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2025年7月10日木曜日

【速報】fx-CG100、遂に日本上陸 !

 先日、「このページなのか ?」と推測のリンクアドレスを上げましたが、2025-07-10, 遂に出現してしまいました ... !

https://www.casio.com/jp/scientific-calculators/product.FX-CG100/

ClassWiz CG というブランドで登場、ちょっとお値段は高めの様子。

いや、思っていたより早くの"上陸"でありました。
これで、fx-CG50 のファームウェア更新はなくなったのでしょうか。残念 ...

  今回は速報なので、以上 !

 追記 on 2025-07-14

そういや、CASIO 電卓の一覧をみて、面白い事に気付きました。

https://www.casio.com/jp/scientific-calculators/#program

先頃、生産完了品となった fx-CG50 ですが、生産完了品になると「オープン価格」になるのネ。
逆に言えば、「オープン価格」にならない fx-5800P は、当面生産が継続される、という見方ができそう。
ClassWizの関数電卓が出ても、programmable な fx-5800P の代替にはならずで、生産が継続されるのも納得ではありますが、個人的にはSolverを改良するとか、やって欲しいの ... 。
 

2025年3月19日水曜日

アメリカで fx-CG100 が Coming soon になっているとの話

 以下の X ポストによりますと、アメリカで fx-CG100 が Coming soon になっているとの事です。

ref. https://x.com/sekara_kurabu/status/1899817712702071008

ここからたどると、アメリカ・CASIO Education のページには、グラフ電卓の一覧が出ております。

ref. Graphing Calculators - casioeducation.com
https://www.casioeducation.com/graphing-calculators

上記ページには、 

  • fx-CG500 PRIZM CAS
  • fx-CG100 Classwiz CG
  • fx-CG50 PRIZM
  • fx-9750GIII Grapher

が一覧され、星取表ならぬ比較表が出ており、参考になります。
 

  • fx-CG100 ClassWiz
    ストレージ 4.5 MB, 170時間稼働
  •  fx-CG50 PRIZM
    ストレージ 16 MB, 140時間稼働

といった事も出ております。

一応、今のブランディングという事では

  • PRIZM 
  • Classwiz
  • Grapher

と考えていいのでしょうか。

そう考えると、fx-CG50 (PRIZM) と fx-CG100 (Classwiz CG) とで、spec 上の差異など「比較の対象」に当たらない、とも言えそうです。
昔は、型番が上がると、そのラインの後継製品という具合でしたから、型番をみる事で、製品の世代を推し量る目安になったのですが、
今後は「製品の持続的開発」という具合で、頻繁に新製品を繰り出すよりも、製品ライン・ブランディングを確立した上で、ブランディングのIncremental な発展をしていくのか、という見方が出来るのかも知れません。

一方で、CASIO education アメリカでは、プログラマブルな製品ラインナップはグラフ関数電卓に限られる様子。

ref. Scientific Calculators - casioeducation.com
https://www.casioeducation.com/scientific-calculators

フツーの関数電卓は非プログラマブルですね。

怠け者の当方としては「プログラム機能が欲しいなァ」などとヘタレな事を言いますが、
計算式が頭の中に入っている、あるいは、目的とする計算式をしっかりと把握している場合には、関数電卓にプログラム機能は不要ではありましょう。その意味では、関数電卓は「プロツール」ではあります。

この動向を見ていると、日本で奇跡的に販売が継続されている fx-5800P、現在の所、唯一の非グラフ電卓プログラマブルな製品ですが、今後は新製品としての需要が見込めず、という判断もあるのかも知れず。
昔の様に「大量開発、大量販売」と行かない今日の状況を鑑みるに、「製品の持続的開発」となると、製品ラインを整理し、細く、長く改良を進めつつ販売を行う、という方針なのでしょう。

電子機器製品が、以前の様に売れなくなった背景には、IT社会/スマートフォンの普及という側面が大きく影響しているのでしょう。
多くの人口が取り込まれるIT社会のprimary I/Fがスマートフォンとなり、他のディジタル機器、PCやDigital gadgetは、スマートフォンの次、より専門的な分野で利用される所となり、以前の様な繁栄は難しいのではないか、と。

サミシイなァ。



2024年8月29日木曜日

プログラム電卓について、色々と考える日々

 前のポストの所で、Sentaro様からのコメントを戴きまして、まだ、色々と考えないとならないことが多いのではありますが、少しだけ思いつきを記しておきたく。

fx-5800Pの改良について

まず、fx-5800Pの機能の一つ「数式記憶機能」について、色々と考えておりました。

fx-5800Pの数式記憶機能、マニュアルをみると、結構気になるものです。
まず、標準で、128の公式があって、これをコピーして編集したり、新規に自前の公式を導入して、ワンタッチで計算できるというものです。
こうした機能、ポケコンの頃から様々用意されておりましたが、fx-5800P秀逸な所は、ギリシャ文字やアルファベットの添字などを使って、表記が柔軟な数式を記入できる所です。一つの到達点に達したかの様なものであります。
しかし、惜しむらくは、この数式記憶機能、そこに囲まれているため、BASICからの利用が出来ない所でしょうか。
BASICでは、別途、プログラムを組めば良いのではありますが、せっかく、ここまで高度な機能があるのなら、縦断して使いたくなります。
まあ、それが難しいというのであれば、この数式記憶でSolverが使えたら、更に面白かったと思うのであります。
128個の数式、というと、結構数が多いように思われますが、1つの計算式について、複数の変量があるため、それらの変量について解いた数式を別個に入れているので、どうしても数式の本数は多くなってしまいます。
数式記憶機能でSolverで使えたら、登録する数式は一本で済みます。これだけで、大分使い勝手がよくなるはず。
欲を言うならば、複数の数式を連立されてSolverで計算できたらいいのでしょうが、そうなると、BASICの仕事、でいいのかも。関数電卓として、数式記憶機能にSolverをつけるだけで、かなり使い勝手が向上しそうです。
ついでに、登録済みの数式についての「副読本」を添付するなどの工夫があれば、学習用途としてもかなり役立ちそうな気がします。

ご一考戴きたく思う次第。

upython電卓の未来像 ?

upython 機能が多くのグラフ電卓に採用される所となりました。

ここで、いくつかの問題があると思われます。

  1. upython が電卓の機能と相互に乗り入れできない
  2.  upython の2進数計算と電卓機能のBCD計算がちがーう
  3.  upython スクリプトの入力、電卓のキーボードでは入力が面倒

1. については、「upython プログラミングの学習用」という位置付けらしく、従来のグラフ電卓機能との分離、やむを得ない所らしい。

例えば、CASIO FX-CG50にて、キーボード real time 入力の検知が出来ないのは、CASIOの方針として「ゲームにうつつを抜かしてはイケナイ」という教育的配慮らしいのですが、これは追々、変化があることを期待したいものです。
また、グラフ電卓部分では、統計処理の所で、t分布などの計算が出来るものの、これらの計算をupython で行うには、gamma function などの特殊関数の機能が必要になりますが、upython 電卓には、こうした関数の計算をするmoduleが提供されておらず、必要と鳴ったら、自前で用意しないとならない。
更に、データを収集して、それをグラフ電卓部分でグラフにしたり、計算処理したりなどですが、upythonにこのデータを持っていったりなどの作業も出来ない、歯がゆさが残ります。

2. については、電卓の計算では、多く1E100までの範囲での計算でしたが、同時に、計算精度も、その範囲内では保証されておりました。電卓側ではBCD (Binary Coded Decimal ;「2進化10進数」)による計算のため、計算精度の保証が出来た様です。
しかし、upython では 実数については2進数のdouble float で計算、もしくは、整数値は多桁整数値の利用が可能で、実数値については、1E320くらいまでは計算でき、計算の範囲は大きく異なります。同時に、2進数floatには、計算についての桁落ちの様な問題もありました。

3. については、電卓というformが根本的に抱える問題でもあり、I/Fの改良による所で、各メーカーは努力を続けております。

こうした問題点を緩和するためには、どうしたらよかんべ ?

1. ですが、upythonのmodule をリッチに追加するしか方策はなさそうです。
例えば、特殊関数のmoudleや、システムよりのmoduleを大量に追加する。
そうして、グラフ電卓部分が不要になる程度に、upython orientedを目指す方向です。

2. については、Sentaro様は「BCDモードをもたせたらいいのではないか」との言葉を寄せていただきました。これが電卓側としては「まっとうな」解決案なのだと思います。
一方で、科学技術計算、特に、sense dataによる科学定数や測定値などには、ある程度の有効桁が存在しており、計算作業の累積で、最後は最も少ない桁数の数値に寄せて、計算精度とする必要があります。そう考えると、double float でも、十分事足りる様でもあります。
幸い、整数の計算については非常に大きな桁数の計算が出来ます。うまくすれば、多桁整数を利用して、手回し計算機の様に桁数の多い計算も可能です。
この際だから、upython電卓としては、BCD計算を止めてしまってもいいのかも知れません。

3. については、電卓のformが抱える根本的な問題でもありますから、極端な話、それこそ、昔のポケコンの様な形状まで検討したら良いのかも知れません。
一方で、高度化する電卓ハードウェアに事寄せて、一つの解決策を提示できるかも知れない。
それは、Bluetooth I/Fの採用です。
Bluetoothを採用する事で、市販のBluetoothキーボードを利用して、upython scriptの入力が軽快に出来る可能性を検討できるのではないか、と。
また、昨今は、Bluetoothで接続できる感熱プリンターなんかもあります。こうしたものを使うと、計算結果やグラフィクスなどを感熱紙に印刷できたりなど、結構夢が広がりますネ !

昔のポケコンやプロ電には、PCに寄せて感熱プリンターなどの周辺機器がありました。
電卓製品になったとしても、こういったものがあったら、それなりに利便があるのではないか、と。