燃料弁、設計温度超える=「あかつき」太陽接近で−金星周回再挑戦、困難続く - 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041300770
昨年12月、金星周回軌道への投入に失敗した探査機「あかつき」が太陽に近づくにつれて機体の温度が上がり、姿勢制御用エンジンの燃料弁が一時、設計上の許容温度70度を超えたことが13日分かった。機体の向きを変えて温度を下げたが、今後周期的に太陽に接近すると、弁が壊れて燃料が漏れ、2016年ごろの再投入ができなくなる恐れがあるという。
宇宙航空研究開発機構の開発責任者、中村正人教授が文部科学省宇宙開発委員会に報告した。あかつきは17日に太陽に最接近するため、温度上昇を防ぐ運用に集中する。
機体の向きを変えると大容量の通信ができなくなるが、最終的に機体を回転させ続けることも検討。機体を覆うシート状の多層断熱材(MLI)が紫外線で劣化すると予想され、断熱性能の低下を調べる試験を地上で行っているが、計画停電の影響で遅れているという。
あかつきは昨年12月7日、主エンジンを逆噴射して減速し、金星周回軌道に入る計画だったが、主エンジンの燃料逆流防止弁が故障し、異常燃焼が発生。逆噴射が中断し、金星を通過した。宇宙機構は地上での再現実験で弁の故障原因や異常燃焼の解明を急いでいるが、主エンジンがどの程度損傷しているかまだ推定できていない。(2011/04/13-17:52)
[引用以上]
さて、どうなるのか ? 「あかつき」も大変だけれど、原発も気になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿