少々、誤解していた様です、パゴスについて。反省しております。
先日放映された日経のTVにて、小谷嬢が「パゴス、面白ーい」とハシャいでおりましたが、確かに、動画をS社のTVに向けて飛ばす、という奇妙な機能があるとかで、パゴスもなかなか興味深い製品ではある様です。
こうした目新しい機能が満載されているので、これは単なる「電子書籍ではないのだ」という意気込みがあるのでしょう。マルチメディアを牽引する新しいツールなんだ、と。そういや、S社のコピイに「見えてきたゾ、マルチメディア」とか言うのがありました。こういう、目新しい機能が色々とあるので、価格も張ってしまい、しかも大量に供給できないからか、店頭売りは御免、という方式で販売せざるを得ないのでしょうか。
... しかし。という事は、これは「単なる電子書籍ではい」、もっと言えば「電子書籍ではない」という事なのではないか、と。マルチメディア体験を提供する装置なのであって、電子書籍ではなかった。ああ、そう考えれば合点がいきます。いや、そうですか。今年こそ電子書籍元年、それに合わせてパゴス登場なんてマスコミが言っていたので、すっかりパゴスも電子書籍なんだと思って居りましたが、電子書籍ではないとすれば、これは当方の不明を恥じる所です。そう考えれば、パゴス改め「ガラパゴス」ですか、面白い端末なのかも知れません。
でも、動画をS社のTVに飛ばすという面白い機能も、S社のナントカブランドのTVにしか使えない機能でしょうし、貧乏人の当方には余り縁のない話ではあります。高給取りのTV人、新聞人とかにでも売りつけて、カネをふんだくってやって下さい。
そもそも、何で今、電子書籍なのか。書籍も最近では売上が減ってきているそうで、出版社もどうにかして書籍の売上を伸ばしたい、その窮余の策が電子書籍、という事らしいのです。電子書籍ならば配本コストも削減され、より安価に書籍が提供できる、しかも、流通経費も削減できるので、印税などもアップするかも知れない。そうした書籍の変化である筈ですから、多くの人々が利用するであろう事が期待される訳ですが、それには低価格な端末というのが必要条件であるに相違ないのです。安価に作るには、機能を絞り込む必要もあります。それでいて、目的のためには十分な機能を持っていなくてはならないのですから、開発は簡単ではないでしょう。パゴスにそれを期待していたので、以前に様なものいいになってしまったのですが、ガラパゴスは目的が違う所にあったので、この言い分は通じない、と、そういう事でした。
さて、今度「雁免許」から「本免許」になった総理ですが、本免許になった所で早速繰り出したのが「法人税減税」。これが出たという事は、すぐに出てくるのが「消費税10%(以上)」ですよ。やってくれますかね、本免許だそうで。財界は「早く法人税減税をヤレ」とか言っていたそうで、それが実現されるのですからウハウハですが、「法人税減税をやらないと、景気回復は望めないぞ」財界の偉いさんが言っていた話は的外れなのであって、消費税増税で消費はガタ落ち、国内産業も冷え込んでしまいます。財界に顔を並べている大法人のお歴々は国内景気になど責任はなく「売れないなら海外に行っちゃえばいいじゃん」なノリですから、そうした連中は「海外に逝っちゃえばいい」のですが、「消費税増税」という置き土産ですか。置き土産というよりも仙獄タヌキの最後っ屁。年末というのにねぇ。あーあ。アシャーイ !!
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