2025年4月25日金曜日

fx-CG100、アメリカで販売開始

 先日、つぎの X post が出ておりました。

ref. ハリー ( @harycurl ) 様 X post
https://x.com/harycurl/status/1915245139330810017

カシオのグラフ電卓、fx-CG100(fx-CG50の後継)はアメリカで24日から発売とのこと。
日本ではいつから発売するのでしょう。
#関数電卓 #グラフ電卓
との事で、確かに、発売されている模様です。

ref. fx-CG100 ClassWiz® Color Graph - casio.com
https://www.casio.com/us/scientific-calculators/product.FX-CG100/

マニュアルを取得しましたら、Python には、つぎの module があるという記述がありますネ。 

  • math 
  • random
  • matplot.pyplot
  • turtle
  •  casioplot

残念ながら、cmath は無い模様。ながらも、matplot.pyplot、turtle が「標準装備」で、すぐに使える所がウレシイ。

そして、多くのユーザーが期待していた(?)、リアルタイムキー入力機能が準備されました。

  getkey() (No argument)
Returns the key code of the calculator key pressed at the time this function is executed.
The key codes of the keys are shown below.
getkey() は、casioplot module に入っていると、マニュアルにはあります。

Python の機能が充実し、3D plot Apps なども使える様ですが、
一方で、CASIO BASIC が入っていない様です。Python が早く動作するという事で、省略されてしまったのでしょうか ?
また、国設定が4つとなっております。fx-CG50 にはあった、繁体字フォントを削除していたりするのでしょうか ?

fx-CG50 で新しいファームウェアが提供されれば、casioplot に getkey() の追加、という事はありそうです。

さて、どうなるのでしょうか ? 以上、速報でした !



2025年4月9日水曜日

fx-CG50 ユーザーとして、気になる X のポストを見てしまった

 手元にある fx-CG50 の使い方、特に Python Extra のコードを書き出そうかと思っていながらネタづまりで、悶々とする日々。人様の X のネタを肴に、何か刺激に出来ないモンか、と。
そうしたら、幾つか気になるポストがあったので、槍玉、ではなく、少し考えるネタとして。

ref. たほもあ ( @tka32201 ) 様 X post
https://x.com/tka32201/status/1909256664831906297

関数電卓のFX-CG50は、FX-CG100がもうちょいしたら出るから買わないほうが良いよ

確かに、fx-CG100は新製品なので、判らないでもありません。
一方、心配な所もあります。

アメリカでfx-CG100販売開始、fx-CG50が終売となると、アメリカ版fx-CG50が安く買えなくなります。
目下のTrump関税が由来しているのか、今は円高でありますが、これも何時まで続くのか判りません。
日本では fx-CG100 の発売は発表されておりませんから、モウ暫くは fx-CG50-N が継続販売されるでしょう。
円安に転じるまでの若干のタイムラグではありますが、北米版 fx-CG50 を購入するには絶好の(そして最後の ?)機会なのかも知れず、という事を"吹聴"しておきますヨ。


ref. 堀江 伸一 ( @horiesiniti ) 様 X post
https://x.com/horiesiniti/status/1908348559843615064
casio fx-cg50
仕事を頑張った自分へのご褒美、ガジェット満載に惹かれて購入。
casio basicで動くゲームを21本製作しただけで満足してしまい、本来の購入目的である数学独学の補助にはならなかった。
canvas使えばブラウザゲームに移植できそうなのは何本かあるけどどうしよかな。
堀江 氏は、たびたび fx-CG50 BASIC でゲームを作成、公開されて来られたのですが、数学勉強の道具としては使い物にならなかったとの事です。
当方なんぞ、未だにグラフを描いたりなど、勉強の最中。堀江氏のやうな事を言える程度に勉強が進めばいいのでしょうが、オツムが冴えず、ダラダラとしている ... 。

最近は、Python Extra でコードを書こうと思いつつもネタがなく。一方、「調和級数の値」というものを調べていたら、fx-CG50 で XCAS を使うと、興味深い答えを提示してくれるのですね。
sum(1/(k^2), k, 1, inf)
を打ち込んでやると、1/6*pi^2 という、ビックリする答えが返ってくるのヨ、驚いちゃった。

fx-CG50 は、グラフ電卓+BASICで大変面白く、C.BASIC, python でプログラミングの幅も広がり、 XCAS で高度な計算も出来る、と、不勉強な当方には、当面手放せない機能が沢山利用できるのですネ。

北米版ならば、まだ、安価に入手できます。今の内ですヨ。


オマケ。Numworks のポスト。

ref. ~/Funada/ ( @sentoki ) 様 X post
https://x.com/sentoki/status/1902975814431543682
そういや昨日、電卓の日と聞いて、全然使ってないのに何をしても電源が入らなくなったNumWorksを分解したんです。そしたら案の定、のっぺりしたLiPo電池が出てきてヤル気を失ったのでした。捨てLiPoの缶へ放り込んで、蓋を閉じました。

当方、古い Numworks 電卓を知り合いから借りて使ってみたのですが、ドレイン落ちで再起動の時、再起動するのに手間取った憶えがあるので、触れておきます。Numworks 電卓の再起動手順は、つぎの様です。

1. USBケーブルで充電する。説明によると、1時間程度で充電終了。
2. USBケーブルをはずす。コレ、重要です。
3. 裏にあるリセット穴を爪楊枝などで突き、リセット・リブート

充電をしながらだと起動しないのは、ファームウェアが過充電を抑える様にしているから、なんじゃろうか ?
とは言え、上記の記述は、N0100 ( 初代 Numworks ) での話であります。最新版の機体でも同じかどうかは判りません。
これで起動しないとすれば、~/Funada/ 様 の様に LiPo電池を取り出してポイ、は仕方がないと思いますが、一応、出来ることならば、逸らずに再起動の手順を確認してもいいと思います。