2013年4月26日金曜日

エエッー、出るの !?

思わず発音しにくい言葉で表現してしまいましたが、何と、ようやくHPブランドのカラーグラフ電卓を出す模様 ! CASIO、TIに遅れる事2年、ようやく出るそうです。

HP、フルカラーグラフ計算機「HP Prime」を発表 マルチタッチにも対応 - ガジェット速報
http://ggsoku.com/2013/04/hp-prime-fullcolor/

ビデオを見ると、リチウムイオン電池となっているので、充電式でしょう。これで長時間稼動となっていますが、実際にどれだけ持つのか。興味深いものです。
また、アイコン一覧をはじめとして画面構成のイメージはCASIO、TIの電卓と同じ様ですが、実際に使ってみないと新味は判らないのでしょう。
メニューキーを使うことで、キーの数が減っているのですが、その分、操作の手続きが煩雑になる傾向もありそうです。しかし主な関数キーはあるので、うまいデザインなのか、と。
Enterキーがあるので、RPLは使えそうです。50gや35SもRPN, infixの両方ですから、この新機種も両方に対応するでしょう。更にマルチタッチの画面ということで、少し抜きん出た、という事なのでしょうか。

でも、日本じゃ出ないのかな。Julyさま、どうにかして下さい ... (「最近不義理にしているお前が言うか」って言われそうですが)。

2013年3月1日金曜日

状況調査・短報

いろいろ。

【材料】カシオ計算機が4日ぶりに反発、「関数電卓の新興国市場を開拓」 - Kabutan
http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201302180020

だそうで、CASIOは関数電卓の世界展開を進めるらしい。そうして、海外向けに開発された面白い関数電卓が、巡り巡って日本でも売られる様になるのか ... 。ウーン。

そういや、匿名氏がコメント欄にて知らせてくれました、CANONの電卓も国内で販売されておりました。

Canon 関数電卓 X MARK I PRO
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%B3-X-MARKIPROHWB-Canon-%E9%96%A2%E6%95%B0%E9%9B%BB%E5%8D%93/dp/B00AAO8LK2/ref=pd_sim_sbs_office_7

デザインはハイテック感があって良いのですが、尼のユーザーレビューによると少々華奢な様子。でも、売られているだけマシなのか。

海外では、TI-84 plus C が出ているそうで、レビュー記事がありました。

Hands-On with the TI-84 Plus C Silver Edition: Full Review - CEMETCH
http://www.cemetech.net/forum/viewtopic.php?t=8804

解像度もあって好感触。電池の持ちが気になります。naocoさん、出してくれるのかな ?

TIと言えば、NspireがiPadで使えるらしい。

TI-Nspire™ - iTunes Preview
https://itunes.apple.com/app/id590823242&mt=8?affId=2222910

ウーン、ヤラレタ。

オマケ

HP 50G グラフ電卓(測量、工学、数学、科学向け) ■並行輸入品■ - Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-HP-50G-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E9%9B%BB%E5%8D%93%EF%BC%88%E6%B8%AC%E9%87%8F%E3%80%81%E5%B7%A5%E5%AD%A6%E3%80%81%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%80%81%E7%A7%91%E5%AD%A6%E5%90%91%E3%81%91%EF%BC%89-%E2%96%A0%E4%B8%A6%E8%A1%8C%E8%BC%B8%E5%85%A5%E5%93%81%E2%96%A0/dp/B001B08JHO/ref=sr_1_6?ie=UTF8&qid=1362025459&sr=8-6

画像を見てビックリしましたが、どうも48gIIのものらしいですね。

2013年2月27日水曜日

いやー出ちゃったのね「新ポメラ」dm25

まずは、新製品の発売、おめでとうございます。

dm25 - KingJim
http://www.kingjim.co.jp/pomera/dm25/

dm100で採用された編集機能を取り込んだ、折りたたみタイプの新製品だそうで、これは折りたたみ系(?)ポメラの最新機種であり、同時に「今後のポメラの基準」という位置付けなのでしょう。
元々、ポメラは「ポケット・メモ・ライター」を略称してポメラ、なんだそうです。しかし、dm100ではメモ機能というよりはエディタ機能という事で機能が充実したのですが、それはユーザーの声を反映したからなのでしょう。曰く「もっと大きなテキストファイルの編集がやりたい」、「2文書切り替え編集」、etc, etc...
dm100は、ポメラとしては初めて「折りたたみキーボードでは無い」スタイルで登場したのですが、ユーザーの評価が真っ二つに分かれてしまった様です。高機能を求めるユーザーは概ね好評だった様ですが、従来のポメラユーザーからは「折りたたみでは無い、コンパクトでないからイヤ」みたいな評価があったらしい。そこで、dm100のSPECを取り込んだ折りたたみ系としてdm25が登場した、という事なのでしょう。
確かに、ポメラの折りたたみキーボードは、ポメラそのものを性格付けている、いわばポメラの魂だったのかも知れません。しかし、折りたたみキーボードは、設置面がある程度の平面でないと、展開して打鍵するの難しい。そこで、dm100のスタイルとなったはずなのですが、それはファミレスやスタバ以外にも様々なシーンで利用されているからなんだと思うのです。それだけユーザーが増えてきたから、そうしたフィードバックに応える形で、dm100が登場した。
そして、dm25は、dm100の編集機能を取り入れた、新・折りたたみ系として登場したのですが、思っていたよりも早い時期に登場している。これは、dm10/20の代替、後継機として登場したのであって、今後は、このdm25を基本としてバリエーションが充実していく事になるのでしょう。
しかも、dm25は、dm20に較べて価格が下がっている。dm10/20ユーザーは、これからはdm25に買い換えるという事で、更に安心した物作り。いやぁ、参った。ポメラ万歳。
今後、長いスパンでは、より高機能なdm100の後継機も出てくるでしょう。しかし、昨年出たばかりのdm100の後継ですから、今年出るとは思えないので、早くても来年以降なのか。dm100の機能は、長い寿命を想定して決められたのだろうと思います。
すると、次に出てくるポメラは、どんなものなのだろうか、と妄想をたくましくして。

ポメラはより軽快にメモが取れる製品として構想され、そのためにキーボードを用意した。しかし、キーボードをそのままポケットに入れるには無理がある。そこで考え出された回答が折り畳キーボードだった。更に、折りたたみのギミックよりも耐久性を求める声もあって、dm100も登場した。しかし、こうなると「ポケット」の部分が怪しくなってしまった。そこで想定されるのが、両手親指で打ち込めるBlackBerry風キーボード採用の「ポケット・ポメラ」なのではないか、と。電卓情報としては、再び提言したいわけです !
KingJim様、お願いしますよ ... って、こんな所で言っていても聞いてくれないのでしょうけれど。トホホ。

2013年1月22日火曜日

こんなAppがあるそうです

往年の「ポケコン」がiOSアプリで復活 BASICをポチポチ打てる - IT Media
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1301/21/news058.html

一応「ポケコン」という事ですが、もちろん、iOSのAppなので、CASIO/Sharpのどちらでも無い機種です。悪くはありません。ポケコン世代オヤジのノスタルジーを惹起する、なかなか興味深いものです。機能も充実している様で、なかなか面白そうです。
しかし、当blogでは「ウーン、どうなんかな ?」と。任天堂DSのBASICの「2匹目のドゼウ」を狙ったものなのか、と思われ。

DSのポケコンBASICは、かなりDSの機能を使えるもので、多くのオヤジユーザーがゲームなどを作っていると言います。しかし、このポケコン・シミュレータでは、加速度センサーなどが使えるものの、iPhoneの機能、というよりは、「仮想ポケコン」の機能を使う程度に留めている。なので、昔のポケコンゲーム程度ならば作れるのでしょう(メモリは潤沢)が、それだけ。
しかも、タッチスクリーンデバイスですから、画面に設けたボタンは余り押しやすいものではないでしょう。iOSなので、Androidよりタッチ操作はマシかも知れませんが。

このAppの製作者は「そりゃ、昔のポケコンを再現するものですから」というのでしょう。なので「実用性は求めない」。しかし、ポケコンは当時、関数電卓の延長として登場した事もあって、それなりの実用性はあった筈なのです。しかし、今日のApp製ポケコンには実用性が求められない。そこが悲しい。
一方、何でまたこういうAppが登場したのか。それは、ポケコン製品が「過去の遺物」になってしまったから、なのでしょう。しかし、一定のポケコン人口は未だ居るはずで、だからこそ、DSのBASICが登場した筈なのです。そこを考えて、電卓メーカー様には、一刻も早く今日的ポケコンを発売して欲しく思うのです。

2013年1月10日木曜日

謹賀新年 2013

昨年も色々とありましたが、今年も宜しくお願い申し上げます。

さて、昨年末にこんな電卓が出ていたそうです。

fx-995ES - CASIO
http://casio.jp/dentaku/product_list/products/?m_no=308

「ただの」関数電卓、といってしまえばそれまでなのですが、機能をみると、少々興味深い項目があります。

* 素因数分解機能
    最大10桁までの自然数を素因数分解して、結果を表示します。

* 元素周期表
    グラフィックで表示された周期表テーブルより、原子量を求めることができます。

* ポアソン分布計算
    ポアソン分布や二項分布など、7種類の確率分布計算モードを搭載しました。

これは面白い ! フルピクセルの液晶を使っているので、元素表の表示も出来る。開発者の「愛」を感じる製品です。

しかし、

* 土地家屋調査士試験対応
* 日本PE・FE試験協議会認定

という(バカげた)制度に対応しないとならないので、プログラム機能などは載せられない ... のか。残念。

なんで「バカげた」という口汚い物言いになってしまうのか。後でみっちりと書こうと思うので詳細は割愛しますが、こうした資格を取ったら、実際の業務ではPCの表計算とか使うわけですから、電卓やプログラム機能くらいいいんじゃないか、と思うのですヨ。「資格を取るまでガマン、ガマン」ちう事なのでしょうが、ならいっそのこと、電卓も禁止したらよかろうに。

2012年12月5日水曜日

遅ればせながら

最近は鬱状態なので、電卓ネタを追いかけることもなかったのですが、こんなものが来年にも登場すると、先程知った次第。

Casio's touchscreen graphing calculator arrives in 2013, makes the TI-84+ look dated  -  engadget
http://www.engadget.com/2012/11/29/casio-fx-cp400/

2013年に登場する予定の、CASIOのグラフ関数電卓だそうです。今回は、タッチスクリーン採用で、キーボードを大幅に簡略化している様子。

一方、既にTIもカラー電卓を出すらしく、こんなものまであるとか。

CONFIRMED: Texas Instruments Will Release Color TI-84+ C  -  Tech Powered Math
http://www.techpoweredmath.com/confirmed-texas-instruments-release-color-ti-84/

TI-84+のカラー版みたい。これも興味深い。
CASIOのfx-CP400は海外で先行して出るという事らしく、海外では様々な情報が行き交っておりますが、中には少々批判的な記事もある様子。

Color Craze Continues: New Casio ClassPad fx-CP400  -  Tech Powered Math
http://www.techpoweredmath.com/color-casio-classpad-fx-cp400/

アメリカにしてみれば「TIがカラー電卓を出すというのに、日本のCASIOがまたやった !」という事で批判しているのか、と思いたいのですが、さて、どんなものなのでしょうか。

日本では後から発売される事になるでしょうから、早くても来年の6月くらいになったりするのか、と思います。気長に待つとしましょう。

2012年10月16日火曜日

HP35Sでt検定だッ

最近は「こんな電卓が欲しい」などと言ったボヤき記事ばかりでしたので、基本に立ち戻って、電卓の利用についての話題を。

HP35Sの数値積分能とプログラムを駆使して(?)、t検定をやってみました。統計の知識が別に入り用ですが、手頃な入門書は図書館にでも行って探してみて頂戴。


1. プログラム

D001    LBL D         //  プログラムスタート
D002    0             //  積分下限 (0からXまで積分)
D003    x<>y          //  積分区間のスタック上の順番を交換
D004    FN= E         //  積分する関数を指定
D005    intFN d X     //  数値積分
D006    RCL D         //  
D007    1             //  
D008    -             //  (df-1)
D009    2             //  
D010    /             //  (df-1)/2
D011    !             //  ((df-1)/2)! = gamma((df+1)/2)
D012    *             //  
D013    RCL D         //  
D014    2             //  
D015    /             //  df/2 
D016    1             //  
D017    -             //  (df/2-1)
D018    !             //  (df/2-1)! = gamma(df/2)
D019    /             //  
D020    pi            //  
D021    RCL D         //  
D022    *             //  
D023    sqrt x        //  sqrt(pi*df)
D024    /             //  
D025    0.5           //  
D026    x<>y          //  
D027    -             //  
D028    RTN           //  

E001    LBL E         //  積分関数
E002    RCL X         //  X について積分を行うため、Xをスタックに置く
E003    x^2           //  
E004    RCL D         //  
E005    /             //  x^2/df
E006    1             //  
E007    +             //  1+x^2/df
E008    RCL D         //  
E009    1             //  
E010    +             //  df+1
E011    2             //  
E012    /             //  (df+1)/2
E013    +/-           //  -(df+1)/2
E014    y^x           //  (1+x^2/df) ^ (-(df+1)/2)
E015    RTN           //  


2. プログラムの使い方

プログラム自体は、t分布の累積分布関数(cdf ; cumulative distribution function)について、xから∞までの範囲(=「右裾」)の値を返すものです。
あらかじめ、自由度dfをレジスタDに入れておき、スタックトップにxを置いておき、

[XEQ] D [ENTER]

とキーを押す事で、結果が得られます。

例えば、自由度10で0.5から∞までの右裾の面積を求めるには、

10 [STO] [D] 0.5 [XEQ] [D] [ENTER]

と押します。「INTEGRATING」表示のあと少々の時間を掛けて、

0.31394680  (FIX 8)

という結果が得られます。

少々手間の掛かる事ではありますが、一応t分布の計算ができました。これを使えば、簡単なt検定の作業が出来ると思います。その例をPDFにて作成しました。右の文書置き場にあります。「t-dist.pdf」を見てチョ。(SkyDriveの方はlogin不要だと思います)

35Sでのt検定はそこそこ使えそうですが、t区間推定は実用にはなりそうもありません。区間推定となると「逆計算」なので、大変時間が掛かるものと思われます。それに、HP35SではSolvreと数値積分を同時には使えないという問題があります。
Solvre部分は自前でNewton Solvreをプログラムで組む方法がありそうですが、数値積分だけでも時間が掛かってしまうため、Solvreまで使うとなると、これはもうポンポンポン(きゃりーちゃんじゃないよ)と軽快にキーを叩いて答えを出すという訳にはいかない。参ったなァ。
区間推定の場合には、TI-83+やHP50gとか、より高機能な電卓を使うのが良さそうです。