2010年12月29日水曜日

HP50gの電池に関連して

以前にHP50gの電池にENELOOPを使おうか、と考えておりましたが、どうも止めた方が良い様です Akira様も使っている様なので、使ってみようと検討しております。

NiMH電池などは、大電流を取り出すのには向いていて、そのためディジタルカメラなどにも使われるのですが、電卓の方は余り大電流を出す用途ではなく、却って電池の方が劣化してしまうのだそうです。ARMプロセッサなので、存外電流が必要なのかと思えなくもありませんが、滅多に電池の交換をしないので、やはり電流は少ないのかしらん。

やはりアルカリ電池を使うのが一番かと。ダイソーでは4本100円で入手できますしね。


追記 on 2011/01/09
コメントを御覧戴けばお判り戴けると思いますが、HP50gでNiMH電池は使えそうです。ただ「自己責任」でお願いします。

4 件のコメント:

Akira さんのコメント...

おはようございます。

2次電池、特にeneloopを使ってしまうと、もう他のNiMhは使えなくなってしまいます。まして乾電池も殆ど買わなくなりました。 安全に使える2次電池が他に無いこともあり、eneloop増殖中です。

私の手元ではコイン電池以外のものは9割方eneloopですね。hp50gもhp49g+も、TI89も、そしてシャープのGシリーズポケコン2台も、全部単4か単3のエネループを使ってます。

気がつくと電力が空になっていることがありますが、そういうパターンではアルカリ電池でも液漏れしていて腐食していることが多いので、むしろ安全かなと考えています。(eneloopにはダメージを与えることになりますが)

海外のグラフ電卓がARMか68kプロセサですが、クロックが100MHz前後ということもあり、eneloopにとっては軽負荷・長時間運用となります。なのでむしろ得意分野だと思います。家電のリモコンでは逆に省電力すぎて少し苦手かもしれません。

バッテリ自身は過放電と満充電(それに伴う発熱・電解液蒸発)に気を遣えばダメージは殆どありません。たまに電荷を入れ替えてやる(リフレッシュ充電する)と再び活性化されます。

akatuki さんのコメント...

今晩は。この間は申し訳ありません。また、再びコメントを戴きまして、有り難う御座居ます。

いえね、本当は使えるのかどうか、心配だったんですよ。しかし、Akira様のコメントによって、使おうと思う様になりました ! 最近はENELOOP liteとか出ておりますし、Ohm電気も出しておりますね (一応P社も出して居るようですが)。

所で、NiMH電池の放電なんですが、放電は0.6 Vまでやってやると電池がリフレッシュされる、という話題をみた事があるんですが、どうなんでしょうかね ? やはり過放電ですか、0.6 Vでは。

さて、今の所はまだみたいですが、P社がSANYOを買収して、ENELOOPブランドがどうなるのか、ちょっと興味があります。「エボXX」になっちゃうのかな ?

Akira さんのコメント...

こんばんは。
前の、”東芝ネットブック”記事にもコメントを差し上げたのですが、その後掲載されず私がミスったのだと思ってました。

eneloop liteにつきましては重量(質量)と電流容量が丁度半分ですので、重さに支障がなければ通常のeneloopを使われることをオススメします。

eneloopは他のNiMhと異なり、起電力が1.25Vあります。(通常1.20V) この為にメモリ効果の影響が不自由してしまう機器は少ないと考えられています。つまり、日常で意識してリフレッシュする必要はありません。但し、年単位で長期間同じ使用条件のセルならば、活性化させる意味で深い深度の充放電させると良いこともあります。(リモコンなど小電力機器に使用の場合)

NiMh電池は一般的に放電終止電圧は1.0Vと言われていますが、これは放電電流と電池内部抵抗により依存しますので目安程度です。電力を取り出す過程での内部抵抗の増大は、所謂電池の“ヘタリ”に関係しますが、過放電・満充電と発熱が原因の電解液蒸発・放出良くないと言われています。

車の鉛バッテリならば蒸留水を補充できますが、シールタイプのNiMhやLiIon(危険)電池の場合は補充できません。

発熱したり、充放電サイクルを重ねた電池は電解液が少なくなっていすので、使用時間が極端に少なくなったと感じたら交換時だと思います。また、単三のeneloopですと電流容量は2000mAhとなっていますから、1/10の200mAの電流で10時間程度放電できるのが目安と考えています。(その終止時の起電力1.0Vが目安)

内部抵抗計があれば直接電池の内部抵抗を測定することで、電池残量や寿命も見ることができるようです。

akatuki さんのコメント...

Akira様、謹賀新年。明けましてお目出度う御座居ます。年越しのコメントとなってしまいましたが、今年も宜しくお願い申し上げます。

> 前の、”東芝ネットブック”記事にもコメントを差し上げたのですが、その後掲載されず私がミスったのだと思ってました。
申し訳ない。どうも、Google様が削除してしまったのか、あるいはBloggerの不具合なのか。どうにも見つかりませんでした。

> eneloop liteにつきましては ...
ですかね。安いのは良いのですが、やはり「物足りない」ですかね。

> 但し、年単位で長期間同じ使用条件のセルならば、活性化させる意味で深い深度の充放電させると良いこともあります。
ディジタルカメラ(古いの)で使っていて、最近あまり長く動かないんで、調べてみたんですよ。たまには十分な放電が必要かな、と思いまして。

> 発熱したり、充放電サイクルを重ねた電池は電解液が少なくなっていすので、 ...
それでNiMH電池に寿命(使用回数)があった、と事ですかね。

大変勉強になります。有り難う御座居ます。今まで単3のENELOOPしか使った事がないので、そろそろ単4のものを、と考えており、そこへ年末の買物でENELOOP liteを見たものですから。やはり良いですかね、HP50gにENELOOPは。

所で、Akira様はHP50gのSysRPLとか、やっておりますか。当方は以前に入門的な記事を書いて以来、全く手着かずという具合なのですが、先日、HPCALC.ORGで別の文献を見つけたので、そろそろ調べ直してみようと思っている所です。はるまき様はWikiを止めてしまう様で名残惜しいのですが、こちらは細々ながらもそうした研究を進めてみようかと。どうも「ヒルズ族(?)」もやっているらしいので。何だか。でも、他にも色々と抱えているので、手が回らないかも。結構ノロマなんですよ ... 。