こんな話題があるそうです。
シャープが開発中の「Android搭載ガラケー」は折りたたみ式、今月下旬にKDDIから投入 - すまほん さん
http://smhn.info/201501-android-garaho-made-in-sharp
当方としては、S社が作るケータイとかスマホなんてぇのはどうでもいいのです。
では、何でこの話題が気になったのかというと、「キーの付いているAndroid端末」というのが、大変気になった次第。そうか、Android端末にもキーボードが付いたモノが出るというのか !
Android端末は、スマートフォンばかりではなく、色々な所に顔を出しているそうです。例えば、過日、泣く泣く(なのかは不明ですが)電子辞書事業を閉めてしまったSIIは、Androidベースの電子辞書を出していたとか。
また、SONYはAndroidベースのWalkman を販売しています。
ちょっとした高機能電子機器製品のOSとしてAndroidが使われている、そのAndroidを使ったテンキー付きのフィーチャーフォンが、これから登場する、との事で、そこが興味深いのです。
ならば、Androidベースで、テンキー、関数キーを装備した「Android高機能電卓」とか出たら面白いのではないか ! と思ったのです。一部の高機能電卓には、既にARMプロセッサが採用されて久しく、更に、カラー液晶も採用されている。ならば、つぎのステージは「Multi-Task OSを実装した電卓製品」て、面白いんじゃね ? と。
ARMプロセッサ方面では、「mbed OS」というものが登場したとも言われています。mbed OS は、組込み用プラットフォーム「mbed」のOSらしい。イベントドリブンなどの軽量なメカを盛り込んでいるとかで、省電力デバイス向けのOSであり、まさに高機能電卓にはうってつけなのであります。
ARMがIoTプラットフォーム「mbed OS」で大切にする3箇条 - MONOist
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1411/04/news027.html
折しも、高機能電卓も新しいフェーズに入りそうな予感がする今年、こうした道具立てがモゾモゾとうごめいているので「何か素晴らしい事」が起こりはしないのか、と、鄙びた辺りから言の葉に寄せてみました。
My, God, It's full of Stars !
8 件のコメント:
akatuki様
本題と無関係ですみません。SII が電子辞書撤退とは驚きです。
実は、電子辞書マニアそれもSIIファンでした。結構買いました。
1) TR-700 (セイコー電子)
2) TR-7500 (セイコー電子)
3) SR-9100 (セイコー電子)
4) SR-9200 (セイコー電子)
5) PW-5000 (シャープ)
6) SR-T6500 (SII)
7) SR-M6000 (SII)
8) SR-E9000 (SII)
9) SR-G7000M (SII)
10) SR-G10000 (SII)
途中、一回だけシャープに浮気しましたが、私の英語力に合わせて増殖してきました。
9) と 10) の製品を最後に、欲しくなる魅力的な製品がSIIから出なくなりました。
それに、パソコンの辞書「英辞郎」を使うようになったこと、英語がそこそこ使えるようになったことで、新しいモノが不要になったこともあります。
多分スマホやPCの辞書が広まったことでSIIの英語や外国語重視の電子辞書事業が立ちゆかなくなったと思われますが、それ以前に製品力が落ちてきたのもあると思います。
これからは専用機を作るのではなくて、OS上でソフトを作って対応するほうが安く短期間で開発できるようになるのかも知れませんね。
akatuki様
ちなみに、TR-700 って最初の英語電子辞書なんですよ。残念ながら動態保存は敵わなかったけど、昔の遅い液晶表示、ボタンみたいなキー、当時のセイコー電子が不慣れなハードウェアを懸命に開発したのが分かるデバイスなので、博物館入りしても良いと思います。
SR-T6500 と言うのはとても分かりやすい英々辞書が搭載され、それ以来SIIファンになったもので、ハードウェアはカシオやシャープに劣るけれど、コンテンツでナンボが電子辞書だろうと、思っていました。
そのうちSIIもハードウェアに磨きがかかってきて、ようやくって言うときに、今度はカシオがコンテンツで追いついてきたのが、撤退の大きな要因ではないかと思っています。
カシオとSIIは、資金力の違いが命運を分けたように感じています。カシオは売れる電子辞書を作るのがウマイですね。ここ数年、私も欲しいと思うものがカシオから出てきていますので、2003年から電子辞書販売日本一ってのは、ダテではないと思います。
SIIが支持されていたのは、コンテンツによるところが大きいでしょう。それがコンテンツでなくてハードウェアやPCリンクやネット接続へ舵を切ったところから、ユーザー離れが始まったと思います。カシオに敵わないところに踏み出し、コンテンツが疎かになったのは、大失敗だったのではないかと思っています。
SIIファンとしては残念でなりません。
マイクロソフトがノキアブランドで途上向けに2G なガラケーを35ドルで売り出すってのも、Androodなのかもしれませんね。
ハードルに磨きを書けるよりも、ユーザーが使いたくなる商品設計、迅速な開発、日本の電気メーカーが苦手なところで、勝負せにゃならなくなると、辛いですね。
akatuki様、こんにちは!
今時の最高機能電卓としてTI NspireとかHP PrimeとかCASIO CP-400とかありますけど、これらの電卓は世代が新しくなって使い手側の自由度が一気に制限されるという流れなので、ここらあたりで自由度満載の改造自在の「Android高機能電卓」をどこか出してくれると面白いですね。
高機能電卓を止めてしまったSHARPが「Android高機能電卓」で再参入っていうのも面白そうですが、特別に高機能でなくてもOS書き換え改造自由なスタンダード関数電卓を手頃な価格で出すっていうのもありかもです。
今だとCASIOの高精細な関数電卓がOS書き換え出来るとなると俄然面白そうなんですけど、そういうのはやはり難しいところでしょうか(^^;
やす (Krtyski) 様、小用で遅うなりまして申し訳ない !
当方も、SIIが電子辞書から撤退する、というのを聞いて、とても残念に思っているのです。
結構、小粒ながらも趣のあるというか、面白い製品を出していたので。
開発投資に見合う業績が認められない、という理由で「撤退」なのでしょう。以前、SIIだったか、SEIKOだったか、関数電卓も作っていたのですが、これも撤退して久しい様子。まあ、他の事業は撤退する事は暫くなさそうです。会社存続のために、一部事業を撤退した、その判断は仕方のない所なのでしょう。
同様な事で、Sharpもいずれは電子辞書も撤退する事になろうか、と思い、電子辞書も高機能電卓と同様、CASIOがシェアNo.1、という事になって行きそうな。
しかし、寡占、独占が進むと、製品の競争もなくなってしまい、より独創的な製品が出てくる素地がなくなってしまう。そこが悔しい。電子辞書は、CASIOは元より、CANONやSharpも出していて、学生とかに需要がある製品分野ですが、それでも撤退してしまう、というのが、どういう事なのか。どこか、この国の未来に希望が持てないのか ... 。ウーン。
> マイクロソフトがノキアブランドで途上向けに2G なガラケーを35ドルで売り出すってのも、Androodなのかもしれませんね。
そういや、MSが激安フォンを出すっていう話がありましたネ。MSだからAndroidは無いか、とは思うのですが、どうなんでしょうか ?
> ハードルに磨きを書けるよりも、ユーザーが使いたくなる商品設計、迅速な開発、日本の電気メーカーが苦手なところで、勝負せにゃならなくなると、辛いですね。
CASIOはユーザーの声を吸い上げる努力をしている様で、それが製品開発に活きて来ている模様。
開発設計での取り組み - CASIO
http://www.casio.co.jp/csr/market/market01/
それに、今もって「カシオ計算機株式会社」なんですよネ。計算機が本業だったのです。
Sharpの方は、そういう意見を聞いているのか、よく判りませんが、それよりは「(主流でない)余技でやっていた事業」なので「切り捨てる」という方向なのではなかろうか、と。SIIの場合も、そんな感触なのかなぁ ?
sentaro 様、お晩です !
> ここらあたりで自由度満載の改造自在の「Android高機能電卓」をどこか出してくれると面白いですね。
仰る通り通りであります。sentaro 様、結構面白がりですネ !
> 高機能電卓を止めてしまったSHARPが「Android高機能電卓」で再参入っていうのも面白そうですが、特別に高機能でなくてもOS書き換え改造自由なスタンダード関数電卓を手頃な価格で出すっていうのもありかもです。
それが「mbed OS電卓」なのであります !
昔、I/Oポートの操作が出来るZ80のポケコンなんかが、教育向けに売られていたという話ですが、mbed OS電卓ならば、そうした市場にも投入出来そうです。
> 今だとCASIOの高精細な関数電卓がOS書き換え出来るとなると俄然面白そうなんですけど、そういうのはやはり難しいところでしょうか(^^;
ウーン。CASIOは海外の教育者を招いて、色々と意見交換をしているので、「教育向け」という事で期待したい所です。ある意味「外圧頼み」ではありますが :-)
akatuki様、こんにちは!
>結構面白がりですネ !
はい、電卓だけではないんですけど、やはり面白そうな商品や商品企画には鋭く反応してしまいます(^^;
電子辞書では一時SHARPのBrainが自由なアプリ入れられるらしいってことで興味津々で調べたらWindowsCEマシンらしくて、これはちょっと面白いかもと思いつつも買うまでには至ってない状況ですが、本来の機能以外に自由に拡張できるのはポイント高いですね。
電子辞書がCASIOだけということになってしまうとこういう遊べるハードがまたひとつなくなってしまうのでここのあたりはSHARPにも頑張ってもらいたいところです。
>それが「mbed OS電卓」なのであります !
あ、なるほどです。
HPあたりから出てきてもいい感じしますね。
>昔、I/Oポートの操作が出来るZ80のポケコンなんかが、教育向けに売られていたという話ですが、mbed OS電卓ならば、そうした市場にも投入出来そうです。
Z80ポケコンといえばPC-G850Vを持っていたりするのですけど、Z80は最初にマシン語まで触ってたCPUなので思い入れが結構ありますね。
ということでTIのZ80や68K電卓シリーズもずっと興味の的でいつか手に入れたいと思いつつもタイミングが合わなくていまだに手に入れられず状態なのですけど、ez80が載ったらしいTIの新型84シリーズはまたちょっと惹かれるものがあります(^^ゞ
sentaro 様、今晩は ! ようこそお越しを !
> はい、電卓だけではないんですけど、やはり面白そうな商品や商品企画には鋭く反応してしまいます(^^;
ですよね、当方も面白がりなもので。しかも「古いやつほど新しい物が...」というクチですから (笑)。
> 電子辞書では一時SHARPのBrainが自由なアプリ入れられるらしいってことで興味津々で調べたらWindowsCEマシンらしくて、これはちょっと面白いかもと思いつつも買うまでには至ってない状況ですが、本来の機能以外に自由に拡張できるのはポイント高いですね。
そういや、そんな話を聞いた事がありました。
メモアプリとかがインストール出来るとか、結構面白味があったのですが、今はどうなっちゃったのかなぁ ?
> 電子辞書がCASIOだけということになってしまうとこういう遊べるハードがまたひとつなくなってしまうのでここのあたりはSHARPにも頑張ってもらいたいところです。
ホント、そう思うのです、当方も。Sharpも、もう少しやってくれないかなぁ。
SharpのTwittreは年初「Sheep株式会社」とか言っていて、広告活動は頑張っているし、もっと面白い製品を出して、と思うのですが。
> あ、なるほどです。
> HPあたりから出てきてもいい感じしますね。
HP,TI共に電卓にARMプロセッサを採用しているので、mbed電卓を開発する可能性がありそうだと思い、こんな事を言ったのでした。一方、CASIOの電卓のプロセッサはRenesus(日立系)のSHシリーズで、Renesusもmbedに参入しようとしているらしく、CASIOにも可能性が ? と。
> Z80ポケコンといえばPC-G850Vを持っていたりするのですけど、Z80は最初にマシン語まで触ってたCPUなので思い入れが結構ありますね。
ウーム、Z80やっていたとなると、結構「古手」ですね。
当方もZ80でマシン語を勉強した事があるんですが、今となったらもう、忘れてしまって ... 。
> ということでTIのZ80や68K電卓シリーズもずっと興味の的でいつか手に入れたいと思いつつもタイミングが合わなくていまだに手に入れられず状態なのですけど、
Drive 電卓(Voyage 200)とかですネ。今はNaocoさんでの扱いも終了してしまったらしく、輸入品になっちゃうのかな ? あるいはVis-a-Vis とか ?
> ez80が載ったらしいTIの新型84シリーズはまたちょっと惹かれるものがあります(^^ゞ
「TI-84 Plus C Silver ed.」ってのですね。カラー液晶になって、USB接続。そそられますねぇ。
当方としては、HP Primeを入手していないので、まずはPrimeを、という所ですが。
TI-83+ を使っていますが、機械語もポチポチと入力出来るらしいものの、本格的活用となるとシリアルケーブルが必要で、TI-83+のはUSB対応のケーブルが少々高く、買っていないのヨ。しかし84+ C ならば、ケーブルもそれなりに安く買えるのかなぁ ?
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