未だ、詳細は明らかになっておりませんが、富士通が電子書籍に参入する模様。
富士通の電子書籍ストアは「BooksV」 - eBook User - IT medium
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1105/26/news039.html
昨年はiPad出現で、いよいよ本邦にも電子書籍ブーム到来、と言われ、Sharpがガラの悪いパゴスで外国製品迎え撃つぞ、見たいな感じでしたが、結局奮わず、という状態。東芝も海外ではPC向けの電子書籍ストアを始めるとか言っておりましたが、その後はどうなったのか。東芝はAndroidタブレを出すらしかったので、もしかすると、その関係でストアを始めるのか、と思って居ったのですが、どうも、さにあらず。PC向けのストアで、鳴かず飛ばず。そんな状況で、「遅ればせながら」と名乗りを上げたのが、今回の富士通の様子。
大手は金を持っているので、もしかすると「これで収益でも出れば面白いんじゃね ?」くらいの感覚で始めるのか、と思うのですが、果たして、何か隠し球でもあるのか。
富士通の最近の話題といえば「Windows 7 電話」くらいですかね。悪い製品ではないのかも知れませんが、そこまでしてWindows 7を使う気にはなれない様な。それはさておき、今の所はPC向けのストアで、コンテンツは大日本印刷あたりから引っ張ってくるとか。まあ、資源を余り投入する事もなく始められる商売だから「いっちょやってみっぺ」くらいの気軽さで、それはそれで構いません。しかし、あれだけ宣伝をして仕掛けた先行社の惨状をみるにつけ、もう少しマシな方針でもないと、商売としてはどうなんか、と。
一方、富士通と言えば、最近は余り話を聞かなくなりましたが、一頃はカラーeInkなんてものを開発しておりました。実用になったのか、その後話を聞かないのですが、実は「隠し球」として用意していたりするのかな、なんてね。カラーでeInkで、しかも「大変安価」だと、端末も大いに売れて、普及するのか、なんて事を期待したい。
カラーで美麗なグラフィクス、(おねーちゃんの写真)、などを手軽に閲覧できる、そんなものが出てきたりしないのか、と思うのですよ。
その昔は温泉地などに行きますと「ダンナダンナ、いい写真があるんですよ」という「手札文化」がありました。今日のスマートフォンにも「美人時計」なんてものがあり、あれはゲンダイの手札文化なのか、と思うのですが、やはり、美麗なグラフィクスも表示できるITの手札、じゃない、カラーeInkの端末とか、出てこないものかなぁ、なんてね。
さて、これからは「アジア」といえば中国市場なのですが、Burns & Noble が電子書籍の世界展開をするらしい、なんて話も出てきております。昨年はAmazon も日本で電子書籍に参入、とかいう噂もありましたが、それはなかった。おそらく、日本よりも中国を見ている。
やはり、電子書籍についても、本邦では中国の「あまりもの」を戴く、という事になりそうな、そんな感じ。
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