2010年と言えば、レオーノフ号が木星近傍のモノリスに接近し、モノリスは分裂、木星を飲み込んで「第2の太陽」が誕生している筈でしたが、実際にはあまりやる気のない総理が登場しただけでした。
今年ももう終わりですが、来年はもう少しよい年であります様。
※ 今まで「アシャーイ」なネタを書いていましたが、今後は別に書く事にします。こちらは電卓関連のネタに力を注ぎますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
2010年12月30日木曜日
2010年12月29日水曜日
HP50gの電池に関連して
以前にHP50gの電池にENELOOPを使おうか、と考えておりましたが、どうも止めた方が良い様です Akira様も使っている様なので、使ってみようと検討しております。
NiMH電池などは、大電流を取り出すのには向いていて、そのためディジタルカメラなどにも使われるのですが、電卓の方は余り大電流を出す用途ではなく、却って電池の方が劣化してしまうのだそうです。ARMプロセッサなので、存外電流が必要なのかと思えなくもありませんが、滅多に電池の交換をしないので、やはり電流は少ないのかしらん。
やはりアルカリ電池を使うのが一番かと。ダイソーでは4本100円で入手できますしね。
追記 on 2011/01/09
コメントを御覧戴けばお判り戴けると思いますが、HP50gでNiMH電池は使えそうです。ただ「自己責任」でお願いします。
NiMH電池などは、大電流を取り出すのには向いていて、そのためディジタルカメラなどにも使われるのですが、電卓の方は余り大電流を出す用途ではなく、却って電池の方が劣化してしまうのだそうです。ARMプロセッサなので、存外電流が必要なのかと思えなくもありませんが、滅多に電池の交換をしないので、やはり電流は少ないのかしらん。
やはりアルカリ電池を使うのが一番かと。ダイソーでは4本100円で入手できますしね。
追記 on 2011/01/09
コメントを御覧戴けばお判り戴けると思いますが、HP50gでNiMH電池は使えそうです。ただ「自己責任」でお願いします。
2010年12月14日火曜日
パゴスについての誤解
少々、誤解していた様です、パゴスについて。反省しております。
先日放映された日経のTVにて、小谷嬢が「パゴス、面白ーい」とハシャいでおりましたが、確かに、動画をS社のTVに向けて飛ばす、という奇妙な機能があるとかで、パゴスもなかなか興味深い製品ではある様です。
こうした目新しい機能が満載されているので、これは単なる「電子書籍ではないのだ」という意気込みがあるのでしょう。マルチメディアを牽引する新しいツールなんだ、と。そういや、S社のコピイに「見えてきたゾ、マルチメディア」とか言うのがありました。こういう、目新しい機能が色々とあるので、価格も張ってしまい、しかも大量に供給できないからか、店頭売りは御免、という方式で販売せざるを得ないのでしょうか。
... しかし。という事は、これは「単なる電子書籍ではい」、もっと言えば「電子書籍ではない」という事なのではないか、と。マルチメディア体験を提供する装置なのであって、電子書籍ではなかった。ああ、そう考えれば合点がいきます。いや、そうですか。今年こそ電子書籍元年、それに合わせてパゴス登場なんてマスコミが言っていたので、すっかりパゴスも電子書籍なんだと思って居りましたが、電子書籍ではないとすれば、これは当方の不明を恥じる所です。そう考えれば、パゴス改め「ガラパゴス」ですか、面白い端末なのかも知れません。
でも、動画をS社のTVに飛ばすという面白い機能も、S社のナントカブランドのTVにしか使えない機能でしょうし、貧乏人の当方には余り縁のない話ではあります。高給取りのTV人、新聞人とかにでも売りつけて、カネをふんだくってやって下さい。
そもそも、何で今、電子書籍なのか。書籍も最近では売上が減ってきているそうで、出版社もどうにかして書籍の売上を伸ばしたい、その窮余の策が電子書籍、という事らしいのです。電子書籍ならば配本コストも削減され、より安価に書籍が提供できる、しかも、流通経費も削減できるので、印税などもアップするかも知れない。そうした書籍の変化である筈ですから、多くの人々が利用するであろう事が期待される訳ですが、それには低価格な端末というのが必要条件であるに相違ないのです。安価に作るには、機能を絞り込む必要もあります。それでいて、目的のためには十分な機能を持っていなくてはならないのですから、開発は簡単ではないでしょう。パゴスにそれを期待していたので、以前に様なものいいになってしまったのですが、ガラパゴスは目的が違う所にあったので、この言い分は通じない、と、そういう事でした。
さて、今度「雁免許」から「本免許」になった総理ですが、本免許になった所で早速繰り出したのが「法人税減税」。これが出たという事は、すぐに出てくるのが「消費税10%(以上)」ですよ。やってくれますかね、本免許だそうで。財界は「早く法人税減税をヤレ」とか言っていたそうで、それが実現されるのですからウハウハですが、「法人税減税をやらないと、景気回復は望めないぞ」財界の偉いさんが言っていた話は的外れなのであって、消費税増税で消費はガタ落ち、国内産業も冷え込んでしまいます。財界に顔を並べている大法人のお歴々は国内景気になど責任はなく「売れないなら海外に行っちゃえばいいじゃん」なノリですから、そうした連中は「海外に逝っちゃえばいい」のですが、「消費税増税」という置き土産ですか。置き土産というよりも仙獄タヌキの最後っ屁。年末というのにねぇ。あーあ。アシャーイ !!
先日放映された日経のTVにて、小谷嬢が「パゴス、面白ーい」とハシャいでおりましたが、確かに、動画をS社のTVに向けて飛ばす、という奇妙な機能があるとかで、パゴスもなかなか興味深い製品ではある様です。
こうした目新しい機能が満載されているので、これは単なる「電子書籍ではないのだ」という意気込みがあるのでしょう。マルチメディアを牽引する新しいツールなんだ、と。そういや、S社のコピイに「見えてきたゾ、マルチメディア」とか言うのがありました。こういう、目新しい機能が色々とあるので、価格も張ってしまい、しかも大量に供給できないからか、店頭売りは御免、という方式で販売せざるを得ないのでしょうか。
... しかし。という事は、これは「単なる電子書籍ではい」、もっと言えば「電子書籍ではない」という事なのではないか、と。マルチメディア体験を提供する装置なのであって、電子書籍ではなかった。ああ、そう考えれば合点がいきます。いや、そうですか。今年こそ電子書籍元年、それに合わせてパゴス登場なんてマスコミが言っていたので、すっかりパゴスも電子書籍なんだと思って居りましたが、電子書籍ではないとすれば、これは当方の不明を恥じる所です。そう考えれば、パゴス改め「ガラパゴス」ですか、面白い端末なのかも知れません。
でも、動画をS社のTVに飛ばすという面白い機能も、S社のナントカブランドのTVにしか使えない機能でしょうし、貧乏人の当方には余り縁のない話ではあります。高給取りのTV人、新聞人とかにでも売りつけて、カネをふんだくってやって下さい。
そもそも、何で今、電子書籍なのか。書籍も最近では売上が減ってきているそうで、出版社もどうにかして書籍の売上を伸ばしたい、その窮余の策が電子書籍、という事らしいのです。電子書籍ならば配本コストも削減され、より安価に書籍が提供できる、しかも、流通経費も削減できるので、印税などもアップするかも知れない。そうした書籍の変化である筈ですから、多くの人々が利用するであろう事が期待される訳ですが、それには低価格な端末というのが必要条件であるに相違ないのです。安価に作るには、機能を絞り込む必要もあります。それでいて、目的のためには十分な機能を持っていなくてはならないのですから、開発は簡単ではないでしょう。パゴスにそれを期待していたので、以前に様なものいいになってしまったのですが、ガラパゴスは目的が違う所にあったので、この言い分は通じない、と、そういう事でした。
さて、今度「雁免許」から「本免許」になった総理ですが、本免許になった所で早速繰り出したのが「法人税減税」。これが出たという事は、すぐに出てくるのが「消費税10%(以上)」ですよ。やってくれますかね、本免許だそうで。財界は「早く法人税減税をヤレ」とか言っていたそうで、それが実現されるのですからウハウハですが、「法人税減税をやらないと、景気回復は望めないぞ」財界の偉いさんが言っていた話は的外れなのであって、消費税増税で消費はガタ落ち、国内産業も冷え込んでしまいます。財界に顔を並べている大法人のお歴々は国内景気になど責任はなく「売れないなら海外に行っちゃえばいいじゃん」なノリですから、そうした連中は「海外に逝っちゃえばいい」のですが、「消費税増税」という置き土産ですか。置き土産というよりも仙獄タヌキの最後っ屁。年末というのにねぇ。あーあ。アシャーイ !!
2010年12月10日金曜日
何だか気になる、電子書籍の行方
パゴスやSONY readerが採用する「XMDF」ですが、何かとても気になります。
先日、本邦ではDVDなどの私的な複製についても、PCを使って行うと違法になるとかいう話が出ているそうです。
著作権法改正、来年にもマジコンの利用やDVDリッピングが違法に - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2010/12/06/dvd/
PCを使ってリッピングを行うにはCSSを解除する手続きが必要になるため、実質的にPCでDVDを複製する事が「違法」になってしまう様なのですが、何か、こうした話が出てくるとなると、電子書籍にも話が及んで来たりはしないかな、と。
そもそも、電子書籍はペーパーレスになるので、ハードウェアとしての紙媒体が不要になり、本屋に並んでいる書籍に較べてコストダウンする筈です。現在、大手印刷会社のオヤジは、手下に印刷作業をやらせて役員報酬が年俸ン億円と大変儲かっているそうですが、
ゲンダイネット
http://gendai.net/articles/view/syakai/127638
電子書籍となれば、印刷の手間はなくなってしまうため、年俸ン億円と言う話はなくなってしまう訳です。そこで目をつけたのが、電子書籍フォーマット。電子書籍では「印刷」は不要ですが、オープンではないフォーマットにすれば、その変換を「印刷」という作業の代わりとして、その変換作業でカネが取れる、と踏んだのでしょうか。ソフトウェアで「ボタンをポン」ですから、変換作業自体は印刷ほどカネが掛かる事はないのですが、そこで登場するのが、フォーマットの「ライセンス」です。XMDFはオープンソースではないので、ライセンス料金が発生します。そして、このライセンスを得て書籍データの変換作業を「印刷」と称して、印刷代金を戴く、というビジネスらしいのです。そうなると、XMDF形式の書籍は、通常の書籍に比して値段が下がる度合いは余り期待できず、「果たして書籍を電子で読む利便はあるのか」となってきます。
もちろん書籍の保存場所に関する問題も、電子書籍によって解決されるものです。書籍というものは、数冊程度ならばそれほど場所を取りはしませんが、書痴とも言われる人ならば大量の書籍を持っているものですから、その保存場所も問題になってきます。それが「電子データ」という形で解決されれば、場所がかなり節約できてしまうのです。こうした事で書籍を電子化する事を望んでいる人はいるでしょうが、まあ、ものとしての書籍に較べて、データだけの書籍となると、最初の内は余程特殊な人でない限り飛びついたりはしないのではないでしょうか。そこで電子書籍化による書籍のコストダウンが注目されるのではないか、と思うのですが、XMDFではそれが期待されないんじゃないか、と。
パゴスが「これはヤバいんじゃね」と思うのは、その対応フォーマットです。XMDFは自前フォーマットですから仕方ないとしても、他に対応するフォーマットに、これから世界標準になるであろう「ePub」が入っていない所ですね。一応、XMDF、テキスト(ShiftJIS)、PDF以外の文書をPCのアプリケーションによってXMDF形式に変換し、PCから読み込む事は可能な様ですが、余程マメな人じゃないと、そこまでしないよなぁ。増してePub形式はXMDFへ変換出来るのかしらん。
ここでは、そうした「余程マメ」な人がパゴスを買おうとした所を想定しましょう。今度は、その購入方法です。何と、量販店の店頭へ行っても、現状では「購入申し込み」しか出来ないそうな。そこまで自信があるんかね、パゴスに。申し込んで1週間とか待つと、ようやく御到着。そもそもwebでしか買えない電子書籍を買うのにも最初は手間が掛かるんですから、本体まで待たせると言うのは、どんなものかと思いますよ、正直。余程「有難い物」なんですかね。恩賜のタバコの方が余程有難い様な。
で、散々パゴスの悪態を吐きましたが、問題はこれから。マメな人が、取り敢えずパゴスで「自炊」した書籍を読んでみようと思い立った、とします。「コンテンツが、コンテンツが」とうろたえる連中の事ですから、先ほどのDVDリッピング違法と同じく、自炊した書籍も違法、とか言ってくるんじゃないか、と、そんな事を懸念するのですね。私的なバックアップ目的の複製は著作権法上問題はなかった筈ですが、来年にはそれも違法になるというのですから、果たしてどうなるのでしょうか。増して、自分で作成した文書を簡単に読める様には出来ていないパゴス。
「そこで、<正式な>電子書籍を購入して読めるパゴスですよ、お客さん」。おあとがよろしい様で。
先日、本邦ではDVDなどの私的な複製についても、PCを使って行うと違法になるとかいう話が出ているそうです。
著作権法改正、来年にもマジコンの利用やDVDリッピングが違法に - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2010/12/06/dvd/
PCを使ってリッピングを行うにはCSSを解除する手続きが必要になるため、実質的にPCでDVDを複製する事が「違法」になってしまう様なのですが、何か、こうした話が出てくるとなると、電子書籍にも話が及んで来たりはしないかな、と。
そもそも、電子書籍はペーパーレスになるので、ハードウェアとしての紙媒体が不要になり、本屋に並んでいる書籍に較べてコストダウンする筈です。現在、大手印刷会社のオヤジは、手下に印刷作業をやらせて役員報酬が年俸ン億円と大変儲かっているそうですが、
ゲンダイネット
http://gendai.net/articles/view/syakai/127638
電子書籍となれば、印刷の手間はなくなってしまうため、年俸ン億円と言う話はなくなってしまう訳です。そこで目をつけたのが、電子書籍フォーマット。電子書籍では「印刷」は不要ですが、オープンではないフォーマットにすれば、その変換を「印刷」という作業の代わりとして、その変換作業でカネが取れる、と踏んだのでしょうか。ソフトウェアで「ボタンをポン」ですから、変換作業自体は印刷ほどカネが掛かる事はないのですが、そこで登場するのが、フォーマットの「ライセンス」です。XMDFはオープンソースではないので、ライセンス料金が発生します。そして、このライセンスを得て書籍データの変換作業を「印刷」と称して、印刷代金を戴く、というビジネスらしいのです。そうなると、XMDF形式の書籍は、通常の書籍に比して値段が下がる度合いは余り期待できず、「果たして書籍を電子で読む利便はあるのか」となってきます。
もちろん書籍の保存場所に関する問題も、電子書籍によって解決されるものです。書籍というものは、数冊程度ならばそれほど場所を取りはしませんが、書痴とも言われる人ならば大量の書籍を持っているものですから、その保存場所も問題になってきます。それが「電子データ」という形で解決されれば、場所がかなり節約できてしまうのです。こうした事で書籍を電子化する事を望んでいる人はいるでしょうが、まあ、ものとしての書籍に較べて、データだけの書籍となると、最初の内は余程特殊な人でない限り飛びついたりはしないのではないでしょうか。そこで電子書籍化による書籍のコストダウンが注目されるのではないか、と思うのですが、XMDFではそれが期待されないんじゃないか、と。
パゴスが「これはヤバいんじゃね」と思うのは、その対応フォーマットです。XMDFは自前フォーマットですから仕方ないとしても、他に対応するフォーマットに、これから世界標準になるであろう「ePub」が入っていない所ですね。一応、XMDF、テキスト(ShiftJIS)、PDF以外の文書をPCのアプリケーションによってXMDF形式に変換し、PCから読み込む事は可能な様ですが、余程マメな人じゃないと、そこまでしないよなぁ。増してePub形式はXMDFへ変換出来るのかしらん。
ここでは、そうした「余程マメ」な人がパゴスを買おうとした所を想定しましょう。今度は、その購入方法です。何と、量販店の店頭へ行っても、現状では「購入申し込み」しか出来ないそうな。そこまで自信があるんかね、パゴスに。申し込んで1週間とか待つと、ようやく御到着。そもそもwebでしか買えない電子書籍を買うのにも最初は手間が掛かるんですから、本体まで待たせると言うのは、どんなものかと思いますよ、正直。余程「有難い物」なんですかね。恩賜のタバコの方が余程有難い様な。
で、散々パゴスの悪態を吐きましたが、問題はこれから。マメな人が、取り敢えずパゴスで「自炊」した書籍を読んでみようと思い立った、とします。「コンテンツが、コンテンツが」とうろたえる連中の事ですから、先ほどのDVDリッピング違法と同じく、自炊した書籍も違法、とか言ってくるんじゃないか、と、そんな事を懸念するのですね。私的なバックアップ目的の複製は著作権法上問題はなかった筈ですが、来年にはそれも違法になるというのですから、果たしてどうなるのでしょうか。増して、自分で作成した文書を簡単に読める様には出来ていないパゴス。
「そこで、<正式な>電子書籍を購入して読めるパゴスですよ、お客さん」。おあとがよろしい様で。
2010年12月9日木曜日
うまく軌道に乗れませんで、スマソ
というのは、当方ではない「あかつき」の話ですが、6年後には再び、という話なので、気長にお待ち下さい。もっとも、こちらのblogも電卓以外の話題ばかりで軌道を外しておりますが ... 。
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