2023年10月23日月曜日

電卓への興味は尽きないのではあります

 昨今の円安のため、並行輸入製品も価格上昇なのは仕方がないのでありますが、興味は半減してしまったとはいえ、fx-CG50のモノクロ版とも言うべき fx-9750GIII が少しソソるのであります。pythonが使える所は大いに魅力ですが、既にfx-CG50を持っているので、今更入手したいとも思わないものの、少し気になってマニュアルを読み返してみました。海外製品ため、英語マニュアルしかないのですが、pythonは元より、気になったのが、先日fx-CG50で使って、その機能の高さに驚かされたLogistic 関数の回帰分析機能でした。fx-CG50で十分使えるのにも驚かされたのですが、fx-9750GIII にも設置されているのですね。fx-9750GIIIはモノクロ液晶で、表示は若干貧相ではありますが、その分、気軽に使えそうな感じで、電卓好きならば手元に置いておくのも悪くはないと思う所であります。標準でpythonが利用できる所は入手についての価値を高めているように考えます。python、恐らくはinteger が使え高速処理が期待され、グラフィクスなども楽しいはず。しかし、今日的に苦しいと思うのは、その価格かも知れない。海外版fx-CG50 に迫る価格上昇は戴けません。しかし、電卓製品については、fx-5800Pもそろそろ製品寿命を全うしつつあるらしく、実売価格が上昇してきていて、9,000円以上となっている。fx-5800Pよりはfx-9750GIII, 更には fx-CG50 が、価格機能比で「お買い得」となっております。同時に、それだけ高機能電卓製品の市場が冷え込んでいるという事でもあり、現状は正直寂しいものとなっております。そこで、小生としては手元のfx-CG50をポチポチと叩いて身近な計算や小さいプログラムを動かすなどのホビイを楽しんでいきたいと思う所。「グラフ電卓でpythonが動くのは結構だが、PCでpython使って処理する方が効率的」、「周期律表が更新できないので使いものにならず、スマホで事足りる」など、様々な御意見がありますが、用途は人それぞれなので、小生としては身近な道具として高機能電卓を使い続けて行きたいと思います。そりゃ、スマートフォンを使えば、大抵の問題に対するsolutionは得られるでしょうよ。でも、そこはヘタノヨコズキなので勝手にやらせてもらいます。fx-CG50で簡単なコードを動かすなどの作業をしておりまして、実際、実行速度は驚くほど遅いのではありますが、それはそれで、動いている所を楽しんでいるのであります。以前の高機能電卓は、それこそ、様々な計算問題に対しての解を提供するための道具として開発が進められた様な所があったのですが、今日、そうした需要はスマートフォンが担ってくれつつあります。なので、電卓製品には、即応性に於いてもスマートフォンの代替は無理ゲーとなりつつあります。そこで、ガッコの試験対応という所へ開発の方向性を求めたのかも知れない。それでも、色々と頭をひねって開発を進めております。願わくば、ガッコの学習支援、試験対応以外のSolutionも考えて欲しいなぁ、と。オツムの弱いホビイストからのお願いだったりするのです。

以上、鄙びた辺りからでした

4 件のコメント:

やす(Krtyski) さんのコメント...

akatuki様

akatuki様のようなプログラミング素養のある方向けの、Casio Python講座がございます。

https://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-726.html

これら一連の記事は、私自身がPythonを学習しながら書いたもので、事ほどさようにPythonは敷居が引く言語ですね!


実は、上の連載で作ったプログラムの1つが、CASIO America が主催するWebinarで実際に紹介されていたりします。
https://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-793.html

それなりに認めて貰ったようです(^^;

ご参考まで...

akatuki さんのコメント...

やす(Krtyski) 様。親分、夜分に恐れ入ります、遅延御容赦戴き度 !

> https://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-726.html

之は恐れ入ります ! 多謝です !

> 実は、上の連載で作ったプログラムの1つが、CASIO America が主催するWebinarで実際に紹介されていたりします。
> https://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-793.html
> それなりに認めて貰ったようです(^^;

拝見いたしました ! 凄いです。

当方、最近は引き出しが枯渇なので、ネタに詰まっております。
もっと、頭を使わないとなりませんネ。

pythonで、整数配列が大量に確保できるとかで、ちまちまと考えているコードがあるのですが、それがいつになったら出来るのやら ... 。

やす(Krtyski) さんのコメント...

akatuki様

Pythonのリストで大量要素の整数配列を使う遊びをお考えとのこと。
チョット楽しみです(^^;

私のCasio Pythonの連載でも、数千や数万の要素のリストが使えるかといった話題があります。
素因数分解を最高速化し、それもCasio Basic, C.Basic, Casio Pythonが使えるカシオのプログラム電卓をできる限り多くの機種(古くから最新まで)で動作させるという、個人的プロジェクトの中での Casio Pythonプログラムです。

※素因数分解プロジェクト;
 https://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-215.html

※Casio Pythonの大量要素のリストに触れている投稿;
 https://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-747.html

 (途中から読まれると訳分からない恐れありです)


私の場合は、Pythonの学習は、Windows, Linux(Raspberry Pi)そして fx-CG50のPythonモードをほぼ並行して進めました。コロナ禍が始まった春のことでした。

C++ や C# でのコーディングの経験は Python学習に役立ちました。

akatuki様も敷居が低いでしょうから、制限の大きな Casio Python でこそお楽しみ頂けるかと...



akatuki さんのコメント...

やす(Krtyski) 様、親分、夜分に恐れ入ります。

> Pythonのリストで大量要素の整数配列を使う遊びをお考えとのこと。
> チョット楽しみです(^^;

考えているだけで、まだ着手しておりませんが、大して面白い話題ではないので、期待に反する事に ... ?
先回りして言っておくと「森林火災」のシミュレーションだったりします。ハイ。

> 私のCasio Pythonの連載でも、数千や数万の要素のリストが使えるかといった話題があります。
> 素因数分解を最高速化し、それもCasio Basic, C.Basic, Casio Pythonが使えるカシオのプログラム電卓をできる限り多くの機種(古くから最新まで)で動作させるという、個人的プロジェクトの中での Casio Pythonプログラムです。
> ※素因数分解プロジェクト;
>  https://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-215.html
> ※Casio Pythonの大量要素のリストに触れている投稿;
>  https://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-747.html

素因数分解ですか ! いや、これは「鬼門」であります。凄いです。
最近は、怠け者状態なので、こうした問題を探求しようという意欲もなく、漫然と電卓を叩く日々であります。反省しなくてはなりません。

python では、arbitraly precision integer とでも言いますか、多桁整数が利用できますネ。こんな事を書くと、変な所へ行ってしまいそうです。
多桁整数を使って、Machin式で円周率の計算とかやってみましたが、簡単にかけてしまい驚いてしまいました。
この辺りは、HP primeのPPLでも同様でしたが、最近はシミュレータも使っておりませんで、ますます、プログラミングから遠のく始末 ...

> 私の場合は、Pythonの学習は、Windows, Linux(Raspberry Pi)そして fx-CG50のPythonモードをほぼ並行して進めました。コロナ禍が始まった春のことでした。

当方の場合、耳年増的な聞きかじりでpythonをみているので、系統立てて勉強しているわけでもなく、片言の様でもあります。
ただ、それでもそこそこ動いてくれるので助かっている。

> C++ や C# でのコーディングの経験は Python学習に役立ちました。

当方、基礎教養も欠かしておるので、集中して勉強しないとなりませんネ。

> 制限の大きな Casio Python でこそお楽しみ頂けるかと...

おっしゃるとおりです !
手元の電卓で、ポツポツと勉強して居ります所です。
CASIO python, key fetch の機能があると、もっと遊べそうですが、それならば C.BASIC を使うのが正解だったりして ?