CASIOの電卓が60周年との事で、サイトが開設されておりました。
ref. CASIO 電卓 60周年記念サイト
https://www.casio.com/jp/basic-calculators/content/60th/
CASIOの計算機は、リレー(継電器)とメカを使う方式の計算機から始まっているらしいのですが、フル電子回路の計算機「電子式卓上型計算機」=電卓の始祖として「001」を世に問うたのが、1965年との事。
そこから60年が経ち、記念サイトの立ち上げと、長く愛用できる、飽きのこない電卓の新製品を発表したようです。
ref. 60年のノウハウを結集した長く愛用できる電卓
https://www.casio.co.jp/release/2025/0116-jt200t/
60周年記念サイト、CASIOの電卓の歴史を総覧するには、とても便利ではあります。CASIO最初の関数電卓「fx-1」、世界初のグラフ電卓「fx-7000G」など、斬新な製品が見られます。
しかし、惜しいなぁ、と思うのは、ポケットコンピューターについて触れられていない所でしょうか。
まあ、ポケットコンピューター、PCは、既に事業を終了してしまったらしく、「終了してしまった事業の事まで掲載するのは、どうなのか ?」という経営判断なのかも知れません。
それでも、ポケコンの末裔に近しいグラフ関数電卓が継続されているのは、やはり奇跡に近い様でもあります。
2025年1月31日金曜日
「CASIO 電卓 60周年」ですってヨ !
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2 件のコメント:
akatuki様、皆様、こんにちは!
今年はCASIO電卓も60周年なんですね。
昨年はSHARPが60周年だったですが、連年で周年が来るのがすごいです。
60年前の電卓はさすがに電子式卓上計算機の感じですが、83年のJS-20以降キー配置が現在まで変わってないのがちょっと興味深いです。
関数電卓の変わりようからするとこのあたりは普段使いのユーザー本位で考えられている感ありありですね。
ポケコンに関しては、CASIO全体の歴史の中では紹介されるとは思いますが、FX型番のポケコンとか普通に電卓の型番だとは思うのですが、それでも電卓の範疇には入らないってことなんでしょうかね。(^^;
グラフ電卓の発展については北米教育市場のおかげというところが大きいかと思われますが、現在まで続いているのは本当に奇跡的なことだと思います。(^^)
Sentaro 様、良くぞ、お越し戴きました !
> 昨年はSHARPが60周年だったですが、連年で周年が来るのがすごいです。
ありゃ、そうでしたのネ !
残念ながら、2024年1月24日以来、電卓の新製品が出ておらず、Sharpは電卓にかける意気込みが伝わって来ない様であります。
https://jp.sharp/calc/
ウーム。
> 60年前の電卓はさすがに電子式卓上計算機の感じですが、83年のJS-20以降キー配置が現在まで変わってないのがちょっと興味深いです。
> 関数電卓の変わりようからするとこのあたりは普段使いのユーザー本位で考えられている感ありありですね。
仰るように、実務電卓の方は、必要にして十分な機能を具現していたため、大きく変更する必要がなかった、ということなのでしょう。
一方で、関数電卓については、関数機能を増やして行き、更には、プログラム機能、グラフ表示などを盛り込むなど、青天井の機能拡充があった、という具合でしょうか。
> ポケコンに関しては、CASIO全体の歴史の中では紹介されるとは思いますが、FX型番のポケコンとか普通に電卓の型番だとは思うのですが、それでも電卓の範疇には入らないってことなんでしょうかね。(^^;
確かに、今回の「60周年記念」は、電子式卓上計算機、電卓に限っての話でした !
言われてみれば、電子辞書などの派生商品もありますから、そうした製品にまで触れるとなると、CASIO全体の社史について言及せざるを得ない、という所でしょうか。
> グラフ電卓の発展については北米教育市場のおかげというところが大きいかと思われますが、現在まで続いているのは本当に奇跡的なことだと思います。(^^)
仰るとおりで、確かに世界初のグラフ電卓はCASIO fx-7000Gでしたが、アメリカのTI, HPが、グラフ電卓の分野で鎬を削ってきたので、良循環の様に発展して来たのだという事ですネ。
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