2011年7月15日金曜日

こんな話題がありました

レディー・ガガ公式YouTubeアカウント停止、SMAP×SMAPの公開も一因に - Gigazine
http://gigazine.net/news/20110714_lady_gaga_youtube/

もともと、ジャニーズのタレントさんは、webに写真がありません。それは、ジャニーズ事務所がタレントの写真をwebに置いたら「著作権、肖像権で訴える」と強気の方針だからです。
確かに、商品であるタレントの写真などをwebで流したら、商品価値は下がってしまうから、それは困る、というものでしょう。そこで、いくら世界のLady Gagaといえども容赦せず、として、こんな事をしてしまった。
Lady Gagaは「愛の人」ですから、こんな事を大して気にもとめないでしょう。しかし「折角目をかけてやったのに」と思うのは間違いありません。ジャニーズ事務所にしても、契約としてこの辺は確認できたはずなのですが、それを怠った。相手が世界のLady Gagaですから、その世界的な人気に乗っかろうとして共演したのだし、むしろ、こうした動画を世界中で見てもらえば、それこそ「日本にこんなタレントがいたのか」と関心を買っていた筈なのですが、そうもしなかった。
昔のジャニーズ氏だったら、こんな事はしなかったのではないか。しかし、今日のジャニーズ氏は、それをやってしまった。それは、やはり経営が「後ろ向き」になっているからなのかも知れない。

そもそも、昔、昔のその昔、、というと大変古い時代の様になってしまい兼ねませんが、そんなに昔ではありませんで、美空ひばり氏が子供の頃の話です。美空ひばり氏は大変歌がうまかったので、国民が皆、聞き惚れたものでした。しかし、レコードと言ったら、今日のCDの売上の様に1曲で100万枚とかは売って居らんのだそうです。それは、昔の日本は貧乏だったので、レコードプレイヤーも大して普及していなかった、という所があったからですが、それでもラジオやTVで皆が美空ひばり氏の歌を聞いておりました。だから、暇と小銭があればショウやステージを見に行った。まずは、国民的な人気、知名度があってこそではあります。
今日では、「電気紙芝居」が無料で国民的知名度を高めてくれる。確かに、そのとおりです。そこで、TVはその「大きな声」で、様々な事を喧伝する様になった。昔はそこに「ジャーナリズム」もあったのですが、民放はスポンサーあっての放送であるので、すべてに渡って公正な報道というのは難しい所はあった。それでも、出来るだけ努力し、様々なジャーナリズムを提供してきた。それは、国民が知りたがるであろう情報を提供してきたからであります。所が、最近ではそういう努力もしなくなっているのではないか。TVにも「大企業病」が進行している。

もうすぐ、恥デジが始まろうとしています。秋葉原では駆け込み需要で地上波対応の液晶TVが飛ぶように売れているとか聞きますが、本当なのでしょうか。最近では画面の1/9に大きく「あとxx日でアナグロ放送終了」と出しておりますが、そこまでしないと買い替えが進まなかったのでしょうか。

その昔、英国の科学者が「ラジオに未来はない」とか申したそうです。それは誤りではありましたが、今日の「後ろ向きな」経営をしている放送業界はそれこそ「テレビに未来はない」という事になりかねないのではないか、そんな気もします。


電卓とは無関係の話題ばかり。

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