2015年4月12日日曜日

今年に入ってから、ロクな事を書いておりませんが

何か、オモロイ話題はないものか、とwebを渉猟するものの、なかなかネタが落ちているモノではありません。

最近は月に1本程度の記事しかないので、ホント、アクセスも減っているのですが、昨日はどうした風の吹き回しか、ミョーにアクセスが増えておりました。しかし、トップの記事である「ネタに困ってしまって」という記事ばかり。どういう事なのか ?

新年度を迎え、中には高機能電卓を入手し「高機能電卓で色々とやってみよう」と思う方も居られるのか、とは思うのですが、なかなか、そうした向きに送る記事というのが書けないで居り、自らの非力に歯噛みをする思いであります。
新年度早々、気分が落ち込む様な記事で申し訳ない。4月の内から5月病、片山殺気。

参ったなァ。ロクな事書かねぇヨ ... 。

(コメント戴いても、返事が書ける状態ではないので、御容赦戴き度)

2015年3月13日金曜日

ネタに困ってしまったので ...

CASIO fx-5800P が安く買える様です。

連載:価格情報・週末が狙い目
高精細液晶の防水タブレットが1万9800円! 大画面のWin 8ノートも1万8800円で発見
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150312/1063124/?P=5

最近、fx-5800Pは価格が上がっておりますから、この価格(4980円)は結構オトク ?

fx-5800Pのプログラミングについては、以下のサイト様を参考に。

http://egadget.blog.fc2.com/


2015年3月1日日曜日

電卓ネタではありませんので、

先程、統計情報をみた所、昨日(02/28)にやたらとアクセスが伸びておりました。普段、40くらいのページビューしかないのですが、この日に限ってダントツで、442のページビューです。

どういう事なのか ? スパムが急増したのかな、コワイコワイ。

「異常現象」だけに、以上。何か、ヤバイ事がなければいいのですが。


2015年2月24日火曜日

こんな夢を見た ...

(長い割に面白いネタではないので、最後まで読まなくても結構です、ハイ)

黒崎監督の映画「夢」ではありませんが、こんな夢を先日、見たのでした。

本屋(最近は足が遠のいておりますが)に行くと、平積みで厚めの週刊百科っぽい書籍が積まれておるのです。厚さは4cm 程度でしょうか。何故か「東洋経済」のムック本の様な体裁で、書名が「懐かしい"ポケット・コンピュータ"が帰って来た ! 特製ポケコン付き」と、驚く内容。厚いのは、ポケコンが付いているからなのです。
そして、ポケコン本体だけではなく、少し厚めの「プログラム・ライブラリ」がセットになっている。ポケコンの方はというと「fx-5800P」の様な感じのもので、実際にはポケコンではなく「BASICプロ電」なのですが、今日的には、fx-5800Pは十分立派にポケコン、と言って良いものでしょうや。しかも、価格が3980円くらい、とかなりオトクな感じ。「こういうの出してくれないかなぁ」という当方の願望が出た、そんな夢なのであります。



先日、Sharpのサイトで昔の電卓のカタログが閲覧できるとかで、少し覗いて見たのですが、カタログ中、ポケコン PC-1210/11 の所に「プログラム・ライブラリ」の写真があります。
昔のポケコンには「すぐにも使ってもらおう」、「計算の即戦力」という事で、冊子のプログラム・ライブラリが付録しておりました。そこには、ゲームはもとより、様々な計算例が掲載されていたのです。
実際にプログラム・ライブラリにあるプログラムが実際にどこまで実用になったのか、定かではありません。しかし、ユーザーはライブラリにあるプログラムをちまちまとキー入力し、プログラミングの勉強も兼ねて、さらに自分の作業に適用する様改変し、使っていたのだと思うのです。場合によっては、プログラムの勉強と同時に、適用分野の勉強にもなったのかも知れない。

あさかぜネット様では、測量の計算プログラムをPDFにて公開しております。当方、あさかぜネットの試みというのは、結構「いいなぁ」と思うのです。実に面白い。測量の計算にプロ電を使う事で「より効率的な業務を」という、あさかぜネットの業務に対する愛情の現れなのであります。

一応「著作物」なのでPDF をここで示すことは致しませんが、一般に公開されているものなので、誰でも気軽に入手できます。fx-5800P のユーザーならずとも、PDFをダウンロードしプログラムを読む事で、そのプログラムがどんな事をやっているか、よく判ろうというものです。
また、やす様のサイトでも、fx-5800P のプログラム・ノウハウがとても広範に公開されて居ります。

さて、なんでまたこんな事を書いたのかというと、過日「あさかぜネットでダウンロードしたPDF を5800に入力できない」という検索ワードで、こちらに見えられた方が居られました。
あさかぜネットでは、fx-5800Pへの入力についても丁寧に解説されています。実際、上記の検索でトップに出るのが、あさかぜネットのページです。所が、当方の所にも訪問されておりました。そこで、当方としても無い知恵を絞って考えたのですが、どうもこんな具合なのか ?
「最近、fx-5800P を買ったのはいいが、プログラミングの勉強も兼ねて、あさかぜネットのPDF を入力しようとしたものの、うまくいかない。どうしよう ?」
問題としては、
  1. fx-5800Pの使い方に習熟していないため、プログラム入力方法の内、細かい所が判らない
  2. そこで、使い方に習熟するため、あさかぜネットのPDF を入力しようとした。しかしうまく行かない
というプロセスがループになっているのではないか。

昔なら、それこそ「マニュアル嫁」だったのですが、今はweb時代、「ググれ」という事で当方の所にも訪問されたのでしょう。果たして、当方の所には「fx-5800Pのプログラム入力について」の情報がなかった。本来ならば、あさかぜネットのページをよく読めば出ているのですが、それでは納得できなかったのでしょう。

高機能電卓は、ある意味「ユーザーを選ぶ」所があります。使用以前からプログラミングについての理解があるユーザーならば、マニュアルを紐解くだけである程度は使えるでしょう。しかし、今日では、プロ電、ポケコンなどの高機能電卓は廃れ、プログラミングの労なく、スマートフォンが使用できます。こうしたユーザーに高機能電卓を活用してもらうには、プロ電のプログラミングについて一から教える努力、マニュアルについても十分丁寧な解説が必要なのかも知れません。いや、それこそ「高機能電卓を何に使うか」その根源的な命題を説かなくてはならないのか、とさえ思うのです。

その昔、ポケコンやプロ電などでプログラムを覚えた方々ならば思い出される事と思いますが、プロ電などのプログラムは、ペーパーウェアのコードをちまちまと自分で入力したものです。少し長いプログラムコードになると、一発で入力できるものではありませんから、何度も印刷されたリストと首っ引きで誤りを探します。
こういう環境では、どうあっても「自分で解決」しないとなりません。何が間違いだったのか、プログラムの内容を検討する事も必要になってきます。そうして、プログラミングに対する知見を深めていったのです。それは、極端な事をいうと「自己との対話」でもありました。
ポケコンのマニュアルは、そうしたプログラミングの学習を補助する部分もあり、また、普通の関数電卓よりも高機能だった事もあって、そうした機能の使用法の説明も書かれていました。CASIOのPB-100なんかにはマニュアル以外に「プログラミング教則本」が付録していた程です。

PCやスマートデバイスが普及し、エンドユーザー・プログラミングの廃れてしまった今日、高機能電卓はその役割を果たしたかの様に、市場は縮小してしまいましたが、それでもCASIOやHP, TIは製品を投入している。それは、かくも多くのエンドユーザー・コンピューティングが(目に見えてはいないものの)広く需要として存在しているからなのだと思うのですが、今日、それをより広げ進めるには、より丁寧な使い方を解説したマニュアル、プログラム・ライブラリなどの充実が望まれる所、と思えてならないのです。

web上には、あさかぜネット様や、やす樣のサイトなど、非常に役立つ情報が公開されております。しかし、それらはfx-5800P利用の「基礎」を知っているからこそ、より活用できるものです。まずは、fx-5800P自体の利用の基礎をしっかりと確認するため、最初の情報としてマニュアル類が充実する必要があるのではないか。

最近のHP 電卓のマニュアルは残念ながらそうでもありませんが、昔のものは、それこそ「読み物」としても十分面白いものでした。読み物として面白いマニュアルにある例題を読みながら、実際に電卓を叩いて答えを出す、というプロセスを経て、高機能電卓の使い方に習熟していったのでした。それは、マニュアルを一通り読めばすぐに使いこなせるというものではありませんで、比較的長い期間、習熟に時間を割く事になります。高機能関数電卓の使用は、十分な知見がないと習熟しないという事でもあります。ある程度長い時間を掛けて習熟するとなると、マニュアルや教則本なども「読んでいて興味を持てる」ものでないと続くものではありません。

高機能電卓の機能に例えば、方程式ソルバや数式記憶機能があります。
  • 数式記憶機能は、ひとつの数式を記憶させておき、数式のパラメタを色々と変化させた所で、どういった数値が得られるのかを簡単に繰り返し計算出来る機能です。
  • 方程式ソルバは一本の方程式を入力し、指定した変数の数値解を求める機能ですが、考えようによっては数式記憶機能をより高機能にしたもの、とも取れます。
こうした機能自体は、内容が判っていればすぐにも使えるものかも知れませんが、電卓の機能としては特殊なため、キー操作や使用の目的、用例など、使い方について少し説明が必要でしょう。

そして、その先のプログラミング機能です。プログラムの概念をある程度知っている方ならば、マニュアルの説明だけで十分に使えるでしょう。しかし、今日はプログラミングをしなくとも使えるIT機器が多く普及している事から、意外にプログラミングの概念を知らない人が多いのではないか、と思われます。
面倒な勉強をしなくてもすぐに利用できる機器、道具が身近にあって使用されるという事、それはそれで良いことではありますが、そうした道具でも、専門的な利用をするとなると、どんな動作をしているのか、ある程度は把握していないとなりません。

今日「ゆとり教育、ゆとり世代は使えない」という意見がまかり通っております。その一方で、ゆとり教育以前の世代が、どうにも非ぬ事をやっている所もあります。それは「ゆとり教育がおかしい」のではなく、既に教育そのものがおかしい事になってしまったのではないか。
海外出兵を声高に叫ぶ首相ですが、一方で教育改革を標榜し、その実体は「<道徳>まで詰め込み教育にするでちゅ!」との事。いや、そうではなく、もっとじっくりと物事を考えられる教育が必要なのです。首相の様にインスタントに「やりたい事をするでちゅ!」じゃなくて、歩みは遅くとも、しっかりと自分の考えを培う教育を、です。(この段落、余り書いていると「特定機密」になりそうですから、ココマデ。物言えば、唇寒し秋の風)





「こんな夢」を見て以来考えていたのですが、ここで、本Blogの提言としまして、つぎの事を言い度。
  • これからの高機能電卓には「プログラム機能」を付けよ
  • そして、充実した内容のプログラミング教本とプログラムライブラリを付けよ
  • プログラミング教本は、螺旋綴じで開いたまま置ける様にし、電卓を操作しながら読める様にせよ
最後のはまんま、昔のHP電卓のマニュアルなんですけどネ。

さて、CASIOサマ。こんな感じの「教則本+プログラムライブラリ」付きプロ電・ポケコンとか、出してくれませんかね ? 微力ながらも協力致し度思いますが。



2015年1月24日土曜日

HP Primeの話題

最近、Julyさんの所でも言の葉に上らないHP Primeですが、英語版製品を購入して、Conn Kitにてファームをアップデートすると、ヘルプが日本語になっていたり、マニュアルPDFに日本語版が入って来る様で、着実に日本語対応は進んでいる模様です。

以前、sentaro 様に教えてもらったftpページですが、どうも2015/01/14から、日本語マニュアルPDFなどがダウンロード出来る様になっていました。HP Primeの購入を検討されている方は、ここからエミュレータと日本語マニュアルPDFを入手、Windowsにて試用し、検討してみては如何でしょうか。

ftp://ftp.hp.com/pub/calculators/Prime/

興味深いのは、Conn kit, Emulator に加え、Data Streamer の日本語PDFが「準備中」となっている所です。この辺りが準備出来たら、印刷物のQuick Start Guide付きHP Primeが発売されるのかなぁ ?

2015年1月12日月曜日

テンキー付きフィーチャーフォンが発売されるとか

こんな話題があるそうです。

シャープが開発中の「Android搭載ガラケー」は折りたたみ式、今月下旬にKDDIから投入 - すまほん さん
http://smhn.info/201501-android-garaho-made-in-sharp

当方としては、S社が作るケータイとかスマホなんてぇのはどうでもいいのです。
では、何でこの話題が気になったのかというと、「キーの付いているAndroid端末」というのが、大変気になった次第。そうか、Android端末にもキーボードが付いたモノが出るというのか !

Android端末は、スマートフォンばかりではなく、色々な所に顔を出しているそうです。例えば、過日、泣く泣く(なのかは不明ですが)電子辞書事業を閉めてしまったSIIは、Androidベースの電子辞書を出していたとか。
また、SONYはAndroidベースのWalkman を販売しています。

ちょっとした高機能電子機器製品のOSとしてAndroidが使われている、そのAndroidを使ったテンキー付きのフィーチャーフォンが、これから登場する、との事で、そこが興味深いのです。

ならば、Androidベースで、テンキー、関数キーを装備した「Android高機能電卓」とか出たら面白いのではないか ! と思ったのです。一部の高機能電卓には、既にARMプロセッサが採用されて久しく、更に、カラー液晶も採用されている。ならば、つぎのステージは「Multi-Task OSを実装した電卓製品」て、面白いんじゃね ? と。

ARMプロセッサ方面では、「mbed OS」というものが登場したとも言われています。mbed OS は、組込み用プラットフォーム「mbed」のOSらしい。イベントドリブンなどの軽量なメカを盛り込んでいるとかで、省電力デバイス向けのOSであり、まさに高機能電卓にはうってつけなのであります。

ARMがIoTプラットフォーム「mbed OS」で大切にする3箇条 - MONOist
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1411/04/news027.html

折しも、高機能電卓も新しいフェーズに入りそうな予感がする今年、こうした道具立てがモゾモゾとうごめいているので「何か素晴らしい事」が起こりはしないのか、と、鄙びた辺りから言の葉に寄せてみました。

My, God, It's full of Stars !

2015年1月4日日曜日

謹賀新年

あけまして御目出度う御座います ! 今年も宜しくお願い申し上げます !!

来年の事を言うと鬼がどうとか、よく言われる所ですが、新年早々、昨年の話題を言うと何が笑うのかしらん !?
迂闊にも、こんな製品が出るとは知りませんでした。

Casio fx-JP900 - eGadget 様
http://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-147.html

fx-JP500/700/900 という3つの製品が出るそうです。プレスリリースが2014/11/27になっているので、もう1月以上前の話ですが、発売は徐々に行われている様で、最上位機が登場するのは、2月の模様。

日本語メニュー表示という辺り、結構来ています。最上位機のJP900は「表計算」機能があるとの事で、「!」と思ったのですが、これは期待しすぎでした。既にfx-995ESにある「数表計算」の機能が少し良くなった、という感じらしい。
数表計算は、計算式を記憶しておき、指定した刻み幅で計算式の数表を表示する機能です。結構便利なものですが、表計算というと、今時はExcelを思い浮かべてしまい、マクロとか考えてしまいかねないので、チョット注意、ですね。

しかし、この計算機群が、それでも注目されるべきなのは、日本語メニュー表示でしょう。これは、液晶の解像度が向上した事で実現されています。この価格帯の電卓製品に載る高解像度液晶が登場したという事であります。また、日本語表示、といってもメニュー表示だけですから、フォント・パタンを一通り用意する必要はないのでしょうが、決め打ちだとしても、それなりのグラフィクス・メモリなどを持っている訳ですから、電卓ICのマスクROM容量が飛躍的に増大した、と見てよいのでしょう。
また、最上位機のJP900では、数式をQRコード変換、専用サイトにてスマートフォンでグラフなどに表示するという、面白い機能を付けたとの事。Pomera DM100の様なアプローチが、何とも興味深い。

これらは、従来の関数電卓ラインナップ「fx-995ES, fx-915ES, fx-375ES」を置換するものらしい。ホームセンターにも置かれるものなのです。関数電卓入門機の表示が日本語になり、数式表示もより高解像度で行われるという、快挙であります。流石に、従来製品に比して価格が若干上がってしまう様ですが、実売価格は従来製品に上乗せ1000円程度になる感触です。

残念ながら、JPシリーズにプログラム機能はありません。しかし、関数電卓入門機のベースがJPシリーズになった、と観れば、今後は「高解像度・日本語メニュー表示」のfx-5800P後継機種が登場する可能性が出て来た、と思えてならないのです。
fx-5800Pの後継機を仮に「fx-JP6000P」としておきましょう。こんな機能を期待したい所です。
  • 日本語表示が可能なプログラム機能
  • PCとの連携、もしくはSDカードなどの外部ストレージによるアプリケーションの供給
  • 出来れば、高解像度化に伴うグラフ表示
先日、近所の量販店に行った折にfx-5800Pを探したのですが、既に店頭にはありませんで少々寂しい思いをしたのですが、そろそろリプレースの時期になったのではないか、と。

新年早々から、こんな妄言を垂れてしまいましたが、CASIOなら結構やってくれるのではないか、と期待してしまうのです。