2012年1月23日月曜日

実は意外に使いやすかったHP50g

今更、と言われそうですが、実は当方、HP50gで回帰分析を行ったあと、グラフを描くことを余り積極的に行っていなかったのですね。何故か。そのままグラフ作成機能を呼び出して、すんなりとグラフが描けないんじゃないか、と思っていました。
しかし、それは杞憂というやつでして、実はちょっとした手間で(直線)回帰分析データのグラフを描けるのでした。いや、ここまで簡単だったとは。
  1. まず、STATメニューで直線回帰を呼び出し、データをポコポコと入れ、回帰分析を実行します。分析が終わると、回帰式、相関係数、共分散(だったかな ?)の順に、結果がスタックに積まれます。
  2. つぎに、3段目にある回帰式を EQ に入れてやります。 3 PICK 'EQ' STO と打ち込む。あるいは、スタック操作で3段目を呼び出して'EQ'に入れる。
  3. そうしたら、WINメニューで適当な描図域を指定するなどして、グラフを描けばいいのです。
判ってしまえば実に簡単。流れ作業でグラフも描けてしまいます。
回帰分析に使うデータから、最大、最小値を調べて、描図域に指定するプログラムを作ってもいいですね。しかし、そこまでせずとも簡単に操作できるので、お試しあれ。

ちなみに、何でこんなことを今更の様に書いているのか、と申しますと、AFH (Advanced Function Handbook)を読めばいいや、と思って(思っているだけで読んではいない)、マニュアルをおそろかにしていたのでした。しかし「これではアカン直人になってしまう」と思えてきたので、少しだけ眺めてみたのですが、これが、流石にマニュアルというだけの事はありまして、使いこなしに便利な情報が書かれているのです (当たり前と言われればそれまでですが)。皆さんも辞書を片手にヒーヒー言いながら(と言っているのは当方だけか ?)読んでみてはいかがでしょうか。

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