2013年7月21日日曜日

HP Prime シミュレータを動かしてみたゾ

HP Primeのシミュレータが流出して、早速使ってみました。未だ使いこなしている訳ではありませんが、簡単な報告を。

HP Primeの電卓言語はPascalっぽい独自のものの様で、基本は39gIIのものみたいです。既に、つぎの所にシミュレータ向けのサンプルコードが掲示されていました。

HP PRIME GRAPHING CALCULATOR - Technical data and performance comparison with others.
http://h30499.www3.hp.com/t5/Calculators/HP-PRIME-GRAPHING-CALCULATOR-Technical-data-and-performance/td-p/6043761#.Ueo1Mk2-eEL

しかし、ここにあるコードをコピペしても、一部、足りない部分などがあって、うまく動きません。それを修正したものを以下に示します。

Mandelbrot集合グラフィクスのコード。    Miguel Angel Caporalini 氏・作

---------------
 
iteration(c, bailoutValue, maxIter)
BEGIN
LOCAL iter := 0;
LOCAL z := (0,0);
WHILE (ABS(z) <= bailoutValue) AND (iter < maxIter) DO
z := z*z+c;
iter := iter+1;
END;
RETURN iter;
END;

LSclr(Ndx)
BEGIN
Ndx := ROUND(Ndx*186,0);
IF Ndx < 31 THEN RETURN 0+ 1*Ndx; END;
IF Ndx < 62 THEN RETURN 31+ 32*(Ndx-31); END;
IF Ndx < 93 THEN RETURN 1023- 1*(Ndx-62); END;
IF Ndx < 124 THEN RETURN 992+ 1024*(Ndx-93); END;
IF Ndx < 155 THEN RETURN 32736- 32*(Ndx-124); END;
IF Ndx < 186 THEN RETURN 31744+ 1*(Ndx-155); END;
RETURN 31775;
END;

colorize(itVal, maxIt)
BEGIN
IF itVal==maxIt THEN
// We are inside the Mandelbrot map
// Then the pixel is drawn in black
RETURN 0;
ELSE
RETURN LSclr(itVal/maxIt);
END;
END;

EXPORT Mandelbrot()
BEGIN
// Clean the screen (G0):RECT();

LOCAL dx, dy, c, xp, yp;
LOCAL iter, color;

// These 4 variables defined
// Our window of the complex plane

LOCAL xmin, xmax, ymin, ymax;
LOCAL maxIterations := 50;
LOCAL maxRadius := 2;

// Location
// Radio width to height should be 4:3

xmin := -2.5;
xmax := 1.5;
ymin := -1.5;
ymax := 1.5;

// Other parameters better:

//xmin := 0.315625;
//xmax := 0.515625;
//ymin := 0.28125;
//ymax := 0.43125;

dx := (xmax-xmin)/320;
dy := (ymax-ymin)/240;
c := (xmin,ymin);

// we loop over each pixel
// Of the screen wil Prime:
FOR yp FROM 0 TO 239 DO
FOR xp FROM 0 TO 319 DO
// Create the complex number c
// We need for iteration:

c := (xmin+xp*dx, ymax-yp*dy);

// Now iterate the formula and
// Return the number of iteration steps
// That was taken up
// That the complex number jump out
// The radius of convergence:

iter := iteration(c, maxRadius, maxIterations);

// Determines a color for the iteration number:
color := colorize(iter, maxIterations);

// Change color to that pixel:

PIXON_P(xp, yp, color);
END;
END;

// deja la imagen en la pantalla
// hasta que se presiona una tecla:
REPEAT UNTIL GETKEY() == -1;
FREEZE;
END;
 
---------------



これを、コピーし、HP Primeのシミュレータに貼り付けてやればOKです。具体的には、

1) Shift+1 (Program) で、Program Catalogue を呼び出します
2) メニューキーの[New]を押し、プログラム名を入力して、新しいプログラムファイルを作成します
3) 新規に作られるスケルトンを削除し、シミュレータの[Edit]メニューから[Paste]を呼び出して、上記のコードを貼り付けます
4) 再びShift+1 を押して Program Catalogue を呼び出し、プログラムファイル名を選択して [Run] を押して実行します





シミュレータであって、実機とは違うため、実行速度がここまで早いのか、その辺りは未知数です。当方のマシンでは描画に数分の時間を要しました。

面白いので、お試しを。

2013年7月17日水曜日

緊急連絡 ! 今すぐゲットせよ !!

※ 内容が古くなりました。最新版が、hpcalc.org 様より取得できます。 on 2014/08/19

HP-related Programs for the PC - hpcalc.org
http://www.hpcalc.org/prime/pc/



以下、以前の記事。

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MoHPC 様より。

HP PRIME EMULATOR!!! From HP China Agency
http://www.hpmuseum.org/cgi-sys/cgiwrap/hpmuseum/forum.cgi?read=246491#246491

実際のダウンロードは、こちらのサイト様にある、リンクを。

http://www.cncalc.org/forum.php?mod=viewthread&tid=9087&extra=&page=2

謝謝 !!

追記 on 2013/07/18
上記サイト様によりますと、インストールされたフォルダにQuick refのPDFがあるそうです。


追記 on 2013/08/08
MoHPCに、Latest version の情報があります。

Latest HP Prime "emulator" software available :) - MoHPC
http://www.hpmuseum.org/cgi-sys/cgiwrap/hpmuseum/forum.cgi?read=247930#247930

この記事によりますと、つぎのページで落とせるそうです。

Logiciel HP-Prime version finale - Tiplanet.org
http://tiplanet.org/forum/archives_voir.php?id=19496

2013年6月14日金曜日

HP Primeの続報

時たま覗くとオモロイ情報がザクザクのMoHPC、今回はこんな話題がありました。

HP prime: fractal software - HP Forum - MoHPC
http://www.hpmuseum.org/cgi-sys/cgiwrap/hpmuseum/forum.cgi?read=244318#244318

Tim Wessman 氏による、HP Primeのエミュレータの写真も興味深いものですが、既にデータシートPDFもある模様。しかし、このトピックで最も重要な話題は、HP PrimeによるMandelbrot集合グラフィクスのコードが出ている所 !

http://h30499.www3.hp.com/t5/Calculators/HP-PRIME-GRAPHING-CALCULATOR-Technical-data-and-performance/td-p/6043761#.UaSYaaC_Dv4

Miguel Angel Caporalini 氏による、HP Prime用のMandelbrotグラフィクスのコードがありますた。どうも、プログラミング言語はPascal風で、複素数もオブジェクトとして扱える、かなり興味深いものです。カラー画面なのでMandelbrot、という事なのでしょうが、PC上のエミュレータで実用速度なのか、電卓本体で十分高速なのか、気になります。Pascal風なので、P-codeコンパイラ (今日的にはJava JITみたいになるのか ?) で高速動作、なんて期待したいものですが。
一方、Vermagster 氏の様に「Anyway, I kinda hope this is just another (but more high-end) student calculator? 」と、(カラー版 39gIIなのか ?)心配する意見もあります。

HP Prime : see mathematical tools !  - Calc-bank
http://www.calc-bank.com/index.php?mod=news&ac=commentaires&id=1955

で見られる様に、グラフの登録個数がFixされているかの様な表示などが気になります。

さて、現物はどうなるのでしょうか。

2013年5月26日日曜日

円安、マンセー

アベ宰相は円安誘導でクロダにカネをバンバン刷らせているとか。しかし、刷ったカネは国民経済に回るのではなく、米国債や国債、果ては輸出企業の株式まで買って、輸出企業の応援をしている。で、輸出企業は海外に工場を作り、人的資源も海外の労働者を使うので、労賃は国内に入ってこないし、輸出企業の収益も国内には入ってこない。法人の多国籍化を推進してきたツケが、これ。輸出企業の株価は跳ね上がっており、これで「景気が上向いた」という事になるんですから、アベセンセーもやってくれる。国民生活そっちのけ。株やっている人は、少しは景気が良くなったと喜んでいる様ですが、投機なんてすぐに株価が変動しますから、シロートが手出しすると痛い目にあってしまう。

一方、円安になれば、海外から輸入しているものの値段も上がって来ます。6月からは小麦も値上げで、パンとかの値段も上がってくる訳です。また、100円ショップの品にも影響が出てきます。100円ショップなんですから、値段を変えるわけにも行かず、すると、品質が劣化していく事になります。
100円ショップの電池は結構安いので、お世話になっている方も多いでしょう。私の場合、HP50gや35Sなどの電池はすべて100円ショップのものです。三菱のCR2032が2ケで105円なんですから。でも、こうした庶民にウレシイ100円ショップの品も、円安のために品質が劣化していく。以前、100円ショップで関数電卓が売られる日、というロマンを書きましたが、こうした事も、海外では実現するにしても、この日本では実現しそうもなくなって来ました。残念な事ではあります。

ネトウヨとかは「アベノミクス、円安、マンセー」と声高に叫んでいる様ですが、大手の電機メーカーの品を買っても、その収益が国内に回って来ないのですから、外国製品を買っても同じです。で、この先にはTPP=平成のHALノートも控えている。さて、どこへ行くのでしょうか。

追記 on 2013/05/31

Appleが為替レートを改定、製品やアプリの値上げはまもなくか?! - 気になる、記になる…
http://taisy0.com/2013/05/30/16944.html

言わんこっちゃない。来月から小麦も値上がりで、食パンやスナック菓子なども値上がり。せんべいもタイ米を使っていれば同じく値上がり。
しかし、輸入食品の多くが値上がりすれば、GDPも見掛け上は上昇するので「アベノミクスの効果が出た」と景気回復宣言で、今度は消費増税。

現役女子大生の“けしからん”ボディー - ゲンダイネット
http://gendai.net/articles/view/photo/142611

ではなく、

労働時間「異次元緩和」でブラック企業大喜び - ゲンダイネット
http://gendai.net/articles/view/syakai/142596

使用者の珍棒年俸は上がるのかも知れないが、労働強化でも労働者の賃金は上がることなく、庶民の懐が劣化していくので、ますます経済はやせ衰えて、不景気が亢進していく。何が嬉しいんだか。

2013年5月1日水曜日

HP Prime に関するネタ

先日、登場が伝えられたHP Primeですが、既にMoHPCでは、様々な情報が出ています。

Color calculators - MoHPC
http://www.hpmuseum.org/cgi-sys/cgiwrap/hpmuseum/forum.cgi?read=242883#242883

ここによりますと、どうもHP PrimeのSPECが出ているらしいサイトのアドレスがあります。

CALC BANK
http://www.calc-bank.com/index.php?mod=news&ac=commentaires&id=1913

コピペ

• Display 3.5 "multi-touch (320 x 240 pixels)
• 65,536 colors (16 bit)
• Processor ARM9 400MHz
• 256 MB of flash memory
• 32 MB of RAM
• Rechargeable Lithium-Ion Battery
• Body in brushed metal
• Dynamic Geometry
• Enter data in algebraic mode, RPN [/ b] and Textbook
• CAS
• [b]Wireless (requires optional accessory)

QVGAなのね、スクリーンが。カラーとなったので充電池は仕方の無い所。

一方、9月に開催されるらしいHHC 2013では、このHP Primeを「第5世代」と位置づけている模様。

HHC 2013
http://hhuc.us/2013/

HP50gが確か 75 MHzのARMでしたから、クロックは5倍以上になっております。実際、このクロックはある意味「異常」で、上記のCALC BANKの比較によりますと、TI Nspire CXの133 MHzよりも早いとなっております。
ハードウェアはすんごいものになっている。では、ソフトウェアの方は ?
ENTERキーがあるのでRPLなのか、とも思うのですが、ビデオを見ると、これはカラー版「39gII」なのではなかろうか、と。

HP39gII
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5154837

そうだとすると、50gの後継機ではなさそう。さて、実際の所は ? これも新学期シーズンの9月に御目見得なので、それまで待つとしましょう (ただ、39gIIのカラー版だとすると、日本ではムズカシイノカナ、Julyサマ。ソロソロ、バイヤー様向ケニ内覧会ガアルノデハナイデショウカ ... ?)。

2013年4月26日金曜日

エエッー、出るの !?

思わず発音しにくい言葉で表現してしまいましたが、何と、ようやくHPブランドのカラーグラフ電卓を出す模様 ! CASIO、TIに遅れる事2年、ようやく出るそうです。

HP、フルカラーグラフ計算機「HP Prime」を発表 マルチタッチにも対応 - ガジェット速報
http://ggsoku.com/2013/04/hp-prime-fullcolor/

ビデオを見ると、リチウムイオン電池となっているので、充電式でしょう。これで長時間稼動となっていますが、実際にどれだけ持つのか。興味深いものです。
また、アイコン一覧をはじめとして画面構成のイメージはCASIO、TIの電卓と同じ様ですが、実際に使ってみないと新味は判らないのでしょう。
メニューキーを使うことで、キーの数が減っているのですが、その分、操作の手続きが煩雑になる傾向もありそうです。しかし主な関数キーはあるので、うまいデザインなのか、と。
Enterキーがあるので、RPLは使えそうです。50gや35SもRPN, infixの両方ですから、この新機種も両方に対応するでしょう。更にマルチタッチの画面ということで、少し抜きん出た、という事なのでしょうか。

でも、日本じゃ出ないのかな。Julyさま、どうにかして下さい ... (「最近不義理にしているお前が言うか」って言われそうですが)。

2013年3月1日金曜日

状況調査・短報

いろいろ。

【材料】カシオ計算機が4日ぶりに反発、「関数電卓の新興国市場を開拓」 - Kabutan
http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201302180020

だそうで、CASIOは関数電卓の世界展開を進めるらしい。そうして、海外向けに開発された面白い関数電卓が、巡り巡って日本でも売られる様になるのか ... 。ウーン。

そういや、匿名氏がコメント欄にて知らせてくれました、CANONの電卓も国内で販売されておりました。

Canon 関数電卓 X MARK I PRO
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%B3-X-MARKIPROHWB-Canon-%E9%96%A2%E6%95%B0%E9%9B%BB%E5%8D%93/dp/B00AAO8LK2/ref=pd_sim_sbs_office_7

デザインはハイテック感があって良いのですが、尼のユーザーレビューによると少々華奢な様子。でも、売られているだけマシなのか。

海外では、TI-84 plus C が出ているそうで、レビュー記事がありました。

Hands-On with the TI-84 Plus C Silver Edition: Full Review - CEMETCH
http://www.cemetech.net/forum/viewtopic.php?t=8804

解像度もあって好感触。電池の持ちが気になります。naocoさん、出してくれるのかな ?

TIと言えば、NspireがiPadで使えるらしい。

TI-Nspire™ - iTunes Preview
https://itunes.apple.com/app/id590823242&mt=8?affId=2222910

ウーン、ヤラレタ。

オマケ

HP 50G グラフ電卓(測量、工学、数学、科学向け) ■並行輸入品■ - Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-HP-50G-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E9%9B%BB%E5%8D%93%EF%BC%88%E6%B8%AC%E9%87%8F%E3%80%81%E5%B7%A5%E5%AD%A6%E3%80%81%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%80%81%E7%A7%91%E5%AD%A6%E5%90%91%E3%81%91%EF%BC%89-%E2%96%A0%E4%B8%A6%E8%A1%8C%E8%BC%B8%E5%85%A5%E5%93%81%E2%96%A0/dp/B001B08JHO/ref=sr_1_6?ie=UTF8&qid=1362025459&sr=8-6

画像を見てビックリしましたが、どうも48gIIのものらしいですね。