2012年4月21日土曜日

耳の痛い意見


2chから

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19 :いつでもどこでも名無しさん:2012/04/20(金) 13:58:40.81 ID:???0
    >>18
    >精度とかで実用は難しいと思う。


    パソコンって知ってるか?

    今時実用で精度が必要ならパソコンって便利なものが電卓などより普及しているんだよ。
    電卓は数値が必要になったときに即手許で計算できる手軽な道具とでしか実用性は無い。
    DM15CCが精度があろうが無かろうか趣味のアクセサリーだからどーでもいい事。

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確かに、以前とは違って、PCが身近な計算の道具になって、久しい。過去には計算尺が関数電卓にとって代わり、今日では関数電卓などの計算機はPCにとって代わった。関数電卓はPCの普及によって、余り積極的には製造されていない。そして、日本の電卓メーカーは電子辞書や携帯電話などを積極的に開発する事で、電卓開発の代わりとしている、そういう事なのでしょう。
電子辞書は、毎年春先になると、割合売れている様ですから、電卓開発の知的資源を電子辞書に振り向けている。なるほど、麗しい話で有ります。電子辞書は市場があるのに、では、どうしてプログラム関数電卓は止めてしまったのか。それは、「市場がないから」という事なのでしょうが、関数電卓は、色々と機能を凝らして、まだ開発している。これは、「プログラム電卓程度のものならば、より機能の高いPCを使うだろうよ」という事で、積極的に開発をしない、という事なのでしょう。
しかし、海外に目を転じると、CASIOはせっせとグラフ電卓を出しているじゃないの。Sharpはもう、ヤル気がないらしいのでどうでもいいのですが、TIやHPも出しているグラフ電卓を、CASIOは海外では率先して出している。こういう現状を鑑みるに、「グラフ電卓は国内では売れねぇよ」と考えているから、CASIOは国内向けに出してくれないのか。それで、プログラム電卓も止めてしまったのか。

昔、といっても、20年程度前の話ですが、プログラム電卓や関数電卓は、近所のホームセンターに「プロツール」として販売されておりました。それは、様々なプロフェッショナルが使う、という事で置かれておった。大工道具や電工関連の道具と同じ扱いでしたが、しかし、今日では、そういう所にも置かれていない。PCが普及したからなのか、というと、どうもそれだけではない様な気がする。恐らく、そういう計算を必要とする職種が激減しているから、なのか。計算するだけならば、プログラム電卓を待つよりも、100円ショップでも売られている、ごく普通の電卓で事足りる、そういう事なのか、と。だから、プログラム電卓やグラフ電卓は、国内では姿を消してしまったのか。

PCは高度で大量の計算をする資源として、市民生活に普及した、だから、プログラム電卓の必要はなくなり、市場から姿を消していった。そういうことなのかも知れません。

過日、量販店の店頭で、一見した所、アラブ系の人物と思しき方が、関数電卓を物色している所を見かけました。手にとっているのは、ただの関数電卓ではなく、プログラム電卓です。
そして、日本と同程度か、それよりもPCが普及している海外の市場においても、CASIOもグラフ電卓を開発、販売している。国内はダメだが、海外では未だ売れる、だから作って販売している。国内では、プログラム電卓の代わりに電子辞書を作って販売している。

これは、CASIOにも「日本国ではプログラム電卓を使う層、リテラシイがないから売れねぇよ」と見られている、そういう事なのか、と。

ヘンミ計算尺は現在、計算尺自体の売上が激減してしまった事もあって、全く別の分野の仕事をしているそうです。それでも、特殊用途の計算尺も、細々ながら製造している。CASIOのプログラム電卓もそういうフェーズなのか。これは悲しい。
アメリカでは、中高生がグラフ電卓を授業に取り入れている所がある、とは、よく聞く話ではあります。そこで、TIやHP、CASIOもそういう市場を当てにしてグラフ電卓などを開発している。それは「将来のお客さん」にもあるからで、やはり、海外ではプログラム電卓を使うというリテラシイを植えつける事に成功している。そのため、プログラム電卓も営々と作られている。

過日、プチコン・バンザーィッ、という記事を書いた所、Akira様から「今時の子供は使わないんじゃないかなぁ」という意見を賜りました。恐らく、技術の現場に立っている方の実感なのか、と。今日では、こういったプログラミングなどの計算リテラシイを要するプロフェッショナルは、PCを使えば済む、そして、多くの市民には、そういうリテラシイは不要になっている、と。

その昔、伊武雅刀氏がポケコン「PB-100」のCMに出ておりました。あれが「プログラム電卓」の最後の輝きだったのか。

スカでバカな「老人」の繰り言となってしまいました (未だ、そんなに歳をとっているわけではないのだけれど)。だから、うなずく人は少ないでしょう。それでもいいんです、繰り言だから。

で、ここからは「逆説的」な(希望の)話。

Sharpが、「液晶販売を進める」という目的だけのため、ついにFoxconnがSharpの筆頭株主となってしまいましたネ。
今後はiPhoneやiPadに、Sharpの高精度液晶がバンバンと採用される。Appleは「より安い」高精度液晶を要求してくるので、FoxconnはSharpの尻を叩き、よりよい製品を安価に製造、供給する。iPhone、iPadは更に販売を拡大し、そこに、プログラム電卓などのアプリケーションも様々開発され、盛りつけられていく。あるいは、FoxconnがSharpの液晶を使ったプログラム電卓でも独自に製造するのか。これが、これからの「プログラム電卓」像なのかも知れない。

31 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

電卓の演算誤差どころかExcelの演算誤差を知らないエンジニアがほとんど... 悲しい現実。 orz

匿名 さんのコメント...

院生ですが科学技術計算に何でもかんでもExcelを使うのはやめろと言っているのですが、
まあ全然駄目ですね。それに大学で数値解析のアルゴリズムは教えても
誤差の話をする先生がロクに居ない問題もあります。

akatuki さんのコメント...

匿名様、コメント感謝。

> 電卓の演算誤差どころかExcelの演算誤差を知らないエンジニアがほとんど... 悲しい現実。 orz
Excelの計算精度はxxxなんて話もあるそうですね。代わりにGnumericを使え、と。

確かに、昨今のHP電卓も計算精度がかなり怪しいものが増えて来てしまい、日本の電卓はそれに較べれば、高い精度を実現しています。そういう技術がありながら、色々な製品を日本で出さないのか、それが悲しい。それは、消費者たるエンジニアの質、という事もあるのかも知れません。そういう意味では、匿名様の仰る事、その通りなのかも知れません。

大変桁数の多い計算を必要とする学問分野があるそうで、そういう所で計算を必要としているある方は、「手回し計算機」を御利用されている。で、この手回し計算機も、国産はもう、ないらしい。

結局、雑多な製品を出さない、という事は、そうした製品を出しても儲けが少ないから、という事でもあるのでしょうが、戦後出現した多くの製造業は、それこそ国富を蓄えるべく、様々な道具を製造してきた。しかし、大メーカーとなって、その屋台骨を支えるためには、開発投資に見合った売上が期待できる製品を厳選して製造するのみとなってしまい、様々な雑多な製品が、結果的に駆逐されてしまった。それが悲しいのです。

翻って、HPやTI、そしてCASIOですらも、海外では色々な電卓製品を出している。昔はそれこそ、舶来の製品は国内で製造できなかったために、こぞって買い求めたものですが、今日では国内メーカーでも製造できそうなものなのに、海外に向けてのみ販売している。
東芝も、先日まではトランジスタを製造しておりましたが、今後はチップ部品のみにシフト、SoCあたりはSamsungに丸投げ、などと聞きます。「選択と集中」というヤツです。しかしながら、そういう経営は「会社維持」にのみ奉仕しているだけで、それだからこそ、碌な製品が出て来ない、そんな気がするのです。

「いい製品が売れるのではない、売れているからいい製品だ」とは、よく言われる事ですが、確かに、市民・消費者に受け入れられないと、製品としては莫大な収益を上げる事にはならないのでしょう。それで「慈善事業でやってんじゃねぇよ」という事になって、雑多な製品を作る事がなくなった。しかしながら、戦後登場した製造業の多くは「よりよい製品を開発、製造する事で、社会に寄与する」という事で製造業を始めたはずなのです。で、そうした願いで製造された製品は海外にも売られて、外貨を稼ぐことになった。

今日では「外貨収奪の尖兵」となった大メーカーは、その手段を問わない「経済戦争」を進めている。それは、正社員の給与や手当の代わりに「設備費」として計上できる派遣社員の雇用や、外貨を収奪しても国内に持ってこない「現地製造法人への投資」など。経産省や財務省も、それを率先している。本来ならば、大メーカーが獲得した外貨は国内に入ってくるはずで、バブルまではそうだったのですが、コイズミ改革から、それがなくなってしまった。法人のみが潤い、多くの国民の身入りが少なくなる搾取の構造に至った。
それでも足りずに、今度は消費税増税という。増税分は国際償還財源に当てられるそうですが、それは法人の資産保護、という事に過ぎません。更に「戻し税」として、海外に製品を輸出するメーカーにとっては「収益」にもなるとか。外貨収奪ヲ目的トシタル大日本製造業軍への物資投入であるのですが、製造業は外貨収奪の目的を外れ、産業戦争を海外にて繰り広げるだけ。これでは、先の大戦とかわらんじゃないの。

折しも、先日はタイの洪水騒ぎで、「日本の」大メーカーの工場の多くが製造できなくなってしまった、という事象がありました。そこで、政府は「日本の製造業の危機、加工貿易マンセー」として、タイの治水工事に金を出すという。震災にはロクに金を出さないくせして。今度は「居留法人保護」だって。「狭い日本にゃ住みあきた」とな。消費税増税マンセー ! 産業戦争マンセー ! ...バカラシイ、勝手にやっておれ。

そうして、これから先は長期的な不況が続き、産業戦争もいずれは終焉する事になるのでしょう。そこから、新しいメーカーが作る新しい製品を期待する、という事になるのかも知れません。あーあ。

コメント欄なのに、こんなに書いて、息が切れちゃったよ。戯言なので、気にしないでね。

Akira さんのコメント...

こんばんは。
カレンダー通り明日も出勤です。仕事があることに感謝すべきか、貧乏暇無しと嘆くべきか・・・

技術用計算尺が関数電卓に駆逐され、関数電卓がExcelに駆逐されようとしていますね。でも、合理主義で市場主義なアメリカで、なぜ高機能な関数電卓が売れているのか不思議に思ってます。
設計の現場ではCADとSim(FEM解析も)とCAMが一体になって、設計から即時マシニングツールへ加工データを転送できてしまいます。こういう所に電卓の貢献できる余地は少ないです。

ということは、やっぱり教育市場なんでしょうね。日本とは数学・工学の教育水準が全然違うんだなと思わされます。高校数学以上こそグラフ化してパラメータを変化させるのが面白いのに、受験勉強や微積分学でグラフを積極的に使った覚えがありません。

 しかし、もっと上の年次で強度解析や熱流体系のシミュレーションや、機構・ロボット工学・制御工学系の講義になると、物理法則を方程式に起こして、それをExcelやMATLAB、matXなどの計算ソフトに入力してグラフを描かせるのは面白かったです。

PCのソフトを使った授業を準備するのは設備的に時間もスペースも金銭も掛かりますから、以前の工業高校/専門学校のポケコンのように、外国の学校でグラフィック関数電卓が使われるのは、考えてみれば当然ですよね。

TIなどは、自社で半導体を製造している関係上、関数電卓に組み込めば数が出ますから、今後も精力的に開発してくるはずです。特にARM系のCoretex-Mシリーズ(スマートフォンで使われているプロセサの下位グレード)を利用して、ますます携帯端末に近づきそうです。
#スマートフォン/携帯端末とはハードウェア構成は近づきますが、陳腐化し辛いという点が電卓専用機の利点ですね。

(全然関係ない話題になってしまいました。)

akatuki さんのコメント...

これは Akira様、こんばんは。お久しぶりです。返事が遅れてしまい、申し訳ない。

> カレンダー通り明日も出勤です。仕事があることに感謝すべきか、貧乏暇無しと嘆くべきか・・・
何より、お仕事があるのはよい事ですよ。大変ですけれど。

> 設計の現場ではCADとSim(FEM解析も)とCAMが一体になって、設計から即時マシニングツールへ加工データを転送できてしまいます。こういう所に電卓の貢献できる余地は少ないです。
確かに、技術の現場では様々なツールがあって、電卓の必要はないのでしょう。様々なツールが開発され、現場に使われている。こうして産業は発展する、いい事です。

> 技術用計算尺が関数電卓に駆逐され、関数電卓がExcelに駆逐されようとしていますね。でも、合理主義で市場主義なアメリカで、なぜ高機能な関数電卓が売れているのか不思議に思ってます。
> ということは、やっぱり教育市場なんでしょうね。日本とは数学・工学の教育水準が全然違うんだなと思わされます。高校数学以上こそグラフ化してパラメータを変化させるのが面白いのに、受験勉強や微積分学でグラフを積極的に使った覚えがありません。
そこなんですよ。「アメリカに学ぶもの無し」と、戦前は日米開戦までした訳ですが、やはり、理数系教育に関数電卓を使っているアメリカは、最後には原爆まで投入してきた。やはり恐れ入る。で、CASIOもそこに向けてグラフ電卓を出している。産業力を支える教育をしている、ということなのだと思うのです。

> しかし、もっと上の年次で強度解析や熱流体系のシミュレーションや、機構・ロボット工学・制御工学系の講義になると、物理法則を方程式に起こして、それをExcelやMATLAB、matXなどの計算ソフトに入力してグラフを描かせるのは面白かったです。
Excelも色々な使われ方をしており、表計算も実に便利な道具なのですが、それは計算というリテラシイがあって、初めて十全に活用されるものであって、そうしたリテラシイの教育を、と言いたいのであります、当方は ! しかし、計算ドリルばかりしかさせていない、それこそ「人間を電卓にする」日本の数学教育に、もの言いたい、なわけで、そうしたリテラシイが必要ないから、関数電卓も国内では売れてこない、のか。ウーン、と。

> PCのソフトを使った授業を準備するのは設備的に時間もスペースも金銭も掛かりますから、以前の工業高校/専門学校のポケコンのように、外国の学校でグラフィック関数電卓が使われるのは、考えてみれば当然ですよね。
そう、それです。しかし、最近はポケコンも余り作られていない様子 ... 。これは、どうなっているのか !? ウーン、

> TIなどは、自社で半導体を製造している関係上、関数電卓に組み込めば数が出ますから、今後も精力的に開発してくるはずです。特にARM系のCoretex-Mシリーズ(スマートフォンで使われているプロセサの下位グレード)を利用して、ますます携帯端末に近づきそうです。
Pomeraも東芝の組み込み用32bitプロセッサを使っているとかで、大してメモリ空間も取れないのに、あれだけの事をやっている。昔のCASIOのポケコンは日立の8bitプロセッサを使っていて、それでもLispやPrologまで実装したそうで、結構凄い開発力はあるはずなのです。しかし、そこへ開発資源を投入することがなされない。それが悔しい、と思うので有ります。そういう製品を出し、教育に活かされ、そして、新しい世代がより面白いものを作っていく。これは、戦後登場した多くの産業法人の願いであったはずなのですが。

#スマートフォン/携帯端末とはハードウェア構成は近づきますが、陳腐化し辛いという点が電卓専用機の利点ですね。
すでに電卓は日用品(コモディティ)ですからネ。そこが強みなのだと。

> (全然関係ない話題になってしまいました。)
いえいえ、こうしたお話、大歓迎です。CASIO,Sharpに聞かせてやりたい、なんてね (CASIOは最近、グラフ電卓を販売しましたが)。
実際には、こうしたものを開発したい社員さんもおられるとは思うのですが、取締役などは、そうしたものの開発について、首を縦に振らない、ということなのでしょうか。つまじきものは宮使い。これでは開発を行う社員も腐ってしまう。ツノをためて牛を ... という事になっている。
昔は色々と面白い製品を自由に開発、製造していたのに ... 。

やす さんのコメント...

たまたまこのサイトを発見し、かなり古い記事なのを承知で、今まさに同じことを考えておりましたので、コメントをさせて頂きます。

今更ですみません。

プログラム関数電卓とは...

昨晩、良い表現がぱっと出てきました。

「電卓以上、パソコン未満。」


機能面も要求されるプログラミングスキルも、まさにこの言葉で集約されるんです。

道具は使うものであって、道具に使われるとロクなことがございません。

ところが、分析装置1つとっても、最近はコンピュータ化したため、測定の適用範囲の妥当性を評価もせず使う人が増えてきていると、友人の大学教授が嘆いていました。

結局は、関数電卓やパソコンでの数値計算をきちんと使いこなしている人が、プログラム関数電卓を使いこなせる、と言うことかと思うわけでございます。

問題はプログラム関数電卓だけではないとも申せましょう。道具を使える人が減り、関数電卓もパソコンも、使いこなすどころか使わされている、と言った、実は深淵かる恐ろしい話なのではないかと、いい歳になった私は思うのです。

akatuki さんのコメント...

やす様、はじめまして。

> たまたまこのサイトを発見し、かなり古い記事なのを承知で、今まさに同じことを考えておりましたので、コメントをさせて頂きます。
> 今更ですみません。

いえいえ、どうも。こちらこそ遅くなって申し訳ない。宜しくお願い申し上げます。

> プログラム関数電卓とは...
> 昨晩、良い表現がぱっと出てきました。
> 「電卓以上、パソコン未満。」
> 機能面も要求されるプログラミングスキルも、まさにこの言葉で集約されるんです。

めっきり減ってしまったプロ電ではありますが「電卓とPCの間にある」という事ですよネ。当方もその様に思っている所であります。

> 道具は使うものであって、道具に使われるとロクなことがございません。
> ところが、分析装置1つとっても、最近はコンピュータ化したため、測定の適用範囲の妥当性を評価もせず使う人が増えてきていると、友人の大学教授が嘆いていました。
> 結局は、関数電卓やパソコンでの数値計算をきちんと使いこなしている人が、プログラム関数電卓を使いこなせる、と言うことかと思うわけでございます。
> 問題はプログラム関数電卓だけではないとも申せましょう。道具を使える人が減り、関数電卓もパソコンも、使いこなすどころか使わされている、と言った、実は深淵かる恐ろしい話なのではないかと、いい歳になった私は思うのです。

御意。

そんな今日、プロ電はなりを潜めており、教育現場にはタブレ製品が導入されつつあると聞きます (ネタとして、詳細などは別に記事を書こうかとは思っておりますが)。
タブレ製品がどうというのではなく、そういう具を使って、どんな教育をするのか、気がかりではあります。

プロ電で計算のプログラムを四苦八苦して考えて構成する事で、プログラミングや計算のリテラシイも向上し、PCのデータ処理でも「Gabage in, Gabage out」という事も判るだろうに、とは思うのではあります。これこそが、当方としては関数電卓やプロ電などに入れ込んでおります理由なのです。

エンドユーザー・プログラミングが廃れてしまった、それが今日の危機的状況なのか ? ウーン。

コメント、ありがとうございます。

やす さんのコメント...

akatuki様

>エンドユーザー・プログラミングが廃れてしまった、それが今日の危機的状況なのか ?

ここがポイントではないかと、思うわけです。

手軽にプログラミングして、電卓を使うように簡単に使える、それがプログラム電卓の良さでしょう。

プログラミングが不要なら関数電卓で良いし、計算精度が必要ならパソコンを使う。

或いは、胸ポケットからサッと取り出してパッパとプログラムを走らすような要求は、パソコンには答えられないでしょう。

その需要は未だに残っているように思われるのです。

なんでも人の作ったフリーソフトを、どこかから拾ってきて、あまり吟味もしないで使う。

...そもそも「拾う」という表現を好きになれないのですが...そういう感覚で物事をヤッツケて、結果の責任まであまり考えない....そういうのが横行しているようで、そのメンタリティーが、技術立国日本が崩れ始めている要因ではないかと、私なとても心配をしているのでございます。

だから、エンドユーザー・プログラミングに思いが及ばないのでしょう。

仕事柄色々な技術者とお話をさせて頂くなかで、大企業の技術者のレベルは確実に低下していると感じております。

私などは、若い頃にはMS-DOSやWindows向けのフリーソフトやシェアウェアを精魂傾けて作っていた経験があるのですが、だからこそプログラム電卓の価値、つまり手軽に簡単に作れて役に立つと言うことがよく分かるのでございます。

関数電卓もロクに使えない、ましてやパソコンのプログラムなど作れない、いや作ろうと思わず、適当にネットで拾ってくる方々は、これが技術者であるならば、日本の将来はそら恐ろしいものになるわけです。

長くなって恐縮ですが、エンドユーザー・プログラミングは、まさにキーワードだと思うのです。

このコンセプトを、今この時期に広めて、賛同者が現れると、素敵なことではないかと、割と真面目に思うところでございます。

やす さんのコメント...

akatuki様

1つもうし忘れたことがあり、再コメントです。すみません。

akatuki様のブログですが、私にとっては新鮮な情報が満載です。少しづつ拝見させて頂いております。

つきましては、私のブログからリンクを張らせて頂きたいのです。なにか不都合がなければですが....

私のブログは10月末に開設したばかりで、まだ大したコンテンツはございません。

プログラム電卓の良さ、便利さを共有できればと思って、プログラム電卓ただ1点に絞ったブログにしています。

akatuki さんのコメント...

やす様、またのお越しを歓迎。

> 手軽にプログラミングして、電卓を使うように簡単に使える、それがプログラム電卓の良さでしょう。
> プログラミングが不要なら関数電卓で良いし、計算精度が必要ならパソコンを使う。
> 或いは、胸ポケットからサッと取り出してパッパとプログラムを走らすような要求は、パソコンには答えられないでしょう。
> その需要は未だに残っているように思われるのです。

まさに、当方の思いもそこにあるのであります。

> 仕事柄色々な技術者とお話をさせて頂くなかで、大企業の技術者のレベルは確実に低下していると感じております。

これは、「大企業」の事なのでしょう。
当blogによくコメントを戴きますAkira様は、おそらく大企業の子受けをされている会社の技術者の様ですが、かなり「高能の志」と(勝手に)思って居ります。また(最近、コメントを戴いて居りませんが)はるまき様は、研究職。こうした高度な技能を持っている人が、実は結構いるわけです。
いわゆる「大企業」ではない企業(実際には、それこそ「一流」ではあるのですが)には、こうした技能者がまだ多くいて頑張っているので、まだ「技術大国」を名乗っていられる。
しかし、今日の大企業は、こうした技術者を積極的に雇い入れず、取締役などの「使用者」は、「つぎの使用者・幹部」ばかりを雇い入れる。これじゃ、技術者、営業職も育ちませんわな。実際の技術は、下請け孫請けから「やってくる」んですから、大企業としては、それをチューチューと吸い上げればいい。大企業は、そういう経営体質になってしまったのか。

> 私などは、若い頃にはMS-DOSやWindows向けのフリーソフトやシェアウェアを精魂傾けて作っていた経験があるのですが、だからこそプログラム電卓の価値、つまり手軽に簡単に作れて役に立つと言うことがよく分かるのでございます。

おっ、これは凄いですね。当方は、pcのプログラミングについてはやった事が無いので、ポケコンとかをかじっていて、短いプログラムばかり。トホホ。

> 関数電卓もロクに使えない、ましてやパソコンのプログラムなど作れない、いや作ろうと思わず、適当にネットで拾ってくる方々は、これが技術者であるならば、日本の将来はそら恐ろしいものになるわけです。

ウーン。なかなか耳の痛い話ではあります。「いや、作ろうとも思わず」という所がミソなのでしょうね。
確かに、今日は多くのアプリケーションが創造され、大抵の作業がPCのアプリケーションで行えてしまう。それは素晴らしい事ではあります。しかし、PCのアプリケーションを使えば、それだけが「エンドユーザー・コンピューティング」という事になってしまった。

> 長くなって恐縮ですが、エンドユーザー・プログラミングは、まさにキーワードだと思うのです。
> このコンセプトを、今この時期に広めて、賛同者が現れると、素敵なことではないかと、割と真面目に思うところでございます。

同意。実際、エンドユーザー・プログラミングはDSの「プチコン」などもあり、草の根では細々と行われています。
その昔、「ポンキッキ」という幼児番組のエンディング曲の歌詞に「ただ一人でもいい。仲間はきっとみつかる」という部分がありました。日本には1億人以上の人口がいて、中には、こうした話に耳を貸す人もいるかも知れず。

> つきましては、私のブログからリンクを張らせて頂きたいのです。なにか不都合がなければですが....

いえいえ、拙い文章ばかりで、お恥ずかしい。

> プログラム電卓の良さ、便利さを共有できればと思って、プログラム電卓ただ1点に絞ったブログにしています。

おおっ、これは頼もしい。拙いblogではありますが、是非ともリンクして戴きたい。こちらからもリンクをさせて戴きたく。
ただ、プロ電一本という縛りは、なかなかキツいかも知れません。プロ電を中心に色々な話題を、という方向ではどうでしょうか。

コメント、有り難う御座居ます。

やす さんのコメント...

akatuki様

リンクの件、誠にありがとうございます。
私のブログでもリンク集に「電卓情報」を入れさせて頂きます。

話が尽きそうにないのですが...

技術者のレベルの件は、大企業の話です。
私は、小さなベンチャー企業におります。

昨今は、良い技術を持った会社が不良の煽りで無くなっています。中小企業が生き残るのは、技術力よりも営業力なんです。

大企業に買収されたベンチャー企業もありますが、それだけの価値の技術を持っていたと言うことでありましょう。このような事例は希ではありますね。


ところで、私のブログは単一テーマですが、一応プロフィールで逃げはうってます(・ω・)

化学や物理ネタ時々数学ネタへ逃げる可能性大....ではあります。

akatuki さんのコメント...

やす様、いらっしゃーい !

> 話が尽きそうにないのですが...

確かに。

> ところで、私のブログは単一テーマですが、一応プロフィールで逃げはうってます(・ω・)

ええ、blog見ましたヨ。

> 化学や物理ネタ時々数学ネタへ逃げる可能性大....ではあります。

おおっ、これは ! 楽しみにしております。

やす さんのコメント...

akatuki様

電卓絡みの数学ネタの候補として、複素数があります。

複素数を表現するのに、オイラーの公式

e^(iθ) = cosθ + i・sin(θ)

を使って、eの乗数でうまく処理する方法がありますが、この表記方法は国産の関数電卓でできるものが無さそうに思っています。

HPなどの海外の電卓で出来るものは有るのでしょうか?

例えば、e^(iπ)と入力すると、サクッと -1 と答えるような感じです。

教育用途の力を入れていてCAS機能が発達している海外製品なら、ひょっとして....などと思っております。

関数電卓の主な用途が数値計算ならば、こんな機能は不要なのかも知れないのでしょうが....

数学は、私にとっては判じ物のような世界で、大学で習った数学は、使い方を覚えるのに精一杯でした。

なので、数学ネタは、オチがつかない恐れ濃厚でございます。

akatuki さんのコメント...

やす様、ようこそお越しを。遅くなりました。

> を使って、eの乗数でうまく処理する方法がありますが、この表記方法は国産の関数電卓でできるものが無さそうに思っています。

そこなんですよ、当方が国産関数電卓に要求したいのは。こうした計算能を持つ電卓が、実に少ないのであります。

> HPなどの海外の電卓で出来るものは有るのでしょうか?
> 例えば、e^(iπ)と入力すると、サクッと -1 と答えるような感じです。
> 教育用途の力を入れていてCAS機能が発達している海外製品なら、ひょっとして....などと思っております。

HP15C (初代)は、複素数計算能と行列演算能を持っていて、そこに惚れて購入しました。かなり昔の事で、いまは壊れてしまいましたが。
HP50gも、もちろん計算出来ます。TIの89とか「Derive電卓」Voyage 200あたりも計算できると思います (Voyage 200は、Akira様が持っていたかな ?)。 また、今日的には、HP35Sも計算できました(計算誤差がありますが)。

> 関数電卓の主な用途が数値計算ならば、こんな機能は不要なのかも知れないのでしょうが....

「そうでもないのではないか」と当方は思って居ります。

昔に開発された事もあって、HP15Cでは複素数三角関数の計算値域(主値)が、今日のプログラミング言語とは異なる所があります (HP50gもそうなのかも知れませんが、未だ確認していないのヨ)。しかし、発売当時は「先進的機能」としてユーザーに受け入れられた筈であり、電卓の機能がこうして向上していったのだと思います。
複素数計算能(とプログラム機能)があれば、ニュートン-ラフソン法で方程式の複素数値解を求める事が出来ます。そういう応用が効くので、あって困る事はない筈なのです。しかし、国産電卓の多くは、四則演算のみの複素数計算能ばかり。そこが惜しい。

こうした状況も、少しずつ改善されて行くのだろうとは思っております。
最近の国産感電卓は、自然数式表示などといった機能を盛り込み始めており、更に、正規分布の計算能を持ち始めています。この調子で機能拡充がなされれば、いずれは複素数計算能(三角関数や対数、指数に対する)を具備する事も期待したい。
しかし、プログラム機能がなくなってしまっては、こうした機能が活かされません。fx-5800pの様にプログラム機能を持って、それで計算能を拡充していくとウレシイのですヨ。

> 数学は、私にとっては判じ物のような世界で、大学で習った数学は、使い方を覚えるのに精一杯でした。
> なので、数学ネタは、オチがつかない恐れ濃厚でございます。

当方なんて、未だに勉強の最中です、電卓片手に。いいじゃないの、ゆっくり考えましょうヨ。

やす さんのコメント...

akatuki様

さすがHP、素晴らしいですね。

国産しか知らないのは、まさに井の中の蛙と再認識しております。

余裕ができたら、購入リストに加えたくなっております(>_<)


ところで、数学の奥の深さの1例として、

1+2+3+・・・= -1/12

があります。

手がかりとして、複素数領域でのゼータ関数とマクローリン展開の収束半径あたりを思い出して参考書を読んで、大分納得いきそうなところまできました。

あやふやなまま卒業しているので、今更ながら「そうなのか!」なんて感心したりして...

そんな感じで、のんびりと...


ブログも、まったりと作ったプログラムの紹介記事を投稿したところです。

プログラム関数電卓での実用プログラムは、気をつけないと処理速度が実用性を損なう可能性がある、と言うことを再認識したところでございます。

私の場合、先ずCのコードが出てくるので、それをfx-5800P BASICへ置き換えようとするのです。

これがいけないのかも知れません...


全くの趣味で、独学でプログラミングを覚えたので、アルゴリズムの勉強をきちんと出来ていないのも、問題かも知れません。


課題が多いことは、ブログを続けるにはとても良いことではあります。

akatuki さんのコメント...

やす様、お今晩は。

> さすがHP、素晴らしいですね。

TIも良いのですが、一応ここでは「HP推し」という事で (笑)。

> 国産しか知らないのは、まさに井の中の蛙と再認識しております。

当方も、舶来電卓を知るまでは、そんな調子でした。
一方、国産電卓でも、実に高性能なものはあるのですが、最近は新製品が出てこない。そこが悔やまれる。
一頃は国産でも「金融電卓」や「電気計算電卓」という興味深い製品もあったのですが、今は、そうした面白い製品が出てくる「活気」がなくなってしまった。

> 余裕ができたら、購入リストに加えたくなっております(>_<)

是非 ... って (苦笑)。当方も未だ、HP Prime買うておりませんから、大きな事は言えませんが。

> ところで、数学の奥の深さの1例として、
> 1+2+3+・・・= -1/12
> があります。
> 手がかりとして、複素数領域でのゼータ関数とマクローリン展開の収束半径あたりを思い出して参考書を読んで、大分納得いきそうなところまできました。

これ、未だに理由が判らんのですヨ。群論とか出てくるんでしょうかネ ? 当方、お手上げ ... 。

> プログラム関数電卓での実用プログラムは、気をつけないと処理速度が実用性を損なう可能性がある、と言うことを再認識したところでございます。

そこは「プロ電でやる作業を」という事ですネ。
でも、当方も昔は15Cで延々と計算ループをやらせた事があります。時間が掛かるのですが、ほったらかしにして延々計算させても、それほど電池が減らない。そこが電卓の良い所でありました。

> 私の場合、先ずCのコードが出てくるので、それをfx-5800P BASICへ置き換えようとするのです。
> これがいけないのかも知れません...

やす様の場合は、基礎教養がCという事なのでしょうから、そのやり方でいいのではないでしょうか。むしろ「(プロ電で)何をするか」そこを意識しないと。

> 全くの趣味で、独学でプログラミングを覚えたので、アルゴリズムの勉強をきちんと出来ていないのも、問題かも知れません。

当方も同じく、独学です。でも、エンドユーザー・コンピューティングなんですから、ユーザーが色々と考えてプログラムを作る。それでいいんじゃないかと思うのであります。

> 課題が多いことは、ブログを続けるにはとても良いことではあります。

焦りはいけません。結果が出ないと、つい焦りがちです。(だから、当方は「気の向いた時にしかポスト出来ない」のではありますが (苦笑))

フリーウェアの流儀に従って、ここでは「Enjoy !」の一言を !

やす さんのコメント...

akatuki様

応援ありがとうございます。

仕事での移動中、こうしてお返事を書いたりブログを書いたりしています。

最近忙しいので、かえってこのような時間が増えております。

確かに一番時間をかけて勉強したのがCでした。私がVBでソフトを作る時は、まるでCのようにAPIを呼び出して使うことが多い、と言うかCの頭でコードを書くとそうなるわけでございます(>_<)

fx-5800Pの言語仕様は、関数電卓の能力強化のため、と言う割り切り設計になっていると感じております。その割り切りが私は好きです。

fx-5800Pではどうしても無理なことは、仕様を削ってでも電卓でやらせる。それでもうまくゆかない時は、つまり本当に困ればパソコンを作うので、気楽にしております。

電卓でちょっと無理をさせてみて、できなくても、ヨシヨシと頭を撫でている、ペットのような感じでしょうか?プログラム関数電卓への愛が伝われば嬉しいところでございます。


エンドユーザ・プログラミングは、人様のためのプログラムをつくるわけでは無く、自分の目的にために、チョイチョイと結果を出すためのもの。

お客様と話をしている際、fx-5800Pのプログラムを走らせて計算してみせたら、お客様がそのプログラムが欲しい...となったことがあり、電卓にプログラムを入れて、本来の製品と一緒に正式に納品したこともございます(´д`)

こういう商売は、規模は望めませんが有りのようでございます。

測量計算ソフトを入れて電卓ごと販売しているサイトがありますので、それと同じです。そのためにサイトを作るつもりも、この商売をする予定もございませんが、面白い経験ではあります。

fx-5800Pでネタ切れになれば、fx-5800P以外のマシンに手を出すことになるかも知れません。もしその段階で国産の魅力的な製品がなければ、迷わず海外製品を購入することになりそうな気がしております。

ただ、海外製品は結構高価なのが困りものですね。

無償のシミュレーターがあれば、それで試してみたいものです。

akatuki さんのコメント...

やす様、おばんです。

> お客様と話をしている際、fx-5800Pのプログラムを走らせて計算してみせたら、お客様がそのプログラムが欲しい...となったことがあり、電卓にプログラムを入れて、本来の製品と一緒に正式に納品したこともございます(´д`)
> こういう商売は、規模は望めませんが有りのようでございます。

ええ、最初にそのサイトを見て「おっ、スゲェ」と思いました。fx-5800pは、こうした利用がされていた。そこで、当方などは「名機なんだねぇ」と思った次第。
昔は、ポケコンでそういう事をやっていて、それが昂じてCASIOあたりは「専用機ポケコン」なんてぇのも出していたそうです。しかしながら近年は、そういうものを出していないのか。専用機ポケコンのつぎは、電子手帳に「BASICカード」と言うものを出していた時期もあったのですが、そこで、こうした流れが途絶えてしまったらしい。そうした需要はfx-5800pで十分、ということなのか。
Sharpにしても、工業高校向けにPICのアセンブラまで盛り付けたポケコンなんてぇものを出しておったのですが、最近では見ることもない。

> 測量計算ソフトを入れて電卓ごと販売しているサイトがありますので、それと同じです。そのためにサイトを作るつもりも、この商売をする予定もございませんが、面白い経験ではあります。

もちろん、商売として、これだけでウハウハ儲かるという事ではありません。
しかし、こうした「サービス」をチョット付け加えると、より商談が良い方向に進む、大変うれしいことではありませんか。
そこで、更にプロ電製品も売れていき、エンドユーザーコンピューティングの輪が広がっていく、大変素晴らしい事です !

> fx-5800Pでネタ切れになれば、fx-5800P以外のマシンに手を出すことになるかも知れません。もしその段階で国産の魅力的な製品がなければ、迷わず海外製品を購入することになりそうな気がしております。

おそらく「グラフィクス」回りで、そうした事を検討する事になるのではないか、と当方は思って居ります。
CASIOも高機能カラーグラフ電卓を出しておりますが、近所の量販店には余り見かけませんし、値段も少々張ってしまう様子。まあ、カラーグラフ電卓は、余り需要がないのでしょうから、高くなってしまうのは仕方の無い所とは言え、もう少しどうにかならないものか。

> ただ、海外製品は結構高価なのが困りものですね。

確かに、価格が ... 。

> 無償のシミュレーターがあれば、それで試してみたいものです。

HP42S、HP Primeなら、WindowsやLinuxでも動くシミュレータが開発され、無償で公開されています。他にもあるかも知れません。ただ、シミュレータは「ボタンを押す」というアクションで使えないのがキツい。
電卓製品は「ボタンを押す」というフィジカルなI/Fで操作できるのが強みであり、そこを強く推し進めれば、様々な電卓製品が登場していいはずなのです。しかし、どうした訳か活気がない。電子辞書なんかは、より高機能になっているというのに。

やす さんのコメント...

さすがHP機、やはりシミュレータがあるのですね。

確かにグラフィックスまで使いこなすとかなりのソフトを書けそうですね。

但し、CPUパワーによって、グラフィックスを動かす限度がありそうにも思われます。

fx-5800Pは6千円全般で買えます。しかし、この値段でここまで出来るのかと思わせるだけの十分すぎる言語機能ではないでしょうか?

これが2万円もすれば、評価は全く異なって参りますが...

高いコストパフォーマンスを前提にした上で、fx-5800Pは、Getkeyコマンドがリアルタイム入力を可能にしていることが、名機と言って良い理由だと思うのです。

またLocateコマンドは、座標指定に計算式が使えるので、16x4の画面を有効に使うことができます。

例えば、表示する数値の桁数に応じてリアルタイムに表示位置を変えることも簡単です。

おそらくこの2つの機能で、高品位なユーザーインターフェースを作れます。

この価格でここまで楽しませてくれるので、もっと売れて欲しいものです。

そして、みんながこのマシンを使うと、さらに楽しい状況になりそうですね。

機能が限られる言語であるだけに、基本機能はスグに覚えられます。

あとは、アルゴリズムさえ工夫すれば、応用範囲は広いのではないかと...

akatuki さんのコメント...

やす様、遅うなりました。草木も眠る、丑三つ時。

> fx-5800Pは6千円全般で買えます。しかし、この値段でここまで出来るのかと思わせるだけの十分すぎる言語機能ではないでしょうか?
> これが2万円もすれば、評価は全く異なって参りますが...

実用的な機能が充実し、実売価格が6000円程度と、実に安価。3つの「実」(?)が、大変素晴らしい。それがため、当方も fx-5800p の記事をポストしたのでした。

> 高いコストパフォーマンスを前提にした上で、fx-5800Pは、Getkeyコマンドがリアルタイム入力を可能にしていることが、名機と言って良い理由だと思うのです。
> またLocateコマンドは、座標指定に計算式が使えるので、16x4の画面を有効に使うことができます。
> 例えば、表示する数値の桁数に応じてリアルタイムに表示位置を変えることも簡単です。
> おそらくこの2つの機能で、高品位なユーザーインターフェースを作れます。

実際に、fx-5800pを活用されている、やす様ならではの御意見、とても勉強になります。

> この価格でここまで楽しませてくれるので、もっと売れて欲しいものです。
> そして、みんながこのマシンを使うと、さらに楽しい状況になりそうですね。

ホント、プロ電の入門として買っても、末長く使える大変良い機種だと思います。

> 機能が限られる言語であるだけに、基本機能はスグに覚えられます。

電卓の重要な特質である「答え一発」は、実用的な機能を即、使用できる所にあり、実用的な機能が充実し、それを簡便に操作できるというのは、まさに電卓としてうまく練られたものである、と。

> 確かにグラフィックスまで使いこなすとかなりのソフトを書けそうですね。
> 但し、CPUパワーによって、グラフィックスを動かす限度がありそうにも思われます。

CASIOは、(恐らく世界で最初に)グラフ電卓を世に問うた会社であり、さらに、世界初のカラーグラフ電卓をも、世に問うたのでした。
CASIOの開発者、開発陣は、「カラーグラフ電卓を、十分なハードウェアで実現できる」と踏んだからこそ、開発、販売したに相違ありません。名機・fx-5800pを送り出したCASIOの開発陣が送り出したのです。
確かに、最初の製品は色々と批判される事があります。そして、そうした批判を元に、TIやHPもカラーグラフ電卓を出して来ました。こうして、裾野が広がっていく。素晴らしい事です。

当方としては、実用的なプロ電も普及して欲しいのですが、更に、より高機能な製品も出てきて欲しい、と思って居ります。色々なプロ電製品が開発、販売されるのが望ましい。電卓製品といっても、いわゆる普通の電卓は、デザイン違いなど様々な製品がありふれているというのに、プロツールである関数電卓、プロ電、グラフ電卓は、実に細ってしまっている。なぜなのか ?
確かに、CASIOはカラーグラフ電卓もいち早く投入しました。しかし、裾野の方は余り広がっていない。Sharpに至っては、プロ電そのものが廃れてきている。

今日は各社とも「関数電卓よりも電子辞書」という事なのかも知れません。しかし、電子辞書にも製品に対する「愛」が、今ひとつの様に感じてしまう。

私たち、ユーザーにしてみれば「製品を購入し、それを普及させるために、色々と使ってみる」と、そうした事しか出来ないのだろうか ... 。

やす さんのコメント...

akatuki様

夜中の時間にご返信をありがとうございます。

実は、昨晩のこの時間帯、私はアメリカと仕事上の電話会議中でした。

海外とのやりとりが日常的なので、私も電子辞書を愛用しています。電子辞書のウンチクは、腐るほど持ち合わせております。

但し電子辞書は批評しかできない。自分で何かを工夫するといったことが出来ないので、私自身がブログネタにすることは滅多にございません。

英語系の辞書は、SII自身が製品に愛を持っていました。そう「過去形」なのです。

現在の最新機種では、愛が感じられなくなっております。実に惜しいことです。

電子辞書は、辞書の選択とその使いこなしにあります。その点では英語に限って言えばSIIがベストです(今でもそう思います)。

しかし、積み残しのバグを直さず、見かけの機能だけ良くした製品が、現在の最新機種。実に惜しいことです。

SIIよ、目を覚まして欲しい....

実は電子辞書だけで、10台くらい持っていたりします....(´д`)


プログラム巻数電卓のプログ e-Gadgetですが、Googleで検索したら1ページ目に登場しました\(^_^)/

皆様のおかげでございます。



akatuki さんのコメント...

やす様、遅くなっておりますので、ヒソヒソ声で。

> 夜中の時間にご返信をありがとうございます。

いえね、こちらもこのあたりの時間しかゆとりがないものですから。

> 実は、昨晩のこの時間帯、私はアメリカと仕事上の電話会議中でした。
> 海外とのやりとりが日常的なので、私も電子辞書を愛用しています。電子辞書のウンチクは、腐るほど持ち合わせております。
> 実は電子辞書だけで、10台くらい持っていたりします....(´д`)

ウーム、流石。当方なんて、英語なんぞろくに判りませんから、英語情報なんぞを読むにしても辞書と首っ引き。

> 自分で何かを工夫するといったことが出来ないので、

そこなんですよ。
電子辞書に関するネタの所にも書いたのですが、最近の辞書は、高度化、高機能化する余り、「電子百科事典」と化している。それは結構な事ではありますが、情報量が爆発的に増大する中、それによって得られた情報を積極的に利用しようという事につながっていない、と思うのです。

> プログラム巻数電卓のプログ e-Gadgetですが、Googleで検索したら1ページ目に登場しました\(^_^)/
> 皆様のおかげでございます。

いやぁ、それは良かった !
当方のblogも、fx-5800p に関する検索で見にきている方が多いので、やす様の所も、注目を集めているのかも ?

やす さんのコメント...

akatuki様

昼休みのひととき、返信書いています。

今晩は、また夜中に電話会議なので、早めに帰宅して寝て、夜中に起き出す予定です。

いや、fx-5800Pは実に楽しいです( ^o^)ノ

カウントタイマーの作り方を色々遊んでいて、ふと「もぐら叩き」ゲームを作りたくなって、通勤や異動の電車の中で、電卓のボタンをポチポチ通して、プログラミングしています。

ゲームの設定では、わりと遊べるゲームになりそうです。

3×3のマス目で、もぐらが顔を出すのを1~9のキーで叩く、といった感じです。

概略はできちゃいました。

電卓の処理速度でどこまでできるのか、そこを試したくなっています。

もぐらが顔を出すタイミングを、結構ランダムにすれば、高速ゲームにしなくても遊べてます。

味付けをどうするか?とか速度の限界を試すように、インターフェースの工夫をしてみようと、ポチポチとキーを押しながら、コーディングしています。

アルゴリズムのちょっとした部分は、メモ帳に書いて検討しますが、コーディングそのものは、もういきなり電卓に入力です...(´д`)


fx-5800Pは、結構遊ばせてくれます。

akatuki さんのコメント...

やす様、どうも。

> 今晩は、また夜中に電話会議なので、早めに帰宅して寝て、夜中に起き出す予定です。

お疲れさまです。

> いや、fx-5800Pは実に楽しいです( ^o^)ノ
> カウントタイマーの作り方を色々遊んでいて、ふと「もぐら叩き」ゲームを作りたくなって、通勤や異動の電車の中で、電卓のボタンをポチポチ通して、プログラミングしています。
> アルゴリズムのちょっとした部分は、メモ帳に書いて検討しますが、コーディングそのものは、もういきなり電卓に入力です...(´д`)
> fx-5800Pは、結構遊ばせてくれます。

プロ電、ポケコンは、持っていれば、その場でプログラムが出来る、そこが魅力という事ですよネ。判ります。
当方も、結構やるんですよ、電卓のモバイル・プログラミング。大抵は、ベースとなるコードを入れておき「ああでもない、こうでもない」といじくり回すのですが、これが結構楽しい。
大方のプロ電ユーザーは、こうした事を密かに楽しんでいた筈なのですが、プロ電は少なくなってしまった ... 。

やす さんのコメント...

もぐら叩きのプログラミング記事をプログに連載投稿始めました。

1週間くらいかけて、通勤電車で作った時の思考過程ややったことを、そのまま実況中継風に書こうと思って、最初の部分をアップしました。

ぼちぼち連載の予定です。

ところで、カシオのグラフ電卓の取説のPDFをダウンロードして見てみたところ、新しいものの言語仕様は、fx-5800Pとほぼ同じだと分かりました。

おそらく、fx-5800Pのソースはそのまま動くのではないかと思われます。

当然ながら、fx-CG20などは、文字列処理機能やI/O機能が付いていて遙かに高機能です。

で、ここからが本題なのですが、シャープの電卓をWEBで見てみますと、プログラミング機能のあるのは、グラフィック電卓1機種だけのように思われます。

プログラマブル関数電卓と称しているものは、プログラム機能が付いているのか分かりません。ご存じではありませんか?

akatuki さんのコメント...

> もぐら叩きのプログラミング記事をプログに連載投稿始めました。
> 1週間くらいかけて、通勤電車で作った時の思考過程ややったことを、そのまま実況中継風に書こうと思って、最初の部分をアップしました。
> ぼちぼち連載の予定です。

「実況中継風」という切り口が面白そうですね。

> ところで、カシオのグラフ電卓の取説のPDFをダウンロードして見てみたところ、新しいものの言語仕様は、fx-5800Pとほぼ同じだと分かりました。
> おそらく、fx-5800Pのソースはそのまま動くのではないかと思われます。
> 当然ながら、fx-CG20などは、文字列処理機能やI/O機能が付いていて遙かに高機能です。

fx-cg20は少々高いので、なかなか手を出そうと思わない(いつもゲルピン)のですが、CASIOらしい良い製品の様ですね。
CASIOは「教育市場」を意識していて「より使いやすい製品を」という愛がある、と当方は思っているのですが、こうした所にも、その愛を見た、という所でしょうか。

> で、ここからが本題なのですが、シャープの電卓をWEBで見てみますと、プログラミング機能のあるのは、グラフィック電卓1機種だけのように思われます。
> プログラマブル関数電卓と称しているものは、プログラム機能が付いているのか分かりません。ご存じではありませんか?

そういや、最近はSharpの電卓って、どうなっているんかいな、と思って、見てみました。新製品は見当たりませんが、一応「プログラマブル」なのは、以下の製品の様です。グラフ電卓を除く他の製品は、数式記憶機能を「プログラマブル」と称している模様。

プログラマブル関数電卓 EL-5250F-X - Sharp
http://www.sharp.co.jp/products/pc_mobile/fculc/prod03/el5250fx/

確かに、BASIC風プログラムを持っているのですが、いまいち「遊び心」が見えない。しかも、この製品は2007年に登場して、後継機も出ない。

最近の関数電卓は「自然数式表記」に力を入れている傾向があります。プログラム機能を持つ製品は、この自然数式表記以前の世代、という位置づけなのか。
自然数式表記がプログラム機能として取り入れるのが難しいのか、と思われますが、その表示する数式だって、キーストロークで入力するんですから、やれば出来そうなものです。しかし、一向にそうした製品が (特に普及価格帯の)出てこない。

また、Sharpに関しては、最新の関数電卓が「2011年に発売」と、どうにも「やる気があるんかい !」と思えてしまう所です。まあ、確かにそうそう新しい機種を出しても、売れるのは限られた数ですから、息の長い製品としてやっているのは結構ではありますが、もう少し面白い製品を出さないのか、と。

やす さんのコメント...

akatuki様

実況中継風と言うのは、エエ格好つけずに、そのままなので、リスクはありますが楽です。

シャープのプログラマブルは、数式入力機能なんですね。

グラフィック電卓 EL-9900は、ちゃんとプログラムを作れるので、マニュアルを見でみました。

一言で言って、カシオの最近のものに比べて、言語機能が貧弱です。

fx-5800Pの大きな特徴として、GetkeyとLocateコマンドが挙げられますが、これらはカシオのグラフ電卓には装備されています。

シャープは、Locate がない。つまり出力時の座標指定ができません。

Getkeyも無い。有るのは数字キーと矢印キーの取得のみ。

改めてカシオの良さを認識したところでございます。



やす さんのコメント...

akatuki様

私のブログへのコメントを頂き、ありがとうございます。

もぐら叩きプログラムの第二弾を投稿したところです。

カシオやシャープの電卓の言語仕様についての話も、トピックスで入れました。

ブログは書籍とは違って、書き手にとって新鮮な情報を入れる方が良いと思っています。(今更と思われる方も多いのでしょうが...)

自分の等身大の表現に伴うリスク(アホと思われるリスク)はありますが、リアルの個人情報は秘匿しているので、まぁ良いと思っております。


アルゴリズムをきちんと分かっている方からは、突っ込みがありそうですが、それはそれで有り難いと思っています。

こうしてakatuki様とやりとり出来るのは、非常に有り難いです。

akatuki さんのコメント...

やす様、お越しやす。

> シャープのプログラマブルは、数式入力機能なんですね。

Sharpの数式記憶機能は、「シミュレーション計算」と言って、変数の値を自由に入力して式の値を計算したり、入力した式に対してSolvreを適用したり、という事で、数式に対する様々な計算を適用できる、という事で「(数式)プログラマブル」ちう具合なのかと思われます。

> グラフィック電卓 EL-9900は、ちゃんとプログラムを作れるので、マニュアルを見でみました。
> 一言で言って、カシオの最近のものに比べて、言語機能が貧弱です。

確かに、fx-5800pは、機能が豊富な所が受けているのだと思います。

> 改めてカシオの良さを認識したところでございます。

現状は、Sharpに相当する製品がない、そこが苦しい、というか「やる気があるんかい ! ワレ」と思う所なのではあります。

(Sharpの)数式計算機能は、おそらくポケコン・PC-1260/1261 に端を発しているのではないか、と思って居ります。
当時のポケコンは、すでにBASICによるプログラムは当たり前でしたが、数式を計算するだけでも、プログラムを構成しないとなりません。
まあ、手慣れたユーザーならば、一旦入れておけば何度でも使えるのだし、とプログラムで計算させていたのですが、既にPCではLotus-123などの表計算が登場していて、パラメタを変更して計算するという機能を提供してきました。それをポケコンで出来ないか、と考えて作られたのが、PC-1260/1261 だったのだと思います。
当時の数式計算機能(「シミュレーション計算機能」と呼ばれておりました)は、パラメタを自動で問い合わせ、数式の計算を行う程度のもので、Solvreは無かったのですが、プログラムを構成せずにすぐに使えるとあって、それなりに多くのユーザーを獲得した模様です。
その後、この数式計算機能は機能を向上させ、Solvreなどを盛り込んで、関数電卓に導入されたのだと思われます。

しかし、今日では、こうしたプログラム機能は元より、他のプログラム機能も充実して欲しい、と思うのは、当方だけではない、と思うのです。それだからこそ、fx-5800pが売れているに違いないのです。

やす さんのコメント...

akatuki様

なるほど、製品展開の歴史をみてみると、シャープ製品の機能も、ある程度合理的に説明できるのですね。

しかし、ユーザーは歴史などお構いなしで、今の製品に反応するわけですから、結果としてシャープの選択は、私のような一部の消費者からは不評となり、プログラミングに興味も縁も無い消費者は、なんとも思わない。


最初から6000円台の実売価格を設定している作りなわけですから、fx-5800P の商品設計はうまく考えられていると思います。

グラフ関数電卓に真面目に取り組んできたカシオの商品戦略に、fx-5800Pを追加して新たな需要とユーザーを掘り起こす意図が、隠されていると考えると、fx-5800Pとfx-CG20の中間に位置する製品が、出てきてもおかしくないとも思われます。

このようなものが、コンパクトで1万円以下で発売されると、私などはコロリと買ってしまいそうです。

もぐら叩きの実況中継ですが、記事と現実には約1週間の時差がございます。

昨日今日と、おもしろい進展がありました。来週あたりに投稿することになりそうです。

akatuki さんのコメント...


やす様、今晩は。

> しかし、ユーザーは歴史などお構いなしで、今の製品に反応するわけですから、結果としてシャープの選択は、私のような一部の消費者からは不評となり、プログラミングに興味も縁も無い消費者は、なんとも思わない。

そう、そこなんですヨ。どうして出ないのかねェー ? って思うのです。

> 最初から6000円台の実売価格を設定している作りなわけですから、fx-5800P の商品設計はうまく考えられていると思います。

実際、fx-5800pの様な製品が実に少ない。

> グラフ関数電卓に真面目に取り組んできたカシオの商品戦略に、fx-5800Pを追加して新たな需要とユーザーを掘り起こす意図が、隠されていると考えると、fx-5800Pとfx-CG20の中間に位置する製品が、出てきてもおかしくないとも思われます。
> このようなものが、コンパクトで1万円以下で発売されると、私などはコロリと買ってしまいそうです。

モノによっては、当方も ? CASIOサマ、どうか御検討を。

Sharpについては、余り期待は出来ないのですが、「もしかして ?」と、少し淡い期待をしているのです。しかし、今はやはりCASIOの方が、面白い製品を出す可能性が高いのではないか ... 。
やす様の仰る様に、CASIOについては着実にラインナップを揃えているかの様に、多くのグレードの製品が用意されています。そこで期待されるのです。おそらく、fx-5800pユーザーからのフィードバックがそれなりにあるのではないか、と。

ユーザーの声、というのは大切なものであります。しかし、東芝は「クレーム処理だヨ」と、まともに取り合わなかった。製品に自信があったためなのか。しかし、今日、東芝の製品は、家電でも著しく使いにくくなった、と聞きます。機能、性能は良いというのに。それで売上は減っていき、主力事業が原発プラントという体質になってしまった。Sharpも同じ道筋を辿る様だと、これは哀しい。

余り読者がいない、当blogの様な鄙びた辺りな所で声を出してもSharpの開発者も見ているとは思えないのではありますが、それでも「面白い、実用的な製品を安価に出す、という事は考えないのか」と、訴えていきたい。