2011年5月22日日曜日

もしかすると将来、面白い製品が出るのかも

と期待したいのです。しかし、まあ、難しいのか。それは、当blogにて散々こき下ろして来ました、Sharpについて (大企業なので、こんな小さい声は聞いとりゃせんでしょうが)。

Sharpという所は面白い所で、古くは電子手帳としてZAURUSシリーズを出し、その後、LinuxをOSに用い、QtEmbeddedを採用した「Linux ZAURUS」を投入しました。そして、一応現行商品として、これまたOSにUbuntu Linuxを採用した「NetWalker」シリーズを製造、販売しています。

実は、UNIXを真面目にやっていた富士通やNECなんかは、こうした製品を出して居らんのですね。NECなんかはMobileGearシリーズを世に問うておりますし、富士通も米PoquetPC社を買収して「OASYS Pocket」を出したりしておりましたが、最近ではNECが「LifeTouch」を出しても、富士通はまったく出していない。LifeTouchも「Android」という事で出ているので、「まともに使える面白ガジェット」としては、どうなんか。

そんな、国内メーカーの体たらくを見て、一方、Sharpは一応、こんな調子でも製品を出している。最近は上層から「Androidで<儲かる>商品だけ作りなはれ。妙に面白い製品はアカン」とでも言われているのか、Androidケータイ製品ばかり。しかし、そこは社内にも「もっと面白い製品を作りたい」という欲求を募らせている開発者もいるに違いない、と思いたいのです。

ガラの悪いパゴスは、「電子書籍ブーム」が下火になってしまい、おそらく売上も伸び悩んでいるでしょう。すると、これだけで儲けようとしてもうまく行かない。そこで、今度は「面白ガジェット」でも作って投入してくるんではないかと、期待したいのです。
でも、その意識が「Andoridケータイ」だけに振り向けられるとすれば、惜しい。Androidもタブレが出ているし、3Gを持たないものもあります。そして、中国ではRENESASのARMプロセッサを使って安価なAndroidマシンを開発、投入する所もあると言います。それは3Gケータイだけではありません。通信環境には無線LANのみを持った「Androidガジェット」も出ているのです。

実際、ガラの悪いパゴスも「クローズドなAndroidガジェット」だったんですから、もう少し使い勝手のいいAndoridガジェットを出せないものかと思うのですが、遠い将来には、その可能性もあるのかと少し期待したい、そんな所なのです。

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