2019年8月31日土曜日

fx-5800Pは、「今でしょ」なのかも知れない

当方、HP35Sを持っており、たまーにキーボードを叩いたりしておりますが、Julyさんがお店を畳んでしまって以来、35Sを入手するには並行輸入品に限られます。
その35Sですが、並行輸入品のためか、国内での価格があまり値頃感があるとは言い難い状態であります。

一方、fx-5800Pは、35Sに較べて、かなりお得感があります。Amazon JPで7,000 円しないのですね。

35Sとfx-5800Pの比較を簡単に見ておきましょう。

+ 35SはRPNのキーストロークプログラム方式、fx-5800PはBASIC
+ 35Sは1+1行表示、fx-5800Pは4行表示
+ 35Sには複素数計算機能がありますが、fx-5800Pのソレは、少し物足りない ?
+ 35Sにはない、リアルタイムキー入力の機能がfx-5800Pにはあります

現状、価格の高くなった35Sを購入するならば、代わりにfx-5800Pを購入する方が断然オトク、と言わざるを得ない。

さて、先日 Sentaro様からお知らせ戴いたのですが、やす親分様のblogに、通りすがり様から「fx-5800Pの性能維持部品の供給期限が2025年まで」というハナシがあり、どうやら、永きに渡り続いていたfx-5800Pの製造も、いよいよ終盤に近づいているんではないか、との事。

当方などは、fx-5800Pに外部ストレージ、PC連携の様な機能を盛り込んだ後継機種を期待したいのですが、目下のfx-CG50の販売を眺めるにつけ、これは期待薄なのかも知れないと思い始めました。
fx-5800Pにくらべ、カラーで大型化したスクリーン。USBマスストレージクラスでPCと接続してプログラムの保存性も格段に向上している。しかも、電池の数こそ増えたものの、乾電池稼働。fx-CG50は、fx-5800Pの上位後継機なのかも知れない。

ただ、惜しむらくは、そのボディーの大きさであります。fx-CG50は高機能ではあるものの、カバンに忍ばせておくには少々大きい。先日、量販店でfx-5800Pを試用したのですが、流石に、fx-CG50ほど大きくはなかった。携帯するにはちょうどよいサイズです。その場で計算結果を得られる、実にウレシイサイズです。やす親分が海外出張の折にも蛍光しているのがfx-5800Pというのも、なるほどであります。

fx-CG50は、fx-5800Pに較べて、PCへのプログラム転送、大容量メモリ、カラーグラフィクス液晶などのウレシイ機能が充実しておりますが、昔のキャラクタ液晶のポケコン的な利用を考えるならば、fx-5800Pでも十分に答えてくれる筈です。画面は十分大きくなっており、更に、リアルタイムキー入力まで用意されているので、ポケコンゲームのBASICプログラムならば十分に作成し、プレイできそうです。fx-5800Pは、CASIO ポケコンの最終形態なのか、と思うのであります。

fx-5800Pは凝ったデザインで、ヒンジでつながる蓋が画面まわりを保護するのですが、このヒンジが少々ヤワなため、壊れやすい所が欠点だと言われております。
考えて、凝ったデザインにしたのですが、堅牢性が伴わなかったのは残念でした。
昨今、KingJim DM200は、少し本体が圧迫されるだけで液晶画面の変色が発生すると言われておりますが、fx-5800Pでは、ここまでひどい事にはなりません。
しかし、液晶の保護カバーは大切です。当方など、カバーを付けずに電卓をカバンに押し込んだら、液晶をだめにした経験があります。画面の大きい高機能電卓では、液晶保護カバーは重要であります。そこで、カバーを改善した後継機種、という方策もあって良かったのだと思います。

とまれ、fx-5800Pは大きな改変をすることなく、今日まで販売されております。それは、基本設計が十分だったからなのだと思います。
fx-5800Pの上位後継機はfx-CG50という事でいいのでしょうが、さて、fx-5800Pのコンパクトさを継承する後継機が出てくるのか、まだわかりません。
仮に出たとして、目下のfx-5800Pの価格・7,000円程度で購入できるのか、という疑問もあります。
fx-5800Pの後継機、ホントは出てほしいのですが、fx-CG50があり、fx-FD10 proがあり、という状況下で、fx-5800Pの後継機は、望み薄な気もしてきました。

そして、この10月には、いよいよ消費増税10%になります。
fx-5800Pの購入を考えている方は、今が絶好期なのだと思えてなりません。価格が十分に下落して久しいこの時期だからこそ「今でしょ」なのです。

2019年7月6日土曜日

〽 新たな 始まりの予感 ...

久しぶりにCASIOサイトを見ると、「スクール関数電卓」という製品カテゴリがある事に気付きました。
https://casio.jp/dentaku/scientific/

スクール関数電卓には、fx-530AZ、fx-710AZが掲載されております。

特にfx-530AZはfx-JP900に似たデザインで、少々気になったもので,調べてみました。

高校斡旋価格 : 3,980 yen
cf. http://www.e-net.nara.jp/hs/ojikogyo/index.cfm/10,1000,c,html/1000/buppinkounyuu.pdf

発売された時期は、以下の記事から、2015/9/2 以前であろうか、と思われます。

CASIOの電卓について。 −Yahoo! 知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10150738090

学校教育向け、という製品カテゴリが登場した事で、にわかに期待が高まるのは、おフランスで先行発売されている「Scearch電卓」であります。

fx-92+ Spéciale Collège - CASIO education fr.
https://www.casio-education.fr/products/fx-92-speciale-college

... アレッ、Scratchの語が無くなっちゃったよ ? ヲイヲイ ... 。

2019年、CASIOはやってくれるのでしょうか !?

HP Prime G2が安くなる ?

先日、HP Prime G2を4万円台で販売するショップがありましたが、今はすでに売り切れております。

HP Prime G2グラフ計算機 - Ama JP
https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B07HF6RXGG/ref=dp_olp_new?ie=UTF8&condition=new

先日、米中の貿易交渉で、一旦「和解」となったためらしく、アメリカでもHP Prime G2がおおっぴらに流通を始めた様子です。

Prime G2 available in USA - MoHPC
https://www.hpmuseum.org/forum/thread-13231.html

BestBuyでは、$150らしい。ウーム、安い !

アメリカで販売が始まったので、並行輸入業者さんも「安心価格」で流通して呉れることを強く希望します !

2019年4月2日火曜日

チョット休憩 - fx-CG50でグラフを描いてみたよ

量販店の店頭に展示されていた、fx−CG50をポチポチといじり、グラフを描いて遊んできました。
機種選定の御参考にして下さい。


1. Cardioids

Plot TypeをPolar (極座標)にして、つぎの式を設定します。

r4=1-0.8cos(0.6θ+π/4)

Shift F3 [V-Max] とキーを押して、

Tθmax = 4π

と範囲指定をして、F6 [DRAW] を押すと、Cardioids が描かれます。


2. Zhukovski

Zhukovski変換による。等角写像のグラフィクス例です。

円の中心座標を移動し、それをZhukovski変換すると、飛行機の翼の断面が描かれるのだそうですが、
詳しい理屈は置いておき、ここではグラフィクスの面白さを見ていきましょう。

最初に、つぎの変数を設定しておきます。

-0.08+0.15i → C
√((ReP C-1)^2+(ImP C)^2) → R

Plot TypeをParametricにして、つぎの式を設定します。

Xt1=Rcos T
Yt1=Rsin T

Xt2=Xt1(T)+ReP C
Yt2=Yt1(T)+ImP C

Xt3=ReP ((Xt2(T)+iYt2(T)+(1/(Xt2(T)+iYt2(T))))/2)
Yt3=ImP ((Xt2(T)+iYt2(T)+(1/(Xt2(T)+iYt2(T))))/2)

後は F3 [DRAW]を押せば、グラフが描かれます。

少々、入力する式が長いのですが、カラー表示のグラフは実にきれいです。
手元で動かせるのならば、是非ともお試し頂きたく。

2019年3月19日火曜日

HP Primeでpythonが動くとな !

【重要】

この記事の内容、今日ではいささか古くなりにけり。

以下のblog様の記事が参考になります。

 

ref. HP PrimeのPython覚え書きなのだ!
http://hangyodon.cocolog-nifty.com/hangyodon/2022/01/post-374e72.html
 

  ---

 

先日、Sentaro 様からお知らせ戴きまして、HP PrimeのXCASがpython文法に対応した事で、Primeでもpythonコードが動く様になったとの事。手元で動いているHP Primeシミュレータでpythonコードを動かしてみましたヨ。

以下、少々長いのですが。programエディタで「CAS」のチェックボックスをONにしてから入力して下さい。


#cas

## title : py_shida.py
## begin : 2019-02-23 18:44:05 

def py_shida() :
  ## window size
  WIDTH  = 320
  HEIGHT = 240

  ##  field 
  XL  = -4.0
  XH  =  4.0
  YL  =  0.0
  YH  = 11.0

  ##  反復計算の回数
  count  = 100000

  ##  シダの葉を描くよん
  cnt  = 0
  r    = 0
  px   = 0
  py   = 0
  
  while cnt < count :
    cnt = cnt + 1
    r = RANDOM()
    if   (r < 0.01) :
      x = 0
      y = 0.16*py
    elif (r >= 0.01 and r < 0.07) :
      x = 0.2*px  - 0.26*py
      y = 0.23*px + 0.22*py + 1.6
    elif (r >= 0.07 and r < 0.15) :
      x = -0.15*px + 0.28*py
      y =  0.26*px + 0.24*py + 0.44
    else :
      x =   0.85*px + 0.04*py
      y =  -0.04*px + 0.85*py + 1.6
  
    px = x
    py = y
    i = (py-YL)/(YH-YL)*WIDTH
    j = HEIGHT-(XH-px)/(XH-XL)*HEIGHT
    PIXON_P(i, j, RGB(0, 96, 0))
 
  ##  key wait
  FREEZE

#end


ンマァ、なんて長いのでしょう ! まるで某代議士のチ○ポの様な ... オゲレツ !!

それはさておきまして、OSを最新にすると、XCASがpython文法に対応したとの事で、HP Primeでpythonコードが動く様になります。HP Primeをお持ちの方は、是非ともお試し頂きたく !

なお、βではありますが、新しいシミュレータなどが、つぎの所から入手できます。


HP Prime Beta Software - MoHPC
https://www.hpcalc.org/prime/beta/


一方、海の向こうではGeneration 2nd という新型ハードウェアのHP Primeが販売されているとか。性能が向上していると ! 欲しくなっちゃったヨウ。

で、並行輸入品がないのか、調べてみましたら、一応はあるらしい。

HP Prime G2グラフ計算機 - Amazon JP
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-2AP18AA-B1S-Prime-G2%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%A9%9F/dp/B07HF6RXGG/ref=sr_1_6?ie=UTF8&qid=1552733648&sr=8-6&keywords=hp+prime+graphing+calculator

価格: ¥ 64,920 ... 高いなぁ。
しかも、アヤシイのが「256 MBフラッシュメモリ」という所。確か、G2はFlash 512 MBだったような ?

HP Prime - en Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/HP_Prime

それでも「2AP18AA#B1S」という型番が出ているので、つられてしまうのです。さて、その真相は !?

2019年1月12日土曜日

2019 Prosit Neujahr !

新年・2019年を迎えました。遅ればせながら、謹賀新年。

2018年は、高機能電卓界隈でも動きがありました。

  1. CASIO fx-CG50で、MicroPythonが動作する様になりました

    当初、フランスの教育関係者向けに限定供給されていた、GRAPH 90+E 向けのMicroPythonがfx-CG50向けにも提供、OSのアップグレードで利用できる様になりました。

  2. HP Prime のハードウェアが更新される

    Sentaro様にお知らせ戴いたのですが、HP Primeの第二世代ハードウェアが発売されている様です。

    cf. New G2 HP Prime - MoHPC
    http://www.hpmuseum.org/forum/thread-11202.html

    どうやら、MPUのクロックが高くなり、処理速度が向上している模様。
    しかしながら、流通がこれかららしく、米国でも入手が容易ではない状況です。

    また、最新のファームで、CAS環境でMicroPythonが使えるとの事。これは新旧、両方のハードウェアで利用可能の模様。
  3. フランスNumworks社のMicroPython電卓

    既に、2016年の時点で、海外では仏Numworks社のグラフ電卓が発売されているとの事。

    cf. NumWorks - The graphing calculator that makes learning math easier
    https://www.numworks.com/

    Numworksの特徴は、MicroPythonが動作する所でしょうか。計算機能などもかなりユニークです。グラフ電卓なので、関数の2D plotや、統計グラフ機能などがあります。複素数や行列の計算も用意されております。
    電卓の機能としてはかなりのものですが、各アプリケーション間でデータの共有ができないらしく、惜しい印象です。
    一方、ハードウェアの設計、OSを含めたソフトウェアも、全て公開されているので、ユーザーが独自の拡張を行う事が、原理的には可能らしい。とても興味深い製品ではありますが、果たして(高機能)「電卓」なのか ? という疑問もあります。
    オープンソースで、サイトにはブラウザで動作するシミュレータも用意されてます。興味のある方は、お試しいただきたく。
2019年も始まったばかりで、これから何があるのか。不安でもあり、楽しみでもあります。

今年も宜しくお願い申し上げます。

2018年11月20日火曜日

pomers 10周年なのだそうです

Pomeraが10周年を迎えたそうです。

https://www.kingjim.co.jp/pomera/10th/campaign/

DM200は充電池稼働になってしまい、DM30は乾電池稼働ではあるものの、RInkで、表示が苦しい。

いまこそ、DM100の新版を投ずる時期なのではないか ?

KingJimのする事ですから、鄙びた辺りからどうこう言っても始まりません。