2011年6月16日木曜日

どしゃーっ、出たーっ !

いよいよ、出るのだそうです。

Acer のAndroid タブレット ICONIA Tab A500は3万9800円、7月発売 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2011/06/14/acer-android-iconia-tab-a500-3-9800-7/

ICONIA Tab A500 - Acer
http://www.welovetab.jp/a500/

これはビックリ、少々時間が掛かりましたが、いよいよ海外製Androidマシンの侵攻が始まった !

何が驚いたといって、まずはその価格。これは円高だから実現されたのかも知れませんが、それにしてもやるぅ、と思います。

また、恐らくAcerも「本気」なのか、と思わせるのが、「simeji for ICONIA TAB」の採用でしょう。普通、こうしたアプリケーションについては、アプリケーションのベンダーも色々とあるので、そうした所に頼めば済んでしまいます。そこそこのものさえ付ければ、それでお終い。NECもLifeTouchにATOKカスタム版を付けておりますが、変換候補がインラインではなく画面下に一覧されるという「謎仕様」でした(画面を指で突くのだそうですね、コレは !)。「仕様」と言ってしまえばそれまでですが、そういう奇妙な仕様を出してしまったNECも「何を考えているのか」という所はあります。それはさておき、JustSystemも忠実にそれを作ってLifeTouchに採用されましたが、Acerは敢えて(なのでしょう、これは。確信犯です)、「simeji for ICONIA TAB」というカスタムのプログラムを発注、採用しました。simejiを採用したのは、日本のAndroid事情を鑑みたためでしょう。PalmOSが日本語化するにあたって、当時、山田氏によって開発されていたJ-OSを「基準」とした、という裏話がありますが、まさに、この逸話の今日版という所でしょうか。

また、3Gを持っていないからなのでしょうが、ケータイプロバイダを介さず、直接Acerが販売する所も注目点でしょう。今は直販の受付をしているだけの状態ですが、販売が進めばAmazonあたりでも買えるんじゃないかしらん ? 気軽に買えるAndroid tab、あとはマーケット対応ですが、これも期待していいのではないか。購入者に対し「AppleSeed XIII」無料ダウンロードも行うなど、太っ腹なキャンペーンもやっております。ここまでするのはAcer、やはり本気モードなのか !?

実際のモノは7月にならないと発売されないので、製品レポートもまだですが、今出ている情報を総合するだけでは、かなり衝撃的なものとなりそうです。これを皮切りに、海外のAndroidマシンが大挙して上陸する可能性もあります。さて、日本メーカーは、どうするのか ?

0 件のコメント: