検索した所、以下のページが出てきました。
ref. χCAS(io)
https://www-fourier.univ-grenoble-alpes.fr/~parisse/casio/khicasioen_o.html
どうも、アドレスを見る範囲では、ドメインに変更があったらしく、以前のページが見られなくなったようです。
所が、新しいページでは、気になる部分があります。
- fx-CG50 向けのファイル「khicasen.g3a」のみになっております
- それまで 2MB あったサイズが、1.0MB になっております
新しくなった事で、サイズが小さくなったのか、と思い、手持ちの fx-CG50 で試してみましたが、どうにも不具合で、実行できないのです。
具体的には、Menu に出て来ないので、実行できない状態。ウーム ?
以前は fx-CG100 で動かす手段として mpm も紹介しておりました。また、fx-9860GIII, fx-9750GIII でも動く khicasen.g1a も用意されておりましたが、今は見当たりません。
その場合は、上記に示しました wayback machine のページからダウンロードできます。
もしかすると、新しいサイトの Add-in ファイル、fx-CG50 では動かないものの、mpm を使った fx-CG100 なら動くのかも知れません。
蛮勇をお持ちの方は、お試し下さい。
2025年10月30日木曜日
生産終了の fx-CG50 に アプデが登場しました
既に fx-CG100 が発売、fx-CG50 は生産終了となっておりますが、珍しい事に、fx-CG50 のアプデが登場しておりました。
ref. fx-CG50 アプデ
https://support.casio.jp/download.php?cid=004&pid=2126
- バージョン履歴
(2025年10月29日) fx-CG50 OSアップデーター(⇒Version 3.81)及び関連アプリソフトの公開 (Windows/Mac OS)
- バージョンアップ内容
(Ver3.80.XX1X → Ver3.81)
軽微な修正
との事で、内部的な不具合の修正、という具合のようです。
これで casioplot.getkey() とかが追加になれば興味深いのですが、マニュアルの更新はなさそうですから、機能面は変更なし、として差し支えなさそう。
他方で、OS に lock を掛ける、というイヤな更新もあるかも知れません。
確か、XCAS は、OS 3.7 では問題なしだったものの、3.8 になって、導入が困難になったそうで、3.7 へ roll back する必要があると記されておりました。
今般の 3.81 は、OS の downgrade を阻止する、そんなイヤなメカが入っていたりしないか、などと思う所。
(当方、未だに 3.40 だったりします)
で、XCAS, PythonExtra を使っていない皆さん、おそらく最後のアプデが提供されましたので、是非ともご利用戴きたく ... !
突然のアプデ襲来に驚いてしまい、出だしはこんな事で始めましたが、先日から、チョット手遊びで、こんなコードを作っておりました。
四角形の中に少し傾けた線を引き、それを繰り返していくと、規則性のある図柄が現れる、というものです。
# recsq.py 2025-10-27但し、やす親分作成の線引き module 「u.py」を使用しております。折角作っていただいたので、有り難く使わせて戴いております。
from math import *
#from casioplot import *
from u import *
a=(86,191)
b=(86,0)
c=(277,0)
d=(277,191)
def sqlin(a,b,c,d):
line(int(a[0]),int(a[1]),int(b[0]),int(b[1]))
line(int(b[0]),int(b[1]),int(c[0]),int(c[1]))
line(int(c[0]),int(c[1]),int(d[0]),int(d[1]))
line(int(d[0]),int(d[1]),int(a[0]),int(a[1]))
def tr(r,p,q):
return (p[0]*(1-r)+q[0]*r,p[1]*(1-r)+q[1]*r)
def recsq(n,r,a,b,c,d):
for i in range(n):
sqlin(a,b,c,d)
b=tr(r,b,c)
c=tr(r,c,d)
d=tr(r,d,a)
a=tr(r,a,b)
recsq(60,0.05,a,b,c,d)
親分、多謝であります !
ref. Casio Python - グラフィックス出力関数の追加 - e-Gadget - プログラム関数電卓
https://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-739.html
このコード、元々は再起処理っぽい感じで書いておりました。
def recsq(n,r,a,b,c,d):しかし、繰り返しの回数が 50 になると stack overflow になってしまいました。なんだよ、オイ !
if n<=0:
return
sqlin(a,b,c,d)
b=tr(r,b,c)
c=tr(r,c,d)
d=tr(r,d,a)
a=tr(r,a,b)
recsq(n-1,r,a,b,c,d)
upython では、バルクデータを扱う必要もあって、heap oriented らしく、Stack は少し控えめに配分するのだと思う所です。
で、作業中のコード、入力している最中、「無理に recursive にする必要はなさそうだナ」と、単純な繰り返しにした所、stack 消費がないため 50 を越えて 100 でも問題なく動くと判明しました。
先日来、ダイソーで買ってきた NiMH 電池を使っていたのですが、今日になって、Low Batt replace が出る様になったものの、一度電源をサスペンドすると、一時的に復帰する事をいい事に、使い続けておりました。
流石にこのままではキツそうと、電池交換のため、編集中のコードを保存しておこうとすると、Low Batt 警告が出るのであります。Flash memory は書き込みに電力が要るのです。そこで、一旦サスペンドで電圧回復を図り、保存しなおすという際どい操作で、切り抜けたという具合。(良い子はマネしちゃダメよ)
昔のポケコンでは、RAM に BASIC プログラムを置いておりました。電池が切れると、内容をすっかり忘れてしまうのですが、それを思うと、隔世の感、ではあります。
2025年10月26日日曜日
fx-CG50 : Julia 集合のグラフィクス
理屈はさておいて、Julia 集合のグラフィクスというのが、Mandelbrot set graphics のコードをいじるだけで作成できるとの話で、作業してみました。
末尾の julia(6) で「計算深度」を指定しております。
from math import *
from casioplot import *
clear_screen()
def julia(deg):
tbl=[ (0,0,0),(255,0,0),(0,255,0),(0,0,255),(255,255,0),(255,0,255),(0,255,255),(255,255,255) ]
n=len(tbl)*deg
xmin = -3.84/2
xmax = 3.84/2
ymin = -1.92/2
ymax = 1.92/2
dx = (xmax-xmin)/384
dy = (ymax-ymin)/192
for yp in range(192):
for xp in range(384):
z = xmin+(xp*dx) + (ymax-(yp*dy))*1j
c = -0.8 + 0.156j
cnt = 0
while (abs(z) <= 4.0 ) and ( cnt < n ):
z = z*z+c
cnt = cnt+1
rgb = int(cnt*255/n)
#col = (int(rgb),int(rgb*0.75),int(rgb*0.25))
col = tbl[cnt%8]
set_pixel(xp,yp,col)
show_screen()
julia(6)
この計算深度は、反復回数を指定するもので、カラーテーブルの大きさの倍数となっていて、カラーテーブルの大きさが 8 なので、最大で 6*8 = 48 回の計算繰り返しを行います。
どうして、こんな事をしているのか、と申しますと、計算回数の上限を上げる事で、色々と画像が変化してくるのですネ。
fx-CG50 のスクショを取る方法がわからないので、パソコで擬似的に行ったのが、つぎの画面であります。
中心部から黒の領域がウネウネと出ておりますが、回数を増やすと、黒の部分にも細かい色が現れるのです。
しかし、fx-CG50 ではチョット荷が重いので、上限を 6*8 にしているという次第です。
さて、このコードをやっていて、隘路に入ってしまったので、メモを書いておきます。
当初、ファイル名を jul-1.py としていたのですが、実行すると、「Syntax error」が出るのですネ。色々とコードを手直ししてみましたが、どうにも見通しがつかない。
結局、実行時に 「from jul-1.py import * 」と出ていて、ファイル名にあるハイホンを「コレって、引き算じゃね ? エラーじゃんかよ !」となっていたらしい。
そういや、CG50 本体で python コードを作成するとき、ファイル名にハイホンは入力できんのですね。道理で。
... なんとも情けないオチでありました。スマソ。
2025年10月11日土曜日
電卓の話題で、こんな話を見た
確か、以前にもあったと思うけれども、6÷2(1+2) の答えが色々と悩ましいとの事。
ref. 6÷2(1+2) - Wikipedeia
https://ja.wikipedia.org/wiki/6%C3%B72(1%2B2)
電卓で計算しても処理方式が様々で、答えが 9 であったり 1 であったりするのだそうです。
まずは、CASIO fx-CG50 でやってみましたヨ。
6÷2(1+2) を 6÷(2(1+2)) と自動で書き換え、1 を返しますネ。教育用途という所で、配慮されているようであります。
続いて、fx-CG50 の upython ですが、プログラム言語なので、こうなりました。
>>>6/2(1+2) TypeError : 'int' object is not callableエラーです。なるほど。2は関数として呼び出せない、という具合です。
HP Prime の simulator でもやってみました。
"6/" まで入力した所、自動で分数表記になり、以降の 2(1+2) を入力すると 2(1+2) の分子の扱いとなって、結果は 1 になりました。これはこれでウマイ回避法です。
HP電卓で広く使われていた RPN でやるならば、こんな具合になりましょうか ?
6 [ENTER] 2 [ENTER] 1 [ENTER] 2 [+] [*] [/] → 1 を返しますまた、6÷2*(1+2) として計算するには、
6 [ENTER] 2 [/] 1 [ENTER] 2 [+] [*] → 9 を返します
括弧で括った項と数値の掛け算で、掛け算記号が省略されてしまう事から、演算子の優先順位に混乱が生じるため、こんな具合になるのでしょう。
Wikipedia の記述によると「この式自体の記述がオカシイ」とする方式もあるそうで、式記述について、曖昧にならない様な指導が期待される所でもありますが、学校教育の現場では、今暫く、この問題に悩まされることになりそうです。
【おまけ】
fx-CG50 XCAS で試したら、
6/2(1+2)
Warning : using implicit multiplication for (2)(1+2)
1
でした。暗黙の掛け算処理を適用、という具合です。2025年9月7日日曜日
fx-CG50 と fx-CG100 では、何かが違うのかな ? (2)
金欠で fx-CG50 をポツポツと使って物欲という渇愛を癒やす日々、fx-CG100 を購入の皆様、様々御活用されて居られます様で、ご健勝、お慶び申し上げます。(手抜きで、前回のネタと同じ口上)
Tossy (@Tossy99077342) 様 post より
CASIOのfx-CG100のPython機能のcasioplotモジュールでランダムな色で画面を埋め尽くすサンプル。https://x.com/Tossy99077342/status/1962097774184603800
何故か描画が途中で遅くなったり速くなったりする。
との事でしたが、その後、コードを改変して試してみた次第。
from casioplot import *
from random import *
def draw_box(i, j, c) :
c = (randint(0,255), randint(0,255), randint(0,255))
for y in range(16) :
for x in range(16) :
set_pixel(i*16+x, j*16+y, c)
while True :
i = randint(0,24) :
j = randint(0,12) :
c = (randint(0,255), randint(0,255), randint(0,255))
draw_box(i, j, c)
show_screen()
実行してみると、カラフルな画素で画面を敷き詰めるのは同じなのですが、前回と異なり、
- "夢幻"ループ (CASIO ポケコンのnewsletterの題名 ) で、ランダムな位置にタイルを敷き詰めます
四角を描く所でも色コード指定をしているので、色コードタプルをバシバシ生成し、heapを食い尽くすのではなかろうか、と思ったのですが、少しの時間では、目立った変化は認められませんでした。
ウーン ?
未だ、ナゾーは深まるばかりであります。
一方、fx-CG100 がヒソーリと発売された中、電卓ページのトップバナー写真には、相変わらず fx-CG50 (生産終了品) が表示されております。
しかしながら、fx-CG50 のOSアプデは、2025-08-09 のアップデータにて終了という寂しい状態。
もう、fx-CG50 のアプデは提供されない様子でありますが、3.8 に更新すると「XCAS が動かない」という話で、当方は未だに 3.4 のママなんですヨ。
幸い、OSのdowngrade についての知見もあるそうで、3.7 にすると、XCAS が動くとか。
気になる方は、調査されたし。以上 !
2025年9月6日土曜日
方程式 solver 試論
と、格好つけてみましたけれども、大袈裟な物言いの割には、小ネタであったりします。
以前、fx-5800P に、内蔵公式集が 128本くらい入っていると知り、更に、ユーザーによる公式も登録可能、との事で、こうした公式集をダラリと使っていたら、そうした公式に少しは理解が及ぶ所で、初学者の助けになるんじゃないのか、などとボンヤリ思う所でした。
しかし、公式集をみると、例えば、multiple equation solver の様なメカがないため、公式内の変数に対して、式を変形したものが重複して登録されております。
理想を言うならば、公式を一本、入れておいて、Solver が指定した変数に対して数値解を求めてくれる、のが欲しいなぁ、というヘタレぶり。
fx-5800P の様な、公式内蔵のプロ電は、目下、successor が存在せず、というのが実に押井、と思う次第。
fx-CG50 には、Solver Appsがあり、方程式を登録する事で、所望の変数について数値解を計算する事は可能であります。
そこで、Solver Appsに、内蔵公式 selector の様なメカがあると便利かなァ、と思うのありますが、fx-CG50にはもちろんの事、fx-CG100 にも、そうした便利メカは用意されておりません。そりゃそうだ、学校教育向けでしたから、内蔵公式集の様な「あんちょこ」(「安直」の訛りが語源だそうです)は無いのが当たり前でありました。
斯様に、プロ電が「プロツール」の座位から「学校教育向け」に移って行く今日、プロツールの動きとしては、fx-FD10 が最後の輝きだったのか、などと思う所であります。
fx-FD10 が death-continue に至った今日、fx-5800Pが、プロツールの孤塁を守っている、という認識で良いのかも知れません。
プロツールのsuccessor 登場、という局面は期待できない今日、代替製品として、fx-CG50/fx-CG100 の upython に活路を見出すという試みは「密かなる需要、有用性が在りはしまいか ? 」という淡い期待から思いつくのであります。
幸いにして、fx-CG50/CG100 には、スクリプトを沢山抱えるだけのストレージ容量があります。
内蔵公式集として導入されていなくとも、ユーザーが必要な公式を登録、メニュー形式なりで計算式を選択して計算するといった作業を upython scriptとして記録しておけば、十分に活用できそうです。
実際、fx-5800Pに土木計算ライブラリを書き込んだものを、「専用機」として流通している商売があるとの話。
で、ここまでが長すぎる"前フリ"でありました。以降が本題。
fx-CG50/CG100 の Solver Apps, 結構便利なのですが、「方程式セレクタの様なメカが欲しい」という点もさることながら、f(x)=0 の形式の方程式しか解けない、そこが"押井"かなぁ ... と。
で、本編では、upython の計算能を用いて、2元連立方程式の数値解 Solver を模索しようという試みであります。
2方程式の数値解を求めるには、Newton-Rafson 法が利用できるそうで、ここでは簡易版のスクリプトを提示し、読者の皆様 (そんなに居らんのよなァ)に一考願おうという次第です。
つぎのコード「slv2eq.py」を用意します。
```
# title : slv2eq.py - Newton-Rafson Numeric solver
# begin : 2025-08-28 23:25:08
# mat[2][3] for equation difference matrix
mat = [ [0 for i in range(3)] for i in range(2) ]
eps = 1e-9 # machine epsilon
# pseudo-diff df/dx
def dfx(f, x, y) :
#print('debug ... eps ', eps)
return (f(x+eps, y)-f(x, y))/eps
# pseudo-diff df/dy
def dfy(f, x, y) :
#print('debug ... eps ', eps)
return (f(x, y+eps)-f(x, y))/eps
# newton-rafson solver
def solvre(f, g, x0, y0) :
x, y = x0, y0
for i in range(20) :
print('.', end='')
#report(x, y)
#
mat[0][0] = dfx(f, x, y)
mat[0][1] = dfy(f, x, y)
mat[0][2] = -f(x, y)
#
mat[1][0] = dfx(g, x, y)
mat[1][1] = dfy(g, x, y)
mat[1][2] = -g(x, y)
# matrix solvre
d = mat[0][0]*mat[1][1] - mat[0][1]*mat[1][0]
if d == 0 :
d = eps
tx = ( mat[1][1]*mat[0][2]-mat[0][1]*mat[1][2])/d
ty = (-mat[1][0]*mat[0][2]+mat[0][0]*mat[1][2])/d
mat[0][2] = tx
mat[1][2] = ty
x += mat[0][2]
y += mat[1][2]
print(' END')
print('x=',x)
print('y=',y)
print('eq1()=',f(x, y))
print('eq2()=',g(x, y))
return x, y
def report(x, y) :
print('x = {0:.6f} '.format(x), end='')
print('y = {0:.6f} '.format(y))
def inpnum(str):
lin=input(str).split(',')
if len(lin)>1:
num=complex(float(lin[0]),float(lin[1]))
else:
num=float(lin[0])
return num
```これを import すると、つぎの2つの関数が利用できます。
- slv2eq.inpnum()
数値入力サービス - slv2eq.solvre()
簡易 Newton-Rafson 数値 Solver
で、使い方としては、
- 3*x+2*y-3 = 0
- 3*x-2*y-8 = 0
の様な方程式を解くため、つぎのスクリプトを実行します。
```
from slv2eq import *
# equation #1
def f(x, y) :
return 3*x+2*y-3
# equation #2
def g(x, y) :
return 3*x-2*y-8
# main part
while True :
x=inpnum('x0= ')
y=inpnum('y0= ')
x, y = solvre(f, g, x,y)
```
のようにします。
- def で方程式 = 0 の形式で関数定義をして、
- slv2eq.inpnum() で 数値解探索を始める初期値入力、
- slv2eq.solvre(f, g, x, y) で Newton-Rafson を動かす
のですが、2, 3 の部分がループになっているのは、初期値の入力が簡単に行え、何度もリトライする為であります。
出力例
```
x0= 1 y0= 1 .................... END x= 1.833333333333334 y= -1.25 eq1()= 0.0 eq2()= 0.0
```
解の探索を始める初期値 x0,y0 を入力すると、20回ほどの計算の後、数値解を吐き出します。
再び、初期値入力になりますが、この例題では、他に答えがないので、[AC」キーを押して終了します。お疲れ様。
上記の例は、線形2元連立方程式のため、fx-CG50 の Solver Appsでも解けるものでしたが、このスクリプトの威力は、つぎの様な式でも数値解を得られる所です。
- x*x+9 = 0
- x-y*y+4*y+4 = 0
この方程式の場合、数値解が複素数になってしまうので、素直に解けません。
所が、Newton-Rafson 法では、探索を開始する初期値に複素数を用いると、解けてしまうのですネ。コリャーエエ !!
slv2eq.inpnum() では、実数と複素数の入力に対応しております。
複素数の入力をするには、実部のあと「,」を入れ、続けて虚部を入力します。
例えば、初期値に 1-2j を入力するには、1,-2 という入力をします。
実行例
```
x0= 1 y0= 1 .................... END x= -1.5216944570145454 y= -0.6115683445992836 eq1()= 11.31555402050879 eq2()= -0.3419836755275885 x0= 1,1 y0= 1 .................... END x= 3j y= (-0.8761088075138545-0.5215379877427583j) eq1()= 0j eq2()= 0j
```
他にも、色々な式が計算できます。しかし、数値計算で、内部で「数値差分」を使うなどしている所から、ピッタリの数値を得られるとは限りません。飽くまでも、正確な値に"にじり寄る"手段として、活用して戴けると幸いです。
何だか、小ネタと書いた割に、長くなってしまい、申し訳ない。
【お・ま・け】
HP50G Users guide の Page 7-5 (242) に、Manning 方程式の計算例があります。
これを slv2eq.py の応用例として、書いてみました。コードを示しておきます。
```
# # title : manning.py # begin : 2024-05-13 14:19:41 , 2022-05-11 16:17 # note : manning formulae equation solving test. # : ex. cu/n*(y*(b+m*y))**(5/3)/(b+2*y*sqrt(m*m+1))**(2/3)*sqrt(s0) - q = 0 # : y+(q/(y*(b+m*y)))**2/(2*gv) - h0 = 0 # : ans. q = 20.6614376636849357 # : y = 4.9936961327530183 # import math import slv2eq ## variables # constants h0 = 5.0 # represents the energy head (m, or ft) available for a flow at the entrance to a channel b = 1.5 # bottom width (m or ft) of channel m = 1.0 # the side slope (1V:mH) of the cross section. n = 0.012 # Manning s coefficient, a measure of the channel surface roughness (e.g., for concrete, n = 0.012) s0 = 0.00001 # slope of the channel bed expressed as a decimal fraction gv = 32.2 # gravitic accel coefficient cu = 1.486 # constant for UNIT convinient (ft, yards) # equation #1 def f(q, y) : return cu/n * (y*(b+m*y))**(5/3)/(b+2*y*math.sqrt(m*m+1))**(2/3) * math.sqrt(s0) - q # equation #2 def g(q, y) : return y + (q/(y*(b+m*y)))**2/(2*gv) - h0 # main part x, y = slv2eq.solvre(f, g, 2, 1)
```
2025年8月31日日曜日
fx-CG50 と fx-CG100 では、何かが違うのかな ?
金欠で fx-CG50 をポツポツと使って物欲という渇愛を癒やす日々、fx-CG100 を購入の皆様、様々御活用されて居られます様で、ご健勝、お慶び申し上げます。
Tossy (@Tossy99077342) 様 post より
CASIOのfx-CG100のPython機能のcasioplotモジュールでランダムな色で画面を埋め尽くすサンプル。https://x.com/Tossy99077342/status/1962097774184603800
何故か描画が途中で遅くなったり速くなったりする。
との事で、簡単なコードを書いてみましたヨ。
from casioplot import *
from random import *
def draw_box(i, j, c) :
for y in range(16) :
for x in range(16) :
set_pixel(i*16+x, j*16+y, c)
for j in range(12) :
for i in range(24) :
c = (randint(0,255), randint(0,255), randint(0,255))
draw_box(i, j, c)
show_screen()
実行してみると、カラフルな画素で画面を敷き詰める筈。
fx-CG50 で試したのですが、当方、ジジィになってしまい反射速度も鈍っているらしく、「何故か描画が途中で遅くなったり速くなったりする。」事象を確認するには至らず。
あるいは、fx-CG100 で実行すると、重大な「何か」で、実行速度に"揺らぎ"が生じたりするものなのかしらん ?
取り敢えず、そんな具合です。お試し戴きましたら、ご報告を戴けると幸いです。
追記 on 2025-09-01
藤堂俊介 (@ShunsukeTodo) 様のpost がありました。
fx-CG100 虚数の平方根ができるようになったのか。https://x.com/ShunsukeTodo/status/1962465220393328693
#CASIO
#関数電卓
以前、藤堂様は fx-CG50 の検討をされておられた様ですが、今般、CG100 登場で興味を惹かれたのかも ?
し・か・し ! fx-CG50 でも 複素数の計算はデキルんですヨ ! そりゃ、足りない部分はあるのは否めませんけれども。
√i, i^i だったら、計算してくれますゼ。Setupでcomplex mode を a+ib にすればヨロシイのです。
2025年8月1日金曜日
fx-CG50 : ローレンツ変換の計算にみる、計算精度の問題
先日、テレビをダラリと見ておりましたら、ローレンツ変換によって、速度 V で移動し続ける事で、時間の流れがゆっくりとなり、結果として「時間の収縮」という現象が生じる、とやっておりました。
具体例として「時速 285km で走行する新幹線に 100万年(!)乗り続けると、1秒だけ時間が縮む」との事。
まあ「100万年も乗り続ける」というのは現実離れした話ではありますが、飽くまでも思考実験であります。
そこで、手持ちの電卓で、宇宙に思いを馳せるが如く、計算してみようという次第。
まだ勉強しているので、詳細は分かりませんが、ローレンツ変換により、つぎの式で時間が収縮する様子が計算される様です。
t' = t sqrt(1-(v/c)^2)
但し、
- v ; 列車の移動速度 (285 km/h)
- c ; 光速度 (299792358 m/sec)
- t ; 列車に乗っている人の経過時間
- t' ; ローレンツ変換により、収縮したあとの時間
これを計算するのですが、まずは多くのグラフ電卓で利用できる upython を使ってみましょう。
import mathこれくらいならば、どの upython 電卓でも動くでしょう。
c=299792358.0
v=285.0*1000/3600
t=100.0*10000*365.25*24*3600
k=math.sqrt(1.0-(v/c)*(v/c))
td=t*k
print('a{:24.8f}'.format(t))
print('b{:24.8f}'.format(td))
print('d{:24.8f}'.format(t-td))
実行結果は ...
a 31557600000000.0000
b 31557599999998.8984
d 1.1015
順番に、
(a) 100万年乗車の経過時間
(b) 100万年乗車の経過時間を車両の外部から観測した経過時間
(d) (a)-(b) の差 ... 時間収縮の量
でありますネ。
テレビの言う通り、ほぼ 1秒程度の時間収縮が得られました。( 100万年走り続けて、これかよ )
計算の共通 platform として、upython を使用しましたが、fx-CG50 の計算機画面(もしくは BASIC)で行ったら、チョットばかりクルシイ結果が ... (a), (b) が同じ値で、(d) = (a)-(b) = 0 になってしまった ... ウーム。
2025年7月10日木曜日
【速報】fx-CG100、遂に日本上陸 !
先日、「このページなのか ?」と推測のリンクアドレスを上げましたが、2025-07-10, 遂に出現してしまいました ... !
https://www.casio.com/jp/scientific-calculators/product.FX-CG100/
ClassWiz CG というブランドで登場、ちょっとお値段は高めの様子。
いや、思っていたより早くの"上陸"でありました。
これで、fx-CG50 のファームウェア更新はなくなったのでしょうか。残念 ...
今回は速報なので、以上 !
追記 on 2025-07-14
そういや、CASIO 電卓の一覧をみて、面白い事に気付きました。
https://www.casio.com/jp/scientific-calculators/#program
先頃、生産完了品となった fx-CG50 ですが、生産完了品になると「オープン価格」になるのネ。
逆に言えば、「オープン価格」にならない fx-5800P は、当面生産が継続される、という見方ができそう。
ClassWizの関数電卓が出ても、programmable な fx-5800P の代替にはならずで、生産が継続されるのも納得ではありますが、個人的にはSolverを改良するとか、やって欲しいの ... 。
2025年7月3日木曜日
マイッタなァ、fx-CG50が「生産完了品」になっていたゾ ...
「遂にその日が来た」のでしょうか !? 我らが(?) fx-CG50 が「生産完了品」になっておりました ! ガーン !!
ref. グラフ関数電卓 fx-CG50 - casio.com
https://www.casio.com/jp/scientific-calculators/product.FX-CG50/
生産完了品、と銘打っている以上、つぎの推移が予想されます。マイッタ。
1. fx-CG50 の後継製品 (fx-CG100 ?) の登場、もしくは グラフ電卓自体の終売
2. 生産完了品 (fx-CG50) に対するアップデート提供の終了
ウーム、コマッタ ... 。
一方、Add-Ons にて開発が進められている PythonExtra が、0.4 に更新されておりました。
どうも、対応機種の拡大と、upython の更新が目玉となっているようです。
ref. Lephenixnoir/PythonExtra - git.planetcasio.com
https://git.planet-casio.com/Lephenixnoir/PythonExtra/releases
対応機種の拡大ですが、タッチパネル・CAS付きの fx-CP400, fx-CG500 への対応と、GRAPH MATH+ への対応が謳われておりますネ。GRAPH MATH+ も Add-Ons に対応している、という具合なのでしょうか ? すると、fx-CG100 でも Add-Ons が稼働する可能性が見えてきた ... ?
fx-CG50のファーム更新が途絶しても、PythonExtra という「逃げ道」があるのは、救いでもあるのでしょうか。
折角、こうした成果物があるというのに、まともなコードを書けずにいる、不甲斐なさよ ...
2025年5月27日火曜日
fx-CG50 : カッシーニの卵形線を描いてみるゾ
前に「カッシーニの卵形線」というのがあると聞いたので、手持ちの fx-CG50 upython で描いてみた、という小ネタです。
ref. カッシーニの卵形線 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%81%AE%E5%8D%B5%E5%BD%A2%E7%B7%9A
2025-06-01 追記
やす親分から、線引きなどの機能を実現した module「u.py」のお知らせを戴きまして、大いに刺激を受け、改変致しました。親分、お世話になります !
こちらのページから u.py を取得して、導入しておいて下さい。
ref. Casio Python - ユーザー関数 line() - e-Gadget 様
https://egadget.blog.fc2.com/?no=764
座標軸の表示を盛り込みましたが、「目盛り」は盛り込んでおらんです。いずれの課題としておきます。
代わりに、デカルトの正葉線の式を追加致しました。
また、表示領域の指定をチョット凝るなどしております。
元々、関数の絶対値が指定の値よりも小さい時に 0 とみなして、点を打つ具合に動作しておりますから、正確な線と較べると、太くなってしまう所がります。
デカルトの正葉線のWikipedia をみると、媒介関数表示が出来るので、 fx-CG50 のグラフ機能できれいな線を描けます。比較してみると面白いと思います。
ref. デカルトの正葉線 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88%E3%81%AE%E6%AD%A3%E8%91%89%E7%B7%9A
upython のコード ( 改訂新版 : やす親分の u.py module を使用します)
from u import *
from casioplot import *
#
def f(x,y):
return (x*x+y*y)*(x*x+y*y)-2*(x*x-y*y)-(1.02**4-1**4)
#
def f1(x,y):
return x*x*x-3*x*y-y*y*y
#
def scrSize() :
if isCG() :
return 384, 192
else :
return 384/3, 192/3
#
def axis(xs,xe,ys,ye):
i = int(-xs/(xe-xs)*width)
j = int(-ye/(ys-ye)*height)
line(0,j,width,j)
line(i,0,i,height)
#
def draw(func,xs,xe,ys,ye,eps):
for j in range(height):
for i in range(width):
x = (i*(xe-xs)/width +xs)
y = (j*(ys-ye)/height+ye)
if abs(func(x,y))<eps:
set_pixel(i,j)
# show graphix progressively
show_screen()
# main part
width, height = scrSize()
#xs,xe,ys,ye= -1.6,1.8,-0.7,0.9
xs,xe,ys,ye= -2.4,2.7,-1.05,1.35
eps=0.05
draw(f,xs,xe,ys,ye,eps)
axis(xs,xe,ys,ye)
( 参考 : 最初のコード )
from casioplot import *
#
def f(x,y):
return (x*x+y*y)*(x*x+y*y)-2*(x*x-y*y)-(1.02**4-1**4)
def draw():
width = 383
height = 191
xs=-1.8
xe= 1.8
ys=-0.9
ye= 0.9
eps=0.05
for j in range(height):
for i in range(width):
x = (i*(xe-xs)/width +xs)
y = (j*(ys-ye)/height+ye)
if abs(f(x,y))<eps:
set_pixel(i,j)
# show graphix progressively
show_screen()
draw()
2025年5月22日木曜日
他人様のpostを肴に ...
Ellefacia Marguerite ( @ellefacia_m ) 様、ポスト
この内部演算での扱いのせいで定数を定数と表示できないバグを何とかしてくれ!! 何でfx-5800Pですらちゃんと表示されるものが,数倍価格の高いfx-CG50でダメなのじゃ!? w →https://x.com/ellefacia_m/status/1923199772313186771
Machinの公式を自然表記で計算してもpi表示にならないとお怒りの様子。
fx-5800P では、pi表示になる様ですネ、羨ましい。
処理方式が変更された所で、取りこぼしがあったのでしょうか ?
せっかくなので、XCASでやってみましたヨ !
4*(4*atan(1/5)-atan(1/239))=>/
と入力すると「答え一発」ですネ。
( 「=>/」は、「→」、「÷」のキーを使います。式の計算と簡便化、との事 )
2025-05-25 追記
XCAS の入力表記に誤り ( atan(1//5) としておりました ) を訂正しましたヨ
2025年5月3日土曜日
fx-CG100 のマニュアルPDF をみて
先日、アメリカで販売開始となった、fx-CG100 Classwiz でありますが、マニュアルPDF をみていたら、余り急いで買うようなもんじゃなさそうな気がしてきました。
- upython version が 1.9.4
- casioplot module に、線を引く機能がない
なのヨ。
もちろん、
- matplotlib.pyplot, turtle といった module がスグに使える
- code editor のフォントが小さく、狭い画面を広く使える
という利点は在りますから、ここに使いやすさを求める向きは、是非とも購入をご検討戴きたく。
upython version 1.9.4 と云うと、当方が使っている、fx-CG50 の upython の version とおんなじなのですネ。まだ、OSは古いママ。
なので、もしかして「隠しcommand があったりして ?」と、getkey() の代わりに _getkey(), getkey_() ... とかやってみたのですが、流石にそれは無かった。海外のユーザーはHack済みなのでしょう。
fx-CG50, fx-CG100 の casioplot には線引きの機能がありませんが、fx-CG50 で動く Python Extra には線引きの機能があったはず (gint module, dline method )で、upython も大分新しいものを導入しております。
casioplot で線を引きたい場合、Bresenham algorithm により、自前で線引きのmethod を書けばいいのでしょう。それを含めて「学習用途」なのかも知れません。
確かに、code editor など、導入されていない機能は多くあり、まだ安定していない部分もあります。
fx-CG50 user としては、fx-CG100 Classwiz に飛びつく前に「射撃待て」 と注意喚起しておこうと思います。
当方、懐具合が寒いので、こんな事を言っておりますが、懐具合のイイ方は、是非とも fx-CG100 のご購入を !?
2025年4月25日金曜日
fx-CG100、アメリカで販売開始
先日、つぎの X post が出ておりました。
ref. ハリー ( @harycurl ) 様 X post
https://x.com/harycurl/status/1915245139330810017
カシオのグラフ電卓、fx-CG100(fx-CG50の後継)はアメリカで24日から発売とのこと。との事で、確かに、発売されている模様です。
日本ではいつから発売するのでしょう。
#関数電卓 #グラフ電卓
ref. fx-CG100 ClassWiz® Color Graph - casio.com
https://www.casio.com/us/scientific-calculators/product.FX-CG100/
マニュアルを取得しましたら、Python には、つぎの module があるという記述がありますネ。
- math
- random
- matplot.pyplot
- turtle
- casioplot
残念ながら、cmath は無い模様。ながらも、matplot.pyplot、turtle が「標準装備」で、すぐに使える所がウレシイ。
そして、多くのユーザーが期待していた(?)、リアルタイムキー入力機能が準備されました。
getkey() (No argument)getkey() は、casioplot module に入っていると、マニュアルにはあります。
Returns the key code of the calculator key pressed at the time this function is executed.
The key codes of the keys are shown below.
Python の機能が充実し、3D plot Apps なども使える様ですが、
一方で、CASIO BASIC が入っていない様です。Python が早く動作するという事で、省略されてしまったのでしょうか ?
また、国設定が4つとなっております。fx-CG50 にはあった、繁体字フォントを削除していたりするのでしょうか ?
fx-CG50 で新しいファームウェアが提供されれば、casioplot に getkey() の追加、という事はありそうです。
さて、どうなるのでしょうか ? 以上、速報でした !



