2017年12月29日金曜日

二〇一八年 謹シミテ新年ヲ賀グ

と、年賀状の様な表題に致しました。大方の年賀状がそうである様に、この記事も2017年中に書いております。正月に届く様、旧年の内から書き付けておきポストに投函するという、例年の習わしであります。

Prosit Neujahr ! 

(何故に独逸語 ... ?)
 
所が、近年は年賀状を出す風習も廃れて来ており、歳を重ねる毎に、売上が減じる方向。そこで、東芝から天下った故・ニシムロは、アルバイトの郵便配達夫にも年賀状販売のノルマを課しているとか。これがコイズミ改革以降の「ニッポンのうちゅくちい姿」なのでありましょうか。

閑話休題

年頭公開を意識している記事とはいえ、上記の様に2017年中に書いておりますから、2017年のしめくくり、という内容で攻めてみようと。

  • fx-CG50の国内販売
海外では先行して発売されておりました、カラー関数電卓・CASIO fx-CG50が、若干遅れたとは言え、国内でも発売されました。
海外では、fx-CG500 (だったっけ ?)という上位機種が発売されている様ですが、国内では先代のfx-CP400が発売されなかったので、望むべくもないのでしょう。国内需要が縮小しているので「ション中」なのかも知れませんが。
  •  fx-5800PとPC接続に、一定の成果
 fx-5800Pへのプログラム導入は、同じ機種間でのケーブル転送に限られておりました。
しかし、takumaro氏の成果によって、fx-5800PとPCのリンクが行われ、新しい経路が利用可能になりつつあります。
  •  C.BASIC for CGの公開
fx-CG50国内販売に合わせる形で、sentaro様による、カラー対応のC.BASIC が公開になりました。
fx-CG50はもとより、fx-CG20などでも活用できる、大変ウレシイ成果であります。



fx-CG50の国内販売は、高機能電卓の市場としては、かなり大きな話題である様に思います。
2017年は、こうした大きな話題があったので、来たる2018年は、余り大きな話題がないのかも知れません。

しかしながら、当blogとしては、少しずつでも興味深い情報を提供すべく、ネタ探しを続けていきたいと考えております。

少し早いですが、2018年も宜しくお願いします。

10 件のコメント:

藤堂俊介 さんのコメント...

来年も、よろしくお願いいたします。
邪道と言われるかも知れないけど、日本語表示化、初心者でも扱えるように、プログラムコマンドを英語、日本語切り替えが出来れば、壁も低くなるんですけどね。※マニュアルを開く回数が減る。

藤堂俊介 さんのコメント...

http://www.casioeducation.com/products/calculators/graphing/fx-cg500
fx-CG500 $149.99-でした。

Sentaro さんのコメント...

明けましておめでとうございます!

akatuki様、ご無沙汰しております!
ようやくというかやっとというか、C.BasicもCG対応することが出来まして、日々Casio漬けになっております。(^^)
その移植の大きなきっかけの一つがあのシダグラフィックスであったというのは知る人ぞ知る内緒の話ではありますが、
CGシリーズはその(電卓としては)高解像度カラー表示を活かすとなるとグラフィックス分野はかなりの重要項目なので、
シダグラフィックスはとてもよいサンプルプログラムとなりました。
とても有意義なプログラムのネタを本当にありがとうございました!

昨年はHP PrimeとHP 50Gがakatuki様のプログラムを動かしただけの一年になってしまいましたけど、(^^;
akatuki様の目の付けどころがとっても秀逸なので今年もご期待しております。

今年もよろしくお願いいたします。(^^)



藤堂様、こんにちは!
>邪道と言われるかも知れないけど、日本語表示化、初心者でも扱えるように、プログラムコマンドを英語、日本語切り替えが出来れば、壁も低くなるんですけどね。※マニュアルを開く回数が減る。

今のところは、基本機能の拡充で手一杯なのですが、
将来的にC.Basic for CGで日本語表示が出来るようになればと考えています。(^^)

CASIO以外の電卓では、SHARPのEL-509Tを買ってみたりしたのですが、ドットのデカさが逆に見やすいかもと思ったりもしています。
電源OFFで履歴が消えないのもポイント高いですし、それなりに使える電卓になりそうです。

今年もよろしくお願いいたします。(^^)

akatuki さんのコメント...

藤堂 様 新年明けましておめでとうございます。
当方こそ、よろしくお願いいたします。

> 邪道と言われるかも知れないけど、日本語表示化、初心者でも扱えるように、プログラムコマンドを英語、日本語切り替えが出来れば、壁も低くなるんですけどね。※マニュアルを開く回数が減る。

この辺りのお言葉、考えさせるものがあります。
後で記事にまとめようと思いますので、少し猶予を。

fx-CG500、海外ではお安いのですが、

> http://www.casioeducation.com/products/calculators/graphing/fx-cg500
> fx-CG500 $149.99-でした。

日本では販売されておらんので、並行輸入品になってしまいますネ (たかーい)。

https://www.amazon.co.jp/Touchscreen-Stylus-Graphing-Calculator-fx-CG500/dp/B0727XX94K/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1514888008&sr=8-1&keywords=fx-cg500

まあ、fx-CG500はキーボード面が小さく、どちらかというとスタイラスペンによる操作を指向しており、それが日本で販売されない理由なのか、などと思ったりして。
でも、大量に売れないからといって、国内販売を見合わせるというのは、少しカナシイのであります。

akatuki さんのコメント...

Sentaro 様、謹賀新年であります !

> ようやくというかやっとというか、C.BasicもCG対応することが出来まして、日々Casio漬けになっております。(^^)

その熱心な作業の成果で、カラー対応のC.Basic for CG が上梓されました由、お慶び申し上げます !

> CGシリーズはその(電卓としては)高解像度カラー表示を活かすとなるとグラフィックス分野はかなりの重要項目なので、

なのよねぇ。
「儂は、この日本と心中です」 (「日本沈没」田所博士の言葉)のように「儂はHP50Gと ...」と言えればカッコいいのですが、HP50Gを使っていると、解像度がショボく見えてしまう ... 。
一方、fx-CG50を買おうにも、実は単に財布が軽いだけという有様。

> 昨年はHP PrimeとHP 50Gがakatuki様のプログラムを動かしただけの一年になってしまいましたけど、(^^;

CASIO Add-On開発最先端のSentaro様で、C.Basic for CGという業績に掛かりきりであり、横から茶々を入れるようにプログラムを出したりして、内心、申し訳ない様に思うのであります。
C.Basic for CGも一段落されました様で、これから、他の電卓にも手を出していかれたら、と。
TI-84 plus (だったかな ?)もありましたネ。

> 今年もよろしくお願いいたします。(^^)

当方こそ、今年も宜しくお願い申し上げます !

やす (Krtyski) さんのコメント...

akatuki様
藤堂様、
sentaro様

皆様、新年明けましておめでとうございます。
(こんなに遅れてすみません。松の内なので許してネ!)

やはりココは心のふるさと、私の電卓プログラミングの原点だと思います。
sentaro様がお書きになっているように、シダの葉グラフィックスが C.Basic for CG の背中を一気に押してくれました。純正Casio Basicでの描画の時間のかかること、かかること、それを見てヨッシャァーと思って頂いたようです。

11月に C.Basic for CG が登場して、私はニコニコの毎日です。その気持ちを表現したのが今年のお年賀記事になりました。
http://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-634.html
このワンコは、実は私です!

PCでのプログラミングでもカラーグラフィックスに全く無頓着だったので色の表現の知識が全くないのですが、今この歳で改めてRGBとはHSLなどを理解するためにプログラムを書いて楽しんでいます。
取り敢えずRGBを弄ると色が変化するプログラムを書き、それを触っているうちに色々な理解が進むといった、妙な遊び方になっていますが、これこそがプログラミングの醍醐味かも知れません。

理屈通りにロジックを実現するプログラムを取り敢えず作り、それを教材にして実際の色表現の変化の具合を勉強するといった感じ...う~む、うまく伝わるでしょうか?


ところで藤堂様、fx-CG50 は Amazon USAだと日本への送料込みで $102.45 でした。
http://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-172.html

C.Basic for CG は、現在外字フォントの導入プロジェクトが進行中です。いずれ次のようなコードが実現しそうです。

Locate 1,1,"謹賀新年"


今年もよろしくお願い致します。



藤堂俊介 さんのコメント...

ついにそこまで下がったんですね。そこまでできりなら、日本でも、¥14,800でも出せそうな気がします。

Sentaro さんのコメント...

akatuki様、こんにちは!

>その熱心な作業の成果で、カラー対応のC.Basic for CG が上梓されました由、お慶び申し上げます !

予定よりも遅れに遅れましたので恐縮することしきりです。


>「儂は、この日本と心中です」 (「日本沈没」田所博士の言葉)のように「儂はHP50Gと ...」と言えればカッコいいのですが、HP50Gを使っていると、解像度がショボく見えてしまう ... 。

HP50Gはその頑丈な感じがいつまでも持ちそうな安心感がありますね。
HP最後のRPLグラフ電卓でもありますし、ある意味、ずっと息の長い機種になりましたよね。(^^)


>一方、fx-CG50を買おうにも、実は単に財布が軽いだけという有様。

やす様の価格チェックにもありますように個人輸入であればかなりリーズナブルになってますし、燃費も良いので、ぜひ。(^^)


>CASIO Add-On開発最先端のSentaro様で、C.Basic for CGという業績に掛かりきりであり、横から茶々を入れるようにプログラムを出したりして、内心、申し訳ない様に思うのであります。

いえいえ、ひとつの大きな、とっても大きなきっかけを頂いたのでこちらこそ感謝しています。
もし、あのシダグラフィックスがなければ、C.Basci for CGはもっともっと遅れていたかもしれません。(^^;


>C.Basic for CGも一段落されました様で、これから、他の電卓にも手を出していかれたら、と。
>TI-84 plus (だったかな ?)もありましたネ。

TI-84+CEはZ80の末裔が載ってるのでZ80世代としてはかなり興味深いところで、余裕が出来ましたらそこのあたりも考えてみたいと思っています。(^^)



やす様、こんにちは!

>http://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-634.html
>このワンコは、実は私です!

うわ、そうだったんですね。(^^)
ソ○トバンクのお父さんより笑顔がいいです。(笑)


>C.Basic for CG は、現在外字フォントの導入プロジェクトが進行中です。いずれ次のようなコードが実現しそうです。
>Locate 1,1,"謹賀新年"

電卓のプログラムリストに漢字が使えるなんてHP-Prime以外では夢物語でしたけど、
CGシリーズでも射程圏内に入ってきましたね。(^^)



藤堂様、こんにちは!

>ついにそこまで下がったんですね。そこまでできりなら、日本でも、¥14,800でも出せそうな気がします。

ですよね。
fx-CG50はCG20よりも高価になる理由がないので、¥14800前後というのが適正価格かなと思いますね。(^^)
さらにケーブル抜きにして¥12800位なら海外と価格差無くなるので、グラフ電卓の普及にも良いと思うのですがどうなんでしょうかね。

藤堂俊介 さんのコメント...

 漢字を含めた日本語メッセージが出せた時には、私も日記に書きます。メーカーに日本語化はプログラム関数電卓は売れると示せれば、電器店や大学生協に行けば¥10,000以下でも売れるはずです。
 何でもスマホでできると言う方もいますが、スマホはあくまでも再現しているのであって、乾電池で、すぐに使える点です。
 メーカーも使う側も満足にする方法を提案していきましょう。

akatuki さんのコメント...

やす (Krtyski) 様、新年明けましておめでとうございます !

> やはりココは心のふるさと、私の電卓プログラミングの原点だと思います。

斯様に申されますと、かたじけない。

> 11月に C.Basic for CG が登場して、私はニコニコの毎日です。その気持ちを表現したのが今年のお年賀記事になりました。
> http://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-634.html
> このワンコは、実は私です!

イイですね !

> PCでのプログラミングでもカラーグラフィックスに全く無頓着だったので色の表現の知識が全くないのですが、今この歳で改めてRGBとはHSLなどを理解するためにプログラムを書いて楽しんでいます。

そうでしたか ! HSLって、そんなもんがあったのですね
当方、グラフィクスを描くにあたっては「取り敢えず白と黒が使えればいいや」程度でしたが、
最近では色々と「色」、「画像」についての勉強をしている所です (電卓ではなく、親分同様PCの環境ではありますが)。
まだまだ勉強ですネ !

> 取り敢えずRGBを弄ると色が変化するプログラムを書き、それを触っているうちに色々な理解が進むといった、妙な遊び方になっていますが、これこそがプログラミングの醍醐味かも知れません。
> 理屈通りにロジックを実現するプログラムを取り敢えず作り、それを教材にして実際の色表現の変化の具合を勉強するといった感じ...う~む、うまく伝わるでしょうか?

自らの書いたコードの、細かい変化を実際に目の当たりにしながら、プログラミングに対する知見が深まっていくのだと思うのです。
そうした変化が面白い。
近年流行っている「自己啓発」ではありませんが、プログラミング学習というのは、自己啓発学習であります。

> ところで藤堂様、fx-CG50 は Amazon USAだと日本への送料込みで $102.45 でした。
> http://egadget.blog.fc2.com/blog-entry-172.html

日本では、20,600円あたりから膠着しておりますネ。
ここまでとは言いませんが、せめて16,000円くらいになって欲しい。

> C.Basic for CG は、現在外字フォントの導入プロジェクトが進行中です。いずれ次のようなコードが実現しそうです。
> Locate 1,1,"謹賀新年"

おおっ、コレは !
何だか、スゴイ事になりそうです。"My God, It's full of 'Functions' !"ですネ。
藤堂様の申される「日本語ガイダンス」とまでは行かないでしょうが、プログラムの日本語表示は、プログラム使用の利便を向上させる事につながり、日本語表示が実装されれば、かなりの実用性が期待されます。


当方こそ、今年もよろしくお願い致します !