July さんでは、今まで販売されていた「HP 12c platinum 金融電卓 25周年記念モデル」が完売し、「HP 12c platinum 金融電卓(ブラック)」 (価格: 10,580円) が発売になったそうです。現在発売されている 12c は、電源にリチウム電池 CR 2032 を使っているそうで、内部は新しいものとなっています。そもそも、昔の 12c は、プログラムのステップ数が 99 でした (現在のものは 400 あります)。
個人的には名機と思っている「HP 15c」 (同じボディーを使っている、シリーズ 10 の一つ)の復活を期待したいのですが、難しいのでしょうね。まあ、50g や 35S もあるので、贅沢は言えません。
高機能電卓の情報を広く扱おうと、こんな題名にしました。 先日、手持ちの HP50G がイカれてしまい、HP電卓についての話題を追いかける事が出来なくなりました。 他社の高機能電卓も気になるので、色々とちょっかい出しますヨ。 宜しくネ。
2008年5月28日水曜日
2008年5月15日木曜日
新しいHP電卓の情報
Julyさんが、この夏、HPから新しい電卓が2機種出るという予告をしております。
しかし、その内の1機種と思しき情報が、comp.sys.hp48 に上がっておりました。
New hp calculator?
ここでは、「HP20b」という機種が報じられていました。情報源は独逸の買い物サイトのようで、末尾の「b」から、金融電卓のようです。三角関数までは計算できる様子(逆三角関数はなさそう)ですが、重装備というものでは無さそうです。Google 翻訳を使うと RPN は使えそうな事が表示されますが、INPUT キーがあるので、通常は Algebra 入力と考えて良いのかと思います。
一方、July さんは、次の blog を掲載して居ります。
オフィス機器展2008に出展します
ここには、
> 招待券がありますので、必要な方は sales@july.co.jp 宛にご連絡下さい。
> 出展製品:hp 電卓、フラッシュメモリ
> ( hp 電卓の新機種を持って行きます :) )
とあります。新型が 2機種、と予告されているので、もう 1 機種も出るかも知れません。片方が金融電卓なので、いま一つは関数電卓であると考えて良かろうと思います。果たして、どんな電卓がでるのかな ?
新しい電卓に目が無い筆者としては、行ってみたい気もします。July さんも、招待券をくれるようですし。
しかし、残念ながら、このショウは「バイヤーズ・ショウ」の様なので、一般の消費者が行くと、却って迷惑になりそうです。ウーム、惜しい !
もし、どなたか、見られる機会がありましたら、レポートされるとウレシイですね。まあ、ショウ自体も 7 月の話ですし、その頃までには他の情報も出てくるかも知れません。夏休みが明けると、新しい電卓の発売時期です。
しかし、その内の1機種と思しき情報が、comp.sys.hp48 に上がっておりました。
New hp calculator?
ここでは、「HP20b」という機種が報じられていました。情報源は独逸の買い物サイトのようで、末尾の「b」から、金融電卓のようです。三角関数までは計算できる様子(逆三角関数はなさそう)ですが、重装備というものでは無さそうです。Google 翻訳を使うと RPN は使えそうな事が表示されますが、INPUT キーがあるので、通常は Algebra 入力と考えて良いのかと思います。
一方、July さんは、次の blog を掲載して居ります。
オフィス機器展2008に出展します
ここには、
> 招待券がありますので、必要な方は sales@july.co.jp 宛にご連絡下さい。
> 出展製品:hp 電卓、フラッシュメモリ
> ( hp 電卓の新機種を持って行きます :) )
とあります。新型が 2機種、と予告されているので、もう 1 機種も出るかも知れません。片方が金融電卓なので、いま一つは関数電卓であると考えて良かろうと思います。果たして、どんな電卓がでるのかな ?
新しい電卓に目が無い筆者としては、行ってみたい気もします。July さんも、招待券をくれるようですし。
しかし、残念ながら、このショウは「バイヤーズ・ショウ」の様なので、一般の消費者が行くと、却って迷惑になりそうです。ウーム、惜しい !
もし、どなたか、見られる機会がありましたら、レポートされるとウレシイですね。まあ、ショウ自体も 7 月の話ですし、その頃までには他の情報も出てくるかも知れません。夏休みが明けると、新しい電卓の発売時期です。
2008年5月3日土曜日
2008年4月17日木曜日
July さんのblog より
日本 HP にて、電卓のページが出来たそうです
http://h50055.www5.hp.com/calculators/jp/ja/
流石に、日本 HP が電卓の販売を再開するということでは無さそうですが、それでも日本語で電卓の情報が提供されるのは、どこかうれしいものです。
そして、この関連ページに、われらが (?) 電卓販売サイト (他にも色々とお値打ち品を販売されて居りますが)、July.co.jp が紹介され、リンクもあります。詳しくは、July さんの blog をご参照。
http://www.july.co.jp/index.php?main_page=wordpress&p=129
July さんでは、もうすぐ新しい電卓の情報も提供される様子です。HP や TI は、アメリカの「新入学シーズン」 (夏休み明け) にあわせて、新しい電卓を投入してくるのが常なので、夏前には何かしらの情報がありそうです。HP 50g の日本語マニュアルとともに期待して待ちましょう (圧を掛けてどうする)。
追記 on 2008/06/13
タイトルを変更しました。
http://h50055.www5.hp.com/calculators/jp/ja/
流石に、日本 HP が電卓の販売を再開するということでは無さそうですが、それでも日本語で電卓の情報が提供されるのは、どこかうれしいものです。
そして、この関連ページに、われらが (?) 電卓販売サイト (他にも色々とお値打ち品を販売されて居りますが)、July.co.jp が紹介され、リンクもあります。詳しくは、July さんの blog をご参照。
http://www.july.co.jp/index.php?main_page=wordpress&p=129
July さんでは、もうすぐ新しい電卓の情報も提供される様子です。HP や TI は、アメリカの「新入学シーズン」 (夏休み明け) にあわせて、新しい電卓を投入してくるのが常なので、夏前には何かしらの情報がありそうです。HP 50g の日本語マニュアルとともに期待して待ちましょう (圧を掛けてどうする)。
追記 on 2008/06/13
タイトルを変更しました。
2008年2月11日月曜日
懸垂線を使った、対数の導出について
岩波新書の「数学入門(下)」(遠山 啓・著)に、懸垂線に関する面白い話題が出ています。
その昔、ライプニッツが、懸垂線を対数表の代わりに使ったらどうだろうか、と言ったのだそうです。実際にやってみると、どんな具合になるのか、ということで、やってみました。
ある数 Y の対数 X = ln Y を求めることを考えます。X と Y の関係は次の通りです。
つぎに懸垂線を考えます。つぎの式で表わされるのでした。
ここで、 Y = exp X = exp x/a とおきます。すると、
この式から、Y を「対数を求めたい数値」として、Y から y を計算、さらに得られた y から懸垂線のグラフを使い、x を求めます。
最後は、 X = x/a によって X を求めます。
実例 )
カテナリ数 a = 18.63 の懸垂線を使って、ln 30 を求めましょう。
まず、Y = 30 として、に対応する懸垂線上の値 y を計算します。
グラフを使い、これに対応する x を調べます。ここでは、つぎの値を得ました。
この作業が、精度に一番影響を与えます。実際に紐を垂らしたり、あるいはグラフ電卓なんかを使うと面白いかも知れません。
最後は、得られた値から対数 X を計算して終了です。
実際の値は ln 30 = 3.40120 ... なので、まあまあの値といえそうです。
その昔、ライプニッツが、懸垂線を対数表の代わりに使ったらどうだろうか、と言ったのだそうです。実際にやってみると、どんな具合になるのか、ということで、やってみました。
ある数 Y の対数 X = ln Y を求めることを考えます。X と Y の関係は次の通りです。
Y = exp X
つぎに懸垂線を考えます。つぎの式で表わされるのでした。
x exp (x/a) + exp (-x/a)
y = a cosh --- = a ------------------------
a 2
ここで、 Y = exp X = exp x/a とおきます。すると、
Y + 1/Y
y = a ---------
2
この式から、Y を「対数を求めたい数値」として、Y から y を計算、さらに得られた y から懸垂線のグラフを使い、x を求めます。
最後は、 X = x/a によって X を求めます。
実例 )
カテナリ数 a = 18.63 の懸垂線を使って、ln 30 を求めましょう。
まず、Y = 30 として、に対応する懸垂線上の値 y を計算します。
30 + 1/30
y = 18.63 * ----------- = 279.7605
2
グラフを使い、これに対応する x を調べます。ここでは、つぎの値を得ました。
x = 63.33846
この作業が、精度に一番影響を与えます。実際に紐を垂らしたり、あるいはグラフ電卓なんかを使うと面白いかも知れません。
最後は、得られた値から対数 X を計算して終了です。
X = 63.33846 / 18.63 = 3.39981
実際の値は ln 30 = 3.40120 ... なので、まあまあの値といえそうです。
2008年2月7日木曜日
双曲線関数の話題
久しぶりの記録です。果たして、どれだけの人が読んでいるのか、などという愚痴はさておき、今回は、はるまき様のblogに影響され、双曲線関数の話題をお送りします。
双曲線関数は、大抵の関数電卓に用意されておりますが、果たして、どれくらいの方が利用しているのでしょうか。当方は、余り利用した事がないので、こんな呑気な事を書いてるのですが、どうも、必要な人にとっては、やはり必要なものであるから、関数電卓のなかでも、重要な位置を占めていると思われます。
HPのサイトには、電卓のチュートリアルがPDFの形で用意されています。その中に、双曲線関数に関するものがあるので、それを見てみましょう。
この中に例題があります。一応、意訳を出しますが、誤訳の可能性もあるので、その事にお気づきの方はお知らせ戴きたく思います。では、行ってみましょうか。
問 1) 山の頂を結ぶケーブルを伝う trum (ケーブルカーの様なものでしょうか) があり、速度は v = 135 m/min、頂の間(径間)は 400 m と言います。
頂におけるケーブルの傾き角が 63 deg の場合、この trum は、頂の間をどのくらいの速度で移動するのでしょうか。
答 1)
まず、ケーブルを伝う trum という事で、この trum が移動するのは「懸垂線」と呼ばれる曲線である、と理想化します。懸垂線は、次の式で表現される式です。
但し、
S ; 径間 (吊り下げ点の間隔)
D ; たるみ (吊り下げ点と極点の高度差)
L ; 径間の曲線長
a ; カテナリ数
t ; 吊り下げ点での曲線の傾き
この式をいじくり回すと、次の式を得ます。
この例の場合、S = 437、t= 63°なので、次のような計算になります。
よって、掛かる時間は
問 2)
径間 S = 40 ft、カテナリ数 a = 18.63 ft の懸垂線で、曲線長はどれほどでしょうか。
これを解くには、次の式を使います。
ex. 3) (これはオリジナル)
径間 S = 400 m、曲線長 L = 450 mのカテナリ数は ?
から、数値解を計算します。HP35S (ようやく出て来ました !)での、Solvreを使った作業例。
1) まず、[EQN]キーを押して、上記の式を入力します。
2) 続いて [SOLVE] [A] と押して、Solverを動かします。
3) "L?" には 480 [R/S]、"S?"には 400 [R/S] と押します。
こうして、
を得ました。
追記 on 2008/02/10
kaak様の指摘で、修正しました。
双曲線関数は、大抵の関数電卓に用意されておりますが、果たして、どれくらいの方が利用しているのでしょうか。当方は、余り利用した事がないので、こんな呑気な事を書いてるのですが、どうも、必要な人にとっては、やはり必要なものであるから、関数電卓のなかでも、重要な位置を占めていると思われます。
HPのサイトには、電卓のチュートリアルがPDFの形で用意されています。その中に、双曲線関数に関するものがあるので、それを見てみましょう。
この中に例題があります。一応、意訳を出しますが、誤訳の可能性もあるので、その事にお気づきの方はお知らせ戴きたく思います。では、行ってみましょうか。
問 1) 山の頂を結ぶケーブルを伝う trum (ケーブルカーの様なものでしょうか) があり、速度は v = 135 m/min、頂の間(径間)は 400 m と言います。
頂におけるケーブルの傾き角が 63 deg の場合、この trum は、頂の間をどのくらいの速度で移動するのでしょうか。
答 1)
まず、ケーブルを伝う trum という事で、この trum が移動するのは「懸垂線」と呼ばれる曲線である、と理想化します。懸垂線は、次の式で表現される式です。
x
y = a cosh ---
a
但し、
S ; 径間 (吊り下げ点の間隔)
D ; たるみ (吊り下げ点と極点の高度差)
L ; 径間の曲線長
a ; カテナリ数
t ; 吊り下げ点での曲線の傾き
この式をいじくり回すと、次の式を得ます。
S tan t
L = ----------------
arc-sinh tan t
この例の場合、S = 437、t= 63°なので、次のような計算になります。
437 tan 63
= ---------------
asinh tan 63
= 601.1129 (m)
よって、掛かる時間は
L / v = 601.1129 / 135 = 4.45269 (min.)
問 2)
径間 S = 40 ft、カテナリ数 a = 18.63 ft の懸垂線で、曲線長はどれほどでしょうか。
これを解くには、次の式を使います。
S
L = 2a sinh ----
2a
40
= 2 * 18.63 * sinh -----------
2 * 18.63
= 48.13830 (ft)
ex. 3) (これはオリジナル)
径間 S = 400 m、曲線長 L = 450 mのカテナリ数は ?
S
L = 2a sinh ----
2a
から、数値解を計算します。HP35S (ようやく出て来ました !)での、Solvreを使った作業例。
1) まず、[EQN]キーを押して、上記の式を入力します。
2) 続いて [SOLVE] [A] と押して、Solverを動かします。
3) "L?" には 480 [R/S]、"S?"には 400 [R/S] と押します。
こうして、
a = 187.8166
を得ました。
追記 on 2008/02/10
kaak様の指摘で、修正しました。
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