2019年1月12日土曜日

2019 Prosit Neujahr !

新年・2019年を迎えました。遅ればせながら、謹賀新年。

2018年は、高機能電卓界隈でも動きがありました。

  1. CASIO fx-CG50で、MicroPythonが動作する様になりました

    当初、フランスの教育関係者向けに限定供給されていた、GRAPH 90+E 向けのMicroPythonがfx-CG50向けにも提供、OSのアップグレードで利用できる様になりました。

  2. HP Prime のハードウェアが更新される

    Sentaro様にお知らせ戴いたのですが、HP Primeの第二世代ハードウェアが発売されている様です。

    cf. New G2 HP Prime - MoHPC
    http://www.hpmuseum.org/forum/thread-11202.html

    どうやら、MPUのクロックが高くなり、処理速度が向上している模様。
    しかしながら、流通がこれかららしく、米国でも入手が容易ではない状況です。

    また、最新のファームで、CAS環境でMicroPythonが使えるとの事。これは新旧、両方のハードウェアで利用可能の模様。
  3. フランスNumworks社のMicroPython電卓

    既に、2016年の時点で、海外では仏Numworks社のグラフ電卓が発売されているとの事。

    cf. NumWorks - The graphing calculator that makes learning math easier
    https://www.numworks.com/

    Numworksの特徴は、MicroPythonが動作する所でしょうか。計算機能などもかなりユニークです。グラフ電卓なので、関数の2D plotや、統計グラフ機能などがあります。複素数や行列の計算も用意されております。
    電卓の機能としてはかなりのものですが、各アプリケーション間でデータの共有ができないらしく、惜しい印象です。
    一方、ハードウェアの設計、OSを含めたソフトウェアも、全て公開されているので、ユーザーが独自の拡張を行う事が、原理的には可能らしい。とても興味深い製品ではありますが、果たして(高機能)「電卓」なのか ? という疑問もあります。
    オープンソースで、サイトにはブラウザで動作するシミュレータも用意されてます。興味のある方は、お試しいただきたく。
2019年も始まったばかりで、これから何があるのか。不安でもあり、楽しみでもあります。

今年も宜しくお願い申し上げます。

26 件のコメント:

藤堂俊介 さんのコメント...

 それに対して日本ではという感じです。かつてのポケコンのような熱気は来れば良いのですが。

akatuki さんのコメント...

藤堂 様。

fx-CG50のpythonも順調に提供されましたので、今年はScratch電卓、という希望もあります。

藤堂俊介 さんのコメント...

関数電卓の記事を見つけました。
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/01/post-1056.php

Sentaro さんのコメント...

akatsuki様、こんにちは!
ちょこっとバタバタして出遅れました。(^^;
出遅れている間に、TI-Nspire CXにも新型が登場するらしく、こっちは2.5倍速になるそうです。
相変わらず純正Pythonの搭載は無さそうですが、Ndlessユーザー謹製Pythonがあるのでとりあえず何とかなります。(^^)

Prime G2ですが、使い込みが足りないので詳細にまで到達しないのはいつものことですが、
3Dグラフとか描かせてグリグリしているとG2の速度でもまだ不足かなと感じます。(^^;
とはいえ、全体的にはサクサク感満点の使い勝手なので速さは力というのが分かりやすくてよい電卓ですね。

TI-Nspire CXはストレージにファイルを貯め込むとHDDアクセスかと思うくらい待たされるので
新型でそれがサクサクになっていればと期待しています。

NumWorksに関しては、メーカーお仕着せではなくユーザーで作っていく電卓みたいな趣が良いですね。
高機能電卓としてみれば、若干ハードが貧弱ですが自在にカスタマイズ可能な電卓と思えば面白いです。





藤堂様、こんにちは!
>それに対して日本ではという感じです。かつてのポケコンのような熱気は来れば良いのですが。

国内価格が2万エンで売られている現状ではやはり難しいですよね。
CG50の北米価格くらいになって初めて本格的に普及するかどうかという状況だと思います。


>fx-CG50のpythonも順調に提供されましたので、今年はScratch電卓、という希望もあります。

CG50のPythonのように海外版のScratch電卓をほぼそのまま持ってくるという可能性も否定できませんが、
fx-5800Pの純粋な後継機種も今年こそは期待したいところです。(^^)

やす (Krtyski) さんのコメント...

akatuki様、藤堂様、senntaro様

ご無沙汰です。

バリバリの理系なので、三角関数が嫌いとか、苦手といった感覚が理解できないのです。波がウネウネしているとか、円の動径がぐるぐる回っているとか、そんな感じのアニメが頭の中で自由に動くから、あまり苦労した記憶がありません。

教え方の問題が大きいように思っています。式が変わればアニメが変わるといった脳内アニメの代わりに、学校で教える時に動画を使えば、とても敷居が低くなるのではないかと以前から思っています。

エクセルでもマクロを使えば、このような動画を作れるから先生方や費用がそれほどかかるということにもならないと思います。

電卓を使わせる前に、教え方を変えれば三角関数を肌感覚で分かると思われませんか?


ところで、Scratch電卓って、何ですか?


Sentaro さんのコメント...

やす様、こんにちは!

>ところで、Scratch電卓って、何ですか?

フランスで発売されているfx-JPシリーズベースのプロ電です。(^^)
https://www.casio-education.fr/products/fx-92-speciale-college

CG50のPythonもフランス発なので、次も…もしかしたらという感じです。

akatuki さんのコメント...

藤堂 様。

> 関数電卓の記事を見つけました。
> https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/01/post-1056.php

これは、面白い記事です。有難う御座居ます。

akatuki さんのコメント...

Sentaro 様、コメント多謝 ! 所用忙殺で遅れておりまして申し訳ない。

> 出遅れている間に、TI-Nspire CXにも新型が登場するらしく、こっちは2.5倍速になるそうです。
> 相変わらず純正Pythonの搭載は無さそうですが、Ndlessユーザー謹製Pythonがあるのでとりあえず何とかなります。(^^)

オオッ、そうだったのですか !
TIも地道に製品開発が進められているのは、ウレシイ所です。
既にユーザー様開発のpythonがあるのですネ !

> 3Dグラフとか描かせてグリグリしているとG2の速度でもまだ不足かなと感じます。(^^;
> とはいえ、全体的にはサクサク感満点の使い勝手なので速さは力というのが分かりやすくてよい電卓ですね。

そういや、ファームウェア更新で3Dグラフが使える様になっていたのですネ。
グリグリは少々もたつくのかも知れませんが、電卓の機能として3Dが表示できるのが、ウレシイものです。

> TI-Nspire CXはストレージにファイルを貯め込むとHDDアクセスかと思うくらい待たされるので
> 新型でそれがサクサクになっていればと期待しています。

pythonとかリスト処理など、データ集団をハンドルする機能が盛り付けられるにつれ、heapを消費する構成になってくるらしく、内部的にガベージコレクションとかが頻発したりするのかしらん ?
クロックアップとワーキングメモリの向上の期待したい所ではありますが、どこまで行くのやら ... 。

> NumWorksに関しては、メーカーお仕着せではなくユーザーで作っていく電卓みたいな趣が良いですね。
> 高機能電卓としてみれば、若干ハードが貧弱ですが自在にカスタマイズ可能な電卓と思えば面白いです。

仰る様に、オープンソースで開発が進められている「手作り感」がスゴイものであります。
高機能電卓、というよりも、今日的「ポケコン」だったりするのか、などと。

> CG50のPythonのように海外版のScratch電卓をほぼそのまま持ってくるという可能性も否定できませんが、

既におフランスでは発売されて久しい状態ですが、他の国では販売されていない模様で、現状は「おフランスカスタムエディション」という感触ですネ。
他の国でも販売が開始されれば、少し期待が高まるのですが ... 。

> fx-5800Pの純粋な後継機種も今年こそは期待したいところです。(^^)

仰る様に、この方が期待されますネ !

akatuki さんのコメント...

やす (Krtyski) 様、コメント多謝 ! 所用忙殺で遅れておりまして申し訳ない。

> バリバリの理系なので、三角関数が嫌いとか、苦手といった感覚が理解できないのです。波がウネウネしているとか、円の動径がぐるぐる回っているとか、そんな感じのアニメが頭の中で自由に動くから、あまり苦労した記憶がありません。
> 教え方の問題が大きいように思っています。式が変わればアニメが変わるといった脳内アニメの代わりに、学校で教える時に動画を使えば、とても敷居が低くなるのではないかと以前から思っています。
> エクセルでもマクロを使えば、このような動画を作れるから先生方や費用がそれほどかかるということにもならないと思います。
> 電卓を使わせる前に、教え方を変えれば三角関数を肌感覚で分かると思われませんか?

コレは大変耳の痛い御意見です。
仰るように、先ずは教え方が重要であり、その後に、電卓を使わせればいいのではあります。
高機能電卓のユーザーとしては、こういう御意見を能く考え、色々と工夫して行きたい、そんな風に思うのです。

> ところで、Scratch電卓って、何ですか?

親分も、触れておりましたヨ。
fx-CG50のpythonと同時に発表のあったアレですネ。

藤堂俊介 さんのコメント...

このような情報を見つけました。
https://mobile.twitter.com/dentakuin/status/1099038761508196352#tweet_1099038761508196352

Sentaro さんのコメント...

akatuki様、こんにちは!

>"2019 Prosit Neujahr !"

これ、ドイツ語だったんですよね。
気が付くのがかなり遅れました。(^^;

ドイツといえば高機能電卓のかなり濃いサイトがあったと思うのですが、
最近は若干勢いがないかもしれません。

欧州ではフランスが独自機種を連発してますが、
ドイツでは通常機種が出回っているので、
北米ではCG500に取って代わられてしまったfx-CP400とかもまだ現役機種だったりしますね。(^^)

今度の新型TI-Nspire CX2も北米では青系なところがフランスでは赤系になっているので、シャア専用モデルとなりそうです。(^^;




藤堂様、こんにちは!

>このような情報を見つけました。
>https://mobile.twitter.com/dentakuin/status/1099038761508196352#tweet_1099038761508196352

HP PrimeのCASでもあるところのXcasの移植版ですね。(^^)
https://www-fourier.ujf-grenoble.fr/~parisse/install_en.html

CG50のみならずCG20にも対応しているところがすごいですね。
実際にCG20でも普通に動作することはちょっと前に気が付きましたが、
PythonはPrimeでの実装と同じ傾向なので、CG20がPrimeのCAS化します。(^^)

藤堂俊介 さんのコメント...

フランス語はわからないから、動画を見たらScratchに対応していますね。

https://www.youtube.com/watch?v=tH9M62Dddss


日本でも発売してほしいですね。

akatuki さんのコメント...

藤堂 様、お知らせ多謝です ! 遅れており、申し訳ない。

> このような情報を見つけました。
> https://mobile.twitter.com/dentakuin/status/1099038761508196352#tweet_1099038761508196352

お知らせ戴き、多謝です !

> フランス語はわからないから、動画を見たらScratchに対応していますね。
> https://www.youtube.com/watch?v=tH9M62Dddss

そうなんですヨ !

> 日本でも発売してほしいですね。

当方も、この動画を観て、ここまでやっているのだから、とフランス以外での販売を期待している所であります。

akatuki さんのコメント...

Sentaro 様、コメント多謝です ! 遅れており、申し訳ない。

> これ、ドイツ語だったんですよね。
> 気が付くのがかなり遅れました。(^^;

webの御時世って事で、翻訳とか、簡単に利用できますからネ。便利な時代です。
当方、英語もままならずですから。

> ドイツといえば高機能電卓のかなり濃いサイトがあったと思うのですが、
> 最近は若干勢いがないかもしれません。

そうでしたの !?
いや、ホント、不勉強な事、こうした情報を追いかけるのも大変であります。

> 欧州ではフランスが独自機種を連発してますが、
> ドイツでは通常機種が出回っているので、
> 北米ではCG500に取って代わられてしまったfx-CP400とかもまだ現役機種だったりしますね。(^^)

「連発」って言うことは、Numworks以外にも ... ? いや、下手に触れると大ヤケドしそうで、コワイなぁ。
独逸はのんびりって感じですか。そこは、EUのフランスが「策源地」になっているのかナ ?

> 今度の新型TI-Nspire CX2も北米では青系なところがフランスでは赤系になっているので、シャア専用モデルとなりそうです。(^^;

EU、というか、米国TIにしてみると「海外向け」モデルは赤、という感じでしょうか ?

> HP PrimeのCASでもあるところのXcasの移植版ですね。(^^)
> https://www-fourier.ujf-grenoble.fr/~parisse/install_en.html

そうだったのですか !
Primeのpython、マニュアルとかがないんで、どうしたモンか、と悩むことしきりでした。
Primeのって、python(->PPL)トランスレータっぽい感じですネ。importとかなくて、それでPPLのコマンドがダイレクトに使えたり。

> CG50のみならずCG20にも対応しているところがすごいですね。
> 実際にCG20でも普通に動作することはちょっと前に気が付きましたが、
> PythonはPrimeでの実装と同じ傾向なので、CG20がPrimeのCAS化します。(^^)

オオッ !?
ちう事は、CASIO BASICのコマンドでpythonコーディングが !
コレはコレで面白そうです。Sentaro様謹製のClock upを併用すると、かなり面白そうですネ !

Sentaro さんのコメント...

藤堂様、こんにちは!

>日本でも発売してほしいですね。

もし発売されたら日本初のScratch電卓ですが、
日本語対応に時間かかってるかもしれませんね。




akatuki様、こんにちは!

>「連発」って言うことは、Numworks以外にも ... ? いや、下手に触れると大ヤケドしそうで、コワイなぁ。
>独逸はのんびりって感じですか。そこは、EUのフランスが「策源地」になっているのかナ ?

北米とは違ったフランス独自の試験での電卓事情があるのでそれの対応で電卓も独自化している感じです。


>EU、というか、米国TIにしてみると「海外向け」モデルは赤、という感じでしょうか ?

日本や独ではほぼ北米と同じモデルが販売されてましたから青モデルが基本となりそうですね。
CG50のフランス版Graph90+Eは白系ベースで独自色ですし、Nspireの赤モデルもフランス限定版かもしれません。(^^;


>オオッ !?
>ちう事は、CASIO BASICのコマンドでpythonコーディングが !

ということにはなってなくて、
普通にPCと同じテキストコードでのコーディングです。(^^;


>コレはコレで面白そうです。Sentaro様謹製のClock upを併用すると、かなり面白そうですネ !

CG50純正のPythonと比較するとアドイン版のKhiCASは若干遅いのが残念ですけど、
そこはオーバークロックすれば問題無くなりますし、
コマンドが豊富でグラフィックスが使えたりと実用度は遥かに上ですね。(^^)

akatuki さんのコメント...

Sentaro 様、コメント多謝です !

> 北米とは違ったフランス独自の試験での電卓事情があるのでそれの対応で電卓も独自化している感じです。

おフランスというと「バカロレア」ですかネ ? 成る程、おフランスでは、高校の内から推測統計学の勉強までさせている、のかなぁ ? Numworksのマニュアルをみていると、そんな印象を受けるのです。本邦では橋下弁護士が「三角関数なんて使わねぇんだから、勉強も選択制にすればいいんじゃね ?」とか宣っておるそうですが。彼我の差は大きい ... ?

> 日本や独ではほぼ北米と同じモデルが販売されてましたから青モデルが基本となりそうですね。
> CG50のフランス版Graph90+Eは白系ベースで独自色ですし、Nspireの赤モデルもフランス限定版かもしれません。(^^;

> ということにはなってなくて、
> 普通にPCと同じテキストコードでのコーディングです。(^^;

チョット書き方を間違えてしまいました。
KhiCAS (Xcasの移植だから、この名前なのでしょう、多分)のpixel-plotなどのコマンドが、CASIO BASICのソレを書き込んで使える、のかなぁ、と思ったものですから。

> CG50純正のPythonと比較するとアドイン版のKhiCASは若干遅いのが残念ですけど、
そこはオーバークロックすれば問題無くなりますし、
> コマンドが豊富でグラフィックスが使えたりと実用度は遥かに上ですね。(^^)

オオッ、そうでしたか !
python環境で使えるグラフィクスのコマンドが用意されている、というのは、大変ウレシイものです。

Sentaro さんのコメント...

akatuki様、こんにちは!

>おフランスというと「バカロレア」ですかネ ? 成る程、おフランスでは、高校の内から推測統計学の勉強までさせている、のかなぁ ? Numworksのマニュアルをみていると、そんな印象を受けるのです。本邦では橋下弁護士が「三角関数なんて使わねぇんだから、勉強も選択制にすればいいんじゃね ?」とか宣っておるそうですが。彼我の差は大きい ... ?

「バカロレア」は聞いたことありますけど、授業に試験に高機能電卓が使えるという状況はやはりちょっと羨ましくもありますね。


>チョット書き方を間違えてしまいました。
KhiCAS (Xcasの移植だから、この名前なのでしょう、多分)のpixel-plotなどのコマンドが、CASIO BASICのソレを書き込んで使える、のかなぁ、と思ったものですから。

あ゛…了解です。(^^;
コマンド名はCasioBasicに似たものもありますけど、やはり独自コマンドで入力ですね。


>オオッ、そうでしたか !
>python環境で使えるグラフィクスのコマンドが用意されている、というのは、大変ウレシイものです。

純正のPythonはお試し+試験用っていう仕様以上のものではないですけど、
Numworksに置いていかれない程度に高速な実装になっているので、
その速度が活かせるグラフィックスコマンドはやはり欲しいところです。

その点、KhiCASは一通りのことが出来るのでお試しするにしても
グラフィックスが出せるっていうのはやはり視覚的にも良いですね。(^^)


ところで、Nspire CX2ですが、396MHzという情報が出てました。
HP Prime G2も500MHz以上になってますし、高機能電卓もギガヘルツに近づいてきましたね。(^^;

藤堂俊介 さんのコメント...

このような記事を見つけました。

https://www.casio-education.fr/articles/Graph35+EII-avec-python

Sentaro さんのコメント...

藤堂様、こんにちは!

フランスは凄いですね。
次から次へと独自モデルが出てくるので羨ましい限りです。
CG50登場でディスコンと思われたモノクロ機にもPythonとなると、
ひょっとするとアップデートで従来モノクロ機種にも純正Python…
と期待してしまいますけど、
CG20の例があるので、そうは問屋が卸しそうにはないですね。(^^;

最近のCASIO電卓はこのデザインに統一されてきてますけど、
ぜひ日本でも売って欲しいデザインです。(^^)

akatuki さんのコメント...

Sentaro 様、遅れてをり、申し訳ないです。

> 「バカロレア」は聞いたことありますけど、授業に試験に高機能電卓が使えるという状況はやはりちょっと羨ましくもありますね。

当方も名前だけしか知らんのですが、fx-CG50のpythonやNumworks電卓など、震源地がおフランスで、最近の高機能電卓には「Exam mode」が用意されてをり。
なので、バカロレアでも電卓を使う、というのか、そういう対応がなされていたりするのかなぁ、と創造をたくましくした次第で。

> コマンド名はCasioBasicに似たものもありますけど、やはり独自コマンドで入力ですね。
> 純正のPythonはお試し+試験用っていう仕様以上のものではないですけど、
> その速度が活かせるグラフィックスコマンドはやはり欲しいところです。

XCASがグラフとかも描けるとかで、KhiCASもその移植ともなると、グラフィクス機能も期待ですネ。

> Numworksに置いていかれない程度に高速な実装になっているので、

もしかして、Numworks電卓も ... もう使っております ?

> その点、KhiCASは一通りのことが出来るのでお試しするにしても
> グラフィックスが出せるっていうのはやはり視覚的にも良いですね。(^^)

そこ、当方も気になっておりまして、年甲斐もなくpythonのお勉強をしつつ、HP Primeのシミュレータでコチャコチャと作業しておる所であります、ハイ。

> ところで、Nspire CX2ですが、396MHzという情報が出てました。
> HP Prime G2も500MHz以上になってますし、高機能電卓もギガヘルツに近づいてきましたね。(^^;

GHzの声が ... ですか ! ウーム。
この辺りとなると、リチウム充電池でないと苦しいのかも知れず、そこでTI, HPが出してきたのかなぁ ?

akatuki さんのコメント...

藤堂 様、お知らせ、有難う御座居ます !

> このような記事を見つけました。
> https://www.casio-education.fr/articles/Graph35+EII-avec-python

sentaro 様も

> ぜひ日本でも売って欲しいデザインです。(^^)

と申されております。モノクロ液晶の低解像度でも、フォントによって十分な情報量が盛り込める。
TI-83+とか、HP50Gがそうでした。

> ひょっとするとアップデートで従来モノクロ機種にも純正Python…
と期待してしまいますけど、
> CG20の例があるので、そうは問屋が卸しそうにはないですね。(^^;

これ、fx-9860G相当のハードウェアなのかしらん ?
するとですネ、python+Add-in専用機として、BASICの代わりにpythonを採用という可能性も ... ?

Sentaro さんのコメント...

akatuki様、こんにちは!

>もしかして、Numworks電卓も ... もう使っております ?

米Amazonからだと$100+送料なので、ずっと気にはなりつつも、
ハード的に見れば若干イマイチかなというのもあって、
優先順位的に一番上になってなかったので未だに入手しておりませんです。(^^;
この先、Pythonな流れは止まらないですし、そろそろという感じにはなってきてはいるにはいるんですが、
今後、青や赤のNpsire CXIIも控えてますし、CASIOフランスの新型機もありますので、
また優先順位が下がらなければ、というところです。(^^;


>これ、fx-9860G相当のハードウェアなのかしらん ?

考えられる仕様としては、
・現行機のハードそのままでデザインだけの変更。
・CG50のハードに近い別物。
の二種類ですが、
従来の35+EはSH4Aで4MBのフラッシュメモリと512KBのRAMを持っていますので、
その時点ですでにNumworksよりも強力なハード構成で、Micro-Pythonなら苦もなく載せられる上に
廉価版としてのモノクロ機の35+Eの普及率はかなり高いとのことなので、
また新たに買わせるというのもあれなので、おそらくそのままという可能性が高いと思っています。
となると、従来機にも美味しい新OSという話になってきますね。(^^)


>するとですネ、python+Add-in専用機として、BASICの代わりにpythonを採用という可能性も ... ?

https://www.casio-education.fr/products/graph-35-e
こちらの製品情報では、5月のアップデートでPythonが使えるとのことなので、
それまでは(Basicも同様に使える)従来機種の上位互換という新製品として、
最初はCG50のようなPython無しで発売しておいてからOS更新でPython追加という経過を辿りそうです。
となると、
従来機種でもアップデート可能かどうかというところですが、
ハードに変更有りだとCG20のようにあっさりと切り捨てられそうです。(^^;

akatuki さんのコメント...


Sentaro 様、お知らせ多謝であります !

> 米Amazonからだと$100+送料なので、ずっと気にはなりつつも、
> ハード的に見れば若干イマイチかなというのもあって、
> 優先順位的に一番上になってなかったので未だに入手しておりませんです。(^^;

pythonという所で目が行ってしまい、ハードウェアの方は見ておりませんでしたが、
なるほど、ハードウェアとしてはイマイチという見方もあるのですね。
ただ、いずれは高性能版が、という可能性はありそうです。

> この先、Pythonな流れは止まらないですし、そろそろという感じにはなってきてはいるにはいるんですが、
> 今後、青や赤のNpsire CXIIも控えてますし、CASIOフランスの新型機もありますので、
> また優先順位が下がらなければ、というところです。(^^;

pythonな流れ、仰るとおりだと思います。
TIも、まだ新製品を繰り出してきて、それはそれで楽しいものであります。
所で「CASIOフランスの新型機」って ... 気になりますネ !

> 考えられる仕様としては、
> ・現行機のハードそのままでデザインだけの変更。
> ・CG50のハードに近い別物。
> の二種類ですが、
> 従来の35+EはSH4Aで4MBのフラッシュメモリと512KBのRAMを持っていますので、
> その時点ですでにNumworksよりも強力なハード構成で、Micro-Pythonなら苦もなく載せられる上に

ウーム。
となると、35+Eはモノクロ液晶で低価格を意識した、Numworks対抗製品、という見方も出来そう ?
当方も未だにHP50Gを使っており、グラフ電卓としては、モノクロでも十分な場面もあります。

> 廉価版としてのモノクロ機の35+Eの普及率はかなり高いとのことなので、

オオッ、フランスでは普及していたのですね、35+E !
なるほど、日本でも積極的に買をしないと、製品が出てこない、のかなぁ ?

> また新たに買わせるというのもあれなので、おそらくそのままという可能性が高いと思っています。
> となると、従来機にも美味しい新OSという話になってきますね。(^^)

現行機種なので、ユーザーにとってウレシイものとなりますネ。(フランスの)ユーザーに対する「贈り物」なのか ?

> https://www.casio-education.fr/products/graph-35-e
> こちらの製品情報では、5月のアップデートでPythonが使えるとのことなので、
> それまでは(Basicも同様に使える)従来機種の上位互換という新製品として、
> 最初はCG50のようなPython無しで発売しておいてからOS更新でPython追加という経過を辿りそうです。

あれっ、35+Eって、既に販売されていたのですね !
しかも、現行機種とは ... 。python専用機ではない、というのは、安心ポイントです。
フラッシュメモリをケチって、BASICの代わりにpythonだけ、というのは、グラフ電卓製品としてはいただけないものです。

> となると、
> 従来機種でもアップデート可能かどうかというところですが、
> ハードに変更有りだとCG20のようにあっさりと切り捨てられそうです。(^^;

ウーム。
本邦ではモノクロ機はデ(ィ)スコンになっており、アップデートの提供は難しいのか ... 。
ただ、fx-FD10 proが現行機種として存在しますから、35+E相当機もモノクロ液晶新製品として新たに登場したりしないかなぁ ... 。

Sentaro さんのコメント...

akatuki様、こんにちは!

>pythonという所で目が行ってしまい、ハードウェアの方は見ておりませんでしたが、
>なるほど、ハードウェアとしてはイマイチという見方もあるのですね。

カラー画面のバッファで150KBほど使うので、
Numworksの256KBのRAMというのはカラー機としては致命的に少ない感じです。(^^;


>ただ、いずれは高性能版が、という可能性はありそうです。

そうなんですよね。
各社新型機が出てきてますから、そろそろメモリ増強版がという感じもありますね。


>pythonな流れ、仰るとおりだと思います。
>TIも、まだ新製品を繰り出してきて、それはそれで楽しいものであります。

TIはNspireシリーズはすでにLuaがあるからか純正Pythonという話は出てきてないですが、
84CEシリーズ向けには外付けPythonユニットだったり実装で一苦労してる感じですね。
やはりZ80系では今どきの言語を動かすのはきついようです。
そのうちHP-50GみたくARMでのz80エミュレーションという感じになるのかもしれません。


>所で「CASIOフランスの新型機」って ... 気になりますネ !

その後の新情報ではどうもハードの変更は無さそうな感じです。
デザインをCG50に合わせてモデルチェンジというところでしょう。


>本邦ではモノクロ機はデ(ィ)スコンになっており、アップデートの提供は難しいのか ... 。
>ただ、fx-FD10 proが現行機種として存在しますから、35+E相当機もモノクロ液晶新製品として新たに登場したりしないかなぁ ... 。

ということで、ハードそのままでOSだけの刷新になる模様です。

CGシリーズやfx-FD10Proのようにストレージクラス接続になって
PCとの接続が簡単になって使い勝手が一気に向上しそうです。

日本で新機種が発売されるかどうかは何とも分からないですが、
とりあえず、5月のOS更新が楽しみになってきました。(^^)

akatuki さんのコメント...

Sentaro 様、遅うなりました。

> カラー画面のバッファで150KBほど使うので、
> Numworksの256KBのRAMというのはカラー機としては致命的に少ない感じです。(^^;

アハーン、そうでしたの !
ワークメモリが100KBは、少々ツラゲ ... 。

> TIはNspireシリーズはすでにLuaがあるからか純正Pythonという話は出てきてないですが、
> 84CEシリーズ向けには外付けPythonユニットだったり実装で一苦労してる感じですね。
> やはりZ80系では今どきの言語を動かすのはきついようです。

メモリ空間が広がって、クロックも向上しているとは言え、やはりZ80は8 bitプロセッサですから、ネ。
しかし、84CEはZ80でしたか ! カラーになって、プロセッサも新しくしたのかと思いきや ... 。それでも、TIは「外付けPythonユニット」で頑張っているのですね。

> そのうちHP-50GみたくARMでのz80エミュレーションという感じになるのかもしれません。

液晶の解像度も上がっているし、そろそろ、プロセッサも更新するとイイですネ !
TIもARMプロセッサ作っておりますし、Beagle Boardやっておりました。
ただ、ARM機はNspireがありました。やはり、84系統はZ80エミュレーションでしょうかネ。

> その後の新情報ではどうもハードの変更は無さそうな感じです。
> デザインをCG50に合わせてモデルチェンジというところでしょう。
> ということで、ハードそのままでOSだけの刷新になる模様です。

新型機というのは、35+Eのコトでしたのネ。

> CGシリーズやfx-FD10Proのようにストレージクラス接続になって
> PCとの接続が簡単になって使い勝手が一気に向上しそうです。

やはり、PCとの接続はUSBケーブル、という御時世ですから、ストレージクラス接続は欲しい所です。
Windows/Mac/Linuxで、同様に扱えるのが頼もしいのです。

> 日本で新機種が発売されるかどうかは何とも分からないですが、
> とりあえず、5月のOS更新が楽しみになってきました。(^^)

オッ、OS更新が5月にあるのですか ! コレは楽しみです !!

Sentaro さんのコメント...

akatsuki様、こんにちは!

フランスで発売される35+EIIの仕様が少し分かってきました。

フラッシュメモリが4MBから8MBへと倍増したことで、従来機との完全な互換性が無くなりました。(^^;
このことによりアドインエリアが1.5MBから3MBへと倍増。
メインメモリは512KBのSRAMで変わらずですが、今まで使われていなかった後半256KBが使われるようになった模様です。

これらの仕様変更で残念ながら新型機のPythonが載るOSは新型機専用で、以前の機種が完全に旧型機と化します。
つまり、CG20に対するCG50のような進化と言えますが、
価格がfx-5800Pクラスなので買い替えるとしても負担は軽いですね。

XCASのKhiCASが移植中なので最廉価のCAS電卓機となる模様です。(^^)